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(3/6) 九州北部豪雨で被災した佐賀県武雄市での活動報告 vol 2 [2020年03月06日(Fri)]


ADRA Japanは
2019年8月下旬の秋雨前線による豪雨の影響で
床上浸水1,000世帯以上の被害が出た
佐賀県武雄市のお手伝いをしてきました。



01_神戸大学生による足湯_logo.jpg

[足湯の様子]



あれから半年経ちました。


2月8日におもやいボランティアセンターさん
(ADRAも協働している武雄市に開設されている民間のボランティアセンター)
がフェイスブックに掲載していた文面をご紹介します。



「2月8日土曜日のおもやいさん。

床板を剥いだり、
お引越しのお手伝いをしたり、
暖房器具をお届けしたり、
おもやいだよりを配ったり。

基本、笑顔とおしゃべりは必携。

ボランティアに頼られるペースも
タイミングもひとりひとりさまざまです。

ゆっくりだけど、
復旧してからの暮らしも安心できるように
一緒に一歩一歩です。」



皆さんどう感じましたか?



半年経った今でも床板を剥ぐ作業もあり、
現地はまだ元の生活ができない状態にある方も
いらっしゃることも分かります。


一方、私はとても暖かい気持ちになりました。


ボランティアセンターのスタッフやボランティアが
こういう方たちだったら頼りたいなぁ、
お願いしたいなぁ


と思います。


災害が発生し、
災害ボランティアセンターが開設されたり、
避難所や在宅での生活が始まり、

自ら「助けてほしい」と声をあげられる人、
情報を取りにいける人は
最悪の状況は防ぐことができるでしょう。


しかし、自ら声をあげられない人、
的確な情報を取りにいけない人はどうでしょう。


取り残され、
忘れられてしまうのでしょうか。


そうではいけないと思います。


私たちは活動の際にそういった方々を
作らないよう努力しています。


例えば被災した住民のお宅に訪問した際に

「この人だったら話してもいいかも」

「ここなら任せてみようかな」


と思っていただくか、
事務的な内容把握で終わってしまうかで
大きく変わるようにも思います。


水害から半年経った今も
まだ隠れているニーズがあるかもしれない、

という視点と

住民の方々と暖かい気持ちで接している
おもやいボランティアセンターさん、


素敵ですね。


貸し出ししていた
災害対応バス“ゆあしす号”は
1月に引き上げを行いました。

引き上げ当日、
空には大きな虹が!!


佐賀県の方々の
暖かな気持ちの表れのように感じ、
とても嬉しい出来事でした。



02_虹_logo.jpg

[引き上げ当日]



“ゆあしす号”は引き上げましたが、
足湯に使用する備品は引き続き貸し出しを行っています。



03 コスモスと_logo.jpg

[足湯を含めた集まりの様子]



大きな災害が起こる度に
その陰に隠れて


「忘れられた被災地」


と呼ばれる場所ができてしまいます。


そのような場所は作りたくない、
という思いで少しばかりのお手伝いをさせていただきました。


どうか今年もそのような場所ができませんように。



*この事業は、皆さまからのご寄付のほか、(一社)あおい福祉AI研究所、
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、震災がつなぐ全国ネットワーク
の助成も受けて実施しています。


(執筆:国内事業課 三原千佳



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(11/22) 九州北部豪雨で被災した佐賀県武雄市での活動報告 [2019年11月22日(Fri)]


ADRA Japanは9月に続いて10月も18日(金)と19日(土)に
佐賀県にある武雄市を訪問しました。



武雄市は8月下旬の九州北部豪雨で
1,000世帯以上の床上浸水の被害があった場所です。



しかし、現地で開設しているおもやいボランティアセンターのスタッフ、
そちらへ来るボランティアさん、どちらの人数も激減していました。

今年は大雨や台風が全国で頻発し、各地で甚大な被害が出ています。

その影響は否めません。

しかし、武雄市でも各世帯の家屋内片づけ作業など、
まだまだ支援を必要としています。



市内のあるお宅に伺いました。

浸水は地面から70〜80cmだったとのこと。

畳はあげられ、いまだ床下の乾燥中。

朝晩は冷え込むようになりました。

これから冬が待っています。



01 久津具区長宅_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpg

<水害後のお写真を見せていただきました>



02 久津具区長宅_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpg

<現在も床下を乾燥中です>



11月2日(土)にも武雄市にうかがい、
久津具という地区で足湯を実施しました。

「住民の方々が集ってお話できる場を設けたい」と、
主におもやいボランティアセンターと住民の皆さまで準備し、
バザー、蜜蝋ワークショップ、ハンドケアなどいくつかのブースが出ました。

その中でADRAは足湯コーナーを担当させていただきました。

足湯ボランティアとしては
西九州大学の学生、神戸大学の学生、
SPF(佐賀災害支援プラットフォーム)の方々が
お手伝いしてくださいました。



03_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpeg

<秋晴れに恵まれた>



04 西九州大足湯_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpg

<ボランティアは住民の方々の声に耳を傾けました>



足湯で聴かれた声(つぶやき)の一部をご紹介します。



「一人暮らしで買い物に行けないので息子と一緒に行っている。
1階が浸水したため今は2階で暮らしているの。
階段の上り下りが本当に大変。」(70代女性)



「肩こりや偏頭痛がひどい。
リンパマッサージに毎月行っていたけど水害で2ヵ月行ってない。
アイマスクとか首のカイロなどあったけど水害でなくなってしまった。
小学生〜高校生の4人の育児と
ビニールハウスの作業(草抜きなど)で精一杯。」(40代女性)



「みんな来てくれた人喜んではったわ、ありがとう。
被災の後から爪の形が変わったわ。
なんでやろ。
いろいろやらないといけないことがあるけど休み休みやってる。
家はフロアだけだと寒いから何とかしたいわ。」(70代女性)



この方のお宅もまだ床下乾燥中で1階はコンパネのみで寒々としていました。

冬が近づく中、厳しい状況です。



05_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpeg

<大型紙芝居を観覧中>



館内ではお母さん方手作りのカレーなどをみんなでいただき、
歌を歌ったり大型紙芝居を見たり。

笑顔たくさん、時折り涙、の会となりました。



06_ADRA Japan_ 九州北部豪雨.jpeg

<お父さんお2人でお話中>



一方、外ではお父さん方がじっくりお話中。

水害後、この地区で元々実施されていた集まりもできておらず、
久々の時間だったかもしれません。



集まった方々が帰る際、
過ごした時間が終わるのを惜しむのと
楽しんだ充実感とを合わせたような表情をされているのがとても印象的でした。



引き続き佐賀県で頑張っている被災者の方々についても
覚えていていただけると幸いです。





*九州の豪雨被災者支援事業は、皆さまからのご寄付のほか、
震災がつなぐ全国ネットワークの協力も受けて実施しています。


【Yahoo!ネット募金】
 Tポイント1ポイントから、もしくは100円からご寄付可能です。
 皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186004/



(執筆:国内事業課 三原千佳




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(10/11)佐賀県武雄市で足湯を実施しました! [2019年10月11日(Fri)]


8月下旬、
九州北部の広い範囲に秋雨前線の影響で線状降水帯が発生し、
8月28日には各地で観測史上最高値を更新する大雨となりました。

大量の降雨は九州北部を中心に甚大な被害をもたらし、
住宅への被害(全壊、床上床下浸水)は計4,300世帯にものぼりました。



ADRA Japanは現地調査の結果
支援活動を開始することにいたしました。

現地では今も地元住民によるボランティアや支援団体が
復旧のために活動していますが、
1か月以上が経過した今なお泥だしや片付けが続けられています。

武雄市では床上浸水が1,000世帯以上にも関わらず、
最近ではボランティアの減少もみられ、
現地ではボランティアセンターのスタッフ総出で
住民の方々のニーズに応えようと日々奮闘しています。



住民の方々の疲労がピークに達する中、
少しでもホッとできる時間と空間を提供するために、
ADRA Japanは足湯とお茶会を実施することにしました。

9月29日(日)に初回を実施いたしましたのでご報告いたします。



当日はお茶会担当として地元のお母さん方と、
足湯ボランティアとしてジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社様より
社員の方々にご参加いただきました。

実施場所は武雄市内の小学校。

週末は地元団体による「子どもの遊び場」が開かれており、
そちらとの同時開催をさせていただきました。

当日はあいにくの曇り空でどのくらいの方に来ていただけるか分かりませんでしたが、
開始時間前に「楽しみにしてたんですよー!」と来ていただく方もいらっしゃり、
一安心。



足湯01.jpg

(あいにくの曇り空)



「子どもの遊び場」に来ていた子どもたちを中心に、
ボランティアセンターでボランティア活動をされていた地元の方も
数名お昼休みに来てくださいました。



これまで足湯を実施すると、
ご高齢の方に多く来ていただくことが多かったのですが、
今回は子どもたちの参加が多かったため、
バスの中は「ほっこり」した雰囲気に加えて「わいわい」とした雰囲気が加わり、
キャンピングカー内でのお茶のみという非日常を楽しんでくれていました。

この日はなんとパトカー乗車体験会として警察の方も来ていて、
「あそこにいたおまわりさんイケメンだった♪かっこいいよねー!」
と女の子たちで盛り上がる一幕もあり、非常に可愛らしかったです。


お茶会.jpg

(バスの中ではお茶を飲みながらわいわい)



足湯では住民の方にお湯に足をつけていただいている間、
ボランティアが手をさすり、お話に耳を傾けます。

毎回「足湯をした日はよく眠れる」という声をききますが、
足湯は体の血行を良くし、心身共にリラックスできるため
そのような効果も出るようです。



足湯12.jpg

(小さなお子様も参加)



足湯16.jpg

(ゆったりとした雰囲気の中で手もさする)



足湯やお茶会で聴かれた住民の方々の声を一部ご紹介します。



「同級生が今回の水害で亡くなった。
友達ではなかったが、休みの日に何も手につかなくなって、
自分も何かしなければ・・と思ってボランティアに来ているの。」(50代女性)



(雨が強くなってくると)「ぼく雨好きだから
あっち(バスの後ろ側の席)に移動しない?
雨がよく見えるところに行こう?次はいつ来てくれるの?」(小学1年生)



「被災地にいるだけで疲れるんだよね。」(40代女性)



また、災害ボランティアの受け入れなどをしている
“おもやいボランティアセンター”(民間の災害ボランティアセンター)では
運営スタッフ、看護師さんが不足しています。

詳しくは以下をご確認ください。

ADRAの武雄市での足湯とお茶会は、
おもやいボランティアセンターと協力して実施しています。

https://www.facebook.com/omoyaivc/


おもやいボラセンスタッフ募集看板.jpg

(おもやいボランティアセンターには常時看板が掲げられている)



今後も現地の要望に添うかたちで開催場所を決定し、
足湯とお茶会を実施する予定です。

引き続き佐賀県についても覚えていてくださると幸いです。



*九州の豪雨被災者支援事業は、皆様からのご寄付のほか、震災がつなぐ全国ネットワークの協力も受けて実施しています。


【Yahoo!ネット募金】
 Tポイント1ポイントから、もしくは100円からご寄付可能です。
 皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186004/



(執筆:国内事業課 三原千佳





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(9/19)〜佐賀を忘れないで〜 九州北部地方の豪雨現地調査のご報告と支援活動について [2019年09月19日(Thu)]


2019年9月12〜13日にかけて、
調査のため佐賀県にスタッフ2名を派遣しました。



8月下旬、佐賀県、福岡県、長崎県を中心とする
九州北部の広い範囲に秋雨前線の影響で線状降水帯が発生し、
8月28日には各地で観測史上最高値を更新する大雨となりました。

大量の降雨は九州北部を中心に甚大な被害をもたらし、
佐賀県武雄市では床上床下浸水被害が約1,500世帯を超え、
大町町では400世帯を超えています。



油被害.jpg

(水と鉄工所からの油の両方の被害を受けたビニルハウス。大町町)



水に浸かった車.jpg

(水に浸かった車。大町町)



浸水地域.jpg

(今なお片付けが続けられている。武雄市)



ゴミ集積所2.jpg

(武雄市のゴミ集積所。大量の家電が廃棄されている。)



今なお避難所に寝泊まりをしている方、
1階が浸水したため2階での生活を余儀なくされている方など、
多くの住民の方々が普段の生活からかけ離れた生活をされています。

また、避難所に避難されている方々も日中はご自宅の片付け等をし、
夜避難所へ戻られて寝る、という生活を強いられており、
今後の家の修繕や生活などへの不安も加わって疲労はピークに達していました。



おもやいボラセン頼政さんと.jpg

(武雄市に設置された民間のボランティアセンター)



ニーズ調査北上滝地区.jpg

(浸水地域のお宅をまわってのニーズ調査)



今回の九州北部の豪雨については、
早々にメディアでもほとんど報道されなくなりましたが、
現地では今も泥だしや家の片付け等が続けられています。

現地の行政や社会福祉協議会、すでに現地の支援をされている団体も
細かいニーズの把握に努めているものの、
浸水域が広範囲に及んでいるため時間がかかっています。

復興への道のりはまだ始まったばかりです。



ADRAでは、現在実施されている支援ではカバーしきれていない
被災地ニーズへの対応を検討しています。

皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。



【Yahoo!ネット募金】
 Tポイント1ポイントから、もしくは100円からご寄付可能です。
 皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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(執筆:国内事業課 三原千佳



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