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(10/10) フォトボイス in 南スーダン・パガック 後編 [2012年10月10日(Wed)]
南スーダンのパガック村で、ADRAスタッフと村人が話をしています。

スタッフ「学校で勉強するとは、どういうことだろう?」

「卒業証明がもらえて、就職に有利になる!」
「知識を得ること、学問を学ぶこと !」


スタッフ「じゃあ、もしも学校に行けるとしたら、どのぐらいまで勉強を続けたい?」

「大学院まで!」

スタッフ「そこまで卒業したら何になるの?」

「僕は医者になりたいな」
「私は教師!」
「私はこの村のリーダーになりたい!」
「僕は会計士!」



前回ご紹介したフォトボイスの活動の中で撮影された「子どもにとって一番大切なこと」を示す写真から、特に二枚を子どもたちに選んでもらいました。彼らが選んだのは「学校」と「トイレ」。その中で全員が真っ先に「学校」の写真に注目しました。今は、その「学校」をテーマに、ADRAスタッフと子どもたちがディスカッションをしている最中なのです。


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ディスカッションの様子


スタッフ「じゃあ、この中で学校に行っている人は?」

たくさんの手が上がった中で、2人の女の子は手をあげませんでした。そのうちの1人がこう言いました。

「私は一人っ子なので、両親から食事の用意や、水汲み、薪拾いをするように言われています。本音を言うと学校に行きたいです。でも、決定権を持つのは親なので、私には何もできません。学校に行くことのできない女の子は、みんな同じような状況だと思います。」


t_pagak_2.jpg
家庭の事情を説明する女の子


スタッフ「じゃあ、私たちはどうしたらこのコミュニティーを変えて、子どもたち全員を学校に通わせることができるだろう?どうしたら親の考えが変わって、子どもを学校に通わせようと思うようになるかな?」

「う〜ん・・・」

親の考えを変える難しさを知っている子どもたちは、考え込んでしまいました。

スタッフ「もし政府が、子どもは必ず学校に通わないといけないという法律を作ったら、親の考えは変わるかな?」

「そうしたら、親は子どもを学校に通わせると思います!」

スタッフ「地方行政とNGOはこれに対して、何ができるだろう?」

「両親たちに、学校に通わせることの大切さを、ワークショップなどで教えることができると思います。」


このようなディスカッションを経て、次の日、子どもたちはADRAスタッフの前で「子どもにとって大切なことは学校に通うこと」という題でプレゼンテーションを行ないました。子どもグループの代表として発表する男の子は間違えないように、ゆっくりと次のように語ってくれました。

「子どもにとって大切なことは、学校に通うことです。私たちが学校に行くのは、学ぶためです。学校では、知恵や知識を得ることができます。しかし、親によっては子どもを、特に女の子を学校に通わせないことがあります。それは子どもに水汲み、薪拾い、食事作りなど家の仕事をしてもらいたいからです。その子どもが、家族の中で唯一の子どもだからという理由もあると思います。もし行政が、『すべての子どもは学校に通わないといけない』という法律を作ったら、親も子どもたちが学校に通うことを許可すると思います。また、地方行政やNGOは親に学校に通わせることの大切さをワークショップなどで啓発してもらえたらと思います。」


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発表する男の子


このプレゼンテーションを聞き、パガック駐在員の幸村は次のようにコメントしました。

「パガックにすばらしい学校があって、多くの男の子は学校に行っているけど、それに比べると女の子は少ないですね。確かに、政府はすべての子どもたち、男の子も女の子も学校に通わせるように指導していかないといけないですね。学校も、子どもをもつ両親に対して、子どもを学校に通わせるように啓発すべきだと思います。そして地方行政やNGOも子どもを持つ両親に対して、子どもを学校に通わせるように啓発しないといけません。そう考えると、どちらかというと、私たち大人がもっと頑張らないといけないね。
 子どもたちが子どもらしく生きるようにするのは、大人の責任です。つまり、みなさんが学校に行けるようにするというのは、政府、学校、地方行政、NGOの責任なのだと思います。今日はプレゼンテーションをしてくれてありがとう。」


フォトボイスのプログラムが終わると、学校に行きたいと話していたあの女の子が、こう語ってくれました。

「いつか、私はフォトボイスで学んだことを通して、私自身がこのコミュニティーを変えていきたいと思います。」

力強いその言葉 から、学校に通うことはできないと諦めかけていた女の子の心に、希望の光が差し込みつつあることが感じられました。


t_pagak_4.jpg
フォトボイス参加者の集合写真


次回は、場所を移して、ジンバブエでのフォトボイスの状況をお伝えしたいと思います。

(文責:事業部 石橋和博

※南スーダン事業は、(特活)ジャパンプラットフォームの助成も受けて実施しています。またフォトボイスは、アフリカで活動を行っているNPO・NGOの広報基盤の強化を目的としたパナソニック株式会社の助成「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ2012」により実施しています。

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   ・ (8/27) フォトボイス in 南スーダン・パガック 前編
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Posted by ADRA Japan at 15:37 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(8/27) フォトボイス in 南スーダン・パガック 前編 [2012年08月27日(Mon)]
さて、前回のブログでご紹介したナシールから東に約80km移動し、もう一つの事業地であるパガックにやってまいりました。
ここはナシールと比べると人口も少なく、町というより村のような環境です。


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ナシールからパガックまでの距離は日本で言うと、東京から箱根くらいです。
そのくらいしか距離は離れていませんが、パガックとナシールに住む人との間に、考えの違いはあるのでしょうか?
今回もナシールでフォトボイスを行なったときと同じく、「子どもにとって大切なこととは?」をテーマとして、パガックの人達に写真を撮ってもらいました。
前回のブログでは大人が撮影した写真を主に取り上げましたが、パガックでは日本の中学生くらいの子どもたちが撮影した写真を紹介したいと思います。

ナシールやパガックではカメラを使ったことがある人は、ほとんどいません。
そこで、まずは子どもたちにカメラの使い方を教えます。
初めて使うカメラ。
どの子どもたちも目をキラキラさせながら、撮影の仕方を学んでいました。


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カメラの使い方を学んだ後は外に出て、「ボイス」となる被写体を探して、撮影タイムです。


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思い思いに子どもたちは写真を撮っていきます。子どもたちが考える「子どもにとって大切なこと」、すなわち「自分たちにとって大切なこと」とは何でしょうか。
今回もどのような意図でその写真が撮られたか、予想しながら読んでみてください。
では、写真を見ていきましょう。


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この写真は深井戸ですね。なぜ深井戸が子どもにとって大切なのか聞いてみたところ、「深井戸からは綺麗で安全な水を汲むことができます。沼地のように汚い水ではありません。このような深井戸をもっとたくさん作ってもらいたいと思います。そうしたら、子どもたちは、もっと健康的になると思います。」とのことでした。


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この写真は日本の餅つきに見えますね。これはパガックで使われている木臼の一つです。餅つきのような感じで、臼の中に穀物を入れて、棒で砕いて粉状にします。この写真を撮った子どもは「穀物を粉状にする機械が必要だと思いますが、パガックでは一台しかありません。しかし、もっと多くの製粉機があれば、女性や女の子達が木臼を使って製粉するという重労働をする必要はなくなります」と言っていました。


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やはり、子どもが撮る写真で外せないのが学校ですね。今回も学校を撮影してくれた子がいました。学校を撮った子は「現在パガックには学校はありますが、多くの子どもが学校で勉強しているので、校舎が足りない状態です。また、女の子達は早い時期に結婚するため、学校に行かせてもらえない子が多いです。早い時期の結婚という風習は止め、女の子も男の子と同じように学ぶ機会を得る必要があります」と言っていました。
前回のナシールでも紹介しましたが、南スーダンでは女の子の結婚年齢が15歳ぐらいで、早く結婚する子が多いのです。ナシールでは大人が子どもたち全員を学校に通わせるべきだと発言していましたが、子どもたちもそのように考えていたのですね。ちなみにこの写真を撮った子は女の子でした。


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今回フォトボイスをした中で一番意外な写真がこれでした。これは何を撮影したかったのでしょうか?
撮影した男の子に聞いてみたところ、道路を撮ったと教えてくれました。その理由を詳しく聞いてみると、「パガックは雨が降ると道がぬかるんでしまうため、車での移動ができません。パガックの道路を舗装する必要があります。道路が舗装されていれば、車やトラックがパガックに来やすくなり、商品や資材などもパガックに入りやすくなると思います」とのことでした。道路一つでここまで考える子どもはすごいな、と感心しました。
日本同様パガックにおいても、道路は人や物資の流通を円滑にするため、その地域にとって不可欠のものです。道路の発展がその地域の発展を支えると言っても過言ではありません。地域の発展は経済とも直結します。子どもたちが将来、パガックに根付いて仕事を持つことを考えると、道路の舗装は今からでもしておきたい、大切なことなのでしょう。


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最後にこの写真を紹介します。家というよりは小屋ですが、いったいなんでしょうか?
皆さんは想像できますか?
実はこれは村にあるトイレだそうです。撮影した子どもに聞いてみると「パガックにもっとトイレが必要だと思います。今、パガックの子どもたちは茂みや道路の脇をトイレ代わりにしています。でもトイレがあれば衛生環境を整えられます」と答えてくれました。衛生環境にも目を向けていたのですね。たしかに衛生環境が整っていないと、病気や感染症などの原因にもなります。病気や感染症に特に弱い子どもにとっては、衛生環境をまず整えたいところなのでしょう。


いかがでしたか?
皆さんが予想していたものはありましたか?

私は深井戸や学校は予想していましたが、道路の写真だけは想定外でした。子どもとはいえども、いろいろなことを考えているのだなと思いました。
さて、次回はこれらの写真のいくつかを題材にした、ディスカッションの様子をお伝えしたいと思います。

(文責:事業部 石橋和博

※南スーダン事業は、(特活)ジャパンプラットフォームの助成も受けて実施しています。またフォトボイスは、アフリカで活動を行っているNPO・NGOの広報基盤の強化を目的としたパナソニック株式会社の助成「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ2012」により実施しています。

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   ・ (8/13) フォトボイス in 南スーダン・ナシール 後編
   ・ (7/2) フォトボイス in 南スーダン・ナシール 前編
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Posted by ADRA Japan at 15:30 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(8/17) 宮前ゴスペルクワイア様よりご寄付をいただきました [2012年08月17日(Fri)]
この度、宮前ゴスペルクワイア様より、8月4日(土)に開催されたチャリティ・コンサートによるご寄付として、チケット売上金の全額にあたる130,000円を、東日本大震災の復興活動支援のためにお寄せいただきました。

コンサート当日の様子を綴ったブログに、以下のような文章がありました。

「コンサートは、おかげさまで満席となり、
 130名の方に来ていただき、
 コンサートの収益は
 130,000円となりました。
 この収益を全額、東日本大震災へ寄付させていただけるかと思うと
 どれだけ感謝しても、感謝しきれません。」

このような謙虚な思いでお送りいただいたご寄付を、復興への歩みを支えるために、大切に使わせていただきます。

ご支援をどうもありがとうございました。

(文責:支部長 浦島靖成
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Posted by ADRA Japan at 18:04 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(8/13) フォトボイス in 南スーダン・ナシール 後編 [2012年08月13日(Mon)]
前回のブログでは、ナシールの人たちが写真を撮り、思い思いに子どもにとって大切なこととは何かを教えてくれたことをお伝えしました。今回はその写真を元にしたディスカッションの様子をご紹介します。

まず、ナシールの人たちがADRAスタッフを前にして、子どもにとって大切な水、食糧、病院、教育に関してプレゼンテーションをしました。ADRAスタッフはその発表を聞き、ナシールの人たちとディスカッションを行ないました。その中でも特に活発な意見が交わされたのが、教育についてでした。

教育分野の発表者は人生経験豊かな、高齢の男性2人でした。


photo1.jpg
発表する男性


「私たちは教育が子どもたちにとって大切だと思います。子どもたちが学校で学ぶということはとても大切なことです。学校に行かず、マーケットで一日をすごすことがあってはなりません。木の下で勉強をするのではなく、雨季や砂嵐があっても勉強ができるように校舎を建てて子どもたちに学ぶ機会を与える必要があります。」

ADRAスタッフからは鋭い質問が投げかけられます。

「しかし、ナシールの多くの女児は学校に来ないで家にいます。また南スーダンでは女性の婚期が早いです。どのように彼女たちを学校に来させることができますか?」

「女性は初等教育を終えなければ結婚できないようにしたらいいと思います。私たちは親たちに子どもを学校に通わせるように働きかけないといけません。」


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発表者(右)とADRAスタッフ(中央)のディスカッション


「確かに、初等教育を終わらせてから結婚するようにしたらいいかもしれません。ただ、学校に行かないで、結婚するという選択肢もあるのではないでしょうか?南スーダンの文化では結婚する時に新郎の家族が新婦の家族に対して牛を贈りますし、新婦側の家族にとっては悪くないのではないですか?」

「子どもたちは学校に通わせないといけません。牛の問題ではありません。初等教育は将来への投資です。教育を受けることが将来、彼らの生活の糧にもなります。それに読み書きや計算という基本的な教育は、日常生活にも必要になることです。もし男性が女性と結婚したいのであれば、初等教育を終えてから結婚するように促したらいいと思います。」

「子どもたちが学校から脱走したりしてしまう可能性はありませんか?」

「もし校舎が建てられれば、子どもが学校から逃げ出すということはありません。子どもたちは学校に通いたがっているのに、どうして学校から逃げ出すことがありますか。」


様々な意見が飛び交ったディスカッションが終わると、フォトボイス参加者の一人がこう言いました。

「私たち一人ひとりが写真を撮り、フォトボイスを実施することによって声を挙げましたが、これは個々の意見ではなく、コミュニティからの意見です。私たちはまだ助けを必要としています。どうか私たちを忘れないでください。」


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参加者とADRAスタッフの集合写真


ADRA はこれらの意見をまとめ、次の事業形成の参考にしていきたいと考えています。
次回は南スーダン、パガック村の様子をお伝えします。

(文責:事業部 石橋和博

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Posted by ADRA Japan at 11:00 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(7/2) フォトボイス in 南スーダン・ナシール 前編 [2012年07月02日(Mon)]
前回「お試しフォトボイス」を行なってから2カ月たった南スーダン・ナシールでは、コミュニティーの人たちが歩きながら何やら話しています。


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学校に行ってみよう。
クリニックにも行ってみないか?
マーケットに行ったらいいかもしれない。

社会科見学にでも行くのでしょうか?心なしか、わくわくしているようにも見えます。

実は彼らはフォトボイスの参加者で、「ボイス」となる写真を探して撮影しているところです(フォトボイスに関してはこちら)。

今回のフォトボイスは「子どもにとって大切なこととは?」という、シンプルなテーマを題材にしました。ナシールの人が考える「子どもにとって大切なこと」とは何でしょう?気になる!知りたい!という皆さんに、今回は参加者が撮影した写真をいくつか紹介したいと思います。皆さんも、どのような意図でその写真が撮られたか、予想しながら読んでみてください。

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まずはこちらの写真から。


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大きな袋と男性がポーズをとっている写真ですが、なんでしょうか?


撮影者に聞いたところ、これはソルガムという穀物が入っている袋を撮影したとのことです。ソルガムは南スーダンで主食の一つで、大切な栄養源です。食べ物は、生きていくために欠かせないもの。特に子どもたちが食糧不足で栄養失調になってはいけない。そのためには食べ物が必要ということを伝えたかったようです。


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この写真はマンゴーですね。なぜマンゴーが子どもにとって大切なものなのでしょうか?


この写真を撮った人に聞いてみたところ、ナシールでは果実や野菜が手に入りにくい。だから、ナシールでも辛うじて育てることができるマンゴーやトマトなどが手に入れば、子どもにとって良い栄養源になる、とのこと。

ただ、この参加者によると、農業をしようと思っても種を買うお金がなく、さらに長い間生活していた難民キャンプでは食糧が無料で配給されていたため、自分で農作物を作るという機会がなかったことから、彼らの世代は農業の仕方がわからないという課題がある、ということでした。


Voice_5.jpg

これは深井戸の水を汲んでいる写真です。なぜ子どもにとって大切なものが深井戸なのでしょうか?

撮影者にこの写真を撮った理由を聞いてみたところ、安全な水があれば、子どもたちが汚い水を飲んでしまって下痢になったり病気になったりしないから、とのことでした。

日本人の私たちからすれば、日常的に使っている水道水イコール安全な水ですが、ナシールの各家庭にまで水道管は届いていません。女性や子供が近くの深井戸までタンクを持って行って、水汲みの順番待ちをして、安全な水を確保するのです。ナシールでは、子どもたちにとって生きるために必要なこととして、安全な水の確保が大切であると考えられていることがよくわかります。


Voice_6.jpg

この写真は一体なんなのか、皆さんは想像できますか?

実は、これはトイレなんです。大きな穴を掘って、その上に写真にあるような穴の開いた板のようなものをかぶせると、簡単にトイレができるという、すぐれものです。ナシールの一般家庭には通常トイレがないので、路上で用をたすことが多いのですが、そうすると、衛生環境が悪くなり、病気や伝染病の発生源にもなります。トイレがあることで、子どもたちが病気や伝染病から守られると考えると、確かに、トイレは子どもにとって大切なものであると言えます。


Voice_7.jpg

最後になりますが、この写真はなんでしょう?

子どもにとって大切なことの象徴である、この「建物」と言えば、もうお分かりですよね?この写真は学校の教室を撮影したものです。学校で勉強をすること。これは先進国にかぎらず、途上国でも大切だと考えられていることなのです。

撮影者によると、ナシールでは学校に行かずに町で遊んでいたり、盗みを働く子どもがでるので、そういうことをせず、子どもは学校に通ってほしいとのことでした。

さて、いかがでしたか?皆さんが予想したものもいくつか入っていましたか?

次回はこの写真を元に、どのようなディスカッションが行なわれたかをお伝えしたいと思います。


(文責:事業部 石橋和博


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Posted by ADRA Japan at 16:30 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(4/27) 復興支援Tシャツの販売がはじまりました! [2012年04月27日(Fri)]
温かい陽気に誘われて薄着をするなら、是非とも寄付付きのTシャツをお選びください!

完全受注生産となります。ご注文の締め切りは5月6日!お見逃しなく☆



ADRA JapanのTシャツには、「未来・夢・希望」という言葉と、ADRAロゴがデザインされています。ホームページ見本の写真は水色のボディ×黒の印刷ですが、お好みでボディは全15色、印刷は白と黒の2色からお選びいただけます。

山吹・桃色・だいだい・水色・空色・青・紺・杢・茶・赤・藍鉄・黒・えんじのボディには、白のデザインを載せるのがかっこいい!
また、白・山吹・桃色・だいだい・水色・白杢・杢のボディには、黒のデザインもおすすめです。

もちろんサイズも選べます。お気に入りの組み合わせで、あなたの1枚を手に入れてください。
ADRA Japan Tシャツの売上1枚につき、1,000円がADRAへの寄付になります。
未来・夢・希望」というメッセージはADRA Japanが考えました。
私たちの事業が地域の「未来・夢・希望」を育んでいけますように・・・。
このTシャツでADRAと、そしてADRAが復興支援を行なっている「ふるさと」とつながりましょう。

(文責:管理部 永井温子
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Posted by ADRA Japan at 15:30 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(4/26) 南スーダン・ナシールでの「お試しフォトボイス」 [2012年04月26日(Thu)]
パナソニック 株式会社の「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ2012からの助成により実施している「フォトボイスで知る住民の声」事業の続報 です。

フォトボイスとは、開発援助の事業において、現地のニーズを把握し、それを関係者に伝達するための手段として用いられるものです。現地の住民が写真を撮影し、写真を通して情報を発信します。

例えば住民たちが、村の問題だと考える写真を撮ります 。次に、自分たちが撮った写真をもとに話し合いをします。「なぜこの写真を選んだのか」、「なぜそれが問題だと思ったのか」、「誰にとっての問題なのか」などについて皆で考え、その解決策を模索していきます。写真を見るだけでは、撮影者の意図はなかなか見えませんが、自分の撮影した写真について各自がぽつぽつと話し出すことで、写真が「ボイス」となります。

この事業を計画する段階で、課題の一つとして挙がったのが、何をテーマにして住民に写真を撮ってもらうかという点でした。例えば、私たち日本人が考える「問題」は、南スーダン人やジンバブエ人にとっては「問題」ではないかも知れないし、その逆もあり得るからです。

この課題を解決する上では、現地スタッフが果たす役割が大きいのではないかと考えました。彼らはADRA Japanの事業に携わっているスタッフであるため、ともに事業を運営しているという意味では「支援をする側」であり、それと同時に支援の対象地域に暮らしているという意味では「支援を受ける側」でもあります。支援をする側と支援を受ける側の気持ちを、両方理解できる立場にいるわけです。

そこで、実際に現地の村人を対象にフォトボイスを行う前に、まず南スーダンの事業地ナシールで、6名の現地スタッフに参加してもらい、「お試しフォトボイス」を行ないました。彼らにフォトボイスの趣旨を説明し、いくつかのテーマに沿って写真を撮影してもらい、その写真をもとに話し合いをしました。このお試しフォトボイスを通して、いくつかの重要な、そして興味深い発見がありました。

そのうちの一つが、「健康を保つために必要なもの」というテーマを設定した時のことです。まず、「健康」という言葉が現地語の何という言葉に訳されるのかを確認したり、「健康である状態」、「健康でない状態」、「健康でない場合の対策」について写真を撮ってきてもらい、それをもとに話し合いをしました。写真を見たり話し合いの様子を聞いたりしていると、日本と違うところがたくさんあることに改めて気づきました 。
例えば、もし私が同じテーマを与えられたならば、薬やお医者さんの写真を撮影していたと思います。しかしナシールのスタッフの多くは食糧の写真を撮影しており、健康は医療というよりも食糧の確保に関連していると考えていることがわかりました。普段、なかなか食べ物がないという状態に陥ることがない、日本との違いを感じました。また手洗い用の石鹸、綺麗な水などの写真もありました。現地の人が、健康を保つためには、病気を治すことと同時に、病気を予防する面を重視していることがわかり、非常に興味深い結果となりました。


Photovoice1.jpg
健康を保つために必要なものをテーマに設定


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話し合いをするスタッフの様子


このように、スタッフを対象としたお試しフォトボイスを通して、住民を対象として行なう本番ではどのようなテーマが適しているのかということや、実施時の注意点などを確認することができました(本筋の課題とは別に、現地スタッフにカメラの使い方を教えるのに一苦労だったりしましたが…)。


Photovoice3.jpg
VCTカウンセラー、Nyamaiへのカメラの使い方講習(これは講習を受けたスタッフが撮影してくれた写真ですが、写真左上、ばっちり指が写りこんでしまいました。。。)


また、この機会に、これまで一緒に仕事をしてきたスタッフたちが、どのような信念や夢を持ち、ADRAの仕事に取り組んでいるのかを改めて知ることができたことも、一つの大きな収穫でした。


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公衆衛生啓発ファシリテーターStephenにとって大切なもの、家族


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HIV/AIDs啓発ファシリテーターPeterの将来の夢、医者になること


独立して間もない南スーダンには様々な「問題」があることを、ADRA Japan スタッフも、現地の南スーダン人も認識しています。
フォトボイスは、今後住民が、村づくりや村の発展に携わる中で、どのようにそこに存在する問題を明確化し、それを現地の行政などに伝達し、協力をしていくか、その方法を手にすることを目指しています。

*南スーダン事業は、(特活)ジャパンプラットフォームの助成も受けて実施しています。またフォトボイスは、アフリカで活動を行っているNPO・NGOの広報基盤の強化を目的としたパナソニック株式会社の助成「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ2012」により実施しています。

(文責:南スーダン事業担当 内田順子


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Posted by ADRA Japan at 14:45 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(4/2) 函館三育小学校の子どもたちが募金活動を実施してくださいました(後編) [2012年04月02日(Mon)]
3月14日、函館三育小学校(北海道函館市)の子どもたちが、東日本大震災復興支援のために、函館市中心部のデパート前にて、募金活動を行なってくださいました。
前回のブログでは、函館三育小学校校長先生からのお手紙を紹介させていただきました(前編ブログはこちら)。

後編の今回は、募金活動をした子どもたちの感想文の一部と写真を紹介させていただきます。


【募金活動をした子どもたちの感想文】*学年は2011年度

 私は、募金活動をしてみて、寒かったけど東北の人たちのために呼びかけることで、自分は寒くて損してるみたいでも、だれかのために働く大切さを学びました。
 募金をしてくださる人の中には、私たちに「かぜをひかないように気を付けてね。」と声をかけてくださる人もいてとてもうれしかったです。
 震災から1年がたって、あまり被害のなかった私たちが常にこの出来事を考えておくことが大切だと思いました。
(Tさん 5年生)


 ぼくは、今日、募金活動をする前は心配でした。何でかというと「お金を入れてもらえるかな」と思ったからです。でも、本当はお金とかそういうのは心のすみに置いておいて、東日本で被災されて苦しんでいる人たちのために募金を行っているという気持ちの方が大切なんだということがわかりました。
(Kくん 5年生)


CIMG2780.JPG


 わたしは、ぼ金かつどうで、人のことをかんがえることができました。
 さいしょは、Yさんにことば(募金活動のときの掛け声)をおしえてもらいました。でも、とちゅうからはじぶん一人でいえるようになりました。
 いろいろな人がぼ金をしてくれました。そのお金が、ひさいちの人たちのためになるかなーとおもいました。まだ見つかっていない人がいます。かぞくをなくした人もいます。その人たちのためにお金がつかわれるといいなとおもいます。
 千円入れてくれた人もいます。入れてくれた人にかんしゃしたいです。
(Mさん 1年生)


 三月十四日にぼ金かつどうをしました。
 さいしょはへいきだったけど、やってみたらとてもさむかったです。でも一生けんめい、声がかれるぐらいがんばりました。そしたら、たくさんぼ金をしてくれました。
 ぼ金きんをする人は、とてもさむい思いをしているんだなということがわかりました。
 ぼくは、お札が好きでお札を見たらすぐはんのうしてしまいます。お母さんから「お金に反応しすぎだよ。」と言われて、てれてしまいました。
 もし全国の人が一人一円でもしたら一おく二千万円もあつまります。
 たくさんぼ金をしてくれた人にかんしゃしたいです。
(Uくん 2年生)


DSC04873.JPG


 ぼくは、募金活動でいろんなことを感じました。
 ある人が、さいふの中のお金を全部入れてくれました。その人はしんさいでひがいを受けた人が一日でも早く元の生活にもどるようにと願って入れてくれたのだと思いました。
(Kくん 3年生)


 募金活動をしているとき、最初は寒いとしか思っていなかったけど、いろいろな人たちがどんどん募金箱にお金を入れてくれて、「がんばってね。」や、「寒い中ご苦労様。」などと、声もかけてくださる人がいたので、なんか励まされている気がしました。そして、「東北の人たちのためにがんばらなきゃ」と思ったので、声も大きくなりました。募金に協力してくれた人たちのおかげで、少しでも東北のためになれたらいいなと思いました。
(Kさん 6年生)


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感想文からは、募金活動をすることが、被災地の人たちの気持ちを考えたり、募金活動の大変さを学んだり、募金をしてくださった人の温かい気持ちを触れたりと豊かな学びの機会になっていることがうかがえます。

寒いなか元気に募金活動をしてくれた函館三育小学校のみなさん、ありがとうございました!


ADRA Japanは、国内外での支援活動を行なうとともに、現地での活動を日本の皆さんにお伝えすることで、国際支援への啓発も行なっています。
募金活動やチャリティイベントを開催していただける方には、活動資料や展示用パネル、写真などの提供・貸出をさせていただいております。ご興味のある方は、事務局にお問い合わせください。
*WEBお問い合わせフォームはコチラから

(文責:ファンドレイジング担当 山本匡浩
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Posted by ADRA Japan at 12:00 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(3/29) 函館三育小学校の子どもたちが募金活動を実施してくださいました(前編) [2012年03月29日(Thu)]
3月14日、函館三育小学校(北海道函館市)の子どもたちが、東日本大震災復興支援のために、函館市中心部のデパート前にて、募金活動を行なってくださいました。
函館三育小学校の校長先生が、当日の様子を写真とともにご報告してくださいましたので、募金活動の様子を、前後編に分けて報告させていただきます。

まず前編の今回は、写真と校長先生からのお手紙と子ども達の声の一部を紹介させていただきます。


【函館三育小学校校長先生からのお手紙抜粋】
 3月14日(水)、雪解けが始まったとはいえ、まだ真冬日も続く函館。小雪の舞う中、午前10:30〜11:30の一時間、市内二ヶ所(丸井今井デパート前、MEGAドンキホーテ前)で街頭募金を行いました。

 雪や寒さを吹き飛ばすかのように、子どもたちは大きな声を出して募金を訴えました。午前中なのでまだ人通りもまばらでしたが、子どもたちの声に振り向き近づいてくださる方が時間を追うごとにふえていきました。
 報道取材もありました。函館新聞社は毎年来て下さっています。FMいるか(コミュニティーFM)が生放送で中継していました


DSC04889.JPG


 本校では毎年この時期、授業の一環として街頭募金活動を行ってきました。
 アドラジャパンの様々な事業のために協力してきましたが、昨年のちょうどこの時期に東日本大震災があり当初の目的を急きょ変更し東日本大震災復興支援のために募金活動をしました。その後もアドラからの情報や被災した方々、その他の支援活動団体から、東北の現状をお聞きしたり復興活動について学習したりしました。

 一時の盛り上がりや支援ではなく、今後長く続くであろう復興活動のために思いを寄せていくことが大切だということを児童に訴えてきました。


CIMG2782.JPG


 当日の朝も募金前に「募金の額が多いと嬉しいし、よけいありがたいと思えますが、自分たちがどれだけ被災地や被災した方々に心と思いを寄せ叫ぶことができるか、また、私たちの姿を見てどれだけの人たちが被災地の復興に思いを寄せて下さるかということです。」と伝えました。子どもたちは、まさに被災地の声の代わりになって一生懸命募金活動に参加していました。
以上



【子どもたちの感想】 *学年は2011年度
募金活動をした小学生の感想を、少しだけご紹介させていただきます。


 東日本大震災から約一年が過ぎました。だいぶ復興が進んだのかと思っていましたが、テレビや新聞を見て、まだ、がれきの山がいっぱいあることを知り、驚きました。
 今回、募金活動をすることで、東日本大震災の被害の大きさを改めて感じ、もう一度、「自分達のできることをしよう」という気持ちになれました。ADRAの皆さん、私にできることは少ないですが、代わりに、東北でがんばってください。 
(Uさん 6年生)



 わたしは、ぼきん活動で最初は人が全くこなくてしーんとしていたけど、声をだしているうちに人がだんだん集まってきてうれしかったです。中には、10円玉を何まいも何まいもジャラジャラといれてくれる人や、バス停の前で手をふっていて、走ってそこまで行くと、ぼきんしてくれる人もいました。大きな声でよびかけると、それに答えるように人がきて、ぼきんしてくれたのでうれしかったです。
 寒くてひざが固くなったけれども、このぼきん活動をしてよかったと思いました。
(Tさん 4年生)



子どもたちの感想からは、募金活動をすることが、被災地の人たちのことを考えたり、見知らぬ人たちの優しさに触れたりといった学びの機会になっていることがうかがえます。
元気に募金活動をしてくれた函館小学校のみなさんありがとうございました!


ブログ後編では、さらに多くの子どもたちの声を紹介させていただきます。


ADRA Japanは、国内外での支援活動を行なうとともに、現地での活動を日本の皆さんにお伝えすることで、国際支援への啓発も行なっています。
募金活動やチャリティイベントを開催していただける方には、活動資料や展示用パネル、写真などの提供・貸出をさせていただいております。ご興味のある方は、事務局にお問い合わせください。
*WEBお問い合わせフォームはコチラから

(文責:ファンドレイジング担当 山本匡浩
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Posted by ADRA Japan at 11:45 | 企業・団体連携 | この記事のURL
(3/7)【東日本】「ユニクロ 復興応援プロジェクト」で協業します! [2012年03月07日(Wed)]
ADRA Japanは東日本大震災の被災地で自立支援や雇用創出に取り組む団体として、「ユニクロ 復興応援プロジェクト」の協働NGOに選ばれました。
これまで取り組んできた支援活動が高く評価され、ユニクロ様より支援をいただくことになりました。


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2/28記者会見に登壇する事業部長、橋本(右)


このプロジェクトでは、宮城県や福島県における復興支援を中心に、ユニクロ様や地元関連団体などと協働しながら、支援活動に取り組んでいく予定です。

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今後行う復興支援の予定を発表


東日本大震災発生から1年が経とうとしていますが、ADRA Japanはこれからも継続的に被災地の復興のお手伝いをして参ります。活動の様子はブログ、メールマガジン、ADRAニュース(機関紙)などで引き続き報告していきますので、今後の活動にもご注目ください。  

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ユニクロの柳井正会長兼社長(左から3人目)と協働NGO代表ら


「ユニクロ 復興応援プロジェクト」の詳細はこちら

(文責:ファンドレイジング担当 山本匡浩
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Posted by ADRA Japan at 14:35 | 企業・団体連携 | この記事のURL