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(5/15) ジンバブエ便りvol. 48 〜世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るう今、ジンバブエはどうなっているのか〜 [2020年05月15日(Fri)]


ジンバブエの大統領は、2020年3月30日から4月19日までの21日間のロックダウンを宣言しました。

そして、まず5月3日まで、その後さらに5月17日まで延長されました。

基本的に外出は禁止で、自宅から半径5キロメートル以内であれば食糧や燃料、医療品などの必需品の購入はできますが、それ以外の外出は禁止で、違反者には罰則が科せられます。



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[語学を勉強する場所、レストランなど多くの店が無期限で営業停止]



ジンバブエでの初めての新型コロナウイルス感染者は、3月20日に保健育児省大臣から発表された38歳のビクトリアフォールズ在住のジンバブエ人です。

感染者には、英国への渡航歴がありました。

そして、2人目の感染者は翌日21日に報告された、ハラレ在住のジンバブエ人で、南アフリカ経由でアメリカ(ニューヨーク)から帰ってきた方でした。



同月24日、2人目の感染者であった著名ジャーナリストが30歳という若さで亡くなったというニュースが報道されたことでジンバブエ全土に衝撃が走りました。



死亡の背景には、本人に慢性的な疾患があり肺の腫瘍摘出手術を昨年に受けていたことに加え、当時指定病院に人工呼吸器の在庫が無かったなど、ジンバブエの医療キャパシティの限界もありました。

彼の死以降、寄付を受けるなどして、人工呼吸器は病院に設置されました。



5月13日現在での感染者累計確認数が37人、うち死者数は4人と、数字のうえでは少なく見えますが、国民の多くが見えない恐怖におびえながら生活しています。
(情報元:世界保健機関の情報報告書“Situation Report – 114”)



失業率80%以上のジンバブエで、その日を生き延びるために路上でバナナなどの食材を販売していた人たちの姿は見られなくなりました。

国から提供される保証もなく、外出禁止令で収入が得られない中、彼ら・彼女らはどのように生きているのでしょうか。



移動証明書を持っていれば、NGO関係者などは国内を移動することができます。 

以下は、スタッフが移動した時に撮影してもらった写真です(4月中旬)。



2.jpeg

[外出が禁止されている中で物乞いをする人たち。
横の看板には「BETTER THAN STEALING(人から盗むよりましだ)」とあります。]



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[移動している車両には、「自宅から5キロ範囲内で必要な買い物をしている車両」と「政府から発行された移動証明書を持っている車両」があるので、警察が一定区間で取り締まりを行っています。移動証明書を持たずに車両が走っていることもあるそうです。]



4TM.JPEG

[ショッピングセンター(TM)では、身体的距離を保つために入場制限が課せられ、入り口で待つ人が行列を成しています。]




6ンバレ、ローカルマーケット.jpeg

[営業停止になった首都ハラレ中心部近くの青空市場]



国からの保証がないと、貧しい人はさらに厳しい生活を強いられます。

上記の写真にあった「人から盗むよりましだ」の言葉には、ジンバブエの国民性がよく表れていると思います。

ジンバブエ人は、温厚で、優しく、真面目に仕事をする人たちが多いです。

挨拶では、ショナ語でマムカセイ(今日は元気?) という質問にタララセイ (私たちは元気だよ) と答え、お互いの家族の健康を確認し合い、固い握手を交わします。

ただ、新型コロナウイルスの影響で、人々は握手をやめ、挨拶代わりに靴と靴を合わせるようになりました。

そのような中で、人から盗むよりも、物乞いしてでも生き延びようとする姿は、ジンバブエ人の相手を大切にする生き方そのものだと思います。



ADRA Japanの教育事業は、2度目の延長時に規制が少し緩められたので、スタッフがフィールドに行くなど少しずつ活動を始めることができました。

新型コロナウイルスの影響が、できる限り早く収束し、みんなの不安が解消され、事業を通して、少しでも多くの人たちに教育を提供できる環境を構築していきたいです。

きっと校舎が完成した暁には、教員が子どもたちに、新型コロナウイルスへの対策を教えていくでしょう。





★新型コロナウイルス感染予防のために★

・石鹸を使いこまめに手洗いをしましょう。また、アルコール消毒液を持ち歩いて水が無いところでも手を清潔に保てるようにしましょう。
・洗っていない手で目、鼻、口を触らないようにしましょう。無意識に触っていることがあります。
・具合が悪い場合は、家の外に出歩かないようにしましょう。そして、すぐに病院で診察を受けましょう。
・毎日体温測定と自分の症状を確認し記録を残しましょう。
・咳やくしゃみをするときは、咳エチケット(マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻を抑えること)を守りましょう。
・不要不急の外出を避けましょう。
・外出する場合や自宅においても3密(@換気の悪い密閉空間A多数が集まる密集場所B間近で会話や発生をする密接場所)を避けましょう。



■COVID-19に関するウェブサイトの紹介

◆厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
◆外務省:海外安全ホームページ
◆日本国立感染症研究所:新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について
◆参考:ジンバブエ日本国大使館のHP「領事情報」 





(執筆:ジンバブエ現地駐在員 小松 洋


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Posted by ADRA Japan at 13:55 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(4/30) ジンバブエ便りvol. 47 〜教育環境改善支援 1期事業完了のお知らせ〜 [2020年04月30日(Thu)]


ADRA Japanは2019年3月から3年計画で、ジンバブエのミッドランド州ゴクウェ・ノース地区にて、教育環境の改善を目的とした事業を行っています。

2020年3月に1年目が終了したため、進捗を報告します。

今回は、@事業で建設した校舎、Aチームビルディング研修、B特別開設クラス、の順にご紹介します。



@ 事業で建設した校舎

事業を始める前は、対象となる小学校には校舎が無かったり、足りなかったりという理由から木陰の下で授業をしていました。

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ADRA Japanの事業の1年目として教室と倉庫をそれぞれ2室備えた校舎を、計3校に建設しました。下の写真は住民と共に建設したネニュンカ小学校の校舎です。

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こちらはクシンガ小学校の校舎です。

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教室内部の様子です。1教室で50人前後の生徒が、それぞれ机と椅子を使い、天候に左右されずに授業を受けることができます。

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2年目は、もう1棟の校舎に加え、教員住宅の建設も行う計画です。



A チームビルディング研修

次にチームビルディング研修の様子をご紹介します。

教育環境を改善するには学校と地域社会の協力が大切になります。

そのため、外部のファシリテーター(進行役)が、教員や学校開発委員会のメンバー(日本でいうPTA)、地域住民、行政職員の立場と役割を明確にし、住民参加型の学校運営になるように研修を実施しました。

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チームビルディング研修後、研修に参加した学校開発委員会のメンバーが中心になり、事業の内容と住民の役割を子ども達の両親や地域住民に伝え、建築に必要な砂や砂利、水を住民自らの手で集めてもらいました。

手で運ぶ人もいれば、ロバや牛等の家畜を使い、二輪車を引いて運ぶ人もいます。

写真4.jpg



一方で、ボランティアの家庭訪問を通して、教育の重要性をメッセージとして伝えました。

児童労働や早期婚などの問題がある地域だからです。

家庭訪問をするなかで学校に通っていない子ども達を見つけ、家庭環境や学習の進捗状況を踏まえて、子ども達の一部を特別開設クラスに登録しました。

写真5.jpg



また、スポーツイベントをきっかけにして集まった人たちに対して、地域の子どもや大人が寸劇や歌、詩を披露し、教育の重要性を伝えました。

写真6.jpg



参加者には、教育の重要性を謳うメッセージが入ったノートやナップサックが配布されました。

写真8.jpg



B 特別開設クラス

学校が校舎などの教育施設を維持管理していくためには、学費以外の収入を増やしていく必要があります。

そこで、この事業では学校開発委員会のメンバーと特別開設クラスの子ども達を対象に、養鶏を通した生計向上活動を取り入れました。

写真は、畜産の専門家が養鶏に関する基礎知識を教えているところです。

写真9.jpg



完成した養鶏小屋に鶏が入っています。

学校開発委員会のメンバー向けと特別開設クラス向けに、2つの養鶏小屋を建てました。

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毎日日替わりで住民が鶏の管理をしています。

この品種は卵を多く生むため、毎日数十個の卵を回収することができます。

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卵の販売だけでなく、更なる収入向上を目指し、有精卵を孵化させ、雛鳥または食用肉として販売する活動も始めました。

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養鶏の研修は、特別開設クラスの子ども達にも行いました。

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孵化した一部の雛鳥を特別開設クラスの生徒に配布し、家庭で育てる取り組みも始めました。

子どもたちは自分たちの力で鶏を育てることにより、飼育方法だけでなく食や命の大切さについて学ぶことができます。

写真14.jpg



下の写真は特別開設クラスの様子です。

年齢に関係なく、それぞれの子が自分のレベルに合った授業を受けられます。

※特別クラスの詳細に関してはブログのバックナンバー「(11/20)ジンバブエ便りVol.43 今日は「世界子どもの日」 」を参照にしてください。

写真15.jpg



ここで、皆さまから支援を受けた現地の人たちの声をお伝えします。



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チリサ小学校の学校開発委員会の会長、シラス・ムウェンバさん

「木陰で授業を受けていた子ども達が、完成した校舎できれいな机や椅子を使い、安心して授業を受けられるようになりました。

また、校舎の建築に必要な砂や砂利や水を住民同士協力して集めることで、同じ目標に向かって隣人と働きながら、お互いの関係性を更に深めることができました。

マイタバーサ(ショナ語で「ありがとうございます」の意味)」



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チリサ小学校の校舎建設のアシスタント作業員、ヴィンバイ・マチドさん(写真左)

「私は6人の子どもを育てる母親です。

この校舎建設を通して専門的な技術を学ぶことができました。

この仕事がきっかけとなり、建築に興味を持ち、勉強を続けて3月末に建築の専門試験も受験しました。

試験には合格できると考えています。

私たちの文化では仕事に対する女性への制限がまだ存在しているので、私の建設作業への参加は他の女性へのモチベーションにもなりました。」



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【左下の黄色い〇がヴィンバイ・マチドさん、右上の黄色い〇がシラス・ムウェンバさん】



2年目には引き続き教育の重要性を伝えるワークショップに加え、特別開設クラスの運営、養鶏のモニタリングを行っていきます。



この事業は120人以上のスタッフを持つパートナーNGO、ADRA Zimbabweと協働で実施しています。2年目も共に知恵を出し合いながら活動を進めていきたいと思います。

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今後とも皆さまのご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

※この事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。



(執筆:ジンバブエ現地駐在員 小松 洋



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Posted by ADRA Japan at 10:14 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(4/7) ジンバブエ便りVol.46.〜ジンバブエの経済政策に翻弄される人々〜 [2020年04月07日(Tue)]


国に現金がない。

日本にいるとなかなか想像がつきませんが、その現実は深刻です。

街中では当然のことながら、空港においても、両替はどの通貨からもできません。

ジンバブエで流通している現金であるボンドノートが手に入らないとなると、一般的に支払いに利用されている電子マネー、Eco cashなどを購入する必要がありますが、そのためには携帯電話のシムの購入が必要です。

シムの購入に使える通貨はボンドまたは暫定通貨RTGSドルのみ。

シムを購入するための通貨が手に入れられません。

ツテや知り合いがいない人は、見知らぬ誰かにシムを購入してもらうなり、ボンドノートを恵んでもらうなりしない限り、ジンバブエでの生活をスタートできません。

2009年には100兆ジンバブエ・ドルが発行されるほどのハイパーインフレーションに陥り、その後、米ドルが流通して落ち着いていたジンバブエで何が起こっているのでしょうか。



複数基軸通貨制(複数外貨制)



2009年、ハイパーインフレーションが起こったジンバブエ・ドルの発行が停止され、米ドルと南アフリカ・ランドが法定通貨として導入されました。



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[かつて使用されていたジンバブエ・ドル札]



その後、2015年、ジンバブエ・ドルが公式に廃止され、米ドル、南アフリカ・ランドに加え、新たに日本円、中国元、豪ドル、インド・ルピーが法定通貨として導入されました。

翌2016年、さらにユーロ、英ポンド、ボツワナ・プラを加えた9通貨が法定通貨として採用されました。

一時、かつてのハイパーインフレーションは解消されましたが、2004年以降続いていた貿易赤字や米ドル高と相まって、米ドル現金不足の原因の一つとなっています。



ボンドノートとRTGSドルの導入



2016年11月、米ドルの現金不足を補うため、米ドルと等価交換されるボンドノートが導入されました。

ボンドノートは2ドル紙幣と5ドル紙幣の2種類で、ジンバブエ国内でのみ使用可能、国際取引には利用できません。



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[ボンドノートの2ドル紙幣と5ドル紙幣]



2019年2月には、十分な外貨準備がない中、ジンバブエ中央銀行が暫定通貨RTGSドルを導入し、さらに同年6月には暫定通貨RTGSドルを唯一の法定通貨に指定し、米ドルなど外国通貨の法定通貨としての利用を禁止しました。

RTGSは即時グロス決済(Real time gross settlement)の略で、現在、支払いの多くはRTGSドルで行われています。

RTGSドルは2ドルと5ドルの紙幣(ボンドノート)があり、それ以外は電子マネーの運用となっています。

電子マネーは会社によりEco cash、Tele cash、OneMoneyなどありますが、90%以上の国民がEco cashを利用しています。

今の日本に置き換えてみると分かりやすいかもしれません。


↓↓クリックで画像が大きくなります↓↓
現金_電子マネーの図.png

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[買い物はEco cashが最も一般的。レジ前に振込先の携帯電話番号が記載されており、携帯電話を使ってEco cashを通してその場で送金する。]



米ドルの利用は法的に禁止されましたが、大使館やNGOの利用は、現在のところ例外的に許可されています。

つまり、現在実際に使われている通貨は、RTGSドル、米ドルになり、支払い方法としては、現金(ボンドノート)や電子マネーの他、銀行送金やデビットカード等が可能です。



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[米ドルの取引は一般的には違法のため、米ドルが使えない店も多い]



ボンドノート(Bond)、RTGSドル(RTGS)、米ドル(USD)



2016年11月にボンドノートが導入されたときには米ドルと等価、1 USD = 1 bondでした。

また、RTGSドルが導入された2019年2月には、1 USD = 2.5 RTGSと設定されました。

それが、2020年4月2日現在、おおよそ1 USD = 28 bond= 37 RTGSにまでボンドノート、RTGSドルの価値が下落し、通貨の序列はUSD > bond > RTGSとなっています。

多くの支払いがRTGSドルで行われている一方、商品の価格の多くは米ドル建ての価格設定となっています。

中央銀行の公式レートは発表されていますが、実際のレート設定は店舗によって様々であり、物品やサービスを購入する客は、あくまで店の言い値を支払うのみです。

通常、現金での支払いは電子マネーでの支払いよりお得です。

電子マネーでの支払いも、どの会社の電子マネーで支払うのかにより、レートは変わってきます。

また、米ドル現金での支払いが通常一番安いですが、法的には米ドルの利用は禁止されているため、店舗によってはRTGSドルでの支払いよりもレートを高く設定してくる場合もあります。



銀行と現金



一般的に、銀行口座のボンドノートの引き出し、銀行口座への入金をすることはできますが、ボンドノートの引き出しは一人当たり1日100ボンドまで、1週間で300ボンドまでと制限があります。

一方で、銀行口座から米ドル現金を引き出せるのは大使館、国連機関、NGOおよびそのスタッフのみであり、例えばADRA Zimbabweでは約10事業が稼働しているにも関わらず、引き出し額は合計で1日10,000 USDまでと制限があります。

また、スタッフの1日あたりの引き出し可能額は、1,000 USDのみとなります。

事業内のみならず、事業間でも業者への支払い等を調整しないと、業者への支払いが滞ったり、支払いができないという事態が容易に起きてしまいます。

ADRA Japanのフィールド事務所があるチテケテには銀行がないため、銀行から現金の引き出し等を行いたいときは、車で約4時間かかる別の都市まで行く必要があります。

このように、銀行に、物理的にアクセスが容易でないことに加え、一日に引き出せる額に限度がある、銀行の信用度の下落により、多くの人が銀行にお金を預けなくなっています。



庶民の経済状況



大使館やNGO職員の給与は米ドルで支払われている場合も多いですが、国の行政職員をはじめ、多くの国民は給与をRTGSドルで受け取っています。

この1年間で40倍近く価値が下落したRTGSドルですが、国民が受け取るRTGSドル給与額はこの1年でせいぜい2倍か、ほとんど変わりません。

例えば2019年2月に500 RTGS (=200 USD)もらっていた人の給与は、1年後の現在でもせいぜい1,000 RTGS (=27 USD)です。


↓↓クリックで画像が大きくなります↓↓
インフレの例.png
        
紙幣の数は2倍になっているように見えますが、価値は1割程度になってしまっています。

一方で、物の値段はレートの変動によりRTGS額で値上がりしています。

例えばパン1斤の値段はRTGSドル額で見ると、2019年1月の2.5 RTGS (=1 USD)から1年後には37 RTGS (=1 USD)に跳ね上がっているのです。

RTGSドルでは給料は減り、物価は急激に上がっています。

米ドルベースでは変わらないのですが、米ドルにアクセスできない庶民の経済状況は非常に厳しいものとなっています。


↓↓クリックで画像が大きくなります↓↓
インフレの例02.png


別の例を挙げると、2019年11月7日に私が購入した1 GBのData bundle(インターネット通信費)は20 RTGSでした。

翌朝、価格をチェックすると、たった1日で、1.2 GBが50 RTGS、600 MBが30 RTGSと大幅にRTGS価格が変更されていました。

RTGSドルへのアクセスのみしか持たない国民にはとても残酷な状況です。

日中は電気が一切来ないゴクウェ・ノース地区。

夜、電気が来るのは10:00pm以降のため、日の入り後はどこのお店も真っ暗です。

そんな中、どんなに小さなお店でも、お菓子一つを買うのにも、携帯電話による電子マネーシステムでの送金が行われていました。

この一年で価値が暴落した電子マネーに翻弄される庶民。

そのままの形で手元に置いておいても、いつその価値がなくなるかわからないため、人々はなるべく貨幣・紙幣や電子マネーではない形、例えばヤギ等に変えて、保持するようになっています。

事業地では多くの買い物が物々交換で行われていました。

このようなインフレを引き起こしている現在の現金不足は、独立以降の脆弱なガバナンスや数々の経済政策の失敗に加え、政府役人による賄賂や汚職も大きな要因の一つです。

元々教育水準は高いジンバブエの人々が、インフレに翻弄されることなく、またしっかりと自国の産業で収入を得て生活していくことができるようになることを願わずにはいられません。



綿花.png

[ゴクウェ・ノース地区の綿花畑]



(執筆:ジンバブエ事業担当 堀真希子)



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Posted by ADRA Japan at 13:49 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(1/21) ジンバブエ便りVol.45 〜人々の生活を圧迫するインフレと水・電力・食料の不足〜 [2020年01月21日(Tue)]


皆さん、こんにちは。
ジンバブエ事業担当の堀です。



私は普段、東京本部にて
ジンバブエ事業をサポートしていますが、
2019年11月に事業視察のため、
ADRA Japanが教育支援を行っている
ジンバブエのゴクウェ・ノース(Gokwe North)地区を訪問しました。



ゴクウェ・ノース地区は首都ハラレから車で7時間ほどの場所に位置します。



昨今のインフレと現金不足により
国内での両替は一切できないと聞いてはいたものの、
いざハラレの空港に降り立ち、両替所を覗いてみると、
掲示版には主要通貨のレートが示されているにもかかわらず、
USDをはじめ一切の通貨の両替ができませんでした。



国内に現金がないという事実を突きつけられました。



2019年に入り急速に進んだインフレは深刻であり、
一般市民は外国通貨が使えなくなり、
国民は2000年代に経験した超ハイパーインフレの再来を恐れています。



2019年2月に導入された暫定通過RTGSドルは、
当初米ドルと1 USD = 2.5 RTGSドルとされていましたが、
11月にはもう1 USD = 約20 RTGSドルにまで跳ね上がり、
米国通貨を取得できない人々の生活は非常に厳しくなっています。



国全体としての問題であるインフレに加え、
7-8時間車を走らせて向かった事業地、
ゴクウェ・ノース地区では、水不足、電力不足、食料不足が深刻でした。



学校建設を行っている小学校では、
資材のコンクリートに使用する水を、
近くの井戸からバケツに汲み、
徒歩で往復して運んでいました。



ADRA_1_DSC_0021.JPG

[バケツで近くの井戸から水を運ぶ]



チリサ小学校近くのダムからは水がなくなり、
干上がった大地が横たわっています。



ADRA_2_干上がったダム.JPG

[干上がったダム]



クシンガ小学校近くの川も干上がり、
延々と、水のない川底が見えるだけです。

住民はその川底を掘り、
わずかに染み出してくる水を
バケツで汲み上げて生活用水として使用しています。



ADRA_3_IMG_20191107_124959.jpg

[干上がった川]



ADRA_4_IIMG_20191107_125125.jpg

[川底を掘り、染み出す水を汲む]



川が近くにないチリサでは、
村で唯一の井戸が、
約1,000世帯の住民の生活を支えていました。



半径にして約15km。



一番混んでいる夜8時頃、
井戸に水を汲みに行ったら、
水を汲んで家に帰ってこられるのは朝4時頃とのこと。



徒歩で往復3時間かかる道を、
水の入ったバケツを持って歩くか、
ロバにひいてもらわなければなりません。



ADRA_5_IDSC_0152.JPG

[井戸に群がる住民]



井戸は手動のポンプ式で、
住民が絶え間なく水を汲み続けていました。



ジンバブエの大地の下には
石炭が多く含まれているため、
井戸水にも硫黄成分が溶け出し、
また塩分も含まれます。



それでも貴重な、唯一頼れる水源。



人々の生活がまさにこの一つの井戸にかかっていました。



ADRA_6_IDSC_0175.JPG

[住民がポンプで絶え間なく水を汲み続けていた]



この水不足の原因の一つには、
例年では雨季が始まるこの時期にも雨が降らず、
源流であるジンバブエとザンビアの国境に流れる
ザンベジ川から水が供給されないということがあります。



電力が供給されるのは
基本的に夜10:00pmから朝4:00amまで。



その時間でも、
日によっては来ないことも多く、
日中は電力供給が一切ありません。



学校では小さなソーラーパネルを置いて
携帯電話を充電するなど
電力不足を賄っていますが、
決して十分ではありません。



学校へ向かう途中、
立ち寄らせてもらったスタッフの実家では、
家まで電線が引かれているにも関わらず、



「去年(2018年)の12月から電気は一度も来ていない。」



と同僚はあきらめ顔でした。



ADRA_7_IIMG_20191105_174719.jpg

[電線が通っているが、電気は約1年来ていない]



ジンバブエは電力の約70%を水力発電に頼っていますが、
ここ最近の渇水により、
水力発電による電力供給量が大幅に不足している現状があります。



ジンバブエの主食は
メイズ(トウモロコシ)の粉をひいて調理したサザ
(粉をお湯で練って作ったお餅のような、固いおかゆのような食べ物)。



それを鶏肉やヤギ肉の煮込みと一緒にいただきます。
ヤギ肉は臭みがなく、淡泊なサザの味と合い、とても美味しいです。



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[食事の支度]



ADRA_8_IIMG_20191106_142528.jpg

[サザとヤギ肉の昼食]



このサザも、以前は学校給食として
政府から各学校に支給があったものの、
食料不足により、
現在その配給は止まっており、
家から食事を持ってこられない子どもたちは
昼食が食べられません。



ADRA Zimbabweでは、
一部の学校で学校給食の提供をしています。



ランチを学校で食べられることで、
子どもたちはようやく朝と昼、
一日二食の食事が確保できます。



学校に向かう途中、
病院らしきものは一つも見当たりませんでしたが、
小さなクリニックの脇を通りました。



一般的な出産もこのクリニックで行われています。



交通手段がない地域なので、
最も遠方に住んでいる妊婦は10-15km先のクリニックまで、
臨月にもかかわらず出産のために歩く必要があります。



そのため、当然皆がクリニックまで歩いて行けるわけでもなく、
自宅で出産しようとする人も多くなってしまいますが、
政府はその危険性から家での出産は違法としています。



クリニックでできる診察は
胎児の心音チェックと血圧測定の2つのみ。



ほとんどの妊婦が出産のタイミングまで受診しません。



緊急の場合は地区の病院で
輸血等を受けることができますが、
私たちの事業地であるゴクウェ・ノース地区の面積は
7,268 ㎢と広大です。



東京都の3倍以上の面積があるこの地区で
病院は一つしかありません。



ゴクウェ・ノース地区を網羅する救急車も
この病院の1台のみ。



つまりこの1台が出払ってしまったら、
病院には自力で向かうしかありません。



緊急時に、車もない中、
それほど遠方の病院にどのように向かうのか。



想像をしただけで、
この地での出産がどれほどリスクを伴い、
命がけで行うものなのか、
と考えさせられました。



果たしてこのような環境で
自分は出産しようと思えるだろうか…。



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[ネニュンカ小学校の生徒たち]



生きていくために必要な
最低限の水、食料等も手に入らず、
また、経済破綻によるインフレが
人々の生活を脅かしている様を目の当たりにしました。



彼らの生活を支えるために、
今後私たちに何ができるのか、
改めて考えていきたいです。



※この事業は外務省の日本NGO連携無償資金協力と
 皆さまからの寄付金で実施しています。


(執筆:ジンバブエ事業担当 堀 真希子)※写真はすべて筆者撮影



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Posted by ADRA Japan at 11:07 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(12/20)ジンバブエ便りVol.44 〜教育の重要性を伝える啓発活動の紹介〜 [2019年12月20日(Fri)]


最初に、
1980年の独立から大統領に就任し
約38年に渡り政権を治めていた
ロバード・ガブリエル・ムガベ前大統領が9月亡くなりました。

日本で報道されるムガベ前大統領のイメージは、
ネガティブなものが多かったものの、
ジンバブエ国民の中には英雄として尊敬されている面もありました。

ジンバブエが今後さらなる発展を遂げることを祈っております。



さて、ADRA Japanは、
ジンバブエにて教育環境の包括的な改善を目指して事業を行っています。



今回は、7月に実施した
教育の重要性を伝える啓発活動を紹介します。

事業地であるゴクウェイ・ノース地区は
ミッドランド州にあり、国土の中心部に位置し、
全人口の大半を占めるショナ民族もいますが、
ザンビアとの国境で暮らしていた少数民族の
トンガ民族も多く暮らしています。

首都のハラレとは違い、
乾燥地帯であり、非常に暑く、
降水量も少ないので砂漠のように地表が砂で覆われています。

この地区には少数民族が多く暮らすこと、
生活環境が厳しいことから政府の開発がなかなか進みません。

そのために、学校の校舎が無いなど教育環境が整備されておらず、
また住民が教育の重要性を理解していない現状もあって、
高齢者およびその子ども世代には十分に教育が行き渡りませんでした。

一方で教育の重要性を理解している大人もいますが、
農業では十分な収入を得られず、
学費を払えないために子どもを学校に送ることを断念する家庭もあります。



そのために、
ADRA Japanは、教育の重要性を伝える啓発活動、
学校や学校に通えていない子どもたちの収入向上活動を行っています。

今回は家庭訪問をし、
教育の重要性を住民一人一人に伝える活動を紹介します。

まず、この活動に必要な地域のボランティアを募集したところ、
73人もの希望者が集まりました。

その方々に今回の活動の目的と方法を伝え、
教育の重要性が記載されたパンフレットと共に
各家庭を訪問してもらいました。



写真.1.jpg

<家庭訪問前の事前打ち合わせ>



写真.2.jpg

<教育の重要性を伝えるメッセージが入った
Tシャツを着ての集合写真(ネニュンカ小学校)>



写真.3.jpg

<実際に訪問した家庭の家(土、レンガや藁を使って作られている)>



写真.4.jpg

<赤い服を着た父親に緑の服を着たボランティアが話をしている。
左はADRAスタッフで、右奥の人は教育省の職員>



写真.5.jpg

<訪問した家庭の母親と子ども(チリサ小学校)>



写真.6.jpg

< ※ 上記写真の母親の他の子どもたち>





家庭訪問をして話を聞くと、
さまざまな家庭があり、
家庭によって教育に対する考え方や
子どもたちが置かれている環境が
大きく異なることに気づかされました。

例えば、※ 写真の母親の話では、
仕事が無い父親が、
出るか分からない金塊を見つけるために
違法である採掘場に出稼ぎに行っています。

残された家族に収入は無いので、
息子の力を借りて仕事をしています。

そのために、※ 写真の右二人の子どもは、
小学校を卒業した後、
中学校に行けず、
牛の面倒を見るなどして家計を支えています。

この家族は、
子どもを学校に送りたいと思っているものの、
収入が無いために教育を受けさせてあげることができません。



今回の調査で
合計73人のボランティアが、
949世帯を訪問し、
教育の重要性を伝えました。



家庭訪問を通して、
3校に共通した、
子どもたちが学校に通うことができない
主な原因は以下の通りであることがわかりました。


・保護者が学費を支払わない、または支払えない

・保護者の教育に対する興味関心が低い

・孤児や見捨てられた子が
預けられた祖父母や親せきの家に十分な収入が無い、
またはその子どもに対する責任感が欠如している

・女の子の早期結婚



このような原因を解消すべく、
ADRA Japanは今後も継続的に地域住民に教育の重要性を伝え、
学校の生計向上活動にも取り組み、
より多くの子どもたちが
学校に通うことができることを目指します。

また、学費を支払う家庭が増えることで
学校の収入も増え、
それにより教育環境も改善されることを期待しています。



写真.7.jpg

<現在ある建物で勉強している笑顔の子どもたち(ネニュンカ小学校)>



写真.8.jpg

<ゴクウェイ・ノース地区の事務所近くにあるバオバブの木>



この事業は皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。

今後もご支援、ご協力をお願いいたします。



(執筆:ジンバブエ事業担当 小松 洋)



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Posted by ADRA Japan at 11:24 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(11/20)ジンバブエ便りVol.43 今日は「世界子どもの日」 [2019年11月20日(Wed)]


皆さま、本日11月20日は何の日かご存知でしょうか? 



「世界子どもの日」です。



1945年に国際連合が
「世界中にいる子どもたちの認識」、
「子どもたちの福祉」、
「国際的な協力」
を促進させることを目的として制定しました。



この「世界子どもの日」にちなんで、
ADRA Japanが支援するジンバブエ共和国の
子どもたちを紹介させて頂きます。

現在、ADRA Japanはジンバブエのミッドランド州ゴクウェノース地区で
3つの小学校を対象に教育事業を行っています。

その事業の1つとして、
学校に通うことができない子どもへの
特別開設クラスを開催しています。

このクラスでは子どもたちが通常学級に復学、
又は卒業試験に合格するための学力と
将来に向けた生計向上スキルを学んでいます。



今回は支援する学校の1つ
チリサ小学校の特別開設クラスに在籍する
学力別のレベル1〜3
(レベル1は小学校1〜3年、レベル2は小学校4〜5年、
レベル3は小学校6〜7年生の学習能力)
の子どもと保護者を対象にインタビューを行いました。

その中の5人の子どもたちの特別開設クラスに入るきっかけ、
将来の夢などを皆さまにご紹介致します。



写真1「トライモア ムエンベ」_ADRA Japan_ジンバブエ.JPG

1. 名前:トライモア ムエンベくん(男子)
2. 年齢:12歳
3. 家族:8人(祖母と4人の姉妹と2人の兄弟)。数年前に両親が離婚し二人とも家を出て行った。
4. 特別開設クラス:レベル2(小学校4年〜5年生の学力)
5. 学校を中退した時期と学年:2017年・5年生
6. 中退した理由:両親が離婚し、家出したので学費を払ってくれる保護者がいなくなったから
7. 中退した時にしていたこと:親の家畜の世話
8. 趣味・好きなスポーツ:ゴスペル、サッカー(ゴールキーパー)
9. 好きな食べ物:サザ(メイズの粉にお湯を加えて練ったもの)とチキン
10. 夢:医者になって病気になった人達を助けたい
11. きっかけ:暑さや水が無い環境で住んでいる人たちが病気になることがあり、いつか力になりたいと思ったから



写真2「エマニュエル ルグワロ」_ADRA Japan_ジンバブエ.JPG

1. 名前:エマニュエル ルグワロくん(男子)
2. 年齢:14歳
3. 家族:5人(両親と3人兄弟)
4. 特別開設クラス:レベル3(小学校6年〜7年生の学力)
5. 学校を中退した時期と学年:2013年・3年生
6. 中退した理由:現金収入である農業での収入が減ったため
7. 中退した時にしていたこと:家畜の世話、木製の取っ手や調理器具(サザを作るときに混ぜる棒)を作り家庭の収入を増やすために手伝っていた
8. 趣味・好きなスポーツ:動物の面倒を見ること
9. 好きな食べ物:ライスとローストチキン
10. 夢:農業専門家
11. きっかけ:動物が好きで動物の面倒を見たり、病気を治したりすることが好きだから。特別開設クラスの養鶏事業にも積極的に関わりたい



写真3「ニェムベジ メキ」_ADRA Japan_ジンバブエ.JPG

1. 名前:ニェムベジ メキさん(女子)
2. 年齢:10歳
3. 家族:7人(母親と6人兄弟)。父親は病で亡くなった。
4. 特別開設クラス:レベル1(小学校1年〜3年生の学力)
5. 学校を中退した時期と学年:長い間通っていないので覚えてない
6. 中退した理由:現金収入である農業での収入が減ったために、学費に使える余裕が母親にない
7. 中退した時にしていたこと:家事の手伝い
8. 趣味・好きなスポーツ:伝統的なダンス(ダンベル)、ネットボール
9. 好きな食べ物:ライスとチキン
10. 夢:小さなショップを経営したい
11. きっかけ:お店を経営してそのお金を自分の子どもの子育てに使いたいと思ったから



写真4「オースィン ルフンデ」_ADRA Japan_ジンバブエ.JPG

1. 名前:オースィン ルフンデくん(男子)
2. 年齢:12歳
3. 家族:6人(母親と5人兄弟)。父親は病で亡くなった。
4. 特別開設クラス:レベル1(小学校1年〜3年生の学力)
5. 学校を中退した時期と学年:2013年・2年生
6. 中退した理由:現金収入である農業での収入が減ったために
7. 中退した時にしていたこと:家畜の世話
8. 趣味・好きなスポーツ:サッカー(ディフェンス)
9. 好きな食べ物:ライスとチキン
10. 夢:建築作業員
11. きっかけ:学校を立てられるようになりたいと思ったから



写真5「ゴッドノウズ マンギラジ」_ADRA Japan_ジンバブエ.JPG

1. 名前:ゴッドノウズ マンギラジくん(男子)
2. 年齢:11歳
3. 家族:10人(両親と8人兄弟)
4. 特別開設クラス:レベル1(小学校1年生〜3年生の学力)
5. 学校を中退した時期と学年:2016年・2年生
6. 中退した理由:現金収入である農業での収入が減ったため
7. 中退した時にしていたこと:何もすることが無かった
8. 趣味・好きなスポーツ:サッカー(ディフェンス)
9. 好きな食べ物:ティー、手作りパンケーキ(チモド)
10. 夢:看護師
11. きっかけ:自分にも耳の障害があり困っている人に医療を届けたい



子ども達の好きな食べ物の中に
「チキン」が多く上げられました。

理由を聞くと、あまり口にすることができないからでした。

また、ティー(お茶)もお茶の葉や砂糖を買う余裕が無いので、
飲みたいと思う子もいます。

日本では多くの子どもにとって当たり前の食べ物が、
ジンバブエに暮らす子どもたちにとっては貴重で、
好物であることに考えさせられます。



紹介した子どもたちは厳しい家庭環境のなかでも
希望や夢を持って一生懸命勉強しています。

ADRA Japanは引き続きこのような子どもたちに寄り添い、
彼ら彼女らの将来が少しでも明るくなるように活動していきます。

今後も皆さまの温かいご支援、ご協力をお願いいたします。



※この事業は皆さまからのご寄付と
日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。



(執筆:ジンバブエ事業担当 小松 洋




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Posted by ADRA Japan at 10:19 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(7/10) ジンバブエ便りvol.42 〜新規事業が始まりました!!〜 [2019年07月10日(Wed)]

ジンバブエのゴクウェ・ノース地区で
3つの小学校を支援する新規事業が始まりました。

この事業では校舎建築から始まり、学校運営委員の能力強化、
教育の啓発活動、学校に通えない子どもたちへの教育、
生計向上と様々な教育に関連する支援を地域住民と共に活動していきます。



このゴクウェ・ノース地区はまだまだ教育環境が厳しい状況にあります。
写真のように、教室は木の柱にワラやビニールシートを載せただけで、
雨、風、砂ぼこり等を防ぐこともできません。

教師も不足しており、子どもたちが十分な教育を受けることができていません。



ジンバブエ アドラ Zim42_No.1.jpg

<現在の校舎の様子>



そのなかで、事業の第一歩としてチームビルディング(組織づくり)
のワークショップを各学校で行いました。

行政職員、校長、教師、生徒の親、村のリーダー等、多数の方が参加しました。



ジンバブエ アドラ Zim42_No.2.jpg

<ワークショップの様子>



ワークショップのなかでは、
住民たちが持つ教育への思いや希望が次々と出され、
活発な意見交換が行われました。

子どもへの思いはどの国でも変わらず、
熱い気持ちがオブザーバーまで伝わってきました。

その後、それらの目標を住民自身の力で達成するために、
どのような役割や資源が必要なのかを話し合いました。

最後にグループで話し合いながら今後の計画を作成して全体に共有しました。



ジンバブエ アドラ Zim42_No.3.jpg

<ワークショップの様子>



ジンバブエ アドラ Zim42_No.4.jpg

<ワークショップの様子>



今回のワークショップでは地域住民が自ら目標を設定し、
そこに向けての活動に取り組める組織づくりを行いました。

今後もADRA Japanは彼ら自身の力で教育環境の改善ができるように、
彼らと共に活動していきます。

どうぞ引き続き温かいご支援をよろしくお願いします。



※この事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。



(執筆:事業部 海外事業課 上田 耕二)



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Posted by ADRA Japan at 13:23 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(5/22)ジンバブエ便り vol.41〜旅立ち〜 [2019年05月22日(Wed)]
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<<完成した校舎の中で学ぶンガザナ小学校の子どもたち>>


今からさかのぼること4年前の2015年5月、初めてネニュンカ中学校を訪れました。ワラをかぶせただけの小さな教室の中で、子どもたちが太い木の枝に座って、土ぼこりにまみれながら授業を受けていました。それから、何度もネニュンカ中学校に通い、先生たちや保護者の代表、地域のリーダーらと話し合いを重ね、2017年の3月から教育支援活動を始めました。

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<<2015年当時のネニュンカ中学校>>


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<<青と緑の校舎が教育支援活動で完成した校舎。右端の校舎は、地域の人たちの力だけで建てているもの>>


それから2年間、地域の人たちとADRAチームが一丸となって働き、様々な困難を乗り越えて、ついに2019年3月14日にここネニュンカ中学校で支援活動の終了式を行うことができました。式典には、在ジンバブエ日本国大使館の代表団やジンバブエの教育副大臣、そして、今回支援した4つの小中学校の先生や保護者の代表、生徒、地域のリーダーら総勢約700人が出席しました。40度に迫る灼熱の暑さと人々の歓喜に包まれて2年間の支援活動は終わりを迎えました。

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<<スピーチをする在ジンバブエ日本国大使館参事官の笠原氏>>


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<<完成した校舎を見て回るジンバブエの教育副大臣一行>>


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<<左からADRA Japanスタッフの橋本、ジンバブエ教育副大臣のモヨ氏、在ジンバブエ日本国大使館参事官の笠原氏、ADRA Zimbabwe事務局長のMusvosvi>>


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<<2年間の活動を祝うセブジュル小学校の代表団とADRA Zimbabweのスタッフ>>


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<<式典のために200食を超える食事を準備するネニュンカ中学校の保護者ら>>


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<<サバラ小学校の子どもたちが採取した蜂蜜を売るサバラ小学校の代表団>>


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<<蜂蜜を購入してくださった日本大使館の代表団>>


この2年間で、4つの小中学校で計8つの校舎や2棟のトイレが完成し、約1,700人の生徒が木の下や地べたで授業を受ける必要がなくなり、また、3つの教員住宅が完成して、先生たちが4畳にも満たない部屋を2人で共有して暮らす必要もなくなりました。さらに、これまで学校に通えていなかった約100人の子どもたちが通常学級とは異なる放課後学級で学べるようになり、養蜂活動を通じて学校の運営費の確保も少しずつできるようになりました。

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<<2015年当時のサバラ小学校の教員住宅。写真の男性は教頭先生>>


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<<部屋の中の様子>>


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<<新しい教員住宅(外観)>>


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<<新しい教員住宅(内観)>>



4つの学校がすべきことはまだまだたくさんありますが、学校の状況は4年前とは見違えるほど変わりました。変化は、学校の外観だけではなく、そこで学ぶ子どもたち、教える先生たち、そして保護者らの表情にも表れていました。この2年間、学校の開発や運営に深くかかわったことで自信をつけ、地域の一員であるという意識も高まったのだと思います。4つの学校は明るい未来に向かって進んでいくことでしょう。

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<<完成した校舎の中で学ぶサバラ小学校の子どもたち>>


そして、2019年3月19日から新たに教育支援活動をここ同じゴクウェ・ノース地区で始めます。これまでつちかった経験、得た学びを活かしながら、3つの小学校を3年間支援していく予定です。ジンバブエの中でも生活環境が特に厳しいゴクウェ・ノース地区で暮らす子どもたちのために、地域の人々と一緒になって一歩ずつ活動していきます。活動については、次回のジンバブエ便りで詳しくお話しさせていただきます。

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<<支援予定のクシンガ小学校の教室>>


これからの3年間も、みなさまの温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。


Zim41_No.17.jpg
<<ンガザナ小学校の子どもたちとADRA Japanスタッフ>>



※この事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。


(執筆:事業部 海外事業課 前川 龍太



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Posted by ADRA Japan at 13:17 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(4/11) ジンバブエ便り vol.40〜笑顔が広がった収入向上研修〜 [2019年04月11日(Thu)]


〜ワックス、ハンドクリームの作り方〜



2019年1月末、2年間の教育支援事業の締めくくりとして、3日間にわたり収入向上研修を4つの小中学校で行いました。

研修の講師は過去3年以上提携しているSWEET MAWUNGWEの養蜂専門家が務め、学校開発委員会のメンバー、校長・教員、特別クラスに通う子ども達とその保護者が参加しました。

研修の目的は、養蜂を通して採取した蜂蜜を使い、商品をつくるための知識や技術を身に付けることです。
当日は、キャンドル、ハンドクリーム、床磨き用ワックス、生姜の蜂蜜漬けなどの加工食品作りを行いました。


今回のブログでは、2種類の商品の作り方を説明します。

【ワックスの作り方】
  @ 蜜を採り必要なくなった巣を集める
  A 水で洗い、埃などの汚れを取り除く
  B ポットで水を沸騰させ、その中に別のポットを入れ、水と洗った巣を
    ちぎって入れる
  C 湯せんしてしばらくすると、巣が溶け始める
  D 溶けた巣(蜜蝋)を水の中に流し込む(直接流し込むのではなく、
    ざるに薄い布を引いた上から流し込むことで、余計なごみを取り除く。)
  E 水に入った液体の蜜蝋が固まり、浮いてくる
  F その蜜蝋を回収し、形を整え完成
    (販売価格:1キロあたりUSD 10.0(約1,100円))

蜂蜜を取り除いて余った巣_ADRAジンバブエ.png
蜂蜜を取り除いて余った巣

巣を溶かして黄色い蜜蝋になる_ADRAジンバブエ.png
巣を溶かして黄色い蜜蝋になる

固まった蜜蝋_ADRAジンバブエ.jpg
固まった蜜蝋


【ハンドクリームの作り方】
  @ 蜜を採り必要なくなった巣(Hive)を集める
  A 水を使い、埃などの汚れを取り除く
  B 水をポットで沸騰させる
  C 沸騰したお湯の中に別のポットを入れ(湯せん)、先ほど洗った巣をちぎり
    ながら料理油と一緒に入れる(比率は料理油150mlに対して蜜蝋500ml)
  D お湯の中から出し、少し冷めてきたら容器に流し込む
  E 30分程度で蜜蝋がクリームのように固まる
  F 販売価格:USD 2.5(約275円)

※ちなみに、料理油の代わりにエンジンオイルを使用すると床磨き用ワックスを作ることができます。また、香料や食料を使うと色や匂いの違いを楽しむことができます。

湯せんしながら巣と料理油と一緒に混ぜ合わせている_ADRAジンバブエ.png
湯せんしながら巣と料理油と一緒に混ぜ合わせる

完成したハンドクリームを一つずつ容器に入れる_ADRAジンバブエ.png
完成したハンドクリームを一つずつ容器に入れる

研修後の集合写真_ADRAジンバブエ.png
研修後の集合写真





研修が終わると、作りたてのハンドクリーム容器を持った参加者たちから笑顔がこぼれていました。


蜂の巣を使って、蜂蜜以外の商品をつくり販売することで、特別クラスに通う子どもや保護者が子ども達のノートやペン、制服、学費などの費用を一部でも賄うことができるようになります。
また、学校開発委員会のメンバーにとっては、校舎のガラスの修理や教育資材を購入する費用に充てることができるようになります。


養蜂は、蜂蜜を売ることによる収入に限らず、巣など普段は処分されてしまうようなものも利用して商品に付加価値をつけることで、さらなる収入を増やすことができます。

それがひいては教育環境の改善につながると私たちは信じています。


今後も住民に寄り添いながら、教育支援活動を行っていきます。
引き続き皆様のご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。


(本事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。)



筆者:アシスタントフィールドオフィサー ムクンブジ ヌベ(Mkumbuzi Ncube)

執筆:アシスタントフィールドオフィサー ムクンブジ・ヌベ(Mkumbuzi_Ncube).png



日本語訳:ジンバブエ事業担当 小松 洋



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Posted by ADRA Japan at 09:24 | ジンバブエ便り | この記事のURL
(12/25) ジンバブエ便り vol. 39 〜スポーツを通して教育の大切さを考える〜 [2018年12月25日(Tue)]

ADRA Japanはジンバブエで教育事業を展開しています。
今回は、2018年10月末~11月初めにかけて実施した教育の重要性を伝えるイベントをご紹介します。


事業地のゴクウェ・ノース地区では、学校に子どもを通わせない家庭が多く存在します。
その背景には、収入が少なく学費を捻出することが難しい、子どもに家畜の世話をさせたり、小さい兄弟の面倒を見てもらいたいなど様々な理由があります。

しかし一方で、そもそも教育の大切さを理解していないために、子どもを学校に通わせない家庭も多いというのが実情です。

そこで、学校の先生や保護者が話し合い、スポーツ大会を企画して、集まった人々に対して、教育の大切さを伝えることにしました。


スポーツ大会を選んだ理由は、スポーツには性別、年齢、所得の違いを超えて人々を繋ぐ力があるからです。
たとえ競技に参加できなくても、応援したり、競技者のサポートをするなど様々な形でスポーツに関わることができます。
一度にたくさんの人たちを集めるには、スポーツ大会を開催することが最も良い方法でした。

なお、サッカーやネットボール、バレーボールなど男女がともに参加できる種目を多く用意しました。
一人でも多くの人が競技に参加し、活躍できるようにすることで、コミュニティの一員としての自覚を持ち、コミュニティのために何かできるという自信を持てるようにしました。

さらに、現在支援している4校だけではなく、近隣の小中学校の参加も促すことで、普段あまり関わることのない他の地域の学校の生徒や保護者と関係を築く機会も提供しました。



写真1.女性がネットボールをする様子。.jpg
地元の女性がネットボールをする様子。当日は35度以上の気温で、砂の舞う砂漠のようなグラウンドで行いました。


写真2.バレーボールをする様子。多くの人が私服のままで参加しました。 - コピー.jpg
バレーボールをする様子。多くの人が私服のままで参加しました。



写真3.小学校の高学年生がサッカーの試合をしている様子です。 - コピー.jpg
小学校の高学年の生徒がサッカーの試合をしている様子。



試合はトーナメント方式ではなく、各チームが1試合以上参加できる形式とし、競い合うことよりもイベントに参加することに重点を置きました。

試合の合間には人々を集め、子ども達が歌やダンス、スピーチで教育の大切さを伝えました。
また、大人は劇を中心に、学費を支払うことや学校に子どもを送ることの大切さを伝えました。


写真4.子どもが詩を発表しています。 - コピー.jpg
子ども達が詩を発表していました




大人は演劇をしました。頭につけているバンダナにもショナ語とトンガ語で「制服を着ているときに、私たちは守られている」など14種類のメッセージ が書かれています。




写真6.地元の卒業生が歌のメッセージを送っています。 - コピー.jpg
地元の卒業生が歌でメッセージを送りました。



イベントは5日間開催され、合計で約2,000人が参加し、地域のリーダーや各校の校長、子ども達やその両親、警察官など地域の人々がたくさん参加してくれました。

イベントを通して、参加者が楽しみながら「教育はどうして必要なのか」と考えることで、教育の大切さが理解され、今後学校に来る子どもが増え、学費を支払う家庭が増えることを期待しています。

これからも住民に寄り添いながら、教育支援活動を行っていきます。

引き続き、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。



本事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。


執筆:ジンバブエ事業担当 小松 洋



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Posted by ADRA Japan at 13:38 | ジンバブエ便り | この記事のURL
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