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(6/19) 6月20日は世界難民の日 〜アフガニスタンの難民の場合〜 [2020年06月19日(Fri)]


2001年より毎年6月20日は、世界難民の日とされています。



難民とは、簡単に言えば、「紛争や迫害によって移動を強いられた人」のことを言います。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2019年末の時点で世界では7950万人以上が故郷を追われ、難民(他国に逃れた人たち)あるいは国内避難民(自国内で逃れている人たち)として生活しています。

その中でもアフガニスタンは、シリア、ベネズエラの次に多い270万人もの難民を出しています。

アフガニスタンでは1979年の旧ソ連侵略以来、紛争が絶えず続き、世界で最も長く難民危機が続いている国となってしまっています。



アフガニスタン難民の多くは、隣国のイランやパキスタンに避難しています。

既にイランやパキスタンで生まれ育った難民は、3世、4世にまで及んでいます。

子どもたちは、故郷を知らずに育っています。

アフガニスタンは、テロなどの内紛と干ばつなどの自然災害の頻発により、国内の情勢は落ち着くことがありません。

これに対してADRAはアフガニスタンで活動を始めた2002年以来、これまで食糧配付や保健衛生、教育など幅広い分野で人道支援を行っています。



今年は難民危機に加え、新型コロナウイルスの影響が更に困難を招いています。

2020年1月から6月までの間にアフガニスタンに帰還した難民は27万人にもなっています。

国際移住機関(IOM)のトランジットセンターにてインタビューに応えたある家族は、3年前イランへ避難しましたが、新型コロナウイルスの影響でお父さんの職がなくなり、アフガニスタンへ帰還したそうです。

難民として生活する人々は、建設現場などの日雇いの職に就くことが多く、その日暮らしをしています。

しかし現状では、その職はなくなり、生活ができなくなっています。



IOM.png

<インタビューに答えるお父さん。IOMトランジットセンターにて。コピーライトマーク OCHA Afghanistan/Linda Tom>
https://www.unocha.org/sites/unocha/files/styles/unocha_inline_w1280/public/DSC_0720-XL.jpg?itok=tKPhLsIM



ADRAは、新型コロナウイルスの影響を受けたアフガニスタンの人々に食糧、衛生用品の配付を行いました。

しかし、まだ十分ではありません。

故郷へ戻ってきた人々も、帰還した後の生活は容易ではない状況です。



ADRA AF.jpg

<配付した食糧と受益者>



6月20日の世界難民の日には、世界中で様々なイベントが行われます。

日本では各地のランドマークがブルーでライトアップされる予定です。
詳しくはこちら; https://www.unhcr.org/jp/wrd2020



これからもアフガニスタンを含む世界の難民のことを、
知り、伝え、そして忘れないこと。

何か行動を起こす機会になればと思います。



(執筆:海外事業課 杉本亜季



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Posted by ADRA Japan at 10:52 | 緊急支援 | この記事のURL
(4/22)【新型コロナウイルス】医療体制が整っていないネパールにご支援をお願いします [2020年04月22日(Wed)]


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

危機的な状況にあるネパールでの対策事業にご支援をお願いいたします。



新型コロナウイルス(トップ).jpg
マスクのないまま外来診療にあたる保健医療従事者



世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、特に保健医療システムが整備されていない貧困諸国においては、壊滅的な被害をもたらすだろうと予測されています。

ADRAの活動地のひとつであるネパール連邦民主共和国も医療体制が整っておらず、危機的な状況に置かれています。


ADRA Japanは1989年からネパールで形成外科医療チーム派遣事業やお産センターの建設などさまざまな支援活動を実施してきました。
現在は、ネパール西部のバンケ郡で新生児・小児保健環境の改善事業を行っています。

バンケ郡には約56万人が住んでいます。医療インフラや物資の不足はもちろん、基本的な感染防止行為である手洗いやうがい、咳(せき)エチケットなどの普及が不十分で、郡全体が感染リスクの高い地域です。

郡には48カ所の公立保健医療施設(ヘルスポスト)がありますが、設備・物資ともに十分とはいえず、保健医療施設にもかかわらず手洗い用の石鹸(せっけん)さえ足りていません。
バンケ郡の中心にある州病院であっても、保健医療従事者らに必要な防護服が不足しており、大きな袋をかぶって代用しています。


新型コロナウイルス(ベリ州病院_不十分な防護服).jpg
防護服がなくレインコートのようなものを代用



このような状況の中、ADRAは感染予防のための啓発活動および保健医療施設への感染症対策のための物資支援、医療従事者への研修を検討しています。
具体的には以下の事業を計画しています。


1. 感染予防のための啓発活動

ネパールでは情報伝達の手段としてラジオが一番多く利用されています。
しかしながら、ラジオを通して、『手洗い、うがい、咳(せき)エチケット』といった感染予防についての情報が伝えられることはありません。

集まった資金をもとに、これらの基本的な予防行為の重要性を知らせるメッセージをバンケ郡全体に流します。
さらに、保健医療施設を通して、感染予防の啓発教材を配布します。

※約45,000円で啓発メッセージをバンケ郡全体に流すことができます。
※約50,000円で啓発教材を1,000部印刷できます。


新型コロナウイルス(ヘルスポスト).jpg
バンケ郡内の公立保健医療施設(ヘルスポスト)


2. 48カ所の保健医療施設への感染症対策のための物資支援

石鹸(せっけん)、マスク、手袋、非接触体温計といった必要物資を支援します。

※約 65,000円で、530個の石鹸(せっけん)を配布できます。
※約300,000円で、7,400個の保健医療従事者用マスクを配布できます。
※約310,000円で、692箱の医療従事者用手袋を配布できます。
※約320,000円で、820個のN95マスクを配布できます。
※約510,000円で、68個の感染症を拡大させるリスクの少ない非接触体温計を配布できます。


新型コロナウイルス(石鹸のないヘルスポストの洗面台).jpg
石鹸(せっけん)のないヘルスポストの洗面台


新型コロナウイルス(物資が不足しているヘルスポスト).jpg
物資が不足しているヘルスポストの棚



3. 保健医療従事者への研修

新型コロナウイルス感染を調べるためには採取した検体をカトマンズに輸送する必要がありますが、多くの保健医療従事者は検体の採取方法も知りません。
感染症対応に必要な基本的な研修も必要です。

現在確認できている感染者数は少ないものの、ネパール国内で新型コロナウイルスの感染検査ができる場所は首都カトマンズにある1施設だけと、感染症に対応できるだけの医療体制が整っているとはいえません。
国全体の感染状況が把握できないうえに、拡大してしまうとネパールの医療システムが崩壊する恐れがあります。


新型コロナウイルス(検体採取キット).jpg
新型コロナウイルスの検体採取キット


新型コロナウイルス(村の民家と井戸).jpg
村の民家と井戸



ADRA Japanでは、銀行振込、郵便振替、クレジットカードでのご寄付を受け付けております。


【クレジットカード、銀行振込によるご寄付】
 お手数ですが以下の問合せ先へご連絡ください。

  特定非営利活動法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン)事務局
   TEL: 03-5410-0045
   E-mail: support_adra@adrajpn.org.


【郵便振替によるご寄付】
 ・加入者名 (特活)ADRA Japan
 ・口座番号 00290-2-34169
  ※ 通信欄に「ネパール コロナ」とご記入ください。


【Yahooネット募金からのご寄付(Tポイントでのご寄付が可能です)】
  https://donation.yahoo.co.jp/detail/5186006/


※ご寄付のうち最大20%を運営費(事務所の管理運営費、調査活動のための費用など)として活用させていただきます。



皆さまのご支援により多くの人々を感染から救うことができます。事態は一刻を争います。

ご協力をよろしくお願いいたします。


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Posted by ADRA Japan at 07:00 | 緊急支援 | この記事のURL
(4/6) ネパールでの新型コロナウイルス緊急支援事業にご協力願います [2020年04月06日(Mon)]


ADRAが事業を行ってるネパール西部のバンケ郡は、
ネパールでも経済発展の遅れている地域です。


現在、世界中で多くの死者を出している新型コロナウイルスに対しても、
大きなリスクにさらされています。


多くの住民にとっての唯一の情報獲得手段はラジオですが、
新型コロナウイルスの拡大や手洗い等の予防手段について
報道されることはありません。


また、石鹸やマスク、防護服などあらゆる物資が不足しています。


皆さまのご支援により、
ラジオでの啓発や物資の支援、
知識が十分ではない医療従事者の研修を行うことができます。


ご協力をよろしくお願いいたします。


↓↓写真をクリックで外部の募金サイトに移動します↓↓

新型コロナウイルス(トップ).jpg

[マスクのないまま外来診療にあたる保健医療従事者]



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Posted by ADRA Japan at 11:50 | 緊急支援 | この記事のURL
(8/19) 〜世界人道の日〜 [2019年08月19日(Mon)]


8月19日は何の日か知っていますか? 
英語ではWorld Humanitarian Day。
日本語では「世界人道の日」と呼ばれています。



この日は2003年8月19日に22名の犠牲者を出した
イラクの首都バグダッドの国連事務所の爆破事件を機に、
職務中に亡くなった人々をしのび、
そして世界各地で起きている紛争や自然災害に遭い、
避難や困難な生活を強いられている人々と、
その困難な現場で人道支援活動に従事する人々に
思いを寄せることを目的とした日となっています。



ADRA は世界約130ヶ国に支部を持っていますが、
その中にはアフガニスタン、シリア、イエメン、南スーダンなど
未だに紛争が収まらない中で人道支援活動をしている仲間がいます。

今日はアフガニスタンの仲間との、ある出来事について共有したいと思います。



私は以前アフガニスタン駐在の経験があったため、
ADRA Japanに入職したときに
アフガニスタン事業を担当することになりました。

私が駐在していた頃よりはアフガニスタンの治安は悪化しており、
既に日本人スタッフは駐在できない状況でした。

そのため事業を担っている現地スタッフとは、
電話、メール、スカイプ等でやり取りしながら事業運営をしていました。



ある時、いつものように週明けに現地スタッフの彼にメールをしました。

「良い週末だった?(Did you have a good weekend?」」

っと英語でよく使う挨拶を何気なく使いました。



彼から来た返答は以下のようなものでした。



「君はアフガニスタンに駐在したことがあるから、
この国がどういう国か知っているでしょ? 

良い週末? 

誰かが自爆テロの犠牲者でなかったら、
その日はその人にとって良い日、
または良い週末だったということだ。

僕は週末や休日を家で過ごすことが好きだけど、
犠牲者にならないことは簡単なことではないんだよ。

どうしたらいい?



僕らは仕事に行く時に、
ドアを開けながら両親に「いってきます」っていうよ。

そして、こう思うんだ。

これが最後の「いってきます」かも、

両親の顔が見られるのは最後かも、ってね。

君も知っているように、
この国には安全というものがまったくないから。」



いつも淡々と仕事をこなし、
落ち着いた内容のメールを送ってくれる彼でしたが、
その時は彼の中でなにか思うことがあったのか、
このようなメールが返ってきました。



いつも口に出さなくても、
紛争地に生きる彼らにとって、
毎日が生きるか死ぬかの状況なのだと
改めて考えさせられました。

ADRAはアフガニスタンにおいて
スタッフが危険な目にあわないよう、
目立つ行動は避け、国連や他のNGOと情報交換をし、
セキュリティの研修を受け、
様々な角度から注意を計らい支援活動を続けています。

しかし、現地で生きる彼らにとっては
いつなにが起こるかわからないというストレスは常にあることでしょう。

この状況下で少しでも人々の手助けができればと願い、
「自国のため」と支援活動に従事する現地スタッフが
事故や危険に合わず元気に活動を続けられることを祈っています。



(文責:海外事業課マネージャー 杉本亜季



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Posted by ADRA Japan at 12:56 | 緊急支援 | この記事のURL
(6/21) 〜6月20日の『世界難民の日』に(その4)〜 ADRAの取り組み [2019年06月21日(Fri)]


・〜6月20日の『世界難民の日』に(その1)〜 世界の難民について考える
 はこちら


・〜6月20日の『世界難民の日』に(その2)〜 もしも難民になってしまったら? 
 はこちら


・〜6月20日の『世界難民の日』に(その3)〜 いろいろな状況下にある難民
 はこちら





『世界難民の日』前日の6月19日に、
UNHCRは難民についてのレポートの最新版を発表しました。


その中で、世界全体で紛争や迫害によって故郷を追われた人の数が
昨年よりもさらに230万人増加して、7080万人を超えたと報告しています。



UNHCR.png

(UNHCRのレポートはこちら



難民の数が増加し続けている背景には、
世界の様々な地域の紛争や政情不安があります。


ADRAは世界で約130ヶ国の拠点を持ち、支援活動をしていますが、
難民の支援も多く行っています。





エチオピアには、南スーダンの内戦状態から逃れてきた
約42万人の人たちが難民キャンプで暮らしています。


南スーダンは現在も政情不安が続いており、
難民キャンプでの生活は長期化する見込みです。
ADRAはエチオピアの難民キャンプでトイレ建設や衛生改善の支援をしています。



ADRA  Japan アドラジャパン エチオピア 南スーダン 1.jpg

(エチオピアの難民キャンプでは世帯別にトイレを設置している。
写真は障がい者用のバリアフリートイレ)



ADRA  Japan アドラジャパン エチオピア 南スーダン 2.jpg

(衛生啓発の一環で、手洗い指導をしている様子)




レバノンにはシリアから逃れてきた人が約94万人もおり、
そのうち25%は首都のベイルートで生活しています。


難民の半数は20歳以下で、経済的にも厳しい環境の中にいます。
ADRAはベイルートのこうした難民世帯の子どもを対象に
学習教室を開いて就学前教育の提供と、
公立小学校に通う難民の子ども達を対象にした学習支援をしています。



ADRA  Japan アドラジャパン シリア難民 レバノン 1.jpg

(寄付された図書を貰って喜ぶ子どもたち)



ADRA  Japan アドラジャパン シリア難民 レバノン 2.jpg

(補習授業を受ける子供たち)




イエメンでは、2015年から国内紛争が激しくなり、
現在ではイエメン国民全体の10%以上の人が、
紛争の危険を避けて国内での避難生活をしています。


ADRAは、このような国内避難民の人たちに対して、
食糧配付や給水、また生活を再建するための支援をしています。



ADRA  Japan アドラジャパン イエメン 避難民 1.png

(設置したタンクに給水車から給水をしている様子)



ADRA  Japan アドラジャパン イエメン 避難民 2.jpg

(食糧配付された食糧品を運ぶ国内避難民)




今この瞬間にも、世界のあちらこちらで多くの人が紛争や迫害等から逃れ、
それぞれの苦しい状況を生きています。


少しでもその苦境が改善し、
難民や国内避難民を生み出す紛争が減っていくことを望みながら、
支援活動を続けていきたいと思います。




(文責:海外事業課 小出一博




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Posted by ADRA Japan at 13:20 | 緊急支援 | この記事のURL
(6/20)〜6月20日の『世界難民の日』に(その3)〜 いろいろな状況下にある難民 [2019年06月20日(Thu)]


・〜6月20日の『世界難民の日』に(その1)〜 世界の難民について考える
 はこちら


・〜6月20日の『世界難民の日』に(その2)〜 もしも難民になってしまったら? 
 はこちら




難民キャンプに逃れてくる難民は、
紛争や暴力を逃れて命からがらの状態で、たどり着きます。

皆さんも難民というと、すぐに思い浮かぶのは、
「難民キャンプ」で生活する難民の人たちではないでしょうか? 



ADRA Japan アドラジャパン バングラデシュ ロヒンギャ1.png

[バングラデシュにあるロヒンギャ難民キャンプ]




ADRA  Japan アドラジャパン 南スーダン 難民 1.png

[エチオピアにある南スーダン難民キャンプ(開設3年後)]



しかし今日では、こうした難民キャンプではなく、
都市で生活する難民の数も増えてきています。

例えば、レバノンには隣国のシリアから逃れてきた難民が多く生活しており、
レバノンのもともとの人口とシリアからの難民の比率は、
約5:1と言われています。



ADRA  Japan アドラジャパン レバノン 避難民 4.jpg

[レバノンに住むシリア難民(ガレージにて生活している)]




そして、レバノンの首都ベイルートには多くの難民が生活しています。

都市に逃れて生活する難民の詳細を把握することはとても難しいのですが、
世界全体でみると難民の1/3が、都市で生活する『都市型難民』であるとも言われています。



ADRA  Japan アドラジャパン レバノン 避難民 2.jpg.JPG

[レバノンに住むシリア難民の住居]



ADRA  Japan アドラジャパン レバノン 避難民 3_1.jpg

[シリア人家庭を訪問した際の様子。家の中で遊ぶ子どもたち]



また、国によっては地理的・経済的な理由から国外に出ることができずに、
国内の別の場所に避難する人たちも多く存在します。

こういう方たちは国内避難民と呼ばれますが、
例えば、紛争の続いているイエメンでは、
人口の10%以上の人たちが国内避難民となっています。


ADRA  Japan アドラジャパン イエメン 避難民 1.png

[イエメン国内の避難民]



ADRA  Japan アドラジャパン イエメン 避難民 2.png

[イエメン国内の避難民]



ADRA  Japan アドラジャパン イエメン 避難民 3.JPG

[イエメン国内の避難民が作った仮定住場所]





明日は、こうした様々な難民の方たちに対するADRAの取り組みをお伝えします。




(文責:海外事業課 小出一博




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Posted by ADRA Japan at 11:03 | 緊急支援 | この記事のURL
(6/19) 〜6月20日の『世界難民の日』に(その2)〜 もしも難民になってしまったら? [2019年06月19日(Wed)]

・〜6月20日の『世界難民の日』に(その1)〜 世界の難民について考える」はこちら





もしも自分が難民になってしまったら、どうなってしまうんだろう? 

そう考えたことがありますか?



日本にいると難民のことに触れる機会が少ないですし、

ましてや、自分事として考えることは、難しいと思います。



恥ずかしながら、私もほとんどありませんでした。



それが、下の動画を見て、初めて自分事として考えることができました。

この動画は国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンさんが

2014年に作成・公開したものですが、

1人の少女が難民になっていく様子が描かれています。






(動画作成:国際NGO セーブ・ザ・チルドレン(2014年))







難民の人たちは皆普通に家族を持ち、仕事を持ち、

その国で生活していた人たちです。

そのような状況から突如として難民になってしまうのです。



もし、難民になってしまったら、自分はなにを考えるのでしょう?









ADRA Japan アドラジャパン 南スーダン難民1.jpg
エチオピアとの国境地域まで逃れて来た南スーダンからの避難民
(2014年エチオピアにて撮影)






どれだけの物をもっていけば良いんだろう? 現金? 預金通帳? パスポート?



どこに行けば良い? どこで寝泊まりできる? お風呂はしばらくなし?



家族は? 仕事は? 



どれくらい長く自分の家を離れることになるんだろう?



家は戻って来た時に今のように住める状態のまま?



もし、避難した先が外国だつたら? 言葉は? 



行った先の人たちが温かく受け入れてくれたら良いけど、もしそうでなかったら?



もしずっと戻れなかったら、、、










ADRA Japan アドラジャパン 南スーダン難民2.jpg
エチオピアとの国境地域に設置された建物に一時的に滞在する南スーダン難民
(2014年エチオピアにて撮影)





ADRA Japan アドラジャパン 南スーダン難民3.jpg
建物に入れず、木の下で生活する南スーダンからの避難民
(2014年エチオピアにて撮影)








・・・



・・











難民になったら、こうしたことがその瞬間から自分の問題となり、

それを抱えて生きていかなければなりません。




日本で暮らしているとなかなかそのようなことを想像することも難しいですが、

今もこの地球上の110人に1人の割合の人たちが

紛争等によって自分の家を離れて避難を迫られています。

決して他人事ではないのです。




難民の方たちのそうした思い、状況を考える日として、

明日の世界難民の日を迎えたいと思います。




明日は、『いろいろな状況下にある難民』について、考えたいと思います。




(文責:海外事業課 小出一博




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Posted by ADRA Japan at 11:11 | 緊急支援 | この記事のURL
(6/18) 〜6月20日の『世界難民の日』に(その1)〜 世界の難民について考える [2019年06月18日(Tue)]


今年も6月20日に「世界難民の日」を迎えようとしています。


そこで、4回シリーズで難民について一緒に考えていきたいと思います。




【世界の難民について考える】




この地球上では、現在も2秒に1人が家を追われ、地球全体でみると、
110人に1人が、紛争等によって自分の家を離れて避難を迫られています
数字で見る難民情勢(2017年)UNHCRより




しかも、その数は2013年から2017年の5年間増加し続けています。


その1.png

(参照:UNHCR, 2018, Global Trends: Forced displacement in 2017, p.6.)





下の写真は、2000年から2015年までの世界の難民の動向を
ビジュアルに再現した動画の一コマですが、
シリア紛争による難民流出画像化した2012年以後の様子がショッキングです。
(ここをクリックすると動画が見れます)

その2.png

(参照:EarthTimeより Grobal Refugee Flow:2000-2015 UNHCR)





このように、世界では現在でも多くの難民の方たちが、
紛争や暴力を避けるために国外・国内での避難生活を余儀なくされ、
不自由な生活を強いられています。


その3.png

(参照:UNHCR, 2018, Global Trends: Forced displacement in 2017, p.10.)




明日は、「もしも難民になってしまったら」ということを考えてみたいと思います。





(文責:海外事業課 小出一博



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Posted by ADRA Japan at 13:31 | 緊急支援 | この記事のURL
(4/19) アフリカを襲ったサイクロン被災地へのご支援を受け付けております [2019年04月19日(Fri)]


2019年3月14日にアフリカのマラウィ、モザンビーク、ジンバブエの3か国をサイクロン(イダイ)が襲いました。
ADRA Japanでは、この災害へのご寄付を受け付けています。

被災地域が広範囲にわたり、すでに報告されているだけで700名以上の死者がでています。


写真1:サイクロンの被害を受けた町の様子(ジンバブエ).jpeg
サイクロンの被害を受けた町の様子(ジンバブエ)


サイクロンの被害を受けた地域では、洪水などの発生から多くの家屋や道路、学校が破壊されたことで、3か国で180万人が被害を受けており、生きていくために必要な家屋や食糧への支援が急がれています。

また、劣悪な衛生状況からコレラへの感染者数も増えており、保健や水衛生分野での対策も必要とされています。

写真2:水没してしまった地域(モザンビーク).jpg
水没してしまった地域(モザンビーク)


写真3:濁った水を飲む子ども(モザンビーク).jpeg
濁った水を飲む子ども(モザンビーク)


ADRAの現地支部では、ニーズ調査を実施後、現在、食糧やシェルター、蚊帳の配布活動を行なっています。
今後、保健や水衛生事業も実施する予定をしています。


写真4:活動するADRA現地支部のスタッフ(モザンビーク).jpeg
活動するADRA現地支部のスタッフ(モザンビーク)


被災地域が広域にわたる中、的確にニーズを把握し、一人でも多く支援を必要とする人に支援を届けるように致します。

ADRA Japanでは、銀行振込、郵便振替、クレジットカードでのご寄付を受け付けております。

【銀行からの寄付】
 銀行口座への振込をご希望の方は、お手数ですが以下の問合せ先へご連絡ください。

  特定非営利活動法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン)事務局
   TEL: 03-5410-0045
   E-mail: support_adra@adrajpn.org.


【郵便振替での寄付】
 ・加入者名 (特活)ADRA Japan
 ・口座番号 00290-2-34169
*通信欄に「アフリカ サイクロン」とご記入ください。



みなさまのご理解とご協力をお願い致します。



執筆:海外事業課 柳沢ちさと



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(11/22) インドネシア・スラウェシ島地震 vol.2 [2018年11月22日(Thu)]

2018年9月28日に起きたインドネシア・スラウェシ島での地震発生から2か月弱が経ちました。

10月28日現在で死者は2,000人以上、負傷者は10,000人を超えています。
約68,000世帯に影響を及ぼし、避難民の数は140か所で20万人以上にのぼります。


避難している子供たち(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
避難している子どもたち


ADRAはジャカルタと被災地であるパル市にて活動を行っています。
これまでに支援の一環としてシェルターキッドを3000個、追加で防水シートを1000枚配布しました。


被災者が避難しているシェルター(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
被災者が生活しているシェルター


配付した防水シート(インドネシア・スラウェシ島地震).jpg
配布した防水シート



また、設置した給水所の数も今後は更に増やすることが決定しています。


給水場で水を汲んでいる様子(インドネシア・スラウェシ島地震).png
給水場で水を汲んでいる様子



2018年11月21日時点で、インドネシア・スラウェシ島地震の支援活動に対して674,575円(うち、Yahoo!募金での受付額119,575円)のご寄付をいただいております。
いただいたご寄付は、全額を当災害の支援活動およびその関連費用として大切に使用させていただきます。

現地はまだ電気や水が確保できていない場所も多く、未だ必要なサポートが不足している状態です。
引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

ADRAは1人でも多くの方々に手を差し伸べることができるように活動を続けてまいります。

(執筆:インターンシップ生 前田由布)



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Posted by ADRA Japan at 15:25 | 緊急支援 | この記事のURL
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