CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 国内災害被災者支援 | Main | ネパールスポンサーシップ»
ADRA Japan団体概要

ADRA Japanさんの画像
最新10記事
<< 2020年05月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
記事カテゴリー
https://blog.canpan.info/adrajapan/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/adrajapan/index2_0.xml
(4/27) ミャンマー便り vol. 33 〜事業地に新しい校舎ができるまで〜 [2020年04月27日(Mon)]


ADRA Japanでは、2013年からミャンマーのカレン州において、包括的な学習環境の改善のために活動を実施しています。

その中でメインの活動は新校舎の建設です。

実はADRAの教育関連支援の中で、特に強みがあると現地で評価されているのが学校施設等の建設です。

ただ、建築の専門家の集まりではないADRA Japanが日頃よりどのようにして現地で校舎建設を行っているのか、疑問に思われる方もいるかもしれません。

そこで、今回は新校舎ができるまでの過程についてご紹介したいと思います。



ADRAという組織は国際NGO団体として、世界各国に支部を持っており、ADRA Japanはその日本支部になります。

ADRA Japanがミャンマーで活動する場合は、ミャンマーにあるADRA Myanmarと協働して事業を実施することになります。



その際、ADRA MyanmarにはADRA Japanとの事業を実施するための専属スタッフを雇用するよう依頼します。

事業の内容次第でそれぞれ募集をかける職種は異なりますが、建設が活動のひとつになっている場合、必ず現地で優秀なエンジニア(技術者)を雇用してもらいます。



ただ、そのエンジニアが実際に校舎を建設するわけではありません。

校舎建設をするのは、ADRA が公示する入札を経て選ばれた現地の建設会社になります。

ADRAが雇用したエンジニアは、建設が終わるまで定期的に現場に足を運び、発注先が行う作業進捗、全体スケジュール管理、新校舎の安全性や品質確認などを行い、専門的な観点から建設会社にアドバイスします。



写真1_logo.jpg

[建設現場に足を運び、建設業者作業員に作業全般に関してアドバイスするADRA エンジニア(写真右端)]



写真2_logo.jpg

[建設業者の図面を確認するADRA エンジニア(写真左から2人目)]



写真3_logo.jpg

[ADRA エンジニアにより新校舎の状態は入念に確認される]



写真4_logo.jpg

[校舎外壁に関して、建設作業員と状態を確認するADRA エンジニア(写真右側)]



写真5_logo.jpg

[新校舎内装に関して、建設作業員とともに村の代表者に説明をするADRA エンジニア(写真左端)]



写真6_logo.jpg

[電気配線等細かな施設設備についてもADRA エンジニアのチェックを受ける(写真左側)]



先に述べた通り、ADRA Japan自体は建設を専門とする団体ではありません。

ですが、現地支部とのつながりを活かし、現地の建設事情に精通したエンジニアの雇用および地元業者との協働により、ADRAとしてしっかりとしたモニタリング体制を確立した上で、現地の状況を考慮し、質の高い校舎建設を実現させています。



写真7_logo.jpg

[完成した新校舎]



ADRA Japanはこれからも、支援を必要としている方々に対して、地域の状況やニーズに合わせた事業を実施していきます。

引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。


*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。


(執筆:ミャンマー事業担当 會田 恵梨



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント


このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 15:30 | ミャンマー便り | この記事のURL
(2/26) ミャンマー便り vol. 32 〜自然災害へ対応する力を身につける〜 [2020年02月26日(Wed)]


ADRA Japanでは、
2013年からミャンマーのカレン州において、
包括的学習環境改善のための支援活動を実施しています。


そこでは、新校舎の建設などの施設整備のみならず、
生徒、教員、保護者をはじめとした
住民を対象とする研修も実施し、
地域全体で子どもたちの教育機会を確保し、
教育環境を維持していく取り組みも行っています。



その中でも、今回初の試みとして防災研修を実施しました。


一見、教育との関係性が見えづらい防災研修ですが、
カレン州の子どもたちが自然災害の被害に脅かされることなく、
安全な環境で安心して勉強を続けていくためには重要な活動となります。


特に、カレン州はミャンマーの中でも洪水が頻発し
毎年大きな被害を受けている地域です。


洪水により学校も被害を受け、休校となり、
多くの子どもたちが授業の中断を余儀なくされることは珍しくありません。


しかしながら、
学校や地域では防災・減災に関する知識が十分でなく、
洪水被害が起きても効果的な対策を講じることできずにいる状況でした。


また、木造の学校や住宅がまだ主流であるカレン州の村では、
火事への対応策も住民からのニーズが非常に高いものでした。



写真1:洪水被害を受けた学校_logo.jpg

[洪水被害を受けた学校]



写真2:木造の学校_logo.jpg

[カレン州の村で一般的な木造の学校]



そうした状況を受けて、
今回は主に学校に通う子どもの保護者や地域住民を対象に、
現地の地方自治体と共同のもと防災研修を実施しました。


そこでは、自然災害についての基礎知識、
地球温暖化による天候不順、
それによる自然災害などの最近の傾向、
災害で被害を受けやすい人々、
地域でできる防災・減災などについて話しました。



写真3:防災研修_講義_logo.jpg

[防災研修で消火器の使い方について住民に説明する災害管理局の職員]



写真4:消火器実技_logo.jpg

[消火器を使った実習]



住民からは、


「今までこうした研修を受けたことがなかったため、
この研修で防災に関する知識を得られたことは
非常に有意義だったし、学校や地域のためになる」


や、


「今回研修を受けることができなかった住民にも、
是非広めていきたい」


などの多数の前向きな意見があがりました。


住民にとって、地域の学校の安全を守り、
子どもたちが健やかに安心して
勉強に集中できる環境づくりについて
考えを深めるきっかけとなりました。



住民に対して実施した防災研修は、
内容を変えて子どもたち向けにもこれから実施する予定です。


地域社会で防災・減災意識を高めていくとともに、
子どもたち自身も自分の身を守り
自発的に生きる力を習得していってもらいたいと
私たちは考えています。



ADRA Japanはこれからも、
支援を必要としている方々に対して、
地域の状況やニーズに合わせた事業を実施していきます。


そしてそこでは、
子どもたちや地域社会の自発性が
十分に引き出せるサポートを心がけています。



引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力のほど、
よろしくお願いいたします。




※ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、
外務省NGO連携無償資金協力
およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。


(執筆:ミャンマー事業担当 會田 恵梨



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント


このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 11:24 | ミャンマー便り | この記事のURL
(2/4) ミャンマー便り vol. 31 〜事業実施後の人々の声から見るADRA Japanの活動〜 [2020年02月04日(Tue)]


ADRA Japanでは2013年から、
老朽化が進んだり修繕が必要な
学校の学習環境を改善するため、
ミャンマーのカレン州において教育支援に取り組んでいます。



今回は、学校建設に加え、
各種研修に参加した村の住民たちが
活動参加前にどのような思いを抱えており、

参加後にどのような変化があったか、
現地からの声を二つ紹介したいと思います。



**************************************

私の名前はMu Naung Htoneです。
私は5人家族です。

3年前に主人は亡くなり、
息子1人と娘2人、
それから孫1人と暮らしています。



Logo 1.H.T.P_(Daw_Muu_Naung_Htone)_(2).jpg

[Mu Naung Htoneさん]



自分の子どもたちには
しっかり教育を受けて欲しかったのですが、
家庭の事情や紛争の影響で
かなえることができませんでした。

しかし、
孫は学校に通うチャンスを
得ることができているので、
とても嬉しいです。



生きていく上で、
教育はお金と同じくらい重要だと思います。

教育を受けているかどうかで
顔つきが違うと私は感じますし、
教育を受けていないと
受けている人たちのグループに関わることができません。

だから、
私は孫が学校に通うことができるように
サポートしています。

学校を卒業して、
自分でお金を稼いで
生活できるようになって欲しいと願っています。



この事業から多くのことを学びました。

新しい校舎と家具を支援してもらい、
孫たちは安全に勉強することができています。

また、
研修を通じ、
多くの知識を得て、
実践しながら学ぶことができました。

特に、PRAワークショップ*
がとても興味深かったです。

村が抱えている課題にどのように取り組み、
村が求めている事にどのように応えたらよいか
学ぶことができました。


*PRAワークショップ:
Participatory Rural Appraisalワークショップの略で、
村の人たち自らが課題を解決するためのワークショップ。
村にある教育に関する課題を取り上げ、その原因を探り、
どのように対処できるかを村の人たち自らが議論し、
対応策を実行する。



Logo 2. HTP,_PRA_(16)_25.4.jpg

[PRAワークショップに参加したMu Naung Htoneさん]



PRAワークショップなどの研修を通じ、
子どもたちが継続的に教育を受けることが
どれほど大切であるかを改めて知りました。



そして子どもたちが勉強する学校を
どのように維持管理するか、
子どもたちが教育を受けることができるように
どのように後押しをしたら良いかを知ることができました。

自分の子どもたちは
学校に通い続けることができなかったのですが、
孫たちは学校に通い続けることができる
環境が整ったことをとても嬉しく思います。

日本の皆さんが私たちの村を
支援してくれたことに感謝しています。



**************************************

私の名前はHla Yeeです。

私たちが若い時は、
紛争の影響で学校に通うことが難しい状況でした。

また、
私の村は中心の町から離れていましたし、
経済的な理由もあって
学校に通い続けることができませんでした。

その時はとても悲しかったですが、
今は次の世代のために頑張りたいと思っています。



Logo 3.K.T.Y_Daw_Hla_Yi_(4).jpg

[Hla Yeeさん]



私には9歳、6歳、4歳の3人の子どもがいるのですが、
この子たちの教育についてとても心配しています。

なぜなら、
私たちは村に住んでいるので、
町に住んでいるような人とは
生活環境や学校環境が違うからです。

学校設備さえ整ってさえいれば、
村に住むことは問題ありません。

そのため、
私たちにとって
学校設備が整っていることは
とても大切なことです。



ADRAの事業の活動に参加することができて、
とても嬉しかったです。

保健衛生・栄養改善研修では
たくさんの知識を学び、
実践することができました。

例えば、
保健衛生についての知識は
子どもたちの衛生習慣や
衛生環境を改善するのに役立ち、
日常生活にも取り入れることができています。

健康に心配があったり
元気がないと勉強を続けることができないので、
私たちの生活において保健衛生はとても大切です。

また栄養改善研修では、
効率よく体系的に農作物を栽培する方法を学び、
収穫した野菜を使って
子どもたちが健康でいられるよう
栄養に配慮した調理の仕方を学びました。



Logo 4.KTY_PRA_(7)_29-Apr-19.jpg

[本事業で実施した研修に参加したHla Yeeさん
(写真中央の黒い上着を着た女性)]



研修を通じて、
多くの知識と子どもたちが
教育を受けることの大切さを
教えてもらうことができ、
感謝しています。

これからは、
子どもたちが勉強を続けることを
自信をもって後押しできます。


**************************************



ADRA Japanはこれからも、
支援を必要としている方々の
ニーズに応えていけるよう、
事業を実施していきます。



引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力のほど、
よろしくお願いいたします。



*ミャンマー教育支援事業は、皆さまからのご寄付のほか、
外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの
助成を受けて実施しています。



(執筆:ミャンマー事業担当 松川聡



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント




このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 10:27 | ミャンマー便り | この記事のURL
(1/8) ミャンマー便り vol. 30 〜学校を維持管理するために大切なもの〜 [2020年01月08日(Wed)]


ADRA Japanでは
2013年から老朽化が進み
修繕が必要な学校の学習環境を改善するため、
ミャンマーのカレン州において
学校校舎建設を中心とした
教育支援に取り組んでいます。



学校校舎が建設された後、
校舎がしっかりと維持運営されることが大切になるため、
学校運営委員会や村の人たちへの研修も行っています。

※ 学校運営委員会は先生と保護者、生徒、住民代表
  計10〜12人から成り立っており、
  学校の運営に関わる話し合いと意思決定を行い、
  学校を維持管理していく組織です。



これまで学校施設や設備に修繕が必要になると、
学校運営委員会はその都度、
村の住民や保護者からお金を徴収して
修繕資金を工面していました。

このような管理方法ではお金が十分に確保できず、
修繕できないままになってしまうこともありました。



写真1.JPG

<学校運営委員会は月に一回ミーティングを行なっている>



この状況を改善するため、
学校運営委員会は
維持管理用の資金調達を含めた
学校維持管理計画を作成しました。

主に、毎月少額を
各世帯から徴収し積み立てる方法です。
徴収した金額と使った金額は
定期的に村の住民に報告されます。

これに加えて、
ローンシステムを使っている学校もあります。

これは、まず学校運営委員会が獲得した資本金を
お金が必要な村の住民に貸し付け、
融資を受けた住民が返済する際の利子がプールされ、
学校の維持管理に使われる、という手法です。



写真2.JPG

<徴収した資金の管理を担当している学校運営委員会のメンバー>



先日、学校運営委員会から、
徴収した維持管理費を
きちんと管理して使うために
会計の勉強会をして欲しい
という声がありました。

目には見えていない
将来必要になるかもしれないことに対して
お金を捻出することはとても大変なことですが、
子どもたちの教育環境のために
その重要性を理解してもらい、
より体系的な資金管理方法を知ることが必要だと
学校運営委員会自らが考えてくれたことを
とても嬉しく思いました。



この声にこたえるため、
本事業に従事している
会計スタッフを各学校に送り、
スタッフの知識と経験を活かして
資金管理の勉強会を実施しました。

学校運営委員会から質問も多く上がり、
活発な勉強会となりました。

勉強会後、
参加者からは

「今回の勉強会で、
より体系的な管理方法を
学ぶことができたので、
早く実際に使ってみたい。
使っていく中で疑問が出たらまた質問したい」

というような声がありました。



写真3.jpg

<本事業の会計スタッフ(緑色の服の女性と白いTシャツの男性)
が会計の勉強会を実施している>



写真4.jpg

<本事業の会計スタッフが会計の勉強会を実施している>



このように、
学校運営委員会や村の住民たちが、
子どもたちのために
自分たちでできることを話し、
学習環境整備に努めています。

こうした一人ひとりの
小さな意識の積み重ねが
子どもたちの学校環境を守り、
維持発展させていくのだと実感しました。



ADRA Japanはこれからも、
支援を必要としている方々の
ニーズに応えながら、
地域の人たちが自分たちで
子どもたちの学習環境を整備できるよう、
協力して事業を実施していきます。

引き続き、皆さまの温かいご理解とご協力のほど、
よろしくお願いいたします。



写真5.JPG

<事業対象校の一つLower Pan Nel Taw中学校の学校運営委員会>


*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。



(執筆:ミャンマー事業担当 松川聡



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント



このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 13:03 | ミャンマー便り | この記事のURL
(12/13) ミャンマー便り vol. 29 〜カレン州のお祭りに行ってきました〜 [2019年12月13日(Fri)]


ミャンマーには135種類の民族が暮らしていると言われており、
それぞれが独自の文化を持っています。

ADRAが活動しているカレン州には
カレンと呼ばれる民族が住んでいます。

カレン州の始まりは今から68年前に遡ります。

1951年11月7日、
当時のカレンのリーダーが憲法改正法に署名し、
1955年からカレン州として指定されました。

そのため、毎年11月7日は「カレン州の日」としてお祝いされており、
11月7日〜10日はお祭りが催されます。

この期間、州都パアンは一年で最もにぎやかになります。



写真1.jpg

<カレン州祭り開会式の様子>



このお祭りでは、
沿道にびっしりと屋台が出現し、
軽食に果物、雑貨など
ありとあらゆるお店が並びます。

また、ステージではダンスや音楽が披露されたり、
カレン州の文化や企業・団体の活動を紹介する
ブースなども並んだりします。

特にカレン州の伝統舞踊ドンダンスのコンテストは圧巻です。



写真2.jpg

<カレン州の伝統舞踊ドンダンス
出典: https://www.facebook.com/pg/KICNewsPage/photos/?ref=page_internal
(Karen Information Center 2019年11月26日閲覧)>





ドンダンスは
「カレンの人々の結束」を表現しています。

1チームは男女16名ずつの踊り子と、
演奏者と歌い手の50名以上で構成されます。

動画ではわかりにくいですが、
ほとんどつま先立ちで踊ります。

この激しくも息の合った踊りを30分近く踊るため、
舞台裏では倒れる踊り子の姿もあります。



この日のために
出場チームは何日も前から練習を重ねています。

町のあちこちで
ドンダンスを練習する若者の姿を見かけるようになると、
カレン州祭りの日が近いことを教えてくれます。



ミャンマーの多くの民族がそうであるように、
カレン州祭りの日はカレンの人たちが
自分たちの文化を大切にし、
誇りを持っていることを肌で感じることができます。

時代の流れに合わせて
少しずつお祭りのかたちは変わっていくかもしれませんが、
カレンの人たちが大切にしているものや
文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない、
そんな「カレン州の日」でした。



写真3.jpg

<カレン州の民族衣装を着て事業スタッフと(右端が駐在員の松川)>



(執筆:ミャンマー事業担当 松川 聡)



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント


このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 12:38 | ミャンマー便り | この記事のURL
(8/30) ミャンマー便り vol. 28〜現地住民による学校校舎の維持管理〜 [2019年08月30日(Fri)]


ADRA Japanでは2013年から、紛争の影響を受けた学校の学習環境を改善するため、
ミャンマーのカレン州において学校校舎建設を中心とした教育支援に取り組んでいます。

そして学校校舎が建設された後は、
校舎がしっかりと維持運営されることが大切になるため、
学校運営委員会や村の人たちへの研修も行っています。

今回は、学校運営委員会や村の人たちが学校をどのように維持管理しているか、
一例をご紹介したいと思います。



ミャンマーにおいての「小学校」は、
日本の幼稚園生から小学生に該当する子どもたちが通い、
「中学校」は日本の幼稚園生から中学生に該当する子どもたちが通っています。

現在小中学生用に校舎建設を行っているタンタピン中学校にも
幼稚園生が通っているのですが、
彼らが使用している校舎の屋根はボロボロだったり、壁に穴が開いていたり、
入口の屋根を支える柱が傾いていたりしていました。

学校運営委員会や村の人たちは整備できるものは自分たちで整備をするため、
そのための話し合いや計画を行ない、ADRAもその計画をサポートしました。

そして今回タンタピン中学校の学校運営委員会は、
既存の幼稚園生用の校舎を自分たちで修繕することを決め、さっそく実行しました。



写真1 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.JPG

<壁に穴が開いている幼稚園生用校舎>




写真2 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.JPG

<入口の屋根を支える柱が傾き、屋根が古くなっている>



写真3 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.JPG

<屋根をすべて外し、新しいものに取り換える>



写真のように、古くなっていた屋根を取り外し、新しいものに取り替えます。屋根は枯葉と竹を編んでできており、下の動画でその制作過程をご紹介します。





<村の女性が大きな鉈を使って手際よく竹を裁断する>





<手元の様子と出来上がる直前>



写真4 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.jpg

<出来上がった竹の棒。機械で切ったような精密さ>



この竹の棒を使い、枯葉を編んでいきます。

この日は夏休みだったので、子どもがお手伝いをしていました。



写真5 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.jpg

<この大きな枯葉を使う>





<こちらの男の子も手際よく枯葉と竹を編んでいく>



写真6 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.jpg

<出来上がった屋根のシート。市場では、100シート8,000チャット(約600円)で売られている>



写真7 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.jpg

<重石を乗せて、平らにする>



村の人の協力を得て、幼稚園生用校舎の修繕が完了しました。



写真8 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.JPG

<壁にあった穴をふさぎ修繕した校舎>



写真9-1 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.JPG

<屋根を支える柱を修繕>



このように学校運営委員会や村の人たちは、
子どもたちのために自分たちでできることを話し、
学習環境整備に努めています。

他の村でも、野生動物が学校の敷地に入ってこないようにするための
フェンスを設置したり、ミーティングスペースを学校内に設置したり、
いろいろ考えながら学習環境を整備しています。



ADRA Japanはこれからも、
村の人たちが学習環境を整備できる部分に関してはサポートをし、
支援が必要な個所は村の人たちと協力して事業を実施していきます。

引き続き、皆様の温かいご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。



写真10 ADRA Japan アドラ ジャパン ミャンマー 教育支援.jpg

<下校する子どもたち>



*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。




(執筆:ミャンマー事業担当 松川聡



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント



このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 00:52 | ミャンマー便り | この記事のURL
(6/14)ミャンマー便りvol. 27 〜開校式の裏側 - 陰の立役者〜 [2019年06月14日(Fri)]
みなさん、こんにちは!
ミャンマー事業を担当している會田です。


ADRA Japanでは、公益財団法人イオンワンパーセントクラブとも協力し、
2016年よりミャンマーのヤンゴン管区およびカレン州にて、教育支援事業を行っています。
具体的には、学校校舎、トイレ、井戸の建設、学習家具(机椅子等)や
文具の提供といった学習環境の整備や教員研修等を実施し、教育環境の改善に努めています。


ADRA Myanmar 1.jpg  
< 建設された新校舎 >    


ADRA Myanmar 2.jpg
< 建設されたトイレ >


ADRA Myanmar 3.JPG 
< 新しく修繕された井戸 >   


ADRA Myanmar 4.JPG
< 提供された机椅子およびホワイトボード >


ADRA Myanmar 5.jpg    
< 文具を受け取った子どもたち >


ADRA Myanmar 6.JPG
< 教員研修での学びをもとに子どもたちに教える教員 >


そして毎年、校舎の建設が終了する春には、
住民に新校舎を引き渡す『開校式』が現地ミャンマーで行われます。
また、新校舎贈呈という目的の他、
開校式には例年、日本の有名歌手や日本の生徒を対象とした
ツアー客の方々が訪れ、日本人と現地の方達との交流が行われます。


ADRA Myanmar 7.JPG      
< 日本人歌手と現地子どもたちの合唱 >


ADRA Myanmar 8.JPG
< 日本人生徒と現地の子どもたちで折る折り紙 >


今年の開校式も、参加者皆さんの笑顔が印象的なとても素敵な式でした。
去年一昨年の開校式ブログでは、どのような流れで式が実施されたかを中心に伝えてきました。
今回は視点を変えて、その裏で準備をしてきた現地住民の方に注目して紹介したいと思います。


開校式の実施は、保護者やその地域の住民、
校長先生などで構成された学校運営委員会(以下、SMC)の協力なしには実現できません。
出張中、実際に私もその場に参加させてもらったのですが、
彼らは数カ月前から定期的に集まり、
開校式会場周辺の安全確認、学校の清掃、駐車場の確保、ステージの設置など
入念に準備をしていました。


本業の仕事が忙しい中にあっても、
これからこの学校に通う子どもたちの良い思い出となるよう、
また日本から来る参加者に快適に楽しく過ごしてもらいたいとの想いから、
皆さん一丸となり開校式の準備をしていました。


ADRA Myanmar 9.jpg 
< 開校式に向けての打合せをする住民たち>


ADRA Myanmar 10.JPG
< 開校式会場周辺の安全確認をする住民たち >


ADRA Myanmar 11.jpg
< 開校式ステージを組み立てる住民たち >  


ADRA Myanmar 12.jpg
< 日本人用控室を整える住民たち >


彼らはこの準備の時だけ、このように意欲的に関わっているわけではありません。
実は事業開始時から積極的に関わり、
自分たちでできることは自分たちでするという意思が強い方たちでした。
例えば、この学校では学校周辺にフェンスをつけようという案が出ていますが、
それは保護者や地域の住民による発案で、
子どもたちに、より安全安心な環境を提供してあげたいという
彼らの自発的思いから出てきたアイデアでした。


私はNGO職員として支援事業をする際に気になってしまうことがあります。
それは支援を受けた人たちが


「NGOの人たち、支援をしてくれてありがとう。じゃ、あとよろしく。」


となってしまい、主体的にならず、受け身になってしまわないかということです。


受け身だけの支援は、感謝の念が低く使い方も雑になりがちです。
今回の例で言うとたとえば校舎やトイレなどが壊れたとしても、


「またお願いしたらNGOが助けてくれるから。」


と考え、少しずつ支援に依存してしまうという負の循環が生まれてしまいます。
支援する側としては地域住民が受け身にならず、積極的に事業に関わり、
支援する側がいなくなっても自立した運営をしていくことが願いなのです。


私は式典準備の様子を見て、


「自分たちでしっかりと学校を運営していくから安心してほしい」


というメッセージが込められているような気がしました。
確かに、ここの住民たちの行動を見る限り、今後も自分たちのことは自分で行い、
この地域の学校として積極的にサポートをしていくことでしょう。


ADRA Myanmar 14.JPG
< 地域住民をはじめとしたSMCメンバーとの写真(筆者1列目右から3番目)>


ミャンマーの子どもたちが安心して十分な教育を受けられるよう、
ADRA Japanはこれからも、受益者に寄り添いながら教育支援活動をしていきます。
引き続き、皆様の温かいご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。


(文責:ミャンマー事業担当 會田 恵梨





ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 11:36 | ミャンマー便り | この記事のURL
(2/15)ミャンマー便りvol. 26 〜事業地カレン州の魅力〜 [2019年02月15日(Fri)]

ADRA Japanでは、2013年からミャンマーのカレン州において教育支援事業を実施しています。
今回は私たちの事業地であるカレン州をより身近に感じていただけたらと思い、カレン州の見どころについてご紹介したいと思います。


カレン州は、ヤンゴンから東に車で6〜7時間ほどのところにあり、パアン(Hpa-An)という町が州都です。
ちなみに、パアンの「パ (Hpa)」はカエルという意味で、パアンではカエルの像をよく目にします。


1パアンの町を流れるサルウィン川とカエル像.jpg
パアンの町を流れるサルウィン川とカエル像



カレン州のシンボルであるズエカビン山は、日の出や日の入りの頃に太陽を背にするととても美しく、人々に非常に愛されています。


2美しいズエカビン山.jpg
美しいズエカビン山



また、ミャンマーでは多くの人が仏教を信仰しており、たくさんの寺院があります。洞窟が多いパアンでは、洞窟の中に作られた仏教の寺院を見ることができます。

その中でも、カレン州の最大の観光スポットであるサダン洞窟内には、日本の秋芳洞に勝るとも劣らず大規模な鍾乳洞が広がっており、旅行者を日々圧倒しています。


3サダン洞窟入口.jpg
サダン洞窟入口



4洞窟内の仏像.jpg
洞窟内の仏像



5洞窟内の大きな鍾乳洞.jpg
洞窟内の大きな鍾乳洞



また、コーグン洞窟には最も古くに建てられたとされる洞窟寺院があり、こちらも訪れる者が後を絶たない非常に人気のあるスポットとなっています。
歴史は7世紀に遡り、洞窟の壁には信者が奉納した大小様々な仏様が彫られているのが特徴です。


6コーグン洞窟入り口の切り立った壁に並ぶ仏像.jpg
コーグン洞窟入り口の切り立った壁に並ぶ仏像



7洞窟内寺院で祈る人.jpg
洞窟内寺院で祈る人



こうした風光明媚な自然と、自然と一体になった仏教寺院がとにかく魅力的な場所が、私たちの事業地カレン州です。


8緑豊かなカレン州.jpg
緑豊かなカレン州



自然溢れる素敵な場所ではありますが、一方で、長年の紛争の影響を受けてしまったカレン州ではさまざまな開発課題が今も多く残っています。
その中のひとつが、学校建設など社会インフラの整備です。

政府は重要な課題として取り組んではいますが、地方にはまだまだその取り組みが行き届いていない地域が多いのが現状です。



地域を愛するカレン州の人々が安心して十分な教育を受けられるよう、ADRA Japanはこれからも、地域に寄り添いながら教育支援活動をしていきます。
引き続き、皆様の温かいご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。




*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。


(執筆:ミャンマー事業担当 會田 恵梨



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント



このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 12:19 | ミャンマー便り | この記事のURL
(12/17) ミャンマー便りvol. 25 〜支援を受けた人々の声から見るADRA Japanの活動〜 [2018年12月10日(Mon)]

ADRA Japanでは2013年から、紛争の影響を受けてしまった学習環境を改善するため、ミャンマーのカレン州において教育支援に取り組んでいます。

今回は、学校建設に加え、学校運営委員会(SMC)の活動や各種研修に参加した村の人たちが活動参加前にどのような思いを抱えており、参加後にどのような変化があったか、現地からの声をいくつか紹介したいと思います。


**************************************

私の名前はMi Miです。
Sin Ku 中学校のSMCメンバーの一人です。3人の息子と4人の娘がいます。


1_Sin Ku 中学校 SMCメンバーのひとりであるMi Miさん - コピー.jpg
Sin Ku 中学校 SMCメンバーのひとりであるMi Miさん



私たちは家族で小規模ビジネスを立ち上げ、ピーナッツとターメリックを育て、販売していました。決して多くの収入にはなりませんでしたが、家族の生活は十分成り立っています。

今、最も必要なことは教育だと考えています。もし教育により十分な知識が得られなければ、お金を稼ぐこともできず、人々から尊敬もされません。
そう考え、私は子供たち全員を学校に行かせましたが、最終的には経済的な問題により最後までサポートしてあげることはできませんでした。

今年、私たちはとても幸運なことに、長年待ち望んでいた新しい学校を建設してもらえることになりました。
生徒たちは快適な環境で勉強することができるようになり、安全に関する心配もなくなりました。

更に、学校だけではなく、学校運営に必要な、衛生研修に関する知識も得ることができました。この研修は私たちのコミュニティーにとって、また私たちが生活していく上で、とても重要で意味あるものです。
例えば、下痢やマラリアをどのように予防すればよいか、知ることができました。


2_ Sin Ku 中学校のSMCメンバー - コピー.jpg
Sin Ku 中学校のSMCメンバー



学校が新しくなり学習環境が整ったことで、生徒たちは勉強を続けていくことにとても前向きです。
学校で生徒たち全員が積極的に勉強に取り組んでいる姿を見て、私もとても嬉しく思いました。

日本のみなさんと、ADRA Japanが私たちの村に学校を寄付してくれたことに感謝します。
また、研修を実施し、知識を共有し、ミーティングを開催してくれたことに感謝します。

寄付された学校はこれから私たちが維持管理していきます。


**************************************

私の名前はThel Zar Zar Lwinです。
私は2009年から2013年までYar Khee Baung小学校の教員を務めていました。


3_Yar Khee Baung小学校で働くThel Zar Zar Lwinさん - コピー.jpg
Yar Khee Baung小学校で働くThel Zar Zar Lwinさん



私はYar Khee Baung村のとても古い私立学校で教員のキャリアをスタートしました。

校舎が一つのホールだったため、声が筒抜けでうるさく、教える環境としては良くありませんでした。
また、夏はとても暑く、雨季は雨で水浸しになりました。

村人は貧しく、学校の状態に無関心でした。校舎はだんだんと老朽化が進み、危険な状態となっていきましたが、わたしたち教師はそのような学校で授業をしなければなりませんでした。
2014年、政府に新しい校舎を要求しましたが、受け入れられませんでした。しかし、新しい校舎と安全な学習環境を手に入れることは喫緊の課題でした。

今回、新しい校舎と素晴らしい学校家具、備品を日本政府とADRA Japanから寄付してもらいました。
これは、10年間の教員生活の中で一番嬉しい出来事でした。

今回小学校の新校舎を寄付してもらいましたが、将来的には中学校レベルまで拡張したいと考えています。
また、SMCミーティングやその他の研修にも参加し、多くのことを学ぶことができました。


4_Yar Khee Baung小学校開校式に参加するThel Zar Zar Lwin さん - コピー.jpg
Yar Khee Baung小学校開校式に参加するThel Zar Zar Lwin さん


**************************************

ADRA Japanはこれからも、支援を必要としている方々のニーズに応えていけるよう、事業を実施していきます。

引き続き、皆様の温かいご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。



*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、外務省NGO連携無償資金協力およびイオンワンパーセントクラブの助成を受けて実施しています。


執筆:ミャンマー事業担当 堀 真希子



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 16:08 | ミャンマー便り | この記事のURL
(9/8) ミャンマー便りvol. 24 〜土地提供者へのインタビューおよびその思いを実現するためのADRAの取り組み〜 [2018年09月08日(Sat)]

ミャンマーのカレン州では、60年に渡って政府と少数民族勢力の紛争が続いてきました。

停戦合意後、和平協議を行い双方の信頼構築を図るものの、政府と少数民族武装組織が治める区域が混在しており、不安定な情勢が一部地域には残っています。

紛争の間に学校は朽ち、子どもたちが安全に、そして安心して勉強できる環境がまだまだ整っていないのが現状です。


ADRA Japanでは2013年から、紛争の影響を受けてしまった学習環境を改善するため、カレン州で教育支援に取り組んでいます。

今回は、新校舎建設のために土地を無償提供してくださった地元の方からお話を伺う機会を得ましたので、ご紹介いたします。


土地提供者のNan War War Khinさんへのインタビューを行うADRAスタッフ.jpg
土地提供者のNan War War Khinさんへのインタビューを行うADRAスタッフ


土地の提供を申し出てくださったのは、カレン州に住むNan War War Khinさんという女性です。
土地の提供に至った思いについて、インタビューの中で彼女は以下のように話してくれました。


「私のこの寄附をした土地により、新しい学校が建ち、村の子どもたちが毎日楽しく勉強してくれることを望んでいます。

そこで子どもたちがたくさんのことを吸収し、自身の将来を切り開いていくお手伝いができたらと考えています。

また、そうした子どもたちがこの先もしこの村のためにも何か貢献することをしてくれたとしたならば、私にとってそれほど嬉しいことはありません。

残念ながら私の両親や親戚は既に亡くなっているのですが、彼らもこの寄附行為を喜んでくれると思います。」


そんなNan War War Khinさんのような思いに応えるべく、ADRA Japanは子どもたちが安全な環境で勉強できるよう新校舎及びトイレ、井戸の建設を行なっています。

これに加えて、質の高い教育を子どもたちに提供するための教員研修も実施しています。

今春に実施された教員研修では、専門のトレーナーを講師として招き、5日間にわたり教授法および英語 (聞く、話す、読む、書く) の講義を行いました。

研修に参加した教師たちからは、

「自分の今までの知識や経験と今回研修で学んだことを合わせて、これからはより良い方法で子どもたちに教えることができると確信した」

「英語の4スキルについて、さらに学びたいと思った」

「研修全体を通して、とても満足しており、また機会があれば参加したい」

などの声が挙がりました。

この研修を通して、教師が授業をすることに自信を持ち、自己啓発に励むためのモチベーションアップにも繋がりました。


研修内容を受けて行った模擬授業(ADRAのミャンマー事業地).jpg
研修内容を受けて行った模擬授業


無事研修を修了した教師たち(ADRAのミャンマー事業地).jpg
無事研修を修了した教師たち



ADRA Japanは、地域の方々と協力して、長年の紛争の影響を受けてしまった教育環境を整備する活動を、これからも続けていきます。

引き続き、皆様の温かいご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。



*ミャンマー教育支援事業は、皆様からのご寄付のほか、イオンワンパーセントクラブ、外務省NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。


執筆:ミャンマー事業担当 會田 恵梨



ADRA Japanのホームページはこちらです

ADRA Japanフェイスブックページ

ADRA Japan Twitterアカウント

このエントリーをはてなブックマークに追加

   ブログトップへ

 ↓ 事業・カテゴリ別記事はコチラ ↓
最新ニュース南スーダンジンバブエアフガニスタンイエメンシリア難民ミャンマーネパール形成外科医療チーム緊急支援イベント情報・報告人材募集ボランティア募集事務局からのお知らせ

Posted by ADRA Japan at 16:56 | ミャンマー便り | この記事のURL
| 次へ