(2/10)南スーダン便りvol.93 インターネットのニュースでは見ることがない日常的なエチオピアを駐在員がご紹介します! [2022年02月10日(Thu)]
皆さま、こんにちは。 エチオピア駐在員の辻本です。 今回はエチオピア食べ物、装飾、乗り物など エチオピアの日常や文化をいくつか ご紹介します。 ★エチオピアの食べ物「インジェラ」 エチオピア人の主食と言えばやはりこれ。 インジェラです。 テフという植物から作られており、 鉄分とカルシウムを多く含みます。 レストランや大衆食堂など、 どこに行ってもインジェラを 見つけることができます。 当たり前の食べ物過ぎて、 レストランで具材だけ注文すれば インジェラと一緒に出てくる、 日本人にとってのお米のような存在です。 パスタを注文したら インジェラと一緒に出てきた、 ということもあります。 (ブヤイネット:インジェラと数品の野菜料理を組み合わせたもの。) (ティブス:肉を炒めた料理) ★おもてなし時に床に敷く草「ケテマ」 エチオピアではおもてなしの場に 青草を敷く習慣があります。 自然の中にいるという演出のためと いわれています。 敷く草に決まりはないようですが、 基本的に細い草が多いです。 インジェラを紹介した一枚目の写真にも、 草が地面に敷かれているのが分かるかと 思います。 上を歩くと柑橘系にも似た清々しい匂いが します。 (ショッピングモールの中でも青草が敷かれている) (青草が敷かれている伝統的なコーヒーセレモニーが行われる場所。このような場所はホテルの1階などにも設置されている。) ★エチオピアのコーヒー エチオピアといえばなんといってもコーヒー です。 コーヒー発祥の地と言われるエチオピアでは、 都会、田舎関係なくいたるところで コーヒーが飲まれています。 また、コーヒーはエチオピアの最も多い 輸出品目でもあります。 エチオピアのコーヒー屋さんでは スプリッスと呼ばれる、 コーヒーと紅茶を混ぜたものも飲めます。 さわやかで飲みやすく、 コーヒーと紅茶の両方の香りを感じられます。 (首都アディスアベバで飲んだコーヒー。 レストランなどでコーヒーを頼むと ポップコーンと一緒に出てくることがある。) (事業地ガンベラ州の田舎で飲んだコーヒー。 日本円にして1杯10円ちょっと。) ★エチオピアの飲み物「アンボ」 飲み物繋がりでもう一つご紹介したいのが こちら。 何かわかりますか? 正解は、炭酸水です。 日本で炭酸水と言えばウィルキンソンや ペリエなどかもしれませんが、 エチオピアは違います。 炭酸水を注文したければ、 アンボと言えばほぼ100%通じる エチオピアの炭酸水です。 ラベルに「AMBO WATER」と 書いていますが、 レストランで”Water”(水)を注文すると、 これが出てくることもあるくらい 馴染み深い飲み物です。 ★移動手段のひとつ「青タクシー」 首都のアディスアベバにはたくさんの タクシーが走っています。 ウーバーのようなアプリを使って 呼ぶことができる車もありますし、 そうでない昔ながらのタクシーも 走っています。 写真に見える青色の車が 昔ながらのタクシーです。 ほとんどの車が中古車で、 修理に修理を重ねて使っているものも 少なくなく、 年代物が今も元気に走っています。 一度、運転手に聞いたときは、 70年代のカローラだったことがありました。 以上、インターネットのニュースでは 見ることがない、 日常的なエチオピアをご紹介しました。 いかがでしたでしょうか? 今回のブログで読者の皆さまに、 ADRA Japanの事業地であるエチオピアを 少しでも感じていただければ嬉しいです。 次回は、活動の様子をお届けいたします。 どうぞ楽しみにしていてください。 (執筆:エチオピア駐在員 辻本) |