• もっと見る
«(9/13) 【報告】おうちでできるボランティア!ぞうきんを縫って被災地を助けよう!〜ちくちくボランティア〜開催しました! | Main | (9/20) 8/24にウクライナデー報告会「この半年、あなたの支援がどう人々を支えたのか?」を開催しました!»
ADRA Japan団体概要

ADRA Japanさんの画像
最新10記事
記事カテゴリー
<< 2022年12月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
https://blog.canpan.info/adrajapan/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/adrajapan/index2_0.xml
(9/16) ジンバブエ便り vol.59 ゴクウェ・ノース地区での教育支援事業が完了しました! [2022年09月16日(Fri)]


皆さま、こんにちは!


日頃より、ジンバブエ事業を応援いただき、
ありがとうございます。


今回のブログでは、2019年より3年に渡って
ゴクウェ・ノース地区で取り組んできた
3年間の教育支援活動についてご報告を致します。




私たちがゴクウェ・ノース地区で活動を開始する前、
地域のネニュンカ小学校、クシンガ小学校、
チリサ小学校では、多くの子どもたちが
ワラと丸太で作られた教室で学んでいました。


また、教員の住環境及び職場環境が
劣悪だったことも合わさり、
子どもたちが受ける教育の質が
低い状態にありました。



ADRA_Kushinga primary school_201911 (3).jpg


事業開始前のクシンガ小学校の教室



ADRA_Kushinga primary school_201911.jpg


支援開始前のクシンガ小学校での授業の様子




さらに、対象の地域では
子どもが家計を助けるために仕事をして
学校に来なくなったり、
早期婚で学校を退学したりするケースも
多くみられました。


しかし、こうした子どもたちが
学校に戻るための受け皿や
それを後押しする動きはありませんでした。




こうした背景があったゴクウェ・ノース地区で、
私たちは住民とともに学校を建設し、
教育の重要性を伝えるメッセージを
広げてきました。


さらに、学校が少しでも自分たちの力で
学校開発や運営を進めていけるよう、
学校開発委員会へのトレーニングも行い、
それらを活かして
学校は収入向上活動を実施してきました。



ADRA_Kushinga primary school_Education campaign volunteers_2021.11.jpg


教育啓発キャンペーンで家庭訪問を
実施したボランティア。


「1人の子どもも取り残さない」
というメッセージを掲げて
メッセージを広めた。



Chirisa primary school_Consultation day_2022.06.jpeg


教育相談会で先生と話をする生徒と保護者の様子



Chirisa primary school_Education campaign_NFE students and teachers_2022.03.jpg


過去に退学してしまった子どもたちの受け皿として
ADRAと学校が実施している特別学級で学ぶ生徒と
その先生



Chirisa primary school_female construction wokers with ADRA staff_2022.06.jpeg


建設完了間近の職員棟の前で
笑顔を見せる女性の建設作業員のADRAスタッフ。
女性の建設作業員の活躍については
こちらのブログをご覧ください 。



女性を含む建設作業員をエンパワーする
ADRAスタッフの記事はこちら



ADRA_Nenyunka primary school_class_2022.02.jpg


完成した教室で学ぶ子どもたち




ADRA_Mrket survey training_2021.09.jpg


収入向上活動に活かすためマーケット調査を
実施する学校開発委員会メンバー




Chirisa primary school_Broiler IGA_2022.06.jpg


学校が新たに始めたブロイラー(肉用鶏)の活動



ADRA_Zimbabwe_Child.jpg


3年次事業完了時に実施した引き渡し式で
笑顔を見せる子どもたち




新型コロナウィルス感染症拡大の影響を
大きく受けた本事業ですが、
上述の包括的な教育環境改善を継続した結果、
さまざまな側面でポジティブな変化が見られました。


例えば、コロナ禍で跳ね上がってしまった
ネニュンカ小学校の退学率が
29%(2020年)から12%(2022年)まで
大幅に改善されました。


また、コロナ禍で授業に
大きな遅れが出てしまった状況を受けて実施した
学習キット(文具や問題集)の配付活動では、


週末や学校閉鎖中に、
学校開発委員会が中心となって学習キットを活用し、
小規模の学習会を開催するなどの変化も見られました。




学校自らが、
持続性を高めていけるよう開始した
収入向上活動も3年目になり、
各学校で、それまでの収入を再投資する形での
新たな活動も始まりました。


これまでトライ&エラーで学んできたことを活かし、
学校は地域住民とともに収入向上活動を
継続していくことができると私たちも信じています。



食事の準備_ADRA.jpg


学校で行われたイベントに駆け付け、
食事を準備する村人たち



最後に、事業終了時に実施されたインタビューで
村人たちが語ってくれた変化をご紹介します。



「水汲み場で行列ができているときに
先生が水汲みに来たら、
私たちは先生たちを先に通すようになりました。


そうすれば先生は、
私たちの子どもたちを教えるために、
学校にすぐに戻れますから 。」



「ADRAの活動を通して
子どもたちにとって教育がいかに重要であるかを
理解しました。


教育が大切であるということは、
つまり私たちにとって先生たちは
とても大切な人たちなんです。」




私たちはこれからもジンバブエの人々、
一人ひとりに寄り添った教育支援活動を
続けてまいります。


2022年4月から開始している
ゴクウェ・ノース地区の隣り、
西マショナランド州ニャミニャミ地区における
教育支援事業についてもご報告をしていきますので、
楽しみにしていてください!


ジンバブエ事業は、皆さまからのご寄付のほか、
日本NGO連携無償資金協力の助成も
受けて実施しています。


今後もどうぞ皆さまの温かいご支援を
よろしくお願い致します。



(執筆:ジンバブエ事業担当 高橋睦美)


Posted by ADRA Japan at 12:26 | ジンバブエ便り | この記事のURL | コメント(0)
コメントする
コメント