(8/12) ウクライナ 支援者の個々のストーリー 2 [2022年08月12日(Fri)]
ヴィクトリアさん(ブチャ地区、イルピン出身) 「私は戦争が始まって数日間は家族と一緒に イルピンにいました。近所の知り合いの 地下室に隠れていたんです。 その隠れていた家が、 爆撃を受け始めた時の恐怖心は 今でも忘れられません。 はじめはぞっとするような音がして 背筋が凍るように感じました。 そして、電気が消え、、、 煙のにおいがして、 火事だとわかったんです。 きれいな空気を吸うために 地下室の外に出てみると、 家は跡形もなく、 ただ灰が落ちているだけでした。 遠くには行きたくなかったので、 イルピン内で避難先を見つけました。 しかし、その数日後に、私たちの家も 空爆で破壊されたんです。 今、私たちはホームレスで仕事もありませんが、 すべてがどうにかなると信じています。 アドラが国連WFPと協働で食料配布をしていると 近所の方が教えてくれて、はじめてここに来ました。 食料不足や、食料価格の高騰の中で、 このような支援は私たちにとって 非常に重要なものになります。」 ヴィクトリアさんのように戦争の影響を受け 生活に困っている人たちを対象に、 アドラはウクライナの11地域で、 国連世界食糧計画(WFP)と協働で 食料配付も行っています。 皆さまの温かいご支援により さまざまな組織とも連携しながら ウクライナの方々に必要な支援を 届けることができております。 心より感謝いたします。 (文責:広報・マーケティング担当 永井温子) 【〜ご案内〜】 2022年8月24日に第1回ウクライナデー報告会をオンラインにて開催します。 ウクライナ独立記念日(1991年)というウクライナの方々にとって大切な日であり、ウクライナ危機発生からちょうど半年となるこの日、改めて平和や助け合いについて、一緒に考えてみませんか。 ▼お申込みはこちらから https://www.adrajpn.org/Event/UkraineDay2208.html?blog |
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