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(8/10) ウクライナ 支援者の個々のストーリー 1 [2022年08月10日(Wed)]
ウクライナでは激しい戦闘が始まってから
5か月が経過しました。

私たちはこの5か月間、支援活動を続ける中で
さまざまな境遇の人と接してきました。

個々のストーリーに触れ、
失ったものや悲しみの多さに心を打たれると同時に、

それでも前に進んでいこうとしている
人々の話には大変な勇気をもらいました。



これから数回に分けて、支援者の個々のストーリーを
紹介したいと思います。

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オレクサンドルさん、フリスティナさん、サシカ君
(ドネツク出身)

「私たちは2か月半にわたる絶え間ない爆撃の間、
地下での避難生活を送りました。

この事態には終わりが来ると信じていたので、
家を離れたくなかったのです。


けれども、しばらくたってから、小さな息子
サシカのためにも脱出することを決意しました。


自家用車で安全な場所まで
移動しようとしましたが、
危険が多く、自分たちの判断では
とても不可能でした。

アドラのボランティア達は、
すでに多くの人々の脱出を手助けしてきて
安全なルートや避難先を知っていたので

私たちはアドラの手助けが得られて
本当にラッキーでした。



たくさんの草原や農地を車で走り抜け
やっと安全と感じられるこの地に到着しました。

今、唯一望むことは、ただただ休みたいです。


そして、小さなサシカの唯一の望みは、
戦争が終わり
一日も早くすべてが修復されることです。」



アドラは危険な地域から脱出する方々への
移動手段の提供や、

脱出してたどりついた先での避難所の提供、
食料、生活用品、衣料品の配付等、
心のケアなど、現場で必要とされている
さまざまな支援を各地で展開しています。


戦争の長引くウクライナでは
まだまだ多くの支援が必要とされています。


アドラはこれからも長期的に
彼ら一人ひとりに寄り添い、活動を続けていきます。

皆さまの温かいご支援に
心より感謝いたします。


(文責:広報・マーケティング担当 永井温子)



【〜ご案内〜】
UkraineDay202208.png

2022年8月24日に第1回ウクライナデー報告会をオンラインにて開催します。
ウクライナ独立記念日(1991年)というウクライナの方々にとって大切な日であり、ウクライナ危機発生からちょうど半年となるこの日、改めて平和や助け合いについて、一緒に考えてみませんか。

▼お申込みはこちらから
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Posted by ADRA Japan at 20:27 | ウクライナ緊急支援 | この記事のURL | コメント(0)
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