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(6/1) ウクライナ南部の村から命がけの避難 [2022年06月01日(Wed)]


ADRA_UkraineResponse_命がけの避難1.jpg



ウクライナ南部の主要都市へルソンでは
長い間激しい戦闘が続き、
現在はロシア軍により
支配されているとみられています。

この町の近くにある
ドニエプルバグ河口付近の村でも
多くの市民が、物資不足や非人道的な
行為により、苦しい生活を強いられています。


先月、この村から避難してきた方々を、
ドニプロペトローウシク州の
クルィヴィーイ・リーフで受け入れました。

彼らは避難の際、主要道路は地雷が
埋められているため使えず、
舗装されていない草原の中を
車で走って逃げなくてはいけませんでした。

目立たないよう、夜暗くなってから、
車のヘッドライトを消して運転するため
他の車と衝突しながら、
それでも何とか無事に村を出ることが
できました。

このように命からがら逃げてきた彼らは
クルィヴィーイ・リーフに
辿り着いた時には身も心も
疲れ切っていました。

彼らは、アドラが設置した滞在所で、
温かい食事をとり、
ゆっくり休むことができました。


また、恐怖で怯えていた子どもたちは
専門家によるカウンセリングを受けました。


ADRA_UkraineResponse_命がけの避難2.jpg



そして翌朝には、ウクライナ西部の町
リヴィウを目指し、出発しました。


アドラはボランティアの方々と協力し
ウクライナ各地でこのような滞在所や
避難シェルターを設置し、
戦火から命がけで避難してくる方々を
受け入れ、支援しています。

戦争が長引くウクライナでは、
このような支援を必要としている方々が
たくさんいます。

アドラはこれからも彼ら一人ひとりに
寄り添い、活動を続けていきます。

皆さまの温かいご支援に
心より感謝いたします。



(文責:広報・マーケティング担当 永井温子)


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Posted by ADRA Japan at 14:50 | ウクライナ緊急支援 | この記事のURL | コメント(0)
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