(2/9) トンガの噴火と津波を生き抜いた女性2人の実体験 [2022年02月09日(Wed)]
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トンガ・ミッションオフィスの宿舎に住む カレシさんとグウェンダさんは、引っ越し の準備を進めていました。 1月13日、トンガに津波警報が出されまし たが、翌日には解除されたため、2人はこ れで無事に引っ越しができると思っていま した。 カレシさん(左)とグウェンダさん(右) 1月15日、この日の夜には友人が訪ねてく る予定になっており、それを楽しみに2人 は早くから夕飯の準備を進めていました。 そのとき、火山が噴火する音が聞こえまし た。 前にも同じような噴火があったので、2人 はさほど気に留めず料理を続けていました。 ところが今回の噴火は長く、前回とは様子が 違うことに気づき、外を見ると近くの海で噴 煙が上がり、あっという間に家に向かってく るのが見えました。 慌てて外へ出ると、再び噴火がありました。 地面は大きく揺れ、噴煙の中には雷も見えた ため、危険を感じて家に逃げ込もうとしたと き、一番大きな噴火が起こり、爆音で耳が裂 けそうになりました。 お互いの叫び声はまったく聞こえませんでし た。 近くのビルの2階に避難すると、海面が盛り 上がるのが見えました。 波は防波堤を超え、あっという間にビルの 敷地内に入ってきました。 火山灰や噴石が降ってくる危険も考えられ ましたが、津波が柵や塀を破壊していく様 子を目の当たりにし、2人はその場から逃 げることを決断。 胸のあたりまで水位がある中、お互いに腕 を組み、門に向かって波に逆らいながら津 波の中を歩きました。 強い波が押し寄せたら通り過ぎるまで立ち 止まり、そしてまた進みました。 水から脱出できたあとは、噴石が降る中を とにかく走り続け、新しいビルにやっと避 難できました。 そのとき、火山灰が激しく降り、インター ネットがつながらなくなりました。 翌日になって宿舎を見に行くと、2人が逃げ た時点でまだ建っていた家は完全に破壊さ れていました。 命を落としていてもおかしくなかった状況 の中、たくさんの方の祈りを通して神様に 助けていただいたことを、2人はただただ 感謝しました。 この2人のような危機的状況を、トンガに 住む多くの方々が経験しています。 アドラは、現地の教会ネットワークと協働 して被災された方々への支援をスタートし、 2月上旬までに3つの島々に住む700世帯以 上の方の生活を支えるための現金給付を行 いました。 人口の84%が被災という甚大な被害から立 ち直ろうとする方々に、今後も寄り添って まいります。 (執筆:マーケティング担当) |
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