(10/14)ネパール便り vol.57 【お盆とお正月が一緒にやってきた!?】 [2021年10月14日(Thu)]
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皆さん、こんにちは。 ネパール事業担当の、大西です。 ネパールに「ダサイン」の時期が やってきました。 ダサインはネパールの ビクラム暦Asoj月21日から (西暦上9月〜10月頃にあたる) 祝われる、 ネパールで最も長い15日間の ヒンドゥー教のお祭りです。 ダサインでは女神ドゥルガーが 闘いに勝利したことを祝い、 豊穣と人々の生命力を 高めることを祈願します。 ネパールの人々は 家族や親戚との関わりを 大切にしており、 ダサインは皆で集まる 貴重な機会となります。 コロナ禍でなかなか例年通りとは いきませんが、 海外に出稼ぎに出ていた労働者や 海外留学していた ネパール人学生が、 一斉に帰省する時期でもあります。 今年のダサインは、 10月7日から始まっています。 [ダサイン1日目には竹で作られた ブランコが各地で見られる] 15日間のダサインの内、 1日目には女神ドゥルガーを 象徴する聖なる壺に 水と種(米や麦)を植え、 12-15pほどに伸びるまで 「ジャマラ」を育てます。 [ダサイン1日目の「ジャマラ」] [ダサイン期間中に 育てられたジャマラ] 家族・親戚の集まる宴会は 特にダサイン7日目から始まります。 そして、その日には 王宮でパレードも行われます。 [王宮でのパレードの一部] ダサイン9日目には 多くの人々が 祈りを捧げるために寺を訪れ、 職人や工匠の仕事道具、 さらには車やオートバイに、 1年間事故無く過ごせますようにと 願をかけてもらいます。 [車とバイクへの願掛け] 女神ドゥルガーが 魔物に勝利したとされる10日目には、 新しい衣服を身にまとい、 親戚や家族で集まります。 家族内での年長者から ジャマラが渡され、 額にティカ (赤く染めたお米を バナナやヨーグルトと混ぜたもの) が施されます。 ティカや衣服の赤色は、 家族の血のつながりを表す 色でもあります。 ダサイン最終日は満月に当たり、 女神ラクシュミに祈りを捧げ、 ご馳走を食べたり、 夜遅くまでカードゲームに 興じたりします。 [年長者がティカを施す様子] [コロナ禍前に、 大勢の親戚とトランプを遊ぶ様子] 未だ新型コロナウイルス感染症の 影響により、 大きな集会は認められておらず、 例年のように多くの親戚とは 集りにくい状況ですが、 ネパールの人々が1年間の疲れを癒す 大切なひと時を過ごすだろうと 思われます。 お祭りの起源の通り、 コロナとの長い戦いにも 必ず終わりがきて、 人々の豊かさと健康が 守られることを願ってやみません。 (執筆:ネパール事業担当 大西由香) |
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