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(9/28) ミャンマー便りvol.42 〜国際平和デーの願い。ミャンマーの子どもたちが再び安心して学校に行けるように〜 [2021年09月28日(Tue)]


ADRA Japanは2013年から
ミャンマーでの教育支援を
継続しています。


新型コロナウイルスや
今年2月からの情勢により、
活動がしにくい状況が
続いていますが、

昨年8月1日から取り組んできた
ミャンマー南東部に位置する
カレン州で新たに5校の校舎建設と
教育研修・啓発活動が
完了いたしました。



ミャンマー.jpg





ADRAが活動しているカレン州
では60年以上続いた紛争により、
学校教育の導入が遅れています。


カレン州の7−15歳の就学率は
71%と国の中で2番目に低く、
この地域の子どもたちの
10人に1人は一度も学校に
行ったことがありません 。


子どもの数に対して
小中学校の校舎数も
不足しています。


既存の校舎も、
地域住民が自ら作った校舎も
簡易的な造りで、

子どもたちが勉強に集中できる
環境ではないのため、
建替えが必要な状況です。



@Muwa old School building.jpg


[ムワー小学校の旧校舎]




今回の教育支援では、
計591人の子どもたちが学ぶ
カレン州の5校の小学校で、
校舎建設、学校家具の提供、

住民や教師などで構成される
学校運営委員会への研修、
教育の重要性を

保護者や地域住民に
伝える啓発を行うことを計画し、
昨年8月に活動を
スタートしました。




事業を進めていく中で
いくつかの困難に直面しました。


まず、コロナ禍の影響を受け、
昨年の半ばより、
ミャンマーにADRA Japanの
スタッフが駐在することが
できなくなりました。


また今年(2021年)2月からは、
情勢が悪化し、
資機材の調達が
遅れてしまうなどの
問題もありました。




私たちは、現地スタッフと
メールやビデオ通話などで
連絡を取り合ったり、

在ミャンマー日本国大使館
をはじめ
国際協力関連機関との
情報共有をしたり、

スタッフの安全を第一に
考えながら活動を
実施してきました。




その結果、
当初の予定からは
時間がかかってしまいましたが、
幸いにも5校の校舎建設を
無事に終え、

その他の研修・啓発活動も
すべて終えることができました。



AMu War school.JPG


[ムワー小学校の新校舎]




教育啓発ワークショップでは、
教育の重要性を
住民に理解してもらうことを
目的とし、

住民の結束力と主体性を活かせる
ように取り組んできました。


住民はワークショップを通して、
住民が村の教育課題について
議論し、

対策案を計画、
必要な資金を自ら集めました。


その結果、
学校の水タンクの設置、
通学路の舗装、
学校のフェンスの設置など

子どもたちの教育環境を
整備することができました。



Bschool fence at Mu Wah.jpg


[校舎フェンスを設置する住民(ムワー小学校)]




Cwater tank at Kaw Hpar Doe.jpg


[住民によって設置された水タンク(パヤー小学校)]




学校運営委員会への研修では、
参加者が学校の維持管理計画と
収支計画を作成しました。


その後、
各村で計画に基づいた
資金の徴収を住民から行うことで、
維持管理をすることができました。



DSMC meeting at Par Yar.jpg


[学校運営委員会の定期会合(パヤー小学校)]




事業により、
住民の教育に対する
考え方は以前よりも
前向きになってきています。




学校運営委員会からは


「住民は以前より団結し、
子どもたちを学校に通わせている」



との声がありました。




また、小学校の保護者からは


「以前は教育の重要性について
知らなかった。

現在は子どもの将来のために
教育が重要であること理解した。

子どもが学校を卒業するまで
通わせたい。

私も新校舎の維持管理に
携わっていく。」



という声もありました。




現在は、コロナ禍と
長期化している不安定な情勢のため、
子どもたちが安心して
学校に行ける状況にありません。


ですがまた状況が落ち着いたときには、
子どもたちはこれまでで最高の環境で
学ぶことができます。


ミャンマーの子どもたちが
また安心して学校に行ける日が
1日も早く来ることを願っています。




ADRA Japanは
現在もミャンマーでの教育支援を
続けております。


引き続き応援を
していただければ幸いです。




*ミャンマー教育支援事業は、
皆さまからのご寄付のほか、
イオンワンパーセントクラブの
助成を受けて実施しています。



(執筆:ミャンマー事業担当)
Posted by ADRA Japan at 09:39 | ミャンマー便り | この記事のURL | コメント(0)
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