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(5/28) 【オンライン報告会「1円からできる支援〜コロナ禍のエチオピア難民キャンプに新しい手洗い場を!〜」が開催されました】 [2021年05月28日(Fri)]


4月21日(水)に

オンライン報告会
「1円からできる支援
〜コロナ禍のエチオピア難民キャンプに
新しい手洗い場を!〜」


を実施しました。


今回のイベントは、
以前からADRA Japanが
水・衛生分野で支援を行っている

エチオピア・ガンベラ州にある
クレ難民キャンプの学校に
手洗い場を設置する事業の
Yahoo!ネット募金に合わせて開催されました。

当日は、エチオピア駐在員1名、
東京本部の事業担当者2名を
パネリストに、

エチオピアの国や町の様子から、
南スーダンの人々が
難民となってしまった背景、

エチオピアの
クレ難民キャンプでの
実際の生活や課題について
お伝えしました。


今回は、報告会の内容をお伝えいたします。




エチオピア新型コロナ支援.jpg

(エチオピアについての紹介)




南スーダンは2011年に
スーダン共和国から独立した
世界で最も若い国です。


しかし独立以前に長く続いた内戦や、
その影響により
疲弊しきったインフラ、

識字率の低さ、貧困問題、
民族間や国境をめぐる問題など
様々な課題を抱え
非常に不安定な国でした。


そのような中、
2013年末に首都であるジュバで
武力衝突が発生しました。


衝突は国内各地に広がり、
南スーダンは人道危機に陥りました。


2017年には内戦激化に伴って
難民数が200万人を超え、

南スーダンの東側に国境を有する
エチオピアにも36万人以上の人が
難民として避難しています。




エチオピアイベント.png

(南スーダン難民についての説明)




ADRA Japanが
水・衛生分野にて支援を行っている
クレ難民キャンプは、

2014年に設立され、
現在約45,000人が生活をしています。


難民キャンプは人口密度が高く、
地方の農村部に住んでいた頃よりも
手を洗わなかったり
野外で排泄をしたりと、

不衛生な習慣がここに住む人々の
健康を害する要因になっています。


また、不衛生な習慣は
感染症の発生・拡大等を招く
重大な問題にもなっています。


さらに、石鹸や清掃用具、
水を貯蔵するポリタンクなどの
衛生用品も不足しています。


このような状況の中、
難民キャンプ内での
新型コロナウイルス感染症の
拡大も懸念されています。



エチオピアでは
2020年8月頃に第一波を迎え、
一旦は落ち着きましたが
2021年2月から再び感染が
拡大しています。




エチオピアコロナ状況.png

(エチオピアのコロナウイルス陽性者数推移)




4月の半ば現在では
1日2千人ほどのペースで
陽性者が増え、

これまで24万人以上の
コロナ感染者が確認されています。


クレ難民キャンプ内では
これまで39人の陽性者が出ています。


数にすると少ない印象を受けますが、
難民キャンプがあるガンベラ州では
2020年10月以降、検査がほとんど
行われていないことや

人口密度・衛生環境を考えると、
実際の陽性者数は
もっと多いと推測され、
油断のできない状況です。


ADRAでは以前から
難民キャンプの衛生環境を
改善するため、

正しい手の洗い方を広める
手洗いキャンペーンや
水貯蔵容器の洗浄キャンペーンを
実施したり、

世帯別トイレの設置を
行ったりしています。


今回は新型コロナウイルス感染症の
拡大を受け、難民キャンプ内の
5つの学校に手洗い場を設置する
計画を立てています。



エチオピア手洗いキャンペーン - コピー.png

(手洗いキャンペーン)


エチオピアなどの
発展途上国では、
手洗いが身近で取り組みやすい
感染対策として推奨
されていますが、

クレ難民キャンプ内での
トイレ後の手洗いは49%と
非常に低いです。


合計で約11,000人が学ぶ小学校は
キャンプ内で毎日最も人が集まる
場所のひとつであり、

感染するリスクが
高いにも関わらず、
手洗い場が一つもありません。




エチオピア難民キャンプコロナ禍の小学校 - コピー.png

(小学校についての説明)




そこで、ADRA Japanでは
手洗いという最も基本的な
感染対策を、

難民の子どもたちにも届けるため
資金を募っています。

大切な人命を守りたい気持ちは
ここ日本でも、
遠く離れたエチオピアの
難民キャンプでも同じです。


手洗い場の設置には
1機あたり約10万円が必要です。


クレジットカードだと100円から、
Tポイントカードだと1円から
寄付をすることができる
Yahoo!ネット募金を通して、
資金を集めておりますが、

イベントにご参加くださった
皆さまをはじめ、
既に534人の方にご寄付をいただき、

現在、約19万円、
手洗い場およそ2基分の支援を
集めることができています。

本当にありがとうございます。

今後もあたたかいご支援を
よろしくお願い致します。

募金はこちらから
Skype_Picture_2021_05_28T09_20_27_985Z.jpeg


最後に、イベント内で
お答えできなかった
参加者の方からのご質問3件に、
この場でお答えします。


Q1. エチオピア政府の
難民担当部署の関わり:
調整以外にも難民キャンプの
人々に対して実質的に何か支援
しているのでしょうか?


→私たちの活動する
クレ難民キャンプでは、

ARRA(Administration for
Refugee And Returnee Affairs;
エチオピア政府の難民担当部署)が
小学校の運営を行っています。

また、治安維持(警察のような、
喧嘩の調停や犯罪対応)も行っています。


Q2. 難民へのワクチン:
高リスクの難民に対する
ワクチンの実施予定は
ありますでしょうか?

→現在までのところ、
医療関係者、援助団体関係者のみに
実施されています。


Q3. 新型コロナウイルス感染症対策:
予防啓発以外に、
新型コロナウイルス感染症に
関する情報(症状など)は
共有されていますでしょうか?

→難民キャンプで行っている
啓発活動では、予防策のほか、
症状についてや、
感染したときにどうしたらいいか、
といった情報共有を行っています。

イベントでお答えしました
ご質問も合わせて、たくさんのご質問、
どうもありがとうございました!


またこのような機会を
作っていきたいと考えています!

皆さまと交流できるのを
楽しみにしております!

Posted by ADRA Japan at 18:00 | イベント情報・報告 | この記事のURL | コメント(0)
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