(3/26) 令和2年7月豪雨被災者支援活動のご報告vol.2 [2021年03月26日(Fri)]
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令和2年7月豪雨が発生してから約8か月が経過しました。 コロナ禍で思うように復旧が進まない中、ADRA Japanは熊本県人吉市で、連携団体とともに被災者支援を行ってきました。 現地で被災住宅の様々な相談を受け付ける地元団体の「アーキレスキュー人吉球磨」の後方支援に入り、住民の方を対象にした家屋の応急処置に関する講習会や家屋修繕を中心に支援活動を進めています。 今回はまず活動の一つである、公民館の応急処置についてご紹介します。 令和2年7月豪雨では、住宅家屋だけではなく、日ごろ地域住民の方々の憩いの場となっている公民館も大きな被害を受けました。 [被災した公民館の写真] 地域住民の方々が集まることのできる場所を取り戻すため、昨年11月に相談があった駒井田地区の「ニコニシ支え合いセンター」の応急処置に取り組みました。 その後も、地元で活動している団体と一緒に複数箇所の公民館の応急処置を実施しました。 [公民館応急処置作業の写真] このコロナ禍で、熊本県では独自の緊急事態宣言が出されていましたが、宣言解除後に公民館を中心とした地域住民の皆さんの活動にまた利用していただけるよう、現在準備を進めています。 一方、現地では取り組まなければいけない深刻な課題もまだ多く残されています。 実際に被災住宅全体のうち、まだ数百件は現在どのような生活をされているのか、また今後どのような支援が必要なのかなどについて十分に把握できていません。 その中で、長期に渡る復旧作業からくる疲れやコロナ禍における外出自粛等から、多くの被災住民の方々が自ら助けの声を上げにくい状況に陥っていることがわかりました。 アーキレスキュー人吉球磨では、そうした住民の方々が気軽に相談に来られるよう、昨年12月からスタッフが常駐する相談室を設置しています。 [仮公民館兼アーキレスキューよろず茶屋(相談所)の写真] そこで聞かれた住民の方々の声をお届けします。 「(立ち寄ってくださった女性)洪水でみんな流されてしまって、人が集まる場所もなくなってしまって。 こうした(気軽に集まれる場所があると)助かます。今度、近所の人と来たいわ」 「(別の町内会の会長さんがいらして)町内会のいろいろな連絡(市からの広報や回覧板)をしなければならないが、半分くらいのお宅は町外に出てしまっていて、誰がどこにいるのかがなかなか把握できない。 町内の班の名簿なども全部流されてしまって、イチから作り直しているところです」 「(立ち寄ってお茶を飲んでいってくださった高齢の女性)今、仮設住宅に住んでいるんだけど、(2年後に)仮設住宅を出た後のことが何もきまっていなくて、不安でいつも夜中に目が覚めてしまうの」 発災から半年以上が経過し、全国規模のニュースではほとんど報道されなくなりましたが、被災地にはまだ苦しい生活を強いられている方々が多くいらっしゃいます。 引き続き、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。 ※令和2年7月豪雨被災者支援事業(人吉)は、皆さまからのご寄付のほか、ジャパン・プラットフォームの助成と、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」ボラサポの助成も受けて実施しています。 (執筆:国内事業課担当 高橋睦美) ADRA Japanのホームページはこちらです ADRA Japanフェイスブックページ ADRA Japan Twitterアカウント |
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