(1/19) 1月15日〜21日は「防災とボランティア週間」。災害伝言ダイヤルを練習してみませんか? [2021年01月19日(Tue)]
こんにちは。 事業部の鈴木です。 皆さんはどのような年末年始をお過ごしになったでしょうか。 私は、帰省を自粛したために比較的時間がありました。 この機会に災害時の「家族の安否確認」ができるよう、災害伝言ダイヤル(171)を体験してみることにしました。 災害伝言ダイヤル(171)とは、地震、噴火などの災害の発生によって被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。 電話でメッセージを録音する以外に、災害用伝言板(web171)というインターネットで伝言の登録や確認ができるシステムもあります。 <災害伝言ダイヤルの詳細はこちらをクリック> 災害伝言ダイヤルでは、災害発生に備えて利用方法を事前に覚えられるように、体験利用日が設けられています。 正月三が日も体験利用日だったので、私はそれを活用しました。 トライしたのは夫と、同居をしている私の母です。 私は仕事で以前に災害伝言ダイヤルを体験したことがあったので、大体の流れを把握できており、録音・再生ともに手間取ることなくできました。 しかし母は、 「被災地の方はご自宅の電話番号、または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。被災地以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。」 というガイダンスが瞬時に理解できず、すぐに次の操作に入ることができませんでした。 <災害用伝言ダイヤル(171)伝言の録音方法はこちらをクリック> 母は私が最初に録音した、 「会社にいます、無事です。帰宅できそうならまた連絡します。」 というメッセージを確認することはできましたが、その返答として 「わかりました。気を付けてください。」 という返事を残していました。 このメッセージでは、母が生きているということは分かるものの、職場から帰宅できずにいる私や夫としては、もっと多くの情報を知りたい状況にあります。 そこで母に対して、自宅がどうなっているか、自分自身が無事なのかどうかも知りたい録音して伝えてほしい、というリクエストをしました。 また、保育園に通っている子どもを誰が迎えに行くかという話し合いもしました。 地方に住む夫の家族にも、東京が被災した場合は災害伝言ダイヤルに録音したメッセージを聞いて、私たちの状況を把握してほしいと伝えることもできました。 実際に災害が起きパニック状態に陥った中で、まず災害伝言ダイヤルの存在を思い出し、更に活用するためには、事前に体験をしておくことがとても有効だと感じました。 メッセージを録音する前に進行のイメージを持つことができ、頭の整理と心の準備が可能となります。 【災害伝言ダイヤル体験利用提供日】 ・毎月1日,15日 00:00〜24:00 ・正月三が日(1月1日00:00〜1月3日24:00) ・防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00) ・防災とボランティア週間(1月15日9:00〜1月21日17:00) 1月15日〜21日は「防災とボランティア週間」で、災害伝言ダイヤルを1週間体験できます! みなさんもこの機会に、大切な家族や友人と災害伝言ダイヤルを試してみてはいかがでしょうか? <災害用伝言ダイヤル(171)体験利用についてはこちらをクリック> (執筆:事業部 鈴木知子) ADRA Japanのホームページはこちらです ADRA Japanフェイスブックページ ADRA Japan Twitterアカウント |
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