(12/17) 幼稚園・小学校・中学校で、オンラインでの講演を行いました! [2020年12月17日(Thu)]
こんにちは。 総務部の渡辺です。 新型コロナウイルスの感染者数は増えたり、落ち着いたり、そしてまた増えたり…。 そんな状況に振り回され、今年の学校訪問などはキャンセルばかり…。 しかし、流行語大賞にもノミネートされているように「オンライン○○」だったら、できることはあるのではと、幼稚園・小学校・中学校で、オンラインでの講演を行いました。 【11月6日(金)三育学院中学校】 ADRAの活動紹介のあと、ネパール事業を担当している大西よりネパールで実施しているADRAの活動について説明し、最後に「グローバル人材」となるための3つのポイントをお伝えしました。 ・自分の価値観、動機・強みを生かして活躍できる仕事を選ぶ ・関心を持ち続ける ・語学力を伸ばす 生徒さんの様子が見えるようにカメラを配置していただき、クイズに手を挙げる形で答えてもらったりと工夫もしました。 質疑応答も活発に行われ、有意義な時間となりました。 仕事柄、身近に感じていた海外がコロナ禍によって急に遠く感じるような2020年ですが、その場所その場所でみんなが一生懸命生き、生活していること、同じように新型コロナウイルス感染症で困っている人がいること、中学生の皆さんにはしっかり関心を持ち続け、将来を考えていってもらいたいなと思っています。 【11月13日(金)札幌三育小学校】 元々、訪問予定でしたが、11月に入り北海道の感染者の増加がニュースとなり、急遽オンラインでの対応となりました。 三育学院中学校で学んだことを活かし、今回は参加者をより身近に感じることができるように「オリジナルサウンドをオン」という設定を小学校側にお願いしました。 小学校では「教育を受けることの大切さ」について授業を持ち、事前に送付しておいた資料を先生に配布してもらい、グループワークも実施しました。 教育を受けられないことから始まる「負の連鎖」を考え、なぜ教育を受けることが大切なのかを学びました。 オリジナルサウンドに設定をしたおかげで、児童のちょっとした意見や先生の声掛けなども聞くことができ、オンラインではありましたが、その場で授業をしているような雰囲気で進めることができました。 この12月、クリスマスの時期に今回勉強したことをもとに、募金活動を行ってくださるそうです。 ご協力の申し出に心から感謝しています。 【11月13日(金)札幌三育幼稚園】 幼稚園生には、10分間の短いお話をしました。 アメリカにある新型コロナウイルス感染者病棟で働く看護師さんに 「コロナの患者さんは怖くないんですか?」 という質問が寄せられましたが、その看護師さんは 「怖いのはコロナウイルスです。 患者さんではありません。 何を恐れなくてはいけないのか間違ってはいけません」 と答えたお話、またこれまでにも流行初期には原因の分からない感染症はあったけれども、人々は乗り越えてきているというお話から、病気の人を差別したりすることがないように、というような内容を分かりやすい言葉で伝えました。 園長先生より 「園児にもわかりやすいように話して下さり、年長児からは『とてもよく分かった』と感想が出ていました。いつもはずっとは座っていられない年少の園児も、今日は最後までちゃんと座ってお話を聞いていて驚きました。」 とメッセージを頂きました。 最後に1人1人画面の前で手を振ってくれ、年長さんからは「お仕事頑張ってください!」との元気なメッセージをもらい、とても嬉しかったです。 1週間で、中学校・小学校・幼稚園とオンラインで対応する機会となりましたが、「できない」とあきらめるのではなく、「今、できること」に目を向け、いろいろなことにチャレンジしていかなくてはいけないと思いました。 ADRAでは、いろいろな方法で啓発活動を行っております。 ご興味がございましたら、ぜひお声がけください。 (執筆:総務部 渡辺 千里) ADRA Japanのホームページはこちらです ADRA Japanフェイスブックページ ADRA Japan Twitterアカウント |
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