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(10/6) 10月6日は国際協力の日 [2020年10月06日(Tue)]


皆さん、こんにちは!

10月6日は何の日か知っていますか?



正解は、日本が定めた『国際協力の日』です。

1954年、日本が初めて国際協力の援助国として、アジアや太平洋地域の国々を支援する国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した日が10月6日でした。

今回は、国際協力に関連したトピックとして、世界の難民数とADRAが実施しているエチオピアでの難民支援についてご紹介します。



現在、住み慣れた場所から避難を余儀なくされている人々が世界に何人いるか知っていますか?



2019年末時点で7,950万人です。

これは日本の人口の60%以上になります。

このうち、母国を離れ、国外に避難している難民は2,600万人います 。

特に多くの避難民が出ている国はシリア(556万人)、アフガニスタン(237万人)、南スーダン(225万人)などです。



ADRA Japanは2014年からエチオピアで南スーダン難民への支援活動をしています。

南スーダンは2011年7月にスーダンから独立しました。

しかし、大統領(ディンカ族)派と副大統領(ヌエル族)派による政府内の派閥抗争から民族間の争いのような状況となり、2013年以降に数万人の死者と190万人の国内避難民、200万人以上の国外避難民を出しました。

その後は停戦合意とそれを覆す戦闘が繰り返され、2018年6月にようやく恒久的な停戦合意がなされ、2020年2月に暫定政権が発足しました。



ADRA Japanは、9月から南スーダンと国境を接するエチオピアのガンベラ州クレ難民キャンプで衛生状況を改善するための活動を行っています。

エチオピアには現在、約35万人の南スーダン難民がおり、2020年になってからも1万人以上の南スーダン難民が流入しています 。



写真1 クレ難民キャンプ_logo.jpg


[エチオピアと南スーダンの国境近くにあるクレ難民キャンプ]




クレ難民キャンプには約45,000人の南スーダン難民が暮らし、女性と子どもが人口の約80%を占めています 。

キャンプは開設から6年が経過し、長く使用できる衛生施設が必要となっています。特にトイレは、排泄物を一か所にまとめるので、野外排泄による感染症を防ぐことができます。

ADRAは、キャンプ開設後に設置されたプラスチック製の公共トイレから、難民の世帯ごとのトイレへの移行をサポートをしています。

女性と子どもにとって、公共トイレや野外排泄には安全上の危険がありますが、家から距離が近く、施錠ができる世帯トイレはこれらのリスクを軽減することもできます。 



写真2 世帯別トイレ_logo.jpg


[過去事業で建設した世帯ごとのトイレ]




難民はこれまでに住んでいた村の生活習慣から、手洗いをしないことや野外で排泄をしてしまうことが課題です。

さらに、新型コロナウイルス感染症が拡大しており、エチオピア国内の感染者数は7万人を超えています。難民キャンプ内での感染拡大を予防する必要があります。

そこでADRA Japanは、世帯トイレの建設と新型コロナウイルス対策手洗いキャンペーンなどの衛生啓発活動により、難民キャンプの衛生状況を改善し、住民がより衛生的な生活を自立的に送れるように支援を行っていく予定です。



写真3 手洗キャンペーン_logo.jpg


[過去の手洗いキャンペーン]
※ソーシャルディスタンスを保った上で、活動を実施する予定




世帯トイレの設置では技術のある難民がトイレの建設作業を行い、穴の掘削作業は難民がボランティアで行います。

また、衛生啓発活動では難民たち自身がキャンプ内で積極的な推進を担っています。

こうした難民の活動参加により、難民が自身の能力を高め、避難生活が長期化する中で、支援に依存してしまうことを防ぐことができると考えています。



これからもADRA Japanは難民キャンプの衛生環境の改善に努めていきます。

皆さまからの温かいご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。


*本事業は皆さまからのご支援とジャパン・プラットフォームの助成金で実施しています。


(執筆:エチオピア事業担当 鈴木昌則



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Posted by ADRA Japan at 09:40 | 今日は何の日? | この記事のURL