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(8/19) 南スーダン便りvol.85 8月19日は世界人道デー [2020年08月19日(Wed)]


こんにちは。
今回は、世界人道デー(World Humanitarian Day)について紹介します。



2020-whd_logo.png


[国連のホームページより]



世界人道デーのきっかけとなった事件は2003年8月19日、イラクの首都バグダッドの国連事務所への爆撃です。

この攻撃で当時の国連事務総長特別代表セルジオ・ビエイラ・デメロ氏をはじめとする22名が亡くなり、100人以上が負傷しました。

その5年後の2008年、国連総会によって、世界中で頻発する紛争や災害などにより避難や困難な生活を強いられている人々と、危険と隣り合わせになりながらも、少しでもこうした人々の手助けができればと願い行動する「エイド・ワーカー(人道支援従事者)」の双方に思いを寄せることを目的として世界人道デーが定められました。



2003年はイラク戦争が勃発した年です。

3月に開戦し、5月にはブッシュ大統領が大規模戦闘終結宣言を出しました。

しかし、その後もしばらくは戦闘が起こっていました。

セルジオ氏は戦争後の復興支援や新しい政権樹立の支援を指揮する立場にありました。

その後、イラクでは暫定政権の樹立、選挙の実施、憲法制定と、新体制への移行が進んでいました。



イラク戦争開戦の2003年3月、私は中学生でちょうど学年末テストの時期でした。

テレビや新聞の報道を見て、また開戦直前には中学校の職員室に行ってテレビを見ていました。

開戦前、アメリカからの最後通告の48時間は、はじめて見る戦争の瞬間に恐怖と緊張を感じながら、ニュースにかじりついていました。

10代の多感な時期に2001年のアメリカ同時多発テロ、アフガニスタン紛争、そしてイラク戦争が起こったことは、私が国際協力の世界に興味を持ったきっかけのひとつです。

この時期、歌手や著名人が積極的に反戦を訴える活動をしていました。

これも10代の自分に大きな影響を与えました。



あれから17年たった現在、世界では7,950万人が紛争や暴力によって移動を余儀なくされています。

そのうち2,600万人が難民として国外へ、4,570万人は国内避難民として同じ国の中で移住しています。

シリアから660万人、ベネズエラから370万人、アフガニスタンから270万人、南スーダンから220万人、ミャンマーから110万人が難民として他国に住んでいるそうです。

ADRAが活動しているエチオピアには、南スーダンから来た34万人の難民が居住しています。

ADRAは彼らの住む難民キャンプで水・衛生の分野の支援活動を行っています。



世界人道デーの今日、世界で起こっていることについて思いを馳せてみませんか?

冒頭で紹介したセルジオ氏を題材にした映画が今年公開されました。

「セルジオ: 世界を救うために戦った男」というタイトルでNetflixで配信されています。

興味のある方はぜひご覧になってください。



(執筆:エチオピア事業担当)




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Posted by ADRA Japan at 11:32 | 南スーダン便り | この記事のURL