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(6/19) 6月20日は世界難民の日 〜アフガニスタンの難民の場合〜 [2020年06月19日(Fri)]


2001年より毎年6月20日は、世界難民の日とされています。



難民とは、簡単に言えば、「紛争や迫害によって移動を強いられた人」のことを言います。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2019年末の時点で世界では7950万人以上が故郷を追われ、難民(他国に逃れた人たち)あるいは国内避難民(自国内で逃れている人たち)として生活しています。

その中でもアフガニスタンは、シリア、ベネズエラの次に多い270万人もの難民を出しています。

アフガニスタンでは1979年の旧ソ連侵略以来、紛争が絶えず続き、世界で最も長く難民危機が続いている国となってしまっています。



アフガニスタン難民の多くは、隣国のイランやパキスタンに避難しています。

既にイランやパキスタンで生まれ育った難民は、3世、4世にまで及んでいます。

子どもたちは、故郷を知らずに育っています。

アフガニスタンは、テロなどの内紛と干ばつなどの自然災害の頻発により、国内の情勢は落ち着くことがありません。

これに対してADRAはアフガニスタンで活動を始めた2002年以来、これまで食糧配付や保健衛生、教育など幅広い分野で人道支援を行っています。



今年は難民危機に加え、新型コロナウイルスの影響が更に困難を招いています。

2020年1月から6月までの間にアフガニスタンに帰還した難民は27万人にもなっています。

国際移住機関(IOM)のトランジットセンターにてインタビューに応えたある家族は、3年前イランへ避難しましたが、新型コロナウイルスの影響でお父さんの職がなくなり、アフガニスタンへ帰還したそうです。

難民として生活する人々は、建設現場などの日雇いの職に就くことが多く、その日暮らしをしています。

しかし現状では、その職はなくなり、生活ができなくなっています。



IOM.png

<インタビューに答えるお父さん。IOMトランジットセンターにて。コピーライトマーク OCHA Afghanistan/Linda Tom>
https://www.unocha.org/sites/unocha/files/styles/unocha_inline_w1280/public/DSC_0720-XL.jpg?itok=tKPhLsIM



ADRAは、新型コロナウイルスの影響を受けたアフガニスタンの人々に食糧、衛生用品の配付を行いました。

しかし、まだ十分ではありません。

故郷へ戻ってきた人々も、帰還した後の生活は容易ではない状況です。



ADRA AF.jpg

<配付した食糧と受益者>



6月20日の世界難民の日には、世界中で様々なイベントが行われます。

日本では各地のランドマークがブルーでライトアップされる予定です。
詳しくはこちら; https://www.unhcr.org/jp/wrd2020



これからもアフガニスタンを含む世界の難民のことを、
知り、伝え、そして忘れないこと。

何か行動を起こす機会になればと思います。



(執筆:海外事業課 杉本亜季



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Posted by ADRA Japan at 10:52 | 緊急支援 | この記事のURL