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(3/27) 口唇口蓋裂の手術を受けたアシク・コリちゃんの話 [2020年03月27日(Fri)]


ADRA Japanは2019年11月下旬から12月の初旬にかけて、
23回目のネパール形成外科医療チーム派遣事業を実施しました。


今回のプロジェクトでは、37名の患者さんが手術を受け、
全員無事に退院しました。


37名の患者さんはそれぞれ口唇裂や口唇口蓋裂、
小耳症、顔面裂、ケロイド、瘢痕(はんこん)などの症状をもっている
1歳から60歳までの方々です。




口唇口蓋裂の手術を受けた患者さんの1人に
1歳の女の子アシク・コリちゃんがいました。


お母さんはアシク・コリちゃんが口唇口蓋裂だとわかってから、
いくつもの病院に連れて行きました。


しかし、これは治せないと行く先々の病院で言われました。


心が折れそうなこのお母さんを助けたのは、
形成外科医療チーム派遣事業のことを知った実のお兄さんでした。


彼は口唇口蓋裂が治ること、
そして無料で手術をしてくれる医療チームのことを
妹であるこのお母さんに伝えました。


お兄さんは出稼ぎ先のインドからネパールにかけつけ、
一緒に形成外科医療チームが手術を行う
シーア・アドベンチスト病院まで同行してくれました。


そしてアシク・コリちゃんは無事に手術を受けることができ、
口唇口蓋裂を治すことができました。



術前術後のアシク・コリちゃん.png

[手術前(左)と手術後(右)のアシク・コリちゃん]



アシク・コリ術後.jpeg

[手術後のアシク・コリちゃんとお母さん]




彼女のご家族から支援者の皆さまへのメッセージです。



「はるばる日本から来て手術をしてくださり、
ありがとうございました。


私たちの子どもの口が
こんなにきれいになるとは思ってもみませんでした。


これまで数々の病院で受診しましたが、
どうにもなりませんでした。


でも、日本の皆さんのおかげで治り、
とても嬉しく思います。


皆さん、どうもありがとうございます」



メッセージ.jpeg

[アシク・コリちゃんのご家族からの直筆メッセージ]




口唇口蓋裂の患者さんは
家族や周りの人から冷たい目で見られ、
中にはひどいいじめを経験してきた人たちもいました。


しかし、手術を通して
多くの患者さんの心が救われています。


今回も多くの患者さんが笑顔になって帰途につきました。




この他にも


「手術が無事に成功してよかったです。
今後は食事や会話がしやすくなるので、
とてもうれしいです」

(口蓋裂の男の子(4歳)のお母さん)


「これでやっと自信をもって外に出て人に会える。
お祭りやイベントに行ったときに、
見た目を気にせずみんなの前にでられるよ」

(唇を手術した60歳の男性)


という喜びの声が上がっています。




この事業は公的機関からの助成を受けておらず、
形成外科医療チームに参加された医療者の皆さま、

そしていつも支えてくださっている支援者の皆さまの
ご支援なしには実現できない事業です。


改めて、ADRA Japanを支えてくださっている
皆さまに心からの感謝を申し上げます。


今後も形成外科医療チーム派遣事業の
ご支援をよろしくお願いいたします。




(執筆:形成外科医療チーム派遣事業担当 廣田 真一郎)


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Posted by ADRA Japan at 11:58 | ネパール医療チーム | この記事のURL