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(4/16) 足湯ボランティアでインターン生の私が感じたこと [2019年04月16日(Tue)]

みなさん、こんにちは!
ADRA Japanでインターンをしている前田です。

今回は西日本豪雨災害被災地の一つである、岡山県倉敷市真備での足湯ボランティアを通じて見たこと、感じたことを率直にお伝えしてみようと思います。


2018年7月に起こった西日本豪雨。発災からおよそ半年たった今でも避難生活を送っている方々がたくさんおられます。
私は足湯ボランティアに参加するために、2019年2月16日、17日の2日間、橋本事業部長とともに被災地を訪れました。


ADRAの活動拠点の広島県三原市大和町から岡山県に車で向かう道中、窓の外に広がる被災地の様子を眺めていました。
びっしりと木が茂っている山道にはぽっかりと開いた空間がところどころにあり、山崩れを起こし、木はなぎ倒され、茶色い土が露わになり、人よりも大きな岩がゴロゴロと道路わきに転がっていました。


道路わきに広がる山崩れ(広島県三原市).png
道路わきに広がる山崩れ(広島県三原市)


道路わきに転がっていた大きな岩(広島県三原市).png
道路わきに転がっていた大きな岩(広島県三原市)


岡山県の水害が発生した住宅地に近づくほど、目に映るブルーシートの数はどんどん増えていきました。

その倉敷市真備 の街を見たときに私が感じたこと、それはある違和感でした。
その違和感の正体は、想像していたよりも家がきれいに残っているということだったのです。

倉敷市真備を訪れるまで私は、川が決壊したことで家や車が流されて町の中にがれきや土嚢がたくさんある光景を想像していましたが、実際には崩れている家はめったに見られませんでした。遠目から見ると、災害が起こったのか分からない程です。

しかし近くで見ると、窓は全開で、人が住んでいる様子は全くありませんでした。
建物は残っているのに人はいないという光景に、まるで世界から人類がいなくなってしまったかのような、さびしく切ない気持ちになりました。


岡山県の浸水被害のあった住宅地の様子.png
岡山県の浸水被害のあった住宅地の様子


倉敷市真備町にある仮設住宅に到着した私たちは、足湯ボランティアを開催しました。
現地の被災者の方に参加していただき、身体も心もリフレッシュしていただければと思いながら、コミュニケーションを心がけました 。

足湯にきてくださった方々は、足を温めながら、何度もありがとう、ありがとうと言ってくれました。


手を揉みながら行う足湯ボランティア.png
手を揉みながら行う足湯ボランティア


「ここに住んでいる人とあんまり話さんから、とっても寂しいんよ。」
「家を修繕できたり、改築できたりする人はどんどん仮設を出ていく。時間が経てば経つほど支援してくれる団体さんも少なくなっていく。なかなか仮設を出れん私たちは、どんどん取り残されていくような気持ちになるんよ。」
「こうやってボランティアに来てくれるあんたたちみたいな人には本当に感謝しとる。みんないい人ばっかりでな。ありがとうな。」


涙ぐみながら、話してくださった方もいらっしゃいました。 私は胸がいっぱいになりました。


足湯ボランティアで一番大切なことは、足湯をしてもらうことではありません。
足湯はコミュニケーションをとるための一つのきっかけなのです。ボランティアスタッフとの会話を通じて、良いリフレッシュの機会になればいいなと思います。

また支援活動を続けていくことが何より大切です。
時間が経つにつれ、支援団体は少なくなっていきます。しかし生計回復が難しいなどの理由から、気持ちがなかなか前に進めないため仮設を出ることができない方々もたくさんおられます。

本当に支援を必要としている方々を取り残さないように、笑顔が戻るまで支援が必要な方たちのために何ができるのか、私たちはこれからも考え続けていきます。


私たちADRA Japanは国内災害支援として現在広島県三原市と坂町で生活家電等の配付支援を行っています。

詳しい支援状況や内容についてはぜひこちらをご覧ください。
(リンクhttps://blog.canpan.info/adrajapan/category_44/1


最後までお読みいただきありがとうございました。このブログではボランティアスタッフの目線から記事を書きましたが、私は約3年前熊本地震を経験しました。
支援する側ではなく、支援される側だったのです。

いつどこで災害が起こるのか誰にもわかりません。
私自身も自分が被災者になるとは思ってもいませんでした。このブログを今読んで下さったあなたも、もしかしたら明日被災するかもしれません。
だからこそ手に手をとって助け合っていくことが必要だと私は思うのです。


これからもADRA Japanは被災者の方々に寄り添って被災地支援活動を行っていきます。
引き続き、ご支援のほどどうぞよろしくお願い致します。


執筆者:インターン生 前田由布



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Posted by ADRA Japan at 15:33 | 国内災害被災者支援 | この記事のURL