(2/4) ADRAイベント『日本人駐在員と考える難民支援〜南スーダン難民支援の現場から〜』を開催しました!! [2019年02月04日(Mon)]
1月15日に、南スーダン難民の支援について考えるイベントをADRA Japan主催で実施しました。 イベントでは、まずエチオピア駐在をしていたスタッフからの現地紹介と現状課題の説明を行い、続いてワークショップとしてある課題の解決策を参加者の皆さんにて検討していただくという2部構成で行いました。 当日は平日の夜にも関わらず、寒いなか高校生から社会人まで20人を超える方々が参加してくださいました。 ![]() 難民支援の事業に携わってきたスタッフからの説明 前半の現地事業紹介では、南スーダン難民が発生した経緯、難民キャンプ内でのADRAの支援、駐在員の生活、効果測定調査の方法、直面する課題などをお伝えしました。 現場で活動していたスタッフだからこそ見える視点や支援している難民の声などが紹介され、会場の皆さまも興味深そうにスクリーンを見つめながら聴いてくださいました。 ![]() ワークショップの様子 後半に実施した参加者による検討の時間では、小グループに分けたワークショップ形式で議論をしました。 参加者を4〜5人のグループに分け、実際に現地で駐在スタッフが課題としていた難民キャンプの問題に取り組みました。 自分たちがプロジェクトを統括する現地のマネージャーだとしたらという設定で、難民の清掃意識の改善に向けてどのような事業ができるかを話し合っていただきました。 その後、グループそれぞれの議論結果を発表していただきました。 様々な経験をもつ参加者が互いに意見を交わしたことで、たくさんの素晴らしいアイデアが生まれました。 ![]() VR体験をする参加者 さらに、今回のイベントではVR(バーチャル・リアリティ)を通して難民キャンプの生活を体験するコーナーも設けました。 VRゴーグルを着けることで、エチオピア難民キャンプ内の360°の映像を見ることができ、実際に難民キャンプ内にいるような疑似体験ができます。 これにより難民の生活環境などをより鮮明に感じることができ、VR体験をした参加者の皆さまは興味津々な様子であちこちを見回してご覧になっていました。 会場ではエチオピアのコーヒーやお菓子も提供し、こちらも参加者の皆さまから好評でした。 珍しい現地の食材を口にすることができ、時にリフレッシュしながら楽しく充実したイベントになりました。 ADRA Japanは受益者のニーズに合わせた支援活動を行っていくとともに、今後もこのようなイベントを開催し、活動のご紹介を行なってまいります。 皆さまにお会いできますことをスタッフ一同、心から楽しみにしております。 皆さまの日頃のあたたかいご理解ご協力に感謝致します。 今後ともご支援をよろしくお願いいたします。 (執筆:海外事業課 上田耕二) ADRA Japanのホームページはこちらです ADRA Japanフェイスブックページ ADRA Japan Twitterアカウント |
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