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(10/4) 東峰村から広島への応援〜九州北部豪雨災害から1年3カ月 [2018年10月04日(Thu)]

今年7月に発生した西日本豪雨災害の被災者支援をADRA Japanが行っているとお知りになった東峰村仮設自治会長と役場職員の方々が、支援物資を積んではるばる福岡県東峰村から広島県まで応援に来てくださいました。

ADRA Japanは避難所等に物資支援をしている最中でしたので、これらの支援物資のご提供は非常にありがたく、避難所を巡回しつついただいた物資を届けました。

避難所の運営をしておられる現地の自治会長さんからは「福岡からボランティアに来てくださって本当にありがたい。皆さんも被災経験者なのにこうして応援してもらうと元気が出る」という言葉が聞かれました。


広島県まで応援にきてくれた東峰村の方々_ADRAJapan.jpg
支援物資を積んだ軽トラックで広島県まで応援にきてくださった東峰村の方々



また、8月には東峰村から社協職員、議員の方など7名の方々が広島県まで応援に来てくださいました。
東峰村仮設自治会長は7月に続き2度目の応援でした。
その後も仮設自治会を代表して「西日本豪雨災害の被災地支援に役立ててほしい」と寄付金を持って、3度目の応援に広島まで駆けつけてくださいました。

東峰村の皆さんのお気持ちにスタッフ一同心より感謝いたします。


広島へ応援に来てくださった東峰村の皆さん_ADRAJapan.jpeg
広島へ応援に来てくださった東峰村の皆さん



【2017年九州北部豪雨災害による被害】

昨年7月5日から6日にかけて九州北部で、線状降水帯により同じ場所に猛烈な雨が降り続いたことで、多いところで降雨量が500ミリを超え、24時間降水量が観測記録を更新するなどしました。この記録的な大雨により、福岡県、大分県の両県では、死者37名、行方不明者4名の人的被害のほか、多くの家屋の全半壊や床上浸水など、甚大な被害が発生しました。(情報元:内閣府 2017年9月集計)

福岡県東峰村では土石流や河川の氾濫などにより、死者3名、負傷者2名の人的被害を受けました。また、村内全域で住家152棟が被災し、道路や鉄道、地域の基幹産業である農林業にも深刻な被害を引き起こしています。(情報元:東峰村 2018年3月時点)
地域の皆さんの生活再建、村の復旧はまだまだこれからという状況です。



【九州北部豪雨災害から1年3カ月】

九州北部豪雨の地元関係者との打合せ_ADRAJapan.jpg
昨年から継続してきた九州北部豪雨の地元関係者との打合せ


ADRA Japanでは、現地の住民の皆様が少しでも安心できる生活を取り戻せるよう、現在も必要とされる被災者サポートを継続しています。

東峰村社協の皆さんとの集合写真_ADRAJapan.JPG
東峰村社会福祉協議会の皆さんとの集合写真 駐在スタッフ:右端中央列



【災害から1年3カ月、現地の声】

この1年間3カ月、災害後の困難な状況の中を生活再建、復興に向けて歩んでこられた東峰村の皆さまの声をご紹介します。
ここでご紹介するのは、ADRA Japanの活動を通して長期にわたってコミュニケーションをとってきた地元の方々の言葉です。

(50代の男性)「あれから少しずつですが前に進もうと、各々が頑張っています。まだまだ不安と試行錯誤の繰り返しですから。」

(70代の女性)「ボランティアの皆さんの活動には本当に励まされるし、すごいエネルギーをもらっています。感謝しかないです。」

(40代の男性)「村の状況を考えると、高齢化で人口も減っているので、災害が起こった時になかなか村内だけで対応するというのは厳しい現実があります。村外にも協力体制をつくっていく事が必要と感じています。」

(30代の男性)「これからもまだ見えてない課題にもぶつかるだろうし、様々な葛藤の中で日々思慮しながら、できるだけ無理せず楽しくやっていくようにしています。」

(40代の女性)「支援してくださったボランティアの皆さんに何か恩返しをしたいと思っています。西日本豪雨で被災された皆さんのことを思うと心が痛みます。今度は私たちがボランティアに行こうと思います。」


【ADRA Japanの支援活動】

2017年の発災翌日に、2名のADRA Japanスタッフが現地入りし、まず被害状況を把握するため、福岡県朝倉市内の避難所を巡回することから調査を始めました。
一つの避難所の確認だけでは全体的な状況は把握できないため、朝倉市内に開設された全ての避難所を訪問して聞き取り調査を行いました。
同時に、避難所で必要とされている物資の支援を開始しました。

他方、東峰村からも情報が入り、7月10日からは東峰村災害ボランティアセンター開設前の支援も同時に進めました。
日中は東峰村、夕方からは東峰村に隣接する朝倉市へ、災害による道路封鎖のために山道を迂回して通いながら支援を続けました。

そうした中、東峰村では住民の方々の家屋の土砂撤去を行う災害ボランティアセンターの開設が決まりました。
東峰村社会福祉協議会(以下東峰村社協)からの要請を受けたこと、一方の朝倉市には多くの支援団体が駆けつけていたことから、東峰村災害ボランティアセンター開設の7月14日を境に、ADRA Japan は東峰村での支援に集中することを決定しました。


東峰村災害ボランティアセンターの定例会議_ADRAJapan.JPG
東峰村災害ボランティアセンターの定例会議


東峰村ボランティア活動現場_ADRAJapan.jpg
東峰村ボランティア活動現場


このような経緯から、2017年7月6日より約5か月間現地にスタッフを派遣することとなり、ADRA Japanは次の5つの活動を主に行いました。

 1. 初動対応 避難所の物資支援(福岡県朝倉市)|7月6日〜7月12日
 2. 災害ボランティアセンター運営支援(福岡県東峰村)|7月11日〜9月1日
 3. 看護師派遣(大分県日田市)|7月27日〜8月28日(週末のみ)
 4. (登録制)社協ボランティアセンター立ち上げ支援(福岡県東峰村)|9月4日〜12月4日
 5. 在宅被災者物資配付(福岡県東峰村)|10月〜12月

現在は必要に応じて東峰村に出張するなどして、中長期の支援についてのアドバイスや事業モニタリング等を継続しています。

ADRA Japanは今後も、現地で必要とされる支援を継続して参ります。
最後に、この度の災害により被災された皆様の生活再建が一日も早く進みますよう、心よりお祈りいたします。


東峰村仮設住宅_ADRAJapan.JPG
訪問するといつも笑顔で迎えてくださる東峰村仮設自治会の皆さん


東峰村仮設自治会からいただいた寄付金_ADRAJapan.JPG
東峰村仮設自治会からいただいた寄付金



(執筆:国内事業担当 牟田麻起子



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Posted by ADRA Japan at 08:00 | 緊急支援 | この記事のURL