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(11/2)【関東・東北豪雨】北浦三育中学校の生徒たちによるボランティア [2015年11月02日(Mon)]
秋風が吹き始めた10月4日、ADRA Japanの協力機関のひとつである北浦三育中学校(茨城県行方市)の生徒の皆さんが、同県内で大きな水害に見舞われた常総市で片付け・清掃のボランティアに参加してくれました。


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教師からの作業の説明


この日、参加したのは北浦三育中学校の1年から3年の生徒18名と教師3 名でした。作業についての説明を聞いた後、それぞれの作業に入りました。


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それぞれ手分けをして作業を進める


みなさんのテキパキとした働きのおかげで、泥や藁などに覆われていたところも綺麗になりました。


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建物の敷地内のゴミや泥を撤去して綺麗に!


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洪水で流されてきたゴミや泥で覆われた倉庫も、最後に洗浄して綺麗に!


以下は、ボランティアに参加した生徒たちの感想です。


濡れている藁を集めたり、重い本や木などを運んだりなど、みんなで協力して片付けることができました。片付けていると、その家の人の思い出のものなどが数多く出てきました。捨てるのにはもったいない物やまだ使えそうなものもあり、片付けていて、とても悲しくなりました。災害での被害は、その人の思い出までをも奪ってしまうと思ったからです。(3年生)


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ゴミの分別も丁寧に


大きな水害が起こっても、ボランティアで日本中からたくさんの人が集まってきて、一つになって友達が増えたり、知り合いが増えたり。
私たちはTさんという方と一緒にボランティアをさせていただきました。Tさんは愛知県から来られていて自腹でホテルをとってボランティアをしておられると聞きました。そのような素晴らしい心を持った方と一緒に奉仕できたことを感謝しています。
(2年生)


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ボランティア活動に参加した生徒の皆さん


ボランティア作業を通して被災者の方々の助けとなっただけでなく、生徒たち自身がそこから様々な学びを得ていたことに感銘を受けました。


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まだ洪水の爪痕が残る田畑


洪水被害においては、浸水の度合いによってその後の復旧作業の進み具合が大きく異なります。常総市では、今なお発災当時から復旧が進んでいないところが少なくありません。

被災地域全体の復旧には今後も長い時間がかかることが見込まれていますが、ADRA Japanは住民の方々に寄り添った支援を行なうとともに、現地の様子をお伝えしてまいります。

今後とも皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。


(執筆:緊急事業担当 小出一博)

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Posted by ADRA Japan at 17:00 | 国内災害被災者支援 | この記事のURL