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(5/15)【スタッフのつぶやき】今を大切に生きる [2015年05月15日(Fri)]
管理部の渡辺です。

昨年、父が膀胱がんと診断され、その後闘病生活を続けてきましたが、今年の1月11日に、眠りにつきました。

これまでに、祖父母の告別式に参列したことはありましたが、こんなに近い家族を亡くすというのは初めての経験でした。

父が治療を望まなかった時点で、この日が来ると分かっていたのに十分な準備をすることができなかった、もしくはもっとしてあげられることがあったのではないかという心残りがあります。

特に私が三女ということもあり、父の中にはいつまでも幼いというイメージがあるのか、私には弱いところは見せず、また大事な話をしてくれることもありませんでした。

今、振り返ると、父が何を思い、何を大事にして生きてきたのか、もっと話を聞きたかったと思います。

母から聞ければいいのですが、すでに認知症を患い、正しい情報を聞くことができないのも、後悔に拍車をかけている原因かもしれません。


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山登りが好きだった父と富士登山。孫も頂上まで連れて行ってくれました


くしくも11日という日が、父の月命日となりました。

父の「その時」を迎えるのに数か月の猶予があったのに、こんなにいろいろと思うところがある自分を見つめる中、4年前に「その時」が突然襲ってきた東日本大震災の事を思うと、改めて胸が締め付けられます。

あのような大災害の前では、意味がないのかもしれませんが、「エンディングノート」を購入してみました。家族のためにというよりは、自分のために…という思いがあります。


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自分の考えをまとめること、情報を集約すること、今の生き方を見つめ、これからどうしていくのかを知ることができればと思っています。もし大事な事を家族に伝える機会を失ったとしても、このノートが残っていれば代弁してくれると思います。もちろんノートが残らない状況もあるので、今伝えなければならないことを伝える努力は惜しんではいけないとは思っています。

名言・格言が好きなのですが、最近出会った言葉を1つ。
「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。今、現在に最善を尽くすことである」(松下幸之助氏の言葉)

11日という、多くの方が思いを馳せるその日に私も加えていただいて、限りある命をどの様に生きていくのかを、真摯に問うていきたいと思っています。

(執筆:管理部 渡辺千里

Posted by ADRA Japan at 21:55 | スタッフのつぶやき | この記事のURL