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(4/28)【国内啓発】「私たちにできることはなんですか?」 [2014年04月28日(Mon)]
2014年2月、5人の中学生が校外学習の一環としてADRA Japanを訪問してくれました。
普段から平和学習に取り組んでいるという生徒たち。今回は、実際に国内外で活動しているADRA Japanの様子を聞きにきてくれたのです。

ADRA Japanは、国内外で災害や紛争により傷ついた人々や途上国などで支援を必要としている地域に皆様からの温かいお気持ちを届けるとともに、活動で知り得た現地の声や状況を日本の方々に伝えることも大事な使命だと考えています。この使命を達成するため、教育機関などを通じて国際支援への理解を深めていただく活動を行なっています。


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生徒たちにはまず、国際協力の業界の概要やADRA Japanについて説明しました。続いて、2014年1月のテレビ番組「こんなところに日本人」で取り上げられたネパールで行なっている母子保健事業を例に挙げ、ADRA Japanの活動について紹介しました。

そして、ネパールで実際に無料配布されているお産セットを見てもらいました。
このお産セットの中には、“へその緒”を縛るためのタコ糸や、それを切るためのカミソリ刃などが入っています。


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ネパールで無料配布されているお産セット


「これはお産の時に使うんだよ」と説明しても、中学生にはまだイメージが湧かなかったかもしれません。
医療の発達している日本では、設備の整った病院などで出産するケースがほとんどですが、ネパールでは多くの女性たちが自宅で出産をし、多くの赤ちゃんや妊婦さんが命を落としています。こうした村の現状を伝えたところ、生徒たちは「私たちにできることはなんだろうか」と考えてくれました。

数日後、訪問してくれた生徒たちから訪問学習の感想文が届きました。いくつか、ここでご紹介いたします。

「私は、支援とはただ単に物を送ったり助けるのではなく、その国が成長し自分たちで生活ができるように手を差し伸べるのが支援なのだということがわかりました。確かに全ておんぶに抱っこでは、生活に困る国はなくなりません。生活環境が原因で亡くなる人を減らすには、このような工夫が必要なんだと思いました。私たちは学ぶことができます。貧しい国では、教育さえ受けることができません。私たちは、今の幸せな気持ちに感謝をしなければならないと思います。そして、今日学んだことをたくさんの人に伝えたいと思いました」

「今日学んだことを家族や友人などへ話すことによって、たくさんの人たちが平和について少しでも考えてくれたら嬉しいです。また、私たちの学校ではボランティア活動を行なっています。これからも地域の人たちに感謝の気持ちを持って活動していきたいと思います」

「国際協力について“国際社会の平和と安定のために必要とする国々や人々を支援・協力すること”と学びました。そして国際協力には、5つのアクターが関わっていると学びました。また、NGOとNPOの意味などについて知り、ADRAについても学びました。ADRAの使命、目的や支援の際に大切なことを学びました。支援を送るときは、現地の人たちが本当に欲しいものを考え送ることが大切だと学びました。これからは、学んだことをいつまでも忘れずに伝えていきたいと思います」

「この世界には、今も自由な生活をできずに苦しんでいる人が大勢いるというお話を聞きました。この世の中が平和になるということは、ADRA Japanの人たちが失業するということなのに、それを望んでいて本当に平和を望んでいるのだと思った。今回の校外学習で、今もこの世界のどこかで苦しんでいる人がいると知りました。ある国では発展が遅れているため、子供を産む環境すらないということを聞いて、日本とは全く違いとても驚きました」

「ADRA Japanでは、世界各国で食糧確保、経済開発、保健衛生・医療、緊急支援、教育という5本柱を掲げ、ターゲットを絞ることなく様々な要素やニーズが絡み合う支援に対応していると知りました。まずは諦めずに何か行動を起こすこと。そして、人のために何かをするということを学びました。ボランティアをやってみようと思います。学校外のことで、困っている人を助けられるようなことをしていきたいです。そして、ADRA Japanの人たちのようにたくさんの人々を助けたいです」


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「私たちにできることはなんですか?」
生徒たちからの質問に対し、ADRAからは「今日の話を忘れないこと。そして、自身の言葉で今日聞いた話を誰かに伝えること」とお願いしました。
この言葉に頷いてくれた生徒たちが、これからの生活の中でこのことを忘れずに過ごしてくれますように。誰かに伝えていってくれますように。

世界では、まだまだ支援を必要としている人々がたくさんいます。
今回の訪問学習が、これからの社会を生きていく生徒たちの何かのきっかけとなってくれたら幸いです。

ADRA Japanでは、このように全国の教育機関を対象とし、私たちが活動している地域や国々のことをお伝えする活動も行なっています。
詳しくは、ADRA Japan ホームページ 学校・教育関係者の皆様へ をご覧ください。

(執筆:ライティングボランティア 立石淳子)


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Posted by ADRA Japan at 16:57 | 国際協力啓発事業 | この記事のURL