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(7/10) 【スタッフのつぶやき】一人ひとりの人生に意味がある [2020年07月10日(Fri)]


皆様、いかがお過ごしですか。事務局長の浦島靖成です。



長年ADRA Japan で働いてきた二人のスタッフが、先日、異口同音にあることを言っていました。

一人は海外事業課に所属し、アフリカでの教育開発事業などに携わってきました。

教育支援事業では、校舎を建築したり、水道やトイレも併せて作ったり、教員向けの研修を提供したり、親が子供を学校に通わせてくれるように教育の大切さについて啓発活動をしたりします。

もう一人は国内事業課で、日本国内の緊急救援などに携わってきました。

避難生活を送っておられる方に対し、食料、水、衛生用品などの配付、衣類や寝具の提供、避難場所の確保など、短期間に集中して命を守るための支援をする場面が多くあります。

その二人はしかし、異口同音に次のことを言っていました。

私たちが支援を行う者としてできることというのは、校舎にしても支援物資にしても、人々が必要としているすべてを提供することはできず、ほんの一部だけである。

研修や啓発活動など、形のないものを提供するとしても、その範囲は非常に限られている。

しかし、そのように限られた支援であったとしても、それを受け取った人が、やがては人生には生きる意味があるということを感じてほしいと思って業務に携わってきたし、これからもそのことを目指して働きをしていきたい、と。



数日分の食料を受け取っただけでは、状況は全く変わりません。

しかし、それでも私たちがその支援に意味があると考えるのは、そのことを通して、自分たちは見捨てられてはいないんだ、誰かが自分たちのことを心にかけてくれているのだということに気づいてほしいと思うからです。

そしてその気づきが生きる力につながり、ひいては、人生には生きる意味があると思ってほしいと願っているからです。



少々大げさかも知れません。

しかし、世界のどこに住んでいる人にとっても、共通して最も大切なのは、自分が生きていて良いのだと思えることです。

私たちに与えられている人生には、生きる価値があることに気づけることです。

私たちはこれからも、そのことを目指して、支援の行き届いていない場所に必要な支援を届けて行きたいと願っています。



(執筆:事務局長 浦島 靖成



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Posted by ADRA Japan at 13:23 | スタッフのつぶやき | この記事のURL
    
(6/30)2020年6月号 ADRA News公開のお知らせ [2020年06月30日(Tue)]


2020年6月号のADRA Newsを公開いたします。


「世界のADRA」では、今世界で大流行している新型コロナウイルス感染症における感染症対策活動を4月末の時点で37か国と報告していますが、6月末現在では93か国で活動が行われており、約506,000人に支援を届けています。


<内容>

表紙写真
・ジンバブエ駐在スタッフの小松とネニャーシャ(Nenyasha)くん。小松は新型コロナウイルスの影響を受け一時帰国していますが、ADRAジンバブエ支部の協力の下、教育環境改善支援事業を継続しています。


2、3ページ目
・ADRA Japan事業マップ
     

4ページ目
・ADRA Japanの活動 ジンバブエ 教育環境改善支援事業 


5ページ目
・ADRA Japanの活動 ネパール 新生児・小児の保健環境改善支援事業
・アドラのチカラ ADRA Japanを支えてくださる方をご紹介します!


6ページ目
・ネパール 新型コロナウイルス 医療体制が整っていないネパールにご支援を
・日本 <台風15号・19号>千葉県での緊急支援および復興支援活動


7ページ目
・世界のADRAから
  <新型コロナウイルス感染症対策>ADRAは世界37か国で支援事業を実施しています。
・通常総会日程変更のお知らせ


8ページ目
・色々な寄付のかたち




↓↓写真をクリック↓↓

2020年6月号ADRA News表紙画像.PNG




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Posted by ADRA Japan at 09:50 | ADRA News | この記事のURL
    
(6/26)ネパール便り vol.45 【私の名前はミーナです。女性地域ヘルスボランティアを務めています】 [2020年06月26日(Fri)]


皆さん、こんにちは。

ネパール小児保健事業担当の、大西です。



ADRA Japanは、2019年3月から、ネパールのバンケ郡にて、新生児・小児保健環境の改善事業を実施しております。

ネパール便りvol.43では、女性地域ヘルスボランティアへの新生児・小児保健に関する研修の様子をお伝えしました。

今回は、研修に参加したある女性地域ヘルスボランティアの声として、研修参加後にどのような変化があったかをご紹介したいと思います。



**************************************


ナマステ(ネパール語で「こんにちは」)。

私の名前はミーナです。

これまで12年間、女性地域ヘルスボランティアを務めてきました。

私の住んでいる地区(カトゥクイヤ区)に住む、84世帯の人々の健康を守っています。



1 ミーナ.png

[「ナマステ」と挨拶するミーナさん]



研修を受ける前は、地域の人たちとどのように話したら良いのか、どのように記録を取ったら良いのかも分かりませんでした。

家庭訪問をするにも戸惑いがありました。

しかし、研修を受けて、新生児・小児保健について理解を深め、自分の女性地域ヘルスボランティアとしての役割を再認識できました。

今では自信を持って地域の人々の相談に乗ることができるようになりました。



2 ミーナ家庭訪問.png

[家庭訪問中のミーナさん]




毎月6日に開かれる母親グループ会合に参加して、母親たちへ赤ちゃんや子どもたちのお世話の方法を指導したりしています。

また、安全な出産のためにヘルスポストに行きましょう、と地域の妊婦さんたちに話しています。

このような活動を通して、地域の女性たちは皆、出産時にはヘルスポストに来院するようになりました。



3 ミーナ母親グループ.png

[母親グループ会合で話す、ミーナさん]


**************************************


地域の母親たちは、子どもの具合が悪くなったらヘルスポストに連れて行くように、ミーナから教えてもらっていると話していました。

また、保健医療従事者も、研修を受けたミーナたち女性地域ヘルスボランティアの働きかけによって、地域の母親たちが家庭でのケアで良くならなかった子どもたちをヘルスポストに連れてくるようになった、と話していました。



このように、女性地域ヘルスボランティアの活動によって、母親たちが積極的にヘルスポストを利用するようになりました。

地域の子どもたちと家族が、安心してケアを受けられる環境が整備されるよう、引き続き皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。



※ネパール新生児・小児保健環境の改善事業は、皆さまからのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。


(執筆:ネパール事業担当 大西由香



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Posted by ADRA Japan at 10:39 | ネパール便り | この記事のURL
    
(6/19) 6月20日は世界難民の日 〜アフガニスタンの難民の場合〜 [2020年06月19日(Fri)]


2001年より毎年6月20日は、世界難民の日とされています。



難民とは、簡単に言えば、「紛争や迫害によって移動を強いられた人」のことを言います。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2019年末の時点で世界では7950万人以上が故郷を追われ、難民(他国に逃れた人たち)あるいは国内避難民(自国内で逃れている人たち)として生活しています。

その中でもアフガニスタンは、シリア、ベネズエラの次に多い270万人もの難民を出しています。

アフガニスタンでは1979年の旧ソ連侵略以来、紛争が絶えず続き、世界で最も長く難民危機が続いている国となってしまっています。



アフガニスタン難民の多くは、隣国のイランやパキスタンに避難しています。

既にイランやパキスタンで生まれ育った難民は、3世、4世にまで及んでいます。

子どもたちは、故郷を知らずに育っています。

アフガニスタンは、テロなどの内紛と干ばつなどの自然災害の頻発により、国内の情勢は落ち着くことがありません。

これに対してADRAはアフガニスタンで活動を始めた2002年以来、これまで食糧配付や保健衛生、教育など幅広い分野で人道支援を行っています。



今年は難民危機に加え、新型コロナウイルスの影響が更に困難を招いています。

2020年1月から6月までの間にアフガニスタンに帰還した難民は27万人にもなっています。

国際移住機関(IOM)のトランジットセンターにてインタビューに応えたある家族は、3年前イランへ避難しましたが、新型コロナウイルスの影響でお父さんの職がなくなり、アフガニスタンへ帰還したそうです。

難民として生活する人々は、建設現場などの日雇いの職に就くことが多く、その日暮らしをしています。

しかし現状では、その職はなくなり、生活ができなくなっています。



IOM.png

<インタビューに答えるお父さん。IOMトランジットセンターにて。コピーライトマーク OCHA Afghanistan/Linda Tom>
https://www.unocha.org/sites/unocha/files/styles/unocha_inline_w1280/public/DSC_0720-XL.jpg?itok=tKPhLsIM



ADRAは、新型コロナウイルスの影響を受けたアフガニスタンの人々に食糧、衛生用品の配付を行いました。

しかし、まだ十分ではありません。

故郷へ戻ってきた人々も、帰還した後の生活は容易ではない状況です。



ADRA AF.jpg

<配付した食糧と受益者>



6月20日の世界難民の日には、世界中で様々なイベントが行われます。

日本では各地のランドマークがブルーでライトアップされる予定です。
詳しくはこちら; https://www.unhcr.org/jp/wrd2020



これからもアフガニスタンを含む世界の難民のことを、
知り、伝え、そして忘れないこと。

何か行動を起こす機会になればと思います。



(執筆:海外事業課 杉本亜季



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Posted by ADRA Japan at 10:52 | 緊急支援 | この記事のURL
    
(6/12) 【スタッフのつぶやき】支援現場において最も大切なこと [2020年06月12日(Fri)]


皆様、いかがお過ごしですか。

事務局長の浦島靖成です。



ADRA Japanは現在、ネパールで小児保健事業を行っています。

ある時、支援をしている保健施設に2歳にして体重3,500gの女の子がやって来ました。

日本女児の成長曲線を見ると、生後2か月で下限が3,500gを超えますので、それを考えると、驚異的な小ささであると言えます。

よくぞ2年間命を落とさずにきたと思います。



このようなことになった背景について話をよく聞いてみると、ネパールの人たちが信頼を寄せる対象として、伝統的ヒーラーの存在があることが分かりました。

彼らは、病気にかかった人などがいると、昔から伝わる民間療法で対処することに加えて、お祈りやおまじないなどの宗教的儀式も行います。

そんなものに任せておいたら、いつまで経っても子どもたちの健康が確保できない、一刻も早く止めさせて、きちんとした医療を受けさせるべきだ、と言いたくなります。

ですがそこは宗教や信仰の話です。

そう簡単には行かない事情があります。

先進国にも自分の信仰を理由に治療を拒否して亡くなっていく方々もおられます。

健康回復ということを第一に考えるのであれば、そんなことはすぐにやめさせなければなりません。

しかし、かく言う私も信仰を持つ者なので、そのメンタリティは理解しています。

常識的に考えてそれがどんなにナンセンスなことであったとしても、信仰は時に命をかけて守らなければならないものなのです。

そうした思いを持っている人に対して、健康回復ということだけを理由にして信仰を捨てろとは言えないし、そのようなことを言ったとしても決して理解をしてはもらえません。



支援に携わっていると、時々こうした場面に直面します。

そして、支援の手を差し伸べるとは、人を助けるとはどういうことか?という問いに直面するのです。

最も大切なことは、その人の必要に応えるということです。

時にその人自身が自分の本当の必要に気づいていないこともあります。

ですので、それを一緒に探していくことも支援には含まれるのです。

だから寄り添う姿勢が何よりも大切です。

それぞれの支援の現場において、一人ひとりに寄り添いつつ、共に一番の解決方法を見出していきたいと思います。



(執筆:事務局長 浦島 靖成



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Posted by ADRA Japan at 11:48 | スタッフのつぶやき | この記事のURL
    
(6/5) ミャンマー便り vol. 34 ADRA Myanmar(ミャンマー支部)の新型コロナウイルス感染予防活動 [2020年06月05日(Fri)]


世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスに対し、今この時も最前線で働きを続けているすべての方に心からの感謝を申し上げます。

この記事では、ADRA Japanが教育支援事業を実施している国、ミャンマーの新型コロナウイルス感染状況と、その脅威に対応するADRA Myanmar(ミャンマー支部)の活動をお伝えします。



写真1.jpg

世界の国々で日々感染者数が増加していく一方、ミャンマーでは3月下旬まで感染者が確認されませんでした。

しかし、3月24日に初めての感染者が2名報告されました。

3月15日に特定の国からの入国制限を発表したミャンマーでしたが、感染者が報告された後は入国するほぼすべての人に対して特定施設での検疫、商用の国際旅客航空便の着陸禁止、自宅待機措置などを行いました。

また、アウンサンスーチー国家顧問自ら手洗いを実践する動画を放送して啓発するなど、自国での感染拡大防止に努めてきました。

6月1日時点で計228名が感染し、うち回復者は138名(うち退院者128名)、死亡者は6名にのぼります。



ADRA Myanmarは、事業対象地域の学校やコミュニティーの新型コロナウイルス感染予防をサポートするため、感染予防及び啓発資料の配布を行いました。



写真2.JPG

また、事業地へのアクセス制限がある中、学校やコミュニティーと連携し、34の学校と5,139世帯に感染予防啓発ポスターやハンドソープなどを届けました。



写真3.JPG

この活動を通して、ADRA Japanが事業を実施しているカレン州でも、24,687人がサポートを受け、以下の物資を受け取りました。

新型コロナウイルス予防チラシ(A4サイズ) 9,400枚
咳エチケット啓発チラシ(A4サイズ) 9,400枚
新型コロナウイルス予防ポスター 32枚
手洗いポスター 32枚
500ml液体ハンドソープ 256本
60g棒状石鹸 1,344本



写真4.JPG

今後、ADRA Myanmarはミャンマー各地で事業を実施している他の事業チームと協力し、同国の支援地域を拡大していく計画です。

ミャンマーに駐在していた時に同じオフィスで働いていた顔なじみの同僚が最前線で働く姿を見ると、とても胸が熱くなります。

彼らの働きに感謝し、世界各地での新型コロナウイルスの猛威が収束していくことを願うばかりです。


出典元:ADRA Myanmar ホームページ(英語)
https://www.adramyanmar.org/single-post/2020/05/05/ADRA-Myanmar%E2%80%99s-SEAQE2-Project-Responds-to-COVID-19-in-Myanmar


※この活動は、ADRA Norway(ノルウェー支部)とノルウェー政府の外務省下にあるThe Norwegian Agency for Development Cooperation (NORAD)の助成を受けて、ADRA MyanmarのStrengthening Equity, Access and Quality in Education (SEAQE2) 事業チームが実施しています。



(執筆:ミャンマー事業担当 松川 聡



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Posted by ADRA Japan at 11:23 | ミャンマー便り | この記事のURL
    
(5/29) 【正会員の皆様へ】通常総会の日程変更のお知らせ [2020年05月29日(Fri)]


アドラ正会員の皆さまには、いつもADRA Japanの活動へのご理解とご協力をいただき、
心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の影響により、第16回ADRA Japan通常総会の開催日時を以下のとおり変更いたします。

アドラ正会員の皆さまには、改めて書面やメールでお知らせいたします。



変更前:2020年6月21日(日)10時〜12時
変更後:2020年7月26日(日)10時〜12時

場所 SDA原宿クリスチャンセンター 地下1階 セミナールーム
(渋谷区神宮前1-11-1 電話:03-5410-0045)



《新型コロナウイルス感染症への対応について》
 緊急事態宣言は解除されたものの、日本国内でも新型コロナウイルス感染の懸念は続いています。

そのため、例年と同様の形態での総会開催を予定していますが、オンラインでもご参加いただけるよう計画しております。

これに関しましても、アドラ正会員の皆さまには、詳細を追ってお知らせいたします。


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Posted by ADRA Japan at 09:21 | 事務局からのお知らせ | この記事のURL
    
(5/28) <7月2日 ADRAオンライン報告会告知>『新型コロナウイルスの感染が拡がる開発途上国の今』 [2020年05月28日(Thu)]


世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。

5月28日現在、国内で確認されている感染者数は減少傾向にありますが、私たちの行動次第ではいつまた感染が拡大してもおかしくない状況にあります。

また、世界では未だに感染者数が増加している国もあります。



現在、ADRAの各支部では新型コロナウイルスへの対応として、各国で感染予防物資及び感染予防啓発資料の配付等をはじめとした支援事業を実施しています。

ADRA Japanが事業を実施しているジンバブエ、ミャンマー、ネパールの各支部も対策事業を進めています。

今回、ADRAの各支部およびADRA Japan事業地における新型コロナウイルスの現状、対応、課題について、オンラインでの報告会を実施することにいたしました。



covit-19写真.jpg

(ADRA Myanmarでは新型コロナウイルス感染予防のためマスク等の配布を実施)



ADRAだからこそお伝えできる『新型コロナウイルスの感染が拡がる開発途上国の今』をお伝えできるよう、できる限りの準備をしております。

どうぞお気軽にご参加ください。



【日時】7月2日(木)19:00〜20:30

【内容】1.世界のADRA支部での新型コロナウイルスへの対応
    2.ADRA Japan事業地(ジンバブエ、ミャンマー、ネパール)での新型コロナウイルスの現状、対応、課題

【参加費】 無料

【定員】 100名(ZOOMによるご参加の定員数です)

【対象者】
 ADRA Japanの新型コロナウイルス対応に関心がある方、ジンバブエ、ミャンマー、ネパールの現状を知りたい方などどなたでも

【参加方法】 オンライン会議システムZoomを使用(PC、スマートフォン、タブレットなどでご自宅等からご参加ください)

【申込期日】 6月29日(月)※当初ご案内しております締切日を延長いたしました。
下記URLにアクセスし、必要な情報を入力、送信お願いします。イベントの前日にオンライン報告会参加に必要なZoomのURLをお送りいたします。
https://forms.gle/Zn5Q4JuwJo5YUUfw8

【お問い合わせ】
 特定非営利活動法人 ADRA Japan(アドラ・ジャパン) 担当:會田、上田、三原
 電話番号:03-5410-0045
 (現在スタッフのほとんどが在宅勤務を実施しております。できる限りメールでのお問い合わせにご協力をお願いいたします。)
 Email:event_adra@adrajpn.org


各事業地でのプロジェクト内容についてはADRA Japanのブログに掲載しています。
 ジンバブエ:教育環境改善支援事業
 ミャンマー:教育支援事業
 ネパール:新生児・小児の保健環境改善支援事業
 ブログURL:https://blog.canpan.info/adrajapan/


皆様のご参加をお待ちしております!



(執筆:三原千佳




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Posted by ADRA Japan at 14:26 | イベント情報・報告 | この記事のURL
    
(5/22) 【スタッフのつぶやき】ADRAの新型コロナウィルス感染症の対応 [2020年05月22日(Fri)]


皆さま、いかがお過ごしですか。事務局長の浦島です。



「コロナ疲れ」という言葉が聞かれるほど、皆さま、ここ数か月は、毎日のように新型コロナウィルス感染症のニュースばかりを見たり聞いたりしておられることと思います。

もう、うんざりというのが正直なところではないかと思います。



ADRAは世界の約130か国に支部を有していますが、海外支部の各事務所は、日本支部であるADRA Japan よりもずっと厳しい状況に面しています。

というのは、皆さまも報道などを通してご存じのとおり、いわゆるロックダウンが実際に発令されているからです。

海外のロックダウンのほとんどは、実質的な外出禁止令ですので、外を出歩いていると警官に呼び止められて叩かれたりするというのです。



そのような状況下にあっては、どの事業地でも活動を休止せざるを得ません。

特に、学校建築を行っている現場などでは、建築作業は無論のこと、資材を調達してくれる業者への支払いもできなければ、それに関連する会計処理も進みません。



このような状況の中、ADRAは、世界の130か国にある支部とインターネットを介したオンライン会議を繰り返しながら、こんな時に何ができるだろうかということを考えています。

そして、「今」自分たちにできることは何かということを考えて、毎週会議を繰り返す、そんな仲間たちを、とても頼もしく思います。



そして、現在、世界のADRA支部の半数以上において、さまざまな活動が始められています。

以下は、その一例です。

アフガニスタンでは、ヘラート州に住む感染患者および感染患者をケアする医療関係者を家族に持つ300世帯を対象に、小麦粉、レンズマメ、塩などの食糧と、石けんや洗剤を配付しました。

ケニアでは、スラム街の高齢者や出産直後の女性、障がい者などの特に支援を必要とする家庭300世帯に石けん、手の消毒液および安全な水を配付しました。また同じスラム街に手洗い場を17基設置しました。

パラグアイでは、保健医療福祉従事者を対象に、新型コロナウィルスの予防や感染管理などについての訓練を提供しました。また、食糧配付の準備を進めています。



私の好きな聖書の言葉に

「施すべき相手に善行を拒むな。あなたの手にその力があるなら。(箴言3章27節)」

というものがあります。



私たちそれぞれに、今何ができるかということをしっかり見極めていきたいと思っています。

そして、何かできることがあるなら、それを惜しまずに行っていきたいと思います。

そうした姿勢こそが、今のこの閉塞感を打開するための第一歩になると信じて、前進していきたいです。



(執筆:ADRA Japan 常務理事/事務局長 浦島 靖成



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Posted by ADRA Japan at 11:32 | スタッフのつぶやき | この記事のURL
    
(5/15) ジンバブエ便りvol. 48 〜世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るう今、ジンバブエはどうなっているのか〜 [2020年05月15日(Fri)]


ジンバブエの大統領は、2020年3月30日から4月19日までの21日間のロックダウンを宣言しました。

そして、まず5月3日まで、その後さらに5月17日まで延長されました。

基本的に外出は禁止で、自宅から半径5キロメートル以内であれば食糧や燃料、医療品などの必需品の購入はできますが、それ以外の外出は禁止で、違反者には罰則が科せられます。



1.jpg

[語学を勉強する場所、レストランなど多くの店が無期限で営業停止]



ジンバブエでの初めての新型コロナウイルス感染者は、3月20日に保健育児省大臣から発表された38歳のビクトリアフォールズ在住のジンバブエ人です。

感染者には、英国への渡航歴がありました。

そして、2人目の感染者は翌日21日に報告された、ハラレ在住のジンバブエ人で、南アフリカ経由でアメリカ(ニューヨーク)から帰ってきた方でした。



同月24日、2人目の感染者であった著名ジャーナリストが30歳という若さで亡くなったというニュースが報道されたことでジンバブエ全土に衝撃が走りました。



死亡の背景には、本人に慢性的な疾患があり肺の腫瘍摘出手術を昨年に受けていたことに加え、当時指定病院に人工呼吸器の在庫が無かったなど、ジンバブエの医療キャパシティの限界もありました。

彼の死以降、寄付を受けるなどして、人工呼吸器は病院に設置されました。



5月13日現在での感染者累計確認数が37人、うち死者数は4人と、数字のうえでは少なく見えますが、国民の多くが見えない恐怖におびえながら生活しています。
(情報元:世界保健機関の情報報告書“Situation Report – 114”)



失業率80%以上のジンバブエで、その日を生き延びるために路上でバナナなどの食材を販売していた人たちの姿は見られなくなりました。

国から提供される保証もなく、外出禁止令で収入が得られない中、彼ら・彼女らはどのように生きているのでしょうか。



移動証明書を持っていれば、NGO関係者などは国内を移動することができます。 

以下は、スタッフが移動した時に撮影してもらった写真です(4月中旬)。



2.jpeg

[外出が禁止されている中で物乞いをする人たち。
横の看板には「BETTER THAN STEALING(人から盗むよりましだ)」とあります。]



3.jpg

[移動している車両には、「自宅から5キロ範囲内で必要な買い物をしている車両」と「政府から発行された移動証明書を持っている車両」があるので、警察が一定区間で取り締まりを行っています。移動証明書を持たずに車両が走っていることもあるそうです。]



4TM.JPEG

[ショッピングセンター(TM)では、身体的距離を保つために入場制限が課せられ、入り口で待つ人が行列を成しています。]




6ンバレ、ローカルマーケット.jpeg

[営業停止になった首都ハラレ中心部近くの青空市場]



国からの保証がないと、貧しい人はさらに厳しい生活を強いられます。

上記の写真にあった「人から盗むよりましだ」の言葉には、ジンバブエの国民性がよく表れていると思います。

ジンバブエ人は、温厚で、優しく、真面目に仕事をする人たちが多いです。

挨拶では、ショナ語でマムカセイ(今日は元気?) という質問にタララセイ (私たちは元気だよ) と答え、お互いの家族の健康を確認し合い、固い握手を交わします。

ただ、新型コロナウイルスの影響で、人々は握手をやめ、挨拶代わりに靴と靴を合わせるようになりました。

そのような中で、人から盗むよりも、物乞いしてでも生き延びようとする姿は、ジンバブエ人の相手を大切にする生き方そのものだと思います。



ADRA Japanの教育事業は、2度目の延長時に規制が少し緩められたので、スタッフがフィールドに行くなど少しずつ活動を始めることができました。

新型コロナウイルスの影響が、できる限り早く収束し、みんなの不安が解消され、事業を通して、少しでも多くの人たちに教育を提供できる環境を構築していきたいです。

きっと校舎が完成した暁には、教員が子どもたちに、新型コロナウイルスへの対策を教えていくでしょう。





★新型コロナウイルス感染予防のために★

・石鹸を使いこまめに手洗いをしましょう。また、アルコール消毒液を持ち歩いて水が無いところでも手を清潔に保てるようにしましょう。
・洗っていない手で目、鼻、口を触らないようにしましょう。無意識に触っていることがあります。
・具合が悪い場合は、家の外に出歩かないようにしましょう。そして、すぐに病院で診察を受けましょう。
・毎日体温測定と自分の症状を確認し記録を残しましょう。
・咳やくしゃみをするときは、咳エチケット(マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻を抑えること)を守りましょう。
・不要不急の外出を避けましょう。
・外出する場合や自宅においても3密(@換気の悪い密閉空間A多数が集まる密集場所B間近で会話や発生をする密接場所)を避けましょう。



■COVID-19に関するウェブサイトの紹介

◆厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
◆外務省:海外安全ホームページ
◆日本国立感染症研究所:新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報について
◆参考:ジンバブエ日本国大使館のHP「領事情報」 





(執筆:ジンバブエ現地駐在員 小松 洋


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Posted by ADRA Japan at 13:55 | ジンバブエ便り | この記事のURL
    
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