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iPhoneの液晶カバーを上手に貼るには? [2011年05月06日(Fri)]

遅ればせながら、先月からiPhoneユーザーです。といっても、勤務先から支給されたものですけど・・・。
きれいな液晶画面に早速、保護フィルムを貼ったところ、埃と気泡でもう無残な状態。困った

「これはヒドイ!ブツブツじゃあないっすかぁ〜」と同僚のOタッチに言われ、絶対きれいに貼り替えてやる!と心に決めたのでした。

で、昨日サンノゼのショッピングモール Westfield Valley Fair のアップルストアで、保護フィルムを購入。
これで心機一転。心も電話もリフレッシュ走ると思っていたら、目の前の露店に何やら人がきが。

若いイマドキのおにいさんが、慣れた手つきでiPhoneに液晶フィルムを貼っているのです。
クリーナーを霧吹きでかけて、ひと拭き。フィルムを貼ったら、ヘラで丁寧に気泡を押し出し、出来上がり。
5分間の職人芸に、さっきまでのやる気は吹っ飛び、すぐさまオーダー。
見違えるように、きれいになりました。お代は15ドル。

液晶フィルムを貼る・・・なんて商売が成り立つほど、液晶つきガジェットが普及しているというわけですね。
これって日本でも流行ると思いませんか? 不器用な私には難しいお仕事ですけどねダメ


八千代座におじゃましました。 [2011年01月22日(Sat)]

熊本県山鹿市にある八千代座に行きました。
100ほど前に造られた芝居小屋で、廻り舞台や奈落(舞台を廻す人界式のテコを配した舞台下)、すっぽん(役者が地下から花道に登場する時の、上下に動くみこし状の台)、碁盤の目に仕切られた、ます席などなど、江戸文化の伝統を残す国の重要文化財です。

60年代に経営不振で閉鎖され、経営者から山鹿市が寄付を受け、第3セクターが運営管理をしています。

この地に誕生してから100年、地域の人たちが中心になって寄付を募り、改修工事を重ね、1996年平成の大修理で、芝居小屋として復興。
復興を熱心に働きかけた人に、坂東玉三郎がいます。
劇場ではなく、芝居小屋と呼ぶのが相応しい、如何わしい雰囲気にすっかり魅了されました。
思わぬ収穫に感謝です。



アール・ブリュットの可能性 [2010年12月15日(Wed)]


本日発売のメンタルヘルスマガジン『こころの元気+ 12月号』に掲載していただきました。


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アール・ブリュット・・・聞きなれない言葉ですが、密かに広がりを見せています。「Art Brut = 生(なま)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育を受けていない、美術界とは無縁の表現活動を行う作家のアートを指すもので、知的や精神、発達障害者の作品も含まれます。


英語ではアウトサイダー・アートと呼ばれ、既成概念にとらわれない自由な表現は、時に美術の専門家も感嘆させ、近年では日本でもプロの美術作品と共に並べられる展覧会が開かれています。


そうしたなか、今春、日本のアール・ブリュット作品が海を渡りました。日本人作家778点の作品による展覧会を、パリ市立アル・サン・ピエール美術館が企画したためです。これほど多くの日本のアール・ブリュット作品が一度に海外で公開されるのは、他に例がないといわれています。


出展作品は、全国の障害者支援施設や精神科病院でダウン症などの知的障害、自閉症などの発達障害、精神障害のある作家63人が創作したもので、日本財団は、滋賀県社会福祉事業団が行う出展作品の発掘・調査などを支援させていただきました。


◆パリで脚光を浴びる日本の作品

3月22日に開幕した、このアール・ブリュット・ジャポネ展。日本の猛暑を逃れ、涼しくて心地よいパリへ8月初めに行ってきました。


市内の北側、モンマルトルの丘に建つアル・サン・ピエール美術館は、1868年に建設された当時の美しい金属建築で知られる市場を改修し、1986年に開館したものです。老朽化に伴い取り壊しが決まった市場の保存を地域の人たちと共に訴えたのが、同美術館のマルティーヌ・リュサルディ館長。同美術館が開館以来、流派にとらわれない新進気鋭の現代アートやアール・ブリュット作品を取り上げるルーツが、こうした経緯(いきさつ)にあるのかもしれません。



さて、パリ中心部から地下鉄を乗り換え、およそ15分でアンヴェール駅に到着。駅前は土産物屋や市場が軒を連ね、観光客と地元の人で結構混雑していますが、人の流れが観光名所のサクレ・クール寺院に向かっていますので、流れに乗って10分ほど歩くと、レンガ造りのおしゃれな美術館が見えてきます。

通りを少しだけ外れ、美術館の入り口を入ると、正面の受付に入場券を買い求める10数人の行列がありました。学生や観光客に交じって、母親に手を引かれた小さい女の子や男の子、ベビーカーも見えます。入館料は大人7.5ユーロ(日本円でおよそ800円)、子どもは無料。母子は近所に買い物に来る装いで、気軽に立ち寄っている様子です。



1階には、豊富な書籍を揃えるショップと、天窓のまばゆい光が差し込むカフェが並び、受付を通って暗幕を抜けると600平方メートルほどの展示スペースがあります。たくさんの凹凸が施された陶器が、控えめな照明の中に、にょきにょき浮かび上がっていて、まるで異空間に迷い込んだようです。

ショーケースに入った赤土色の粘土の怪物?は、じっと見つめていると今にも飛び出してきそう。ひとつひとつの作品が、光と影の静かな空間にしっかりと意志を持って佇んでいて、気迫に圧倒されます。


「作家に障害があるかないかは関係ない。障害があることを伝えないこと。すべての作品にボーダーラインを引かないことが大切」と、同美術館のローレンス副館長にご説明をいただきました。展示作品には作家の名前のみを併記し、障害にはあえて触れていません。作品そのものから観客がアートに入っていけるようにしたいからだと言います。


鑑賞後、作家や作品の背景に関心を持った観客は、出展作品を解説したカタログを1階のショップで入手できるようになっています。残念ながらカフェは夏季休業中のため、リピーターに好評と聞く有機栽培ジュースとタルトを頂くことは出来ませんでした。


吹き抜けのらせん階段を上がると、1階とは対照的に、ガラス張りの壁面の採光を活かした明るい展示スペースが広がります。鮮やかな色彩を放つオブジェや絵画が、十分な空間を取り展示してあります。

導線を示さない、作家が障害者であることを感じさせないといった同美術館の配慮は、観客が身構えることなく、自由に思いを巡らせる優しい空間を作り出していました。


気になる集客ですが、日本人作家だけのアール・ブリュット展というわけで、一体どのくらいのお客様があるのか?訝しげに尋ねたところ、「数えきれないくらい。正確に数えるには会計士が必要だわ」と、ローレンス副館長は顔をほころばせていました。

来館者は連日200人を超え、同美術館のこれまでの展覧会のおよそ3倍を記録するペースだそうです。同副館長は、日本文化に対するフランス人の関心の高まりが盛況の要因だと分析していました。


◆作家の権利を考える転機に

アール・ブリュット・ジャポネ展は、日本の障害者アートの晴れ舞台として日本でもテレビや新聞等に多数取り上げられ、素晴らしい作品の認知と障害への理解につながっていますが、もうひとつ大きな転機をもたらしたことは、関係者以外にはあまり知られていないと思います。


それは今回の出展において、契約内容の理解、判断が困難な作家には、成年後見人制度が活用されたことです。後見人と美術館が契約を結び、作品の取り扱いについて作家の権利が守られるようにしてあります。


これまで作家が健常者であれば当然のことも、障害があることで著作権が意識されないまま、作品が取り扱われてきたケースが多いといわれます。


これは、著作権が著作物を創作した時点に自動的に発生する権利であるため、権利の侵害については、作家自身や周囲が主張をする必要があるからです。施設で行われる創作活動は、機能保持や回復のための訓練であったり、余暇活動の一環であったりするため、周囲が創作物を芸術作品として認識することは、想像しがたいケースも多かったのだと思います。

今回の出展にかかる契約行為は、施設やご家族、芸術関係者が障害のある作家の作品の取り扱いについて考える良いきっかけになったと報じられています。


◆芸術としての障害者の創作活動

絵を描いたり、物を作ったり、創作活動が人間の精神によい影響を与えることは周知のことですが、趣味や教育、交友や仕事など生活の中に選択肢が限られてしまう障害者の場合、創作活動が生きる楽しみとなり、ひとりひとりの豊かな個性が花開く、思いのほか大きな可能性に発展することを、今回私は力強い作品たちから学びました。


アール・ブリュット・ジャポネ展の盛況は、日本の障害者アートに芸術作品としての評価をあたえ、日本国内で障害者の創作活動が芸術として見直される機運をもたらしています。今後、作品の展示や関連商品の販売を通して収益を生み、作家や家族の将来に備える一助となる可能性も期待できます。


このようにアール・ブリュットは、障害に伴う境界線を超える、あらゆる可能性を秘めているのだと思います。
ジャポネ展は、来年1月2日まで。パリに行く機会のある方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


最後に、創作活動を支える施設やご家族、そして日本の障害者アートに大きな変革をもたらすアール・ブリュット・ジャポネ展の開催に、多大な尽力をされた滋賀県社会福祉事業団の皆様に心から敬意を込めて終わりと致します。(おしまい)

全国精神障害者団体連合会全国大会in岡山 [2010年09月25日(Sat)]

第11回目の全国大会が幕を明けました。
障害当事者や家族など400名を超える人が集まり、日々の生活の悩みや将来の不安、個々の経験を分かち合い、解決法を導きだす有意義な機会となるものです。
福祉初心者の私にとっては、障害者の就職、親なき後の暮らし、自立支援法等の法律の問題、より良い助成制度などなど、考えを深める機会となります。
日本ホスピス・在宅ケア研究会i n 鳥取 [2010年07月11日(Sun)]
第18回目の全国大会が、今しがた大盛況で幕を閉じました。
心暖まるエピソードやサプライズゲストの歌に、笑いと感激の絶えない素敵なひとときでした。
しかし、今日のオーディエンスの皆さん。一体あなた方は、どれだけ写真を撮れば気がすむのですか…
昨日と今日、観たこと聴いたこと、会場を包み込んだ空気と輝きは、心に刻んで大切にしたいと思います。感謝。
青パト出発式 [2010年04月24日(Sat)]

今年度、初めての青パト出発式で、岡山県津山市に来ています。

岡山県のほぼ中央にあたる津山市は、中国地方を横に分断する中国自動車道のインターがあり、この辺りの交通の要所として知られています。

出発式の会場となったのは、津山市立河辺小学校。100名を超える地域の方々が、新しく仲間に加わる青パトを、盛大に歓迎してくださいました。
どうぞ末長くよろしくお願い致します。
グーグルが国別の検閲件数を発表 [2010年04月21日(Wed)]

各国当局から、特定のサイトの削除要請のあった件数だそうです。

ブラジルが1位というのが意外だし、中国の発表が見送られたのも
よく分かりませんね・・・。

米グーグル、国別「検閲」件数を初公表

晴れ女伝説、更新!! [2010年04月17日(Sat)]

鎮守の森の植樹祭で、さいたま市中央区の上町氷川神社に来ています。
41年ぶりの春の雪は、どしゃ降りの雨に…。

ところがですねぇ。
タクシーを降りたら雨が上がっているのですよ。

北与野駅に降りて、タクシーに乗るまでは、確かに雨が降っていたのに。

で、晴れ女伝説の更新に気を良くしていると、本日の講師の宮脇昭先生に「私が植樹する日は必ず晴れるんですよ」と言われました。
誰の御利益かはさておき、お天気でお悩みのかたは、お知らせください。きっとお役に立ちますよ!?(^_^
twitbackrとTwitter [2010年03月26日(Fri)]



twitbackrというアプリケーションで、このブログ記事を自動的にTwitterに掲載することが出来るそうです。
こちらのブログを参考にチャレンジしてみました・・・。でっきるかな、でっきるかな泳ぐ
ラ・ボエムのパスタ [2010年03月05日(Fri)]

初めて携帯から投稿してみました(^_^ゞ
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