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森へ“薬草”刈りへ[2010年12月23日(Thu)]
プノンクーレン滞在2日目。

クルクメール、バニー氏に従いプレアントン村から悪路を8kmほど車で進み伝統薬の原料となる薬草採取に森に入る。スラードムライ遺跡(湖があったという洗い場の畔には、奇岩を掘り抜いて作られた、象、獅子、大こぶの牛象)近くのルーンプルチウ洞窟では僧侶たちが修行のため共同生活をしている。自分たちが使うための薬草を森から採取し小さなチップを作る作業に取り組んでいた。


秘境スラードムライ遺跡



プレアントン村付近には、大木がひしめく「セス(馬)の森」、中木の「ドムライ(象)の森」、低木が広がる「クラー(虎)の森」と呼ばれる3つの森があり薬草によって採取地を選ぶ。今回はセスの森。途中タマイ村で、ヴァンナ君(19才), クリー君(15才)を人足に雇い、鉈を片手に森に入る。まさに道なき道をズンズン進む。人足の二人は森の入口で草履をぬぎ裸足だ!この地域は蚊を介して起こるマラリヤも多い。半袖のTシャツでビクついている私を尻目に彼ら二人は上半身裸である。

バニー氏が一つの大木を見定めヴァンナ君に指示をするとロープひとつ使わず木の上に登っていく。立派!としか言いようがない。

道具も使わずに、さっそうと登っていく!

バニー氏: 「やってみる?」
高田: 「無理むり。。。困った

上まで到達すると、腰に細いツタで括りつけていた鉈で、巨木に絡んだ大人の腕ほどもあるツタを切り離していく。木の下で待つバニー氏は,運搬しやすい長さに手際よく捌いていく。ツタは水分を含み予想以上に重量がある。また無造作に木々が立ちはだかるジャングルをかき分けて2m程に切り分けた薬木を担ぎ車まで運ぶのは至難の業である。必死の形相で僅かな木切れを運ぶ私を横目に,小柄なクメール人達は軽々と,自分の身の丈に合わない木々の束を運んでいく。なんとも男性としての能力の差を見せつけられてしまった。

小径に出るのにもやっとである。

続いて向かったのは村近くの川。前回紹介したように川底に残る遺跡の横で村人達が,洗濯をし,洗髪をし,洗車をしている。まずは,刈り取った枝から木にへばり付いていた毛根をそぎ落とす。ずっしりとした鉈はなかなか手元が定まらない。

一本一本、鉈で毛をそぎ落としていく

ひととおりきれいになった薬木を流れに投げ込む。樹液をたっぷり含んだ木々は川底に沈んだままだ。これだけの重量。運ぶのに難儀なはずだ!

この木はラテン名Prismatomeris tetrandra(中名:黄根)といい抗真菌活性が確認されている。現地では肝炎や婦人科疾患の治療に用いられている。


(つづく)
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