会計を学ぶ意味・意義って何だろう?〜その1〜[2007年01月14日(Sun)]
今回はみなさんと一緒に会計を学ぶ意味・意義=メリットを一緒に考えていきたいと思います。その際、会計を全く知らない人のために用語等にこだわらず、簡単に説明したいと思います。
まず、会計とは何か?ということから考えてみましょう。
会計とは簡単に申し上げますと財務諸表を作ることだと思います。財務諸表とは貸借対照表と損益計算書、株主資本等変動計算書をいいます。簡単に言えば会社の財産状態を表したものなんですね。
では財務諸表を作る=会計を学ぶことによってどんなメリットがあるのでしょうか?
一つ目に、会社の「状態」を知ることができます。つまり「今年A会社は○○円お金を稼いだ」「B社は▲▲円損をした…」というようなことを財務諸表を見ることによって理解することができるのです。
ここで注意して頂きたいことは、「理解する」ということです。ここで申し上げている「理解する」とは単に「いくら儲けたか」ということではなく「どんな過程を経て、いくら儲けができたのか」を理解するということです。
その過程とは、会社の財産である土地を売却したり、材料を買ったりといろいろあるわけですね。実はその過程を無視すると大変なことが起こってしまうのです!
例えば、会社の財産である100万円の土地を売却して100万円お金を手に入れたとします。それをただ単に「100万円儲けが出たよ〜」と会社の人が言ったとします。「うむ、良くやった」と言いたいところですが「ちょっと待って!どこかおかしいぞ?」と思ったあなたは素晴らしい。
よ〜く見てみてください、会社の財産である土地100万円を売って100万円お金を手に入れたわけだから土地はなくなってしまったわけですね。つまり、ただ土地をお金に変えただけで、実質は儲けが出ていないのです。
このように、ただ単にいくら儲けが出たかを見るだけでは分からない会計のマジックが、実は世の中に溢れているのです。株式投資をしているあなた、就職活動をしているあなた、業務提携をしようとしているあなた、会計のマジックに騙されていませんか?
「なぜ会社は一人の人だけに株を沢山持たれないようにするのだろう?」「なんであの会社は沢山儲けているはずなのに税金を納める額が少ないのだろう?」などなど…。
このようなことが時たまニュースでも取り上げられますよね。そのとき「それはね、〜なんだよ」と身の回りの人に説明できたらかっこいいと思いませんか?
そう思って頂けたなら是非望月実先生の「会計のトリセツ」を手に取ってみてください。
とっっても分かりやすく、会計の基本が書かれています。これを読めばあなたも会計のとりこになること間違いなしです。
予告:次回は平野友朗先生の著作「走りながら考える仕事術」をご紹介いたします。
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会計を得意になろう!ブログ 「会計のススメ」
「会計のトリセツ」を読めば会計は怖くない!
明治大学商学部CB講座 沃 宗 廣
mail t-wo-purple@hotmail.co.jp
another blog https://blog.canpan.info/purple-lily/
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まず、会計とは何か?ということから考えてみましょう。
会計とは簡単に申し上げますと財務諸表を作ることだと思います。財務諸表とは貸借対照表と損益計算書、株主資本等変動計算書をいいます。簡単に言えば会社の財産状態を表したものなんですね。
では財務諸表を作る=会計を学ぶことによってどんなメリットがあるのでしょうか?
一つ目に、会社の「状態」を知ることができます。つまり「今年A会社は○○円お金を稼いだ」「B社は▲▲円損をした…」というようなことを財務諸表を見ることによって理解することができるのです。
ここで注意して頂きたいことは、「理解する」ということです。ここで申し上げている「理解する」とは単に「いくら儲けたか」ということではなく「どんな過程を経て、いくら儲けができたのか」を理解するということです。
その過程とは、会社の財産である土地を売却したり、材料を買ったりといろいろあるわけですね。実はその過程を無視すると大変なことが起こってしまうのです!
例えば、会社の財産である100万円の土地を売却して100万円お金を手に入れたとします。それをただ単に「100万円儲けが出たよ〜」と会社の人が言ったとします。「うむ、良くやった」と言いたいところですが「ちょっと待って!どこかおかしいぞ?」と思ったあなたは素晴らしい。
よ〜く見てみてください、会社の財産である土地100万円を売って100万円お金を手に入れたわけだから土地はなくなってしまったわけですね。つまり、ただ土地をお金に変えただけで、実質は儲けが出ていないのです。
このように、ただ単にいくら儲けが出たかを見るだけでは分からない会計のマジックが、実は世の中に溢れているのです。株式投資をしているあなた、就職活動をしているあなた、業務提携をしようとしているあなた、会計のマジックに騙されていませんか?
「なぜ会社は一人の人だけに株を沢山持たれないようにするのだろう?」「なんであの会社は沢山儲けているはずなのに税金を納める額が少ないのだろう?」などなど…。
このようなことが時たまニュースでも取り上げられますよね。そのとき「それはね、〜なんだよ」と身の回りの人に説明できたらかっこいいと思いませんか?
そう思って頂けたなら是非望月実先生の「会計のトリセツ」を手に取ってみてください。
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Posted by 沃 at 09:55 | 会計のトリセツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)