先日お伝えしました、みかんの木プロジェクトの最終目的である社会貢献活動として、11月29日、会員Kさんと共に枚方市内の「くつろぎミモザ」さんを訪問致しました。
くつろぎミモザさんは、ちょっと前のご近所づきあいを合言葉に堤町福祉部会が中心となって運営するみんなの居場所です。利用者は子供から高齢者まで幅広く、地域住民同士が交流し主体となることで、自分らしく輝きながら健康に生活できる街づくりを目指して活動されています。
当日は、プログラムのひとつである「ミモザ食堂」にお邪魔し、食後ののんびりタイムに「みかんの時間」を楽しみました。利用されたのは7名。あいにくの大雨で、来所できなかった方もおられたようです。
この活動に至った経緯や、コロナ禍で活動場所を失った私達の思い、原点に返り自然の香りを使ってアロマセラピーを楽しんで頂くと同時に、皆様のホッとする時間に寄り添いたいという気持ちをお伝え致しました。
利用者の中には、何とお二人も若い頃にみかん農園のお仕事に携わった事のある方がおられ、美味しいみかんの見分け方や、育てる事の難しさなどお話しして下さり、明るい雰囲気に包まれました。私達が各テーブルに着席してからも、農園時代の思い出や、今頑張っているコーラスの趣味、健康について、ミモザへの感謝など、お話しは尽きず。
みかんのオレンジ色はコミュニケーションカラー、明るい香りと共に、終始笑顔で過ごすことができました。
<コーディネイトして下さった会員Kさんより>
みかんは、日本人にとってくだものの元祖。青いみかんだったら、秋の運動会。オレンジのみかんだったら、お正月。当たり前過ぎて忘れ去られているようで、心の中の思い出がふわぁ〜っと蘇ります。
みかんのおかげで、初対面の方とも楽しい会話が弾みました。ミモザ食堂での皆さんのキラキラな笑顔。みかんを見る度に、思い出す事でしょう。
みかんの木プロジェクトに参加できて、ACA会員の皆様とも親睦を深めることができました事、大変感謝しています。
みかんが繋いでくれたご縁、香りのように拡散していきますように。
高齢者施設やイベント会場で、ハンドトリートメントをしながら交流していた頃を思い出し、こちらもとても温かい気持ちになりました。繋いで下さったKさん、快諾頂いた代表の村田様に改めて感謝致します。ありがとうございました!
くつろぎミモザさん以外に、過去のACAイベントでお世話になった、大阪市の医療法人西口診療所様と、社会福祉法人波除福祉会様にも、みかんを提供致しました。
「コロナ禍においても、こちらの患者様や利用者様のことを、気に掛けて頂いてありがとうございます」とお礼のコメントを頂いています。
これからも、ACAらしい企画でアロマセラピーの輪を広げていきたいですね。<レポート 藤永裕美