<5月の花摘みから酷暑を乗り越えて、みかん収穫の季節がやってきました。
花摘みから毎月、ACAの木の様子をお写真とメッセージで式森さんから頂いており、成長を見守り、この日をとても楽しみにしておりました。参加者5名は花摘みにも参加していたので、皆さん同じ気持ちだったようです。もう見慣れた坂道を上がっていくと、「わあ!」と感動的な景色。青く小さかった実は、青空に映えるきれいなオレンジ色の果実をたくさん実らせていました。

今回はお天気もよく、青空授業です。式森さんから、今年のみかんの出来具合のお話しがありました。6月の雨とかなり暑かった天候が影響して、その後の管理が例年より難しかったそうです。気温はみかんの酸味と甘味のバランスに直結しているそうで、雨で気温が下がると酸味が増え、晴れて気温が上がると甘味が増える。この半年間、除草、剪定、あら摘果など式森さんの細やかな調整により、こんなにたくさんの美味しいみかんが育つんだなあ、と感動的でした。
最近の人気は、小さくて甘いみかん、いわゆるSサイズ。Lサイズはいまいちの傾向だそうです。式森さんのポケットから、秘密兵器が登場!糖度を測る器械で、食べくらべをさせて頂きました。器械の先に果汁を付け、レンズを除くと糖度がわかります。「これは甘いよ」と手渡されたみかんは、何と糖度14.5度。「確かに、甘い!」と一同納得でした。




正しい摘果方法も教わり、童心に返って収穫を楽しみました。みかん狩りは初めての方も、小学生の頃の思い出がある方も、丁寧にやさしく収穫いたしました。
収穫後は、カフェフィルネさんでランチ。お茶を飲みながらの植物、アロマセラピー、日本茶の座談会。各々、花摘み後のドライハーブ、スプレー、精油、お茶などを持参し体験談を披露しました。中でも、日本茶に陳皮を浮かせての楽しみ方は、お手軽で、特におすすめです!





◇参加者の感想◇
・想像より楽しすぎて食べ過ぎていまいました
・秋になるのを楽しみにしていた。みかんのお話しをじっくり聞けて、勉強になりました。
・お花も見て、実も見たかった。収穫したばかりのみかんを初めて食べました。
<レポート:藤永裕美>