1月26日(日)高槻南スクエアにて、お隣の猫企画第2回
「ACA会員さんの活動をシェアしよう♪」を開催しました。
当日は講師の先生お2人と、6名の参加者が集いました。◇◇◇◇◇◇
はじめにお話いただいたのは、福田 和代 さん。
福田さんは、障がいを抱える人たちの暮らすグループホームで
お仕事をされています。このグループホームは、保護犬と一緒に
暮らせるとのこと、「犬と触れあい一緒に過ごしている時、その
方の表情が和らいでいる」というお話が印象に残りました。
福田さんは、グループホームで生活する人たちに、ハンドトリー
トメントなどアロマセラピーを通じた関わりができないか、
模索しておられます。何らかの生きづらさを抱え生きる人たちの
不安を少しでも和らげることができたらと見つめる、福田さんの
あたたかなまなざしを感じました。
参加者からもたくさん質問が出ました。中でも、グループホーム
はあくまでも生活の場である。そのことを踏まえて、どのように
サポートをしていったらいいのか、その人の力を大事にした関わり
はどんなものだろう、そんな視点を共有できたことも、大切な
気づき、学びとなりました。
福田さん、ありがとうございました。
◇◇◇◇◇◇
次にお話いただいたのは、新田 美加 さん。
新田さんは、パン作りや食育、絵本の読み聴かせやハンドトリー
トメント、魅力あるさまざまなツールを用いながら、地域での
活動、子育てママを応援する活動など、重ねておられます。
新田さんが開催する「子育て応援カフェ凪」では、子育て中の
母親にゆっくりご飯を食べてもらう時間をつくっておられ、
また、日々子どもの食に向き合う母親たちが安心できるように、
食育のお話をされたりしています。「経験を積み重ねていきま
しょう。大丈夫、大丈夫。」新田さんにそう言ってもらえたら、
お母さんたちはとっても安心するだろうなあと、感じました。
「お家で子どもと1対1で付き合う母親、時に孤立しがちな母親
たちに来てほしい」、その新田さんの想いはとっても大切なもの
だなと、学ばせていただきました。
最後に『ぽんちんぱん』という絵本を読んでいただき、新田さんの
声や表情に引き込まれ、にっこり。
新田さん、ありがとうございました。
◇◇◇◇◇◇
お2人のお話をお聴きし、また、参加者のみなさんといろんな
お話をして、私自身良いエネルギーをいただいたなと思います。
ゆっくりとでも、自分がやりたいなと思うことを探したり、
一歩踏み出してみたり、したいなと勇気づけられています。
福田さん、新田さん、みなさん、本当にありがとうございました。
(レポート:大坪麻理)