板橋区団地の森紹介 [2010年09月17日(Fri)]
コードネーム「板橋区団地の森」に行くまえに、
ちょっと勉強していきましょう ![]() フィールド紹介---------------------- ■サンシティとは? 東京都板橋区にある集合住宅地。 12.4haあり、人口約6200人、1900戸が入っている。 竣工は1980年、そのころは、樹木も植樹したばかりでしたが、 30年経ったいまでは、立派な森となり、その様子から、 「町山」と呼ばれています。 ■サンシティグリーンボランティア 木々が生長するにつれ、管理が重要となる中、 1997年、サンシティ内の緑の維持管理を行うためにボランティア チームが結成されました。 それが、サンシティグリーンボランティア(SGV)です。 今では、何でもやってしまうこのSGVですが、 結成当時は、ハサミもノコギリも持ったことがなかったそうですが、 現在では、剪定間伐、植樹、下刈り除草、土留め、堆肥づくり、 竹垣作り、椎茸栽培、炭焼き、焼き芋、隣接の小学校への環境学習等、 多くの役割を果たしています。 その活躍は、定年後の楽しみとしてテレビ・メディアでも取り上げられる等、 ボランティア活動の参考事例としても評価されていました。 ■現状 結成から10年以上たち・・・ 2008年時点での平均年齢は75.4歳。 今では、もう少しあがっているはずです。 SGVの方々は、「来年はもう続けられない・・・」という、 状況の中にいます。 ・この緑を守るためには、どうしたらいいか? ・SGVの活動を継続するにはどうしたらいいか? お手伝いしながら一緒に考えましょう。 ■東京レンジャーズとして 東京近郊には、このように長年活動を続けていても、 活動継続が困難となっている団体が多くあります。 自然環境復元協会の考える環境活動では、 その自然の近隣住民の方が中心となり、 代々に渡り保全していくことが望ましいと考えています。 しかし、地域コミュニティとの関わりが、昔のように当たり前ではなくなった今、 次世代へのバトンタッチはそう簡単には行かない…のが現状。 じゃあ、ちょっと遠い住民さんはどうか? いろいろな方にお手伝いいただくことで、 活性化のとっかかりができるのではないか? という考えのもと、 いろいろな団体に出向き、お手伝いし、その団体が活性化することで、 近隣住民にも参加していただけるようにしていく活動が 東京レンジャーズです。 目指すは、住民総レンジャー化! 身近な自然はみんなで守り、緑いっぱいの東京にしましょう! |