新潟県中越地震追悼式に参加して
くりこま耕英震災復興の会 小野 昌男
中越地震6周年追悼式に参加するために山古志に行きました。皆さん明るく普通の生活をしているようですが、地震の話をしていると涙もろくなったりして、お互いに涙を流しながらお話をしていたこともありました。被災者の心の傷はまだまだ消えていないと感じました。とはいえ震災から6年となり、皆さんがんばっている姿がそちらこちらに見受けられ生きる力をかんじられました。
山古志の追悼式に参加しました。大学生のボランティアを初めとして若い力で準備され午後5時56分黙祷をする。私たちと同じ気持ちの人たちがここにいる。そして、がんばって生きている。私も気持ちを新たにする。演出もよくていい追悼式でした。
山古志木籠地区の「郷見庵」竣工式に招待をいただきました。郷見庵は木材だけの建物で山古志独特の建築なのでしょうかね、大きな建物ではないですが落ち着いたいい感じの建物でした。竣工式も堅苦しくなく和やかでたいへん良かったです。ここまでにするには松井区長さんをはじめ地区の皆さんの労苦があったことと思います。本当におめでとうございます。そして「郷見庵」を核として木籠集落がますます発展することを祈っています。
▲松井区長さん(前列右から3人目)を囲んで。後列中央が小野昌男さん。
前列右側、後列左側にいらっしゃるのが長岡の渋谷さんご夫妻。
お二人は今年6月13日に栗駒耕英で開催した
岩手・宮城内陸地震の2周年イベントに参加され
そのご縁から今回お世話役をかってくださいました
前列右側、後列左側にいらっしゃるのが長岡の渋谷さんご夫妻。
お二人は今年6月13日に栗駒耕英で開催した
岩手・宮城内陸地震の2周年イベントに参加され
そのご縁から今回お世話役をかってくださいました
山古志の皆さんとは少ししか話すことが出来なかったのですが、前向きな話が多かったように感じられました。直売所も見受けられ品数が少ないけど素朴な商品などもあり皆さんそれぞれがんばっている姿がみえました。
「闘牛」初めて見たのですが迫力があって、つい引き込まれてしまいました。錦鯉の美しいこと本当にすばらしかったです。
そして私たちはいっぱい元気をもらって帰ってきました。私たちも焦らず少しづつの積み重ねが前に進むことだと感じてまいりました。