こぼれゆく善意(災害現場より) [2006年11月20日(Mon)]
2004年10月の新潟県中越地震。被災した長岡市が災害時に原則一般からの救援物資を受け付けない方針を固めた。
市地域防災計画に「一般からの救援物資は不要」と明記することはきわめて異例なことだそうだ。「善意はありがたいが、災害時は混乱し、物資を配分する態勢が整えられない」と市。 3週間で届いた物資は10dトラック450台分の約4万7千件。2千件は団体からで4万5千件が送料免除ゆうパックにより一般から送られてきたもの。 しかしながらこの量、仕分けさえままならず、配布に時間がかかりすぎる。残った物資の保管料も馬鹿にならないそうだ。 ・・・・以上のようなことが11/16読売新聞(夕刊)に取り上げられておりました。 この問題に対し、私のアイディアベースでの解決策を備忘録にしておく。 ネットを使って解決!題して、『BUSSHI ON DEMAND』 ネットショップの多くは、その取引形態を、売れすじ以外は在庫を持たないようにし、あとはバックオーダーで取引する形にしています。言うまでもなく、リスクヘッジのためです。 これはCANPANのたのサポ機能の活用になります。 <BUSSHI ON DEMANDの概要> 【送り側】放出してもいい物品を各人がネットでジャンルごとに登録。 ・一元化するサイトをどう周知するかが鍵。 ・TV等のメディアで災害の速報と共にそのURLが流れると効果倍増。 【受け側】検索をして、欲しい物品の提供者へ「送ってください」と依頼。 ・メールボランティアなるものがいてもいいかも知れない。 災害の状況や必要性を添えて、メールを書き、注文する係として。 登録者のボランティア精神をくすぐると次につながってさらによし(?)。 ・送料免除ゆうパックを使用させてもらうこと。負担をかけてはならない。 以上。もったいないをカタチにできるように!!〓 |