今月頭、遅めの夏休みをもらって、家族で沖縄に飛んだ。
娘にとっては初の飛行機だ。
でもどうやら「コーキ」のことは覚えたようで、
沖縄から帰ってきてからも、空を飛んでいる物体(ヘリコプターでも)を見ると、
「コーキ!」と嬉しそうに教えてくれる。
沖縄って特別だ。
空港に降りた途端に思う。
申し訳ない(そんなことないか)が、
鹿児島ではこの気分は味わえない。
みんなが行くところ、には行かない僕(ら夫婦?)は、
本島から高速船で1時間弱の阿嘉島(あかじま)を選んだ。
阿嘉島の南に連なる慶留間島(げるまじま)、外地島(ふかじじま)とは橋でつながっている。
人口は阿嘉島、慶留間島を合わせても400名程度で、外地島は無人だ。
阿嘉島でレンタサイクルを借りて、外地島までサイクリングをしたが、、わずか40分で着いてしまった。
阿嘉島は、本当に何もない。
一番の観光名所はビーチ。
つまり何もない。
否、沖縄一とも言われるサンゴがある。
空気も山も人も優しい。
「ここでも共同募金ってあるんだなぁ」
「Amazonって届くんだぁ」
なんてことを思ったりもしながら、本当にゆったりした時間を過ごした。
別に仕事のことを考える必要はないのだが(Softbankが入らないのでメールも見れない)
否応なしに普段の仕事が遠い世界のことのように思える。
「ソーシャル」「イノベーション」「プラットフォーム」・・・
似合わない。島ではなんだか外国語のようだ(外国語か)。
つまり、思ったのは、きっと普段の仕事で考えていることって
どうしても「都市部」という枠で囲まれている、
というか都市部の視点で物事を考えている、ということ。
別に悪いことじゃないけど、そう認識をしていたい。
2/3を森が占める国なのだ。