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松井 二郎
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甲田式ふたつの柱 [2021年12月06日(Mon)]

asimoto.jpg


 こんにちは。松井二郎です。
 体育の時間がとてもイヤでした。
通知表はいつも2。
ひどいときは1がついていて、
おいおい、いくらなんでもそれはないだろ、
お情けで2ぐらいつけられんのか、
勉強は努力で上げられるがこればっかりはどうもならん、
差別だ、不平等だ、ふんふーんだ。

偏食も激しく、
みんな食べ終わったあといつまでも給食とニラメッコさせられ、

学教でいちばん嫌いな時間は体育と給食、
この2つの時間が一刻も早く過ぎ去るようにと念じていた世にも奇妙な子供でした。


 がんを予防する最強の方法は甲田式健康法です。
 そしてこの甲田式、ふたつの柱があります。
 1つは1日2食の少食。
 もう1つは――「西式(にししき)体操」。

 体を動かすのはニガテだぁぁぁ。

 てことで、わたしが甲田式を書くと
どうしても1日2食のことばかりになるの。
 でもこれ書かないと完全版にならないんだよね。
 ということで勇をふるって今回と次回、
この西式(にししき)体操がいかに
がんを予防し、
いかにこれをしないのはもったいないかを自身に言い聞かせ、
もってモチベーションの爆上げをねらいたい。


 西式体操、といいましたが体操をふくめたいくつかの修行、
じゃなくて鍛錬法から成ります。
 骨格を正しい位置にもどす「六大法則」といわれる6つの運動法・睡眠法。
そして皮膚を正しい機能にもどす2つの鍛錬法です。

 あらゆる体調不良を改善しますが、これはがん特集なので、
がん予防という視点から甲田先生に教えてもらいましょう。

 まず六大法則のうち
【平床(へいしょう)】
【硬枕(こうちん)】
【金魚運動】
【背腹(はいふく)運動】
について。

      ◇

  「平床、硬枕、あるいは金魚運動や背腹運動などで脊椎骨(せきついこつ) の狂いが矯正され、
それによって脊髄(せきずい)神経の機能が完全に働くようになります。
もし背骨に狂いがあると、
その部位の椎間孔(ついかんこう)から出ている脊髄神経が圧迫されるために、
その脊髄神経が分布する内臓諸器官の働きが弱り、
病気に対する抵抗力が低下してきます。
したがって背骨の狂いは万病のもとといわれているのです。
がんも、例外ではありません。

たとえば胃がんです。
胃の出口には幽門(ゆうもん)括約筋(かつやくきん)があり、
この筋肉が1分間に6〜8回開いて、
そのたびに胃の内容物が十二指腸へ送られるわけですが、
いまかりにこの括約筋の働きを調節している脊髄神経が5番目の胸椎(きょうつい)から出ているとします。

そこでもし胸椎5番に狂いが生じて、
そのためにそこから出ている脊髄神経を圧迫し、
その結果、幽門括約筋の調節機能が狂って、収縮が不完全となれば、
胃の内容物が十二指腸にもれるようになってしまいます。
この状態では胃液が腸へもれるため、
胃液の酸度は保たれず、
いわゆる減酸の状態となって、胃弱が起こり、
さらに進んで無酸となってはがんの原因ともなります。

このように、脊髄神経の機能が不完全であると、
やはりがんの原因となりますから、
脊髄神経の機能を完全ならしめるため、
この背骨の狂いを治すことが大切な健康法となってくるのです。
そのために、
西式健康法では平床とか木(硬)枕、
あるいは金魚運動などを六大法則の中に入れてあるわけです」

      ◇

 つぎに、【毛管(もうかん)運動】。

 「この運動で全身の細胞のすみずみにまで酸素と栄養素がゆきわたるわけです。
酸素がつねに豊富な組織ではがんの発生も抑制されるでしょうから、
この毛管運動を毎日行う習慣をつくることは、
がんの予防にとって必ず役立つと確信しています」


 つぎに、【合掌合蹠(がっしょうがっせき)運動】。

  「両足脚が左右対称でないと、
歩行時に上体が左右にゆれ動き、
そのたびに内臓のある特定の部分がたえず刺激を受けることになります。
たとえば左下腹部のS字状結腸が刺激を受け続けると、
そこにポリープができたり、
潰瘍(かいよう)やがんが発生しやすくなります」

(甲田光雄『ガンになる人ならない人』
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4393713605/jironosyosai-22/

      ◇

 それぞれのやり方は、甲田先生の本を読むか、運動の名前で検索してみてね。
かんたんなものからハードモードまで幅広く取りそろえております。

 松井的には、寝ているだけでいい
【平床】
【硬枕(こうちん)】
がまずおすすめ。松井も、これはやってる。
木の板、木の枕が本来のやり方ですが、乗っても沈まない素材なら合格。

 つぎに何かするなら比較的ラクでやってて気持ちいい【金魚運動】を。
もう1つ加えるならやや中級編の【毛管運動】に進むのがおすすめ。
松井も、たまにやってる。

 毎日やれ? いやーその、体を動かすことにはトラウマが。
うらむよ、学校の先生(責任転嫁)。


  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  長生きしたければ西式体操もする。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 まあ、これ抜きでクローン病はほぼ治りましたんで。
やらなくても治すことは可能だって証明したってことで(笑)
 やればなおいいってわけで。
心はこれくらいゆるいほうが治るってことで(笑)





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水素もいいけど●素が最重要 [2021年12月13日(Mon)]

asimoto.jpg


 こんにちは。松井二郎です。
 オロナミンだかサイクロンだか知りませんが、
よくもまあ飽きないなあと、
なかば感心、なかば放心、ほぼ無関心でニュースをながめています。

 コロナが怖けりゃ、滝に打たれろ。

 すみませんウソです。
温冷浴(おんれいよく)がいいです。
カゼをひかなくなります。
コロナはカゼです。
つまり温冷浴最強です。


 ということできょうは【温冷浴】の話。

 のまえに、
まず【裸療法】(はだかりょうほう)から
いってみよう。

 今回もそれぞれやり方は検索して
ほしいのですが、
裸療法は
裸になるのと毛布にくるまるのを
エンエンとくり返すものです。

 甲田光雄先生は、がんの患者さんに
この裸療法を1日11回(!)
するよう指導していました。
その理由は――


 「体内に一酸化炭素があると、これはヘモグロビンとの結合力が酸素の200倍も300倍も強いので、
一酸化炭素ヘモグロビン(Hb-CO2)となり、
結果的に酸素とヘモグロビンの結合を妨げてしまうのです。
そうなると、組織へ運ばれる酸素の量が当然減ってきます」
(甲田先生)

 この酸欠状態で細胞はがん化するのだ。

 「そこで、体内に発生した一酸化炭素をすみやかに消去させるために、なんらかの手段をこうじる必要があります。
まさにそのために、西式健康法の裸療法が考案されました」

 「一般に体質改善のためには1日3回くらい実行することが望ましいといわれますが、
がんにかかった人はこれを1日7〜11回行う必要があるとされています。
筆者(注: 甲田先生)も、患者さんの健康指導にこの裸療法を応用していますが、
特にがんの場合は1日11回をノルマとしています。
しかし1回行うのに約30分かかりますから、1日11回ともなれば大変なことで、
1時間ごとに1回行うと、早朝から夕方までかかります。
しかし難病中の難病といわれるがんを治すためには、これもやむをえないことかもしれません」


 「一方、健康な人が保健長寿を目的として、多忙な時間をさいて毎日続ける場合は、
だいたい1日2回くらいが限度ではないかと思います。
それでも、長年続けてゆくうちに、皮膚が丈夫になって、
カゼひとつひかぬ、冬でも薄着が平気という身体になります」


 紹介しておいてなんですが松井はこれ挫折しました。
それでも難病が治ったからいいものの、すみませんでした
甲田先生。

 それで、よーしこれだけでも続けるぞー
と取り組んだのが
【温冷浴】(おんれいよく)です。

 温冷浴は文字どおり温浴と冷水浴を
パッパッとくり返すもの。
ただし冷水浴で始まり冷水浴で終わる。
これが厳しい。


 「これも皮膚鍛錬法の一つですが、血液循環を促進して疲労を回復する抜群の効能があり、
西式健康法を実行している人々の中でも、この温冷浴は多くの礼賛者をえています。
この温冷浴も、やはりまた組織への酸素供給をよくする効能がありますので、
がんの予防と治療にも欠かせない健康法といえましょう」


 それぞれ詳しいやり方は検索してね。

 やってみるとわかりますが、
温冷浴はやれば爽快なのですが
とくに冬は修行です。

 そこで温冷浴のズボラな方法としては、
入浴前に
10秒ずつ腕と足だけ冷水でシャワーをかける。
入浴はふつうに。
あがるとき
同じように
10秒ずつ腕と足に冷水シャワーをかける。
どうしてもできない人はこれをやってくださいと
甲田先生はおっしゃっていました。


 そしてご想像のとおり、松井は正式版の温冷浴も挫折し、
このズボラ版に落ちつきました。

 なお裸療法もズボラ版があり、
朝おきたら下着だけになって20分、
朝のしたくでもしながら過ごすだけ。
これは甲田先生でなく、甲田先生の
側近だった方からききました。


 以上、
前回の「西式(にししき)六大法則」は骨格、とくに背骨を正すがん予防法でしたが、
今回の「裸療法」と「温冷浴」は皮膚を鍛えてがんを防ぐ方法でした。
防ぐのはがんだけでなくあらゆる体調不良で、
とりわけカゼに特効です。
ひいてからではダメよ。
日ごろからするのよ。

 はい。言う資格がないのでふだん言っていません。
今回はがん予防の総まとめということで言いました。


 最強のがん予防法である甲田式健康法は、ふたつの柱から成り、
ひとつめの柱が少食、
そしてふたつめの柱がこれらの修行、じゃなくて運動とお風呂でした。

 甲田光雄先生の本は、いちどは必ず読んでねー。

 (おすすめ本)
 → https://amazon.co.jp/o/ASIN/4837611567/jironosyosai-22


  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  少食 + 西式健康法 = 最強のがん予防


 (つづく)



 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 柱といっても冨岡さんや胡蝶さんのことではありません。
わからないかたは鬼滅の刃をお読みください(読まなくていいです)。





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もし、その時が来たならば――「がんの宣告」受けたらどうする? [2021年12月14日(Tue)]




 こんにちは。松井二郎です。
 長らく、がんの予防法を書いてきました。最後に、 「もし、それでもがんになってしまったら、どうするか」について、わたしなりの考えを書いて、この特集を終わりたいと思います。

 がんの告知をうけた。そのときわたしは、どうするつもりかというと……。

 今と変わりません。
 いつもどおり少食にして、きょう一日をたいせつに暮らします。
 変えるとしたら、むしろ、いまよりも「生きる」ことに注力します。

 医学に助けを求めないのか?
 もし、 「何かしないと、何もしないより早く死ぬ」ことが確定したら、外科手術だけは受けます。
つまり
「がん細胞のかたまりが正常な臓器を押しつぶして死ぬ」
とわかったら、
がん細胞のかたまりを切ることだけはします。
 あとはしません。
すなわち放射線と抗がん剤は拒否します。

 この判断のポイントは、どこか。
 (1)正常な細胞まで巻きぞえで殺さないか
 (2)免疫力を落とさないか
 この2点です。
がんだけを切り取るのなら (1)(2)とも問題なし。
しかし放射線と抗がん剤は2つともアウト。
だから、
手術はする、
あとはしない、
です。


 これが、わたしががんになったときの生活態度、医療への態度です。
 とはいえ、いざ鎌倉となったとき、
こんな淡々と語ってはいられないでしょう。
 だから究極のがん対策は、きょう死んでも悔いのない人生に、きょうすることです。

 (次回、最後にもう一言)



  ◆このテーマでYouTubeやってます
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 わが生涯に一片の悔いなし。
というラオウの辞世を少年ジャンプで読んだとき、
子供のわたしは、かなーり、考えさせられました。
って、またジャンプかい。

 ラオウはたしかに、やりたい放題やって、死んだ。
でもこれでほんとうに何も思い残すことはないのだろうか?


 いまYouTubeでおしゃかさまのことばを解説していますが、
これがわたしの行き着いた結論です。


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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 前回のメルマガにご返信をいただきました。


>  松井さん、いつもメルマガありがとうございます。
>  今回、二箇所に反応したのでメールします。
>
>  まずは「オミクロン」
>  これって……
>  ただの風邪じゃん。
>  みんな、何を騒いでるんだろう。
>  ああ、でも、ワクチンを打った人は正常な免疫
> ではなくなってる可能性があるので恐怖かもしれ
> ませんね。
>  実際、イギリスで「スーパーコールド」という
> 風邪が流行してるそうです。
>
>  ワクチン打った人はよほど人がいいなあ、と思います。
> 「一回ではなく二回打ってください」
> と言われて
> (そもそも、なんで一回でダメなのかも考えないんですね)
> うったのに
> 「三回目も必要です」
> と言われたら私なら「えー、二回でいいって言ったのに、
> 嘘つき」と文句言います。
>  話が違う、とは誰も思わないんですかね?
>  そういえば、ワクチンの異物混入もなあなあで
> 終わってしまいましたね。
>  あれ、食品なら絶対に「全品回収」ですよね。
>  寛容だなあ、と思います……


 ですよねー。

 ドラマ「日本沈没」を、松井にしては
めずらしく最終回まで見ましたが、
クライマックスで突然、コロナ騒動みたいなことが
おきて、

こうなると作者のせいではないのですが
医療に対する大まちがいの態度でドラマが進み、

ワクチンができた! これで救われる!
よかったね! よかったね! の大合唱、
製薬会社の社長がひとこと、「これからも人に寄り添う仕事をしていく」。

感動のシーンでわたしはげんなりしてしまいました。

小栗旬くんと杏ちゃんが結ばれてよかったけどね♪ はい、それはどうでもよい。


 こんなドラマをつくることができる頭のいい人でさえ、
医療は神様なんですから、
一般人はなおさら、無条件で信仰するでしょう。
わたしだって、たまたま、運よく事実を知っただけで、
おもいっきり信者でした。

 信じること自体が悪いのではなく、
何を信じるか、
ちゃんと調べたうえで信じていますか
ってことですよね。

 ネットの普及で自分から調べる人が増えるかと
おもいきや、
逆に
スマホをさわっているあいだじゅう広告に襲われ
いっそう何も考えさせないように仕向けられています。

 せいぜい自衛して、みぢかな人に声をかけていくしかないですね。
 ではメールの続き。


>  そして「温冷浴」
>  とりあえずやってます。
>  やってますが、何に効くかよくわからなくなっていて。
>  風邪だったんですね(^^;
>  自律神経かと思ってました。
>  まあ、どちらも効くかな。
(中略)
>  温冷浴、普通は暖かくなる頃に始めるといいますが。
>  私は10月くらいから始めました。
>  冬はもう「修行」としか思えないくらい一回目が
> 冷たいですが。
>  何とか続けてます。
>  これでコロナは心配しなくていいみたいですね。
>
>  ではでは、これから寒くなります。
>  お体にはくれぐれも気を付けてくださいませ。
 (サガさん)


 いつもあたたかいお言葉、ほんとうにありがとうございます。
 温冷浴は「とくに」風邪予防にすぐれています。
おっしゃるとおり自律神経の調整もします。
ようするに
これやっとけばそうそう体調をくずさないってことですね。

 とはいえ風邪は、ひくときはひきます。
とはいえ、
風邪をひくこと自体、これも、悪いこと
ではありません。

『風邪の効用』という名著もあるくらいで、
風邪のあとは
台風が去った空のように体が浄化されます。

 ウイルスと人は共生しています。
積極的にかかる必要はないけれど、
ひいたときはひいたときで、
ウイルスの力を借りてこちらは免疫力を上げ、
お返しにウイルスを生かしてあげる。
ずっと人類はこうして繁栄してきました。

 それを、一方的に条約を破り、ウイルスの殲滅(せんめつ)に打って出た人類に未来を保証することはできません。
 せいぜい自衛して、みぢかな人に声をかけていくしかないですね。って、またその結論。





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がん特集あとがき 〜真の対策を [2021年12月28日(Tue)]




 こんにちは。松井二郎です。
 ことし最後の記事となりました。
 がん特集のあとがきをもって、ごあいさつにかえます。

     ◇


   ‐あとがき‐


 マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公のひとり
東方杖助(ひがしかたじょうすけ)は、
あらゆるものを「治す」能力を持っている。
壊れた物でも傷ついた動物でも、
どんな大けがを負って肉体が損傷した人でも、
触れれば一瞬で元どおりに戻すことができた。


 ある日、杖助は自宅で敵の襲撃をうける。
祖父が血を流して倒れていたのだ。
ピクリとも動かない祖父をみて動揺しながら、

 「心配ないゼ。ちょっとしたキズだ。
こんなキズぐらい簡単に……」

能力をつかうと血は止まった。

ところが祖父は目をあけない。

「そんなハズは……
目をさますはずだ。
じいちゃんのこのキズは完全に治った……」


 うろたえる杖助に、
もうひとりの主人公である
空条承太郎(くうじょうじょうたろう)が
つぶやくように諭す。

「人間は何かを破壊して生きていると
いってもいい生物だ。
その中でおまえの能力は
この世のどんなことよりもやさしい。
だが……
生命が終わったものはもう戻らない」


 がんを治そうとする努力はこれと似ているようにおもう。


 がんを寿命と認識するならどうすることもできないが、
がんを病気と解釈するなら、治そうとすることはできる。

「心配ないゼ。ちょっとした病気だ。
こんながんくらい簡単に……」

と、闘うことができる。


 人は闘いが好きである。
マンガが連載された「少年ジャンプ」でも
人気が高いのはほんわかホームドラマよりも
熱血バトルマンガで、
この『ジョジョ』もバトルマンガだ。

 闘うことは、カッコいい。
がんとも闘うのがカッコいい。
そういう先入観が存在している。

 闘って治るものなら、存分にバトルしたらよいが、
死んだ人を生き返らせることができないように、
「寿命としてのがん」は治せない。
その寿命になるように生きてきた人生は戻らない。


 がんは壮絶な闘いをした末に死ぬもの、というイメージが
ドラマやドキュメンタリー番組で定着しているから、
がんは恐れられている。

だが近藤医師によると――


 「がんと闘うといっても、その相手はがんでないことが多いのです。
たとえば、がんの転移による痛みの場合には、鎮痛剤を飲んだり放射線治療をすればいいわけですが、
それは闘うというイメージとはほど遠い対処法です。

しかし中には、疼痛(とうつう)を緩和するためにと化学療法を勧める医者もいます。
ところが抗がん剤では、痛みが取れることが少ない反面、副作用や毒性が襲ってきます。
その場合には、がんと闘っている感じになりますが、
それは用いた手段が抗がん剤であったからで、患者は副作用や毒性と闘っているわけです。

またたとえば、初期の胃がんで胃切除術を受けると、
合併症や後遺症に見舞われ、日常生活は不便で苦しいものになります。
これもがんと闘っていると表現されるでしょうが、
手術前には不便や苦痛は一切なかったわけで、
それらは手術がもたらしたものです」

(近藤誠『がん治療総決算』)



 死ぬときがやってきたことを、
認めず、
抗(あらが)うから血を流すバトルになる。

 がんは「あなたの寿命がきましたよ」という宣告のようなもの。
だから、告知されるとショックをうける。


だが考えてみると、これはおかしい。

生まれたときから、死ぬことはわかっていたはず。

それを、あなたは死にますよと言われてショックを受けているのだ。

「あなたは、がんです」と言われてびっくりしているのは、
「あなたは、人間です」と言われてびっくりしているのと同じ。


 がんが怖いのではない。
死が怖い。

 怖さをごまかすための対策をし、
余生を苦しむことに使うのでなく、
真のがん対策が必要だ。


 真のがん対策とは、
がんになる前に死ぬ準備を終えておくこと。

 いつ死んでも、わが生涯に一片の悔いなし。
いまこの瞬間に死がやってきても、大安心。大満足。
そんな自分に、生きているうちに、なっておくことである。

(がん特集  完)




  ◆YouTubeいかがですか
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 よかったら松井が結論として発表している動画シリーズをご覧ください。

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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 それでは、松井も冬休みに
入りますので、

記事はしばらくお休みです。

 ちょっと長めに休みをとらせて
いただきます。
ムフフなことをたくらんでいるので。

 休みといっても、メルマガをお休みするだけで、
ずっと仕事してます。
6年間の「ほぼ寝たきり」から回復したので、
休んでおれなくってね。
いろいろ急がねば。

 ムフフな企みは、1月末くらいに発表できるでしょう。ムフフ。


 それでは

ことし1年

ほんとうにお世話になりました。


よいお年を!!





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