乳酸菌でSARSが治った<前編> [2018年10月08日(Mon)]
◆NS乳酸菌とは 3章 乳酸菌のすごさ(6)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 乳酸菌でSARSが治った<前編> ![]() お恥ずかしいが、わたし、免疫力を上げてクローン病を治す治療を始めるまで、「細菌」と「ウイルス」がちがうものだと知らなかった。 よくそれで健康メルマガ書いてたな!(← お笑い芸人のカミナリふうに) わかるようになったのは、熱が出たとき抗生物質を飲むよう松本仁幸先生から指導されたから。熱が出るのは、腸で日和見(ひよりみ)感染がおきているのだから、細菌を殺せばおさまる、と教えてもらった。 それで抗生物質に興味がでて、調べてみると、抗生物質はカゼやインフルエンザには効かないそうな。はて? クローン病の熱は下がるのに、なぜ? 答えは―― カゼやインフルエンザは 「細菌」ではなく 「ウイルス」だから〜(← チコちゃんふうに) 細菌は、人間の細胞といっしょで細胞膜をもち核をもち、核のなかに遺伝子が入っている。ところがウイルスというのは遺伝子しかない。だから、人の細胞に入りこんではじめて繁殖が可能になる。大きさも細菌の100分の1くらい。 なるほど、そんなにちがうのだったら抗生物質は効かないよね、と、わかった次第である。 さて、前回は「乳酸菌は抗生物質をつくる」という話だった。乳酸菌は、さらに、ウイルスにも効くというのだ。―― (以下は引用) ◇ 乳酸菌には、ウイルスをやっつける強いパワーがあります。 ◇ ――この引用、次回につづく。 では次のコーナーへ。 ◆クローン病中ひざくりげ 特別版  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 正しいアトピーの原因と完治の方法<前編> わたしは、アトピーのかゆさを「体じゅうが蚊に食われたよう」と表現したが――じつは蚊に食われたときにできる赤いハレ(湿疹)も、軽いアレルギーが起きたものだ。 蚊の毒をIgE抗体で排泄しているのである。ほかに、ハチやヘビやクラゲやイソギンチャクの毒も、人体はアレルギーで(IgE抗体で)排泄している。 これは「毒だから」排泄しているというよりも、「あっ、異物だ、やべぇ」と思った瞬間に排泄している。もちろん毒だからやべぇのでありデンジャラスなのであるが、いちいち「これは毒だからやべぇのであるか?」と判断していてはタイムオーバーで死んでしまうおそれがある。そこで「あっ異物だ」と思ったなら条件反射でシュビビーンとIgE抗体を撃ってエイヤッと放り出しているのである。 このように、永らく人類の敵は「異物」、すなわち「自分とはちがう生物」であった。 では私たちの体は、というか免疫は、どうやって「これは自分かそうでないか」を判断しているのか? 【自分と同じタンパク質か、違うタンパク質か】である。 自分と同じタンパク質には、細胞の表面にすべて同じ目印がついているのだ。免疫はそこを見ている。目印が自分と同じものでないときは「あっ異物だ」と条件反射で攻撃をしかけるのである。この仕組み、免疫によって、人類は生き残ってきた。 これをいま人類が化学物質に対しておこなっているのがアレルギーである。 ――と、ここで納得してもらっては、じつは困る。 うーん、ちょっと待てよ。アレルギーの原因は化学物質だったよね。でも、「自分かそうでないか」の判別は「自分と同じタンパク質かどうか」でおこなっているのだよな。化学物質はタンパク質ではない。それなのに、アレルギーの原因は化学物質であるとは、これいかに? 免疫は化学物質そのものを見ているのではなく【化学物質と結合したタンパク質】を見ているのである。 これが、肉や卵でアレルギーがでる理由だ。 アトピーなどのアレルギーの原因は肉や卵や牛乳だと、世間では考えられている。じゃあ、なぜこれらのアレルギーが起きはじめたのが、現代になってからなのか? 蚊の毒やクラゲの毒でアレルギーになるのはわかる。だが、肉や卵や牛乳や魚や大豆は、人類が永らく食べてきたタンパク質だ。なぜこれらでアレルギーが起きはじめたのか? 化学物質が入りこみはじめたからである。肉や卵という、人類がすでに知っているタンパク質ではなく、似ているが別の顔をした未知なるタンパク質、人類が出会ったことのないタンパク質となってしまったのだ。すると蚊やクラゲの毒と同様、IgE抗体がつくられ、アレルギーとして排泄しようとする。これがアトピー性皮膚炎なのである。 松本仁幸先生はこう述べる。 ◇ 最近も“食べて治すアトピー”という記事があちこちの新聞に載せられていますが、このような記事にはなぜ食べ物を食べてアトピーが治るかについては一言も触れていないどころか、相変わらず食べ物自身がアレルゲンであるような間違った考えは続いているようです。アレルゲンはあくまでも食べ物のタンパクに結びついた化学物質であるという事を誰も指摘しないことは悲しいことです。無知な大衆は大新聞に書かれている上っ面の皮相的な記事が正しいと信じ込んでいるので、いつまでもいつまでもマスコミに踊らされ続けるのですが、誰もその間違いに気がつかないのです。 ◇ そこで、せっかく松井もアトピーになったことだし、正しいアトピーの原因と完治の方法を書いておこう。 肉や卵でアトピーになるのではなく、肉や卵に含まれる化学物質でアトピーになる、という話であった。 アトピーの原因は化学物質なのであるが、正確にいうと「肉や卵のタンパク質に化学物質が結びついたもの」なのだ。 食べ物に入っている化学物質とは言うまでもなく、おいしい食品添加物である。 永らく人類が食べてきた小麦が、なぜアレルゲンとなったのか? パンをおいしくするためにやたらと化学物質を使うからだ。これらがなぜ悪いかといえば、単体の毒性などは問題でなく、「人体にとって異物である」ことが悪いのである。 さらに農薬である。これは単体でもヤバいが、ヤバい量を使うことは禁止されているから、やはり問題は単体の毒性でなく「人体にとって異物である」ことだ。 じゃあアトピーを、治さないまでも発症させないためには、加工食品をやめるのはもちろん、コメも小麦も野菜も無農薬のものを食べればいいのではないか。と思って無農薬のコメや小麦や野菜を栽培しても、与える水と空気に化学物質が入っているのでどうにもならない。 ちなみに花粉症もそうである。 スギ花粉がアレルゲンなのか? ちがう。スギ花粉は運び屋にすぎない。原因は花粉がたっぷり吸った化学物質である――厳密にいえば化学物質を含むスギ花粉というタンパク質――である。これを免疫が「なんだこいつ、知らねぇ顔だな。毒だったらタイヘンだ」と、虫刺されと同じ要領で「即刻、排除」と放り出しているのだ。 松本仁幸先生はこう述べる。 ◇ 現代の医者たちは、アレルギーの意味や全貌を全く理解せずに、重箱の隅をつつくことばかりをしています。まず、原因さえ分かろうとしません。今まで何千年もの間、人間が何の問題もなく食べてきた食べ物をアレルゲンと言ってみたり、人間の生活に貢献してきた全ての草木の花粉が鼻炎を起こすなどというような愚かなことを言い続け、何の疑問も感じていないのであります。これらの花粉は単なる化学物質の運び屋に過ぎないタンパク質なのです。化学物質がハプテンとなっているのです。除去すべきは食べ物や花粉ではなく、その中に運ばれている農薬や自動車排気ガスに含まれる全ての化学物質なのであります。 ◇ ハプテンとはこのまえ書いたとおり、そのままでは抗原(アレルゲン)にならないがタンパク質とくっつくと抗原になるもの。なので不完全抗原ともいわれるものだ。化学物質は小さすぎるうえにそもそも生き物でないので免疫は認識できない。タンパク質の大きさになることで免疫はようやく異物だと気づく。スギ花粉そのものはまったく悪くないのだ。 人間は勝手に化学物質をまきちらしておいてスギ花粉をいじめ、そのスギ花粉を悪者と言っている。 さらにいうと、ハプテン(化学物質)がタンパク質(花粉など)に入っても、これを異物とわかる人とわからない人がいる。ちがいのわかる人が花粉症、アトピーになる。 では、ちがいのわかっちゃう人、アトピーになった人は、どうすればアトピーが治るのか? (つづく) ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ![]() ……うれしくねぇ ◆このブログはメールマガジンの記事をアップしたものです。 最新の記事は、メールでお送りしています。 >> 無料購読するにはこちらから |