悪玉菌は悪玉でない? [2018年07月07日(Sat)]
◆クローン病中ひざくりげ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ “ヒマラヤ仙草エキス”※ を飲み始めて10日目。 (※現在は「安夢治(アムチ)」に名称変更) 洗面所で、ふと体重計が目に入った。 「ひさしぶりに乗ってみるか」 まえは、ひんぱんに体重を計っていたけれど、このごろやめていた。ちょっと増えた、ちょっと減ったと、一喜一憂してたらストレスになるんじゃないか。気にしないほうがいいかも。そう考えて、ここ1ヵ月ほど計っていなかった。そろそろ、計ってもいいかな。 乗ってみた。 「は……はあ!?」 45.8kg ふ、増えてるううう! それも3キロっ! いま栄養剤は飲んでいない。それなのに。 やっぱりだ。食事がふつうに吸収できているんだっ! 「あれっ?」 さらに、鏡を見ると、アトピーが……消えている。顔に、いちめんに出ていた湿疹が、見えない。 え? こ、これは? なに? 免疫を抑えることはしていないから……異物の排除をやめたからおさまったのではない。排除しきったからおさまった、のか? まじッスかー! 体力にも変化があらわれた。朝9時から仕事をはじめ、気がつくと、夕方5時までしていた。 いままではズッシリと疲労が体にまとわりついていて、午前中は断食をしてなんとか昼までは仕事ができるという状態だったが、その疲れまでとれたのだ。 まじッスかー!! 風呂に、入った。いままではこんなことさえ耐えがたい重労働で、週に1度か10日に1度、しかたなしに入っていた。それを、入りたいな、と、ひさしぶりに思ったのだ。 足が、スッと上がる。じつにスムーズに浴槽に入ることができた。 はぁ。いいお湯だ。 ふふ。 うふふふふ。 「とうとうクローン病、治ってきた?」 にやけてしまった。お湯の表面をぴしゃりと打った。 なお、わたしは免疫力を上げる要素を「追加」しただけで、松本医学は変わらずに続けていることを明記しておく。 白川先生の方法論は免疫寛容をめざすわけではない。「原因物質を排泄できる体にし、それを保つ」。これは甲田医学と同じ考え方だ。 甲田医学につまずき、いままた松本医学でも落第生になりつつある私には、これは、ありがたい光明である。 まずは症状をなくし、つづけて免疫寛容をめざせばいい。 (つづく) ◇ では次のコーナーへ。 ◆NS乳酸菌とは 2章 菌と腸(3)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 悪玉菌は悪玉でない? なぜ宿便で認知症になるのか。おさらいすると―― 腸で腐敗した食べ物は、硫化水素とアンモニアをだす。硫化水素は自殺につかわれる神経毒である。脳は神経細胞のかたまりなので、神経毒がくれば脳細胞は死ぬ。アンモニアは脳の関所「血液脳関門」を破壊する。関所がなければ、脳に入ってはならない金属や化学物質が入っていく。宿便がだす硫化水素とアンモニアは、脳を壊す最悪タッグなのである。 ――これが認知症と宿便の関係だ。 そこで、わたしたちは年じゅう少食にすればよい、のだが、それは厳しい道であるから、この道を歩みつつ、腸内環境をととのえる菌の助けを借りるのもありだ。 それにはまず、腸内菌をよく知る必要がある。これを読んでほしい。 (以下は引用) ◇ 人間の腸内菌にはよい菌も悪い菌もありますが、なんのトラブルもない健康な人は、よい菌(善玉常在菌)が優勢な状態で保たれています。そのときの菌の分布割合は、よい菌1割、悪い菌3割、あと6割はどちらか優勢なほうに味方する日和見(ひよりみ)菌といわれています。 ◇ やっと「乳酸菌」が出てきた。 よかった!(笑) さて、これを読むと、悪玉菌といっても完全なワルは思っていたよりずっと少ないようだが…… 次回に続く〜 ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あの子はほんとは悪い子じゃないんです……って菌がほとんどなのかも。 だったら、人といっしょですね。 |