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松井 二郎
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電磁波を「受信」するものを体から取れ [2017年05月08日(Mon)]

  ◆電磁波特集 2章
    スマホから離れろ(13)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  【2食メルマガ謹製】

  ≪ケータイ・スマホ「新」マニュアル≫




   11.歯の金属に気をつけよ


 ケータイがむだに強い電波を出しているときに気をつけよ、という話はご理解いただけたろうか。
 次は――これはわたしもこのたび初めて知って驚いたのだが、自分の体が原因でケータイ電波をより強く浴びることがあるという。
 どんな場合か。

(以下は引用)

      ◇

 携帯電話を胸に近づけるだけで、「ふらつく」「めまいがする」「動悸がする」「圧迫感がある」という人は、口の中の歯科金属がアンテナになって、電磁波を集めている可能性が高い。例えば、歯の詰め物に使われる水銀の入った「アマルガム」や、インプラントに使われているチタンなどの金属。

 神戸市で歯科医院を開業している歯科医・藤井佳朗さんの元には、原因不明の「体調不良」で悩む人が訪れるが、歯科金属を取り除くことで、症状が改善に向かう人が多いという。
 ある50代の女性は、「ふらついて電車にも乗れない」ということで、彼の元を訪れた。当時はヨボヨボとしか歩けず、15センチメートルの階段差も、床などに両手をつかないと上り下りできないほどだった。口の中にはいくつかの歯科金属が入っていた。
 藤井さんが電源を入れた携帯電話を彼女の胸のあたりに近づけていくと、彼女は、携帯電話が80センチメートルまで近づいたところで、心臓がドキドキし、「気持ち悪くなった」という。そこで、アルミホイルで彼女の口の周りを覆った。すると、ふらつかずに歩け、手をつかずに、段差もスムーズに上り下りできるようになった。
 アルミホイルで口の周りを覆った状態なら、携帯電話を胸から5センチメートルのところまで近づけても「大丈夫」ということになった。つまり、彼女のふらつきの原因は、口の中の金属にあることがわかった。(中略)
 そこに詰められたアマルガムを除去した。すると、アルミホイルのカバーなしで、スタスタと歩けるようになった。(中略)

 この女性の例のように、口の中の歯科金属がアンテナとなって、「電磁波を引き寄せている」人は多い。体調が気になる人は、口の中のアマルガムを除去すると体調が改善するかもしれない。ただし、アマルガムは水銀を含む「毒物」なので、きちんと口の中などを防御した上で行わないと、水銀が流れ出し、かえって体調をこわす原因になる。電磁波と金属の関係がわかり、防御態勢をとったうえで、処置のできる歯科を選びたい。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 まさか口のなかに電磁波の「アンテナ」が埋まっているとは……。




   12.メガネの金属に気をつけよ


 金属がアンテナになるというなら、身につけているものにも「アンテナ」があるわけで――

(以下は引用)

      ◇

 また、携帯電話を使うとき、メガネやピアスなど、金属でできたものが近くにあると、それらが電磁波を引き寄せる(吸収する)こともあるので、気をつけたい。特に、携帯電話を使う側の耳に付けているピアスなどは、金属でないもののほうが好ましい。

古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 ならば金のネックレスなどをしていたら、胸のまえにケータイを持って話すのも危ない。「頭に近づけなければだいじょうぶ」という原則が、装飾品によってくずれてしまうのだ。気をつけねば。
 ……金のネックレスなんてわたしは縁がないからいいけど。




   13.通話を切っても気をつけよ


 さて、当マニュアルも終盤である。
 ここまでで通話するときの注意事項は紹介し終えた。これでもう安心……ではない。
 通話中は電磁波が「強まる」のであって、ふだんは消えているのではない。通話を切っても、ネットを閉じても、“端末”はつねにネットワークのなかで通信中なのである。

(以下は引用)

      ◇

 携帯電話を使うときだけでなく、「使わない」ときも(マナーモードのときも)、「距離」をとるようにしたい。携帯電話は電源が入っている限り、自らの位置を知らせるべく、常に基地局と交信しあうために、電磁波を放射しているからだ。
 携帯電話の基地局は、何個かの基地局が集まって区域を形成し、その区域内に何台の携帯電話があるかを絶え間なく把握している。そのために、携帯電話の持ち主が移動して、違う区域内に入ると、携帯電話はその瞬間に電磁波を放射し、新しい区域内の基地局に自らの位置を知らせる。移動距離が長ければ長いほど、位置情報を知らせる放射回数は多くなり、あびる電磁波も多くなる。
 それゆえ、電源を入れたまま、からだにくっつけた状態で持ち歩くことはやめたい。首からかけたり、胸のポケットに入れたり、ズボンのポケットに入れたりすることは、自らの健康を害することに等しい。(中略)携帯電話は直接身につけず、かばんの中などに入れ、使っていないときは電源を切っておくのがいちばん安心だ。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 ようするに携帯は携帯しないのがいちばんということである(意味ないが)。
 持ち歩くときは、危険物を携帯していることをお忘れなく。

(つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 こんな引き寄せの法則はイヤだ!





携帯するとやばい携帯をどう携帯する? [2017年05月19日(Fri)]

  ◆電磁波特集 2章
    スマホから離れろ(14)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  【2食メルマガ謹製】

  ≪ケータイ・スマホ「新」マニュアル




   13.通話を切っても気をつけよ(続き)


 前回の続きであるが、携帯は携帯しないのがいちばんだ。
 このまえの引用文をもういちどどうぞ。(以下は引用)

      ◇

 携帯電話を使うときだけでなく、「使わない」ときも(マナーモードのときも)、「距離」をとるようにしたい。携帯電話は電源が入っている限り、自らの位置を知らせるべく、常に基地局と交信しあうために、電磁波を放射しているからだ。
 携帯電話の基地局は、何個かの基地局が集まって区域を形成し、その区域内に何台の携帯電話があるかを絶え間なく把握している。そのために、携帯電話の持ち主が移動して、違う区域内に入ると、携帯電話はその瞬間に電磁波を放射し、新しい区域内の基地局に自らの位置を知らせる。移動距離が長ければ長いほど、位置情報を知らせる放射回数は多くなり、あびる電磁波も多くなる。
 それゆえ、電源を入れたまま、からだにくっつけた状態で持ち歩くことはやめたい。首からかけたり、胸のポケットに入れたり、ズボンのポケットに入れたりすることは、自らの健康を害することに等しい。(中略)携帯電話は直接身につけず、かばんの中などに入れ、使っていないときは電源を切っておくのがいちばん安心だ。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 携帯を携帯しないわけにもいかないので、このとおりにしよう。
 さらに、これはなにも移動中にかぎったことではない。
 わたしがいた、前のアパート。手元のケータイは、「圏外」になったりアンテナマークが1本立ったりまた「圏外」になったりを、勝手に一日じゅうくり返していた。いまの話によると、これでは移動中と同じで「位置情報を知らせる放射回数は多くなり、あびる電磁波も多くなる」。手元のケータイはつねに最強電波を出しっぱなしだったのだ。
 ……もっと早く引っ越すんだったあぁぁ!

 とゆーわけで「電波の弱いところ」も気をつけよう。
 これは極端な例だが、ふつうに電波が入ってもケータイ・スマホは「電源が入っている限り、自らの位置を知らせるべく、常に基地局と交信しあうために、電磁波を放射している」。使わないときはそばに置かない、まして体にくっつけないよーに。
 じゃ、どうしてもケータイを身につけて動かなきゃいけないときは?
 こんな小ワザを知っておくといい。(以下は引用)

      ◇

 身体につけてもち歩かざるを得ない時は、携帯の“向き”に気をつける。操作キーが並んでいる面を身体の側に向けるようにすれば、電磁波の曝露は少なくできる。

矢部武『携帯電磁波の人体影響』

      ◇

 スマホだったら画面のほうだ。
 アンテナはケータイ(スマホ)の背面に埋めこまれているからである。




   14.<補足>「機内モード」を知っていますか


 この項の補足に――

 スマホは、いじっているあいだじゅう、発がんやら不妊やらの危険にさらされる。タブレットも、通信中であればそうだ。
 わたしは電子書籍をつくっている人間として、これは、注意を喚起しなければならない責任をかんじる。
 これまでに何冊か電子書籍をつくって、アマゾンで販売している。わたしの本を読んでいたために健康を害した、なんてことは、絶対に避けてもらわねば!
 そこで、スマホやタブレット、電子書籍の専用機でもそうだが、読むときは「設定」から【機内モード】を「オン」にしていただきたい。
 これで通話もWi-Fiもすべての通信が切れる。
 つまり、電波が出なくなる。
 厳密にいうと電子回路が発する微弱な電磁波は出るのだが、ただの家電になり下がる。電池の減りもグッと遅くなって、一石二鳥だ。
 「機内モード」にしたのを忘れたままだと電話もメールもこなくなるけど。

 <参考サイト>
 改めて知っておきたい。日常生活でもかなり使える「機内モード」の活用法(エンジョイ!マガジン)
 http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/airplane_mode/


(つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 タブレットといえば、こんなメールをいただいてます。

      ◇

> 初めまして。Kと申します。
> 私は子どもが生まれたことをきっかけに、
> PHSを8年ほど使っています。
> しかし、仕事の調べものなどでタブレットを
> 頻繁に使っています。
> タブレットの電磁波は、スマホの電磁波とは
> 違うのでしょうか。
> それとも同じくらい電磁波が強いのでしょうか。


      ◇

 使っている電波によりますよ。
 スマホと同じ電波を使えばスマホと同じになりますし、それよりも弱い電波を使えばスマホよりはマシになります。
 4GなどのLTE(タブレット単体でどこでもつながるやつ)を使うとスマホと同じになってしまいます。基本、Wi-Fiを使ってください。電磁波が20分の1くらいになります。そのうえで体から30cm離して使えば、ほぼ影響を受けなくなります。ヒジをできるだけ伸ばして顔や胸から遠ざけて使おう。目も守れるしね。
 これだとタブレットとスマホのあいだは弱い電波でつながっているだけです。いっぽうの、元気もりもりで通信中のスマホは、部屋のスミッコにでも放りだしておきましょう。
 こーゆーWi-Fiとかの詳しいことは、またそのうち取り上げますねー。
 ちなみにPHSは、おうちのコードレス電話と同じ仕組みなのでケータイよりもはるかにマシです。電磁波は50分の1くらい。
 そのPHSも、2018年3月に新規受付を停止することが決まって、消え去ることが確実となりました。
 PHSがケータイとの競争に勝ってればなあー。いまより安全に通話もネットもできてたんだけど……いかんせん仕組みがコードレス電話だから、ちょっとエリアから出るとブチッと切れちゃって、それでケータイに負けました。
 危険な通信方式を選んだのはけっきょく消費者だったり。




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スマホ切っても死にゃあしない [2017年05月28日(Sun)]

  ◆電磁波特集 2章
    スマホから離れろ(15)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  【2食メルマガ謹製】

  ≪ケータイ・スマホ「新」マニュアル




   15.なぜケータイを切れない?


 いよいよ最後の注意事項である。
 「ケータイを切れ」。
 身もフタもない注意事項だが、「とくにこんなときは意識して切ろう」という話だ。
 むずかしい専門用語や数字が出てくるが、わからなくてもだいじょうぶ。(以下は引用)

      ◇

 電磁波は「距離」をとればとるほど「安全」だ。しかし、空間が金属によって閉ざされた密閉空間であれば、その中では、いくら距離をとっても、安全にはならない。例えば、電車の中。電磁波は、窓の部分から一部は出ていくが、ほとんどは車体の金属に当たって、反射と重複を繰り返す。
 東北大学大学院理学研究科の助手(2002年当時)本堂毅さん(熱物理学専攻)は、列車内に携帯電話が複数あるとき、重複と反射によって発生する平均電力密度を求める計算式を導き出した。例えば、ある車両で、0.4Wの電磁波を出す携帯電話を50人の人が1台ずつ持つと、車両内の総出力の合計は20W。これを計算式に当てはめると、車内の電力密度が、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)が定める国際基準値(900MHzで「450μW/cm^2」、1.8GHzで「900μW/cm^2」)の数倍にもなることがわかった。
 ラッシュ時は、1車両に約300人が乗ることや、携帯電話を使う人が90%いることを考えると、電車の中の電力密度は、どれほどの高さになるのか、空恐ろしいほどだ。まさに、電子レンジに中に閉じ込められたようなものだ。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 こうなると「ケータイを切れ」というより「電車に乗るな」というほうが正しそうだが、そうもいかないので、せめて自分だけはケータイを切るようにしたい。
 そもそも電車でほぼ全員がスマホの画面をみているのは不気味である。しゃべってないんだからいいじゃん、とのことだろうが、そんなことが問題ではないのだ。
 電車のなかといわず、ふだんから「使わないときはケータイ(スマホ)を切る」のを習慣にしたい。

 若い女性がスマホの横で寝落ちしているのをテレビでみたことがある。頭からの距離は30センチくらい。画面を見たまま「落ちた」のだろうが、あーあ、あれじゃひと晩じゅう電磁波をあびちゃうよ。
 いま、こんな人が多いんじゃないのか?
 脳腫瘍や不妊にならなきゃいいが……。
 寝るときは絶対に電源を切るべし。切らないなら1メートルは離して放り投げておくべし。

 ところで、ケータイ(スマホ)を切るのを極度におそれる人がいる。
 その動機は、かけてくる人への配慮であったり、ケータイを切ると人とのつながりまで切れそうな恐怖心であったりするだろう。
 でも……電源切っても死にゃあしないよ。

 さて、ここまでずっと自分の身を守ることばかり書いてきたが、最後に――ひとの身を守ることについて。(以下は引用)

      ◇

 ペースメーカーを入れている人や、電磁波過敏症の人には、電車が「凶器の箱」となる。前者の場合、安全のためには、「携帯電話端末をペースメーカー装着部位から22センチメートル程度離すこと」という公的「指針」があるが、電車など密閉された金属の箱の中では、必ずしも成り立たない。反射した電磁波が、ペースメーカーを直撃する可能性もあるからだ。
 ある電磁波過敏症の人の場合、満員電車より、ガラガラ電車の方が怖いという。ある1人の人が通話を始めたとたん、電磁波は人のいない車内で反射を繰り返し、エネルギーを蓄えて、より強力な波となって、襲いかかってくるという。そのとき、その人は、腹部が刃物で突き刺されたかのように痛みだし、「いても立ってもいられない」状態になるという。電車の中では、「他人の痛み」に思いをはせ、携帯電話の電源は切るようにしたい。
 また、必要以上に携帯電話で話したり、メールをしたりすることは、基地局の近くに住む、携帯電話の恩恵をまったく受けない赤ん坊や、携帯電話を使わない人たちの健康を脅かすことになる。基地局からは24時間、365日、電磁波が放射されているが、携帯電話を使う人が多くなればなるほど、その電磁波強度は強くなるからだ。
 自分の健康と他人の健康を守るために、携帯電話の使用は必要最低限にとどめたい。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 思いやりの心をもてば、おのずと、自分への害も減るのである。
 ……うん。最後らしく、えぇ話になったなぁ。




   16.まとめ


 以上をまとめると――。


 ○ 電源を入れたら体から離す

 ○ 通話は3分以内

 ○ それより長く話すならイヤホンマイクをつける
 (もちろん3分以内でもつければより安全)

 ○ つけるのがウザければスピーカホンモードに

 ○ いっそスカイプの無料通話で話す

 ○ パソコン立ちあげるのはメンドいよ、というなら
 ケータイのイヤホンマイクをブルートゥースにして
 さらに体から離す

 ○ アメリカ要人がこっそり使っているテクノAOなるものもある

 ○ 「つながりはじめ」に気をつける。
 ケータイの危険度順は、
  待機中 < 通話中・通信中 < つながりはじめ
 となる。
 つながりはじめは絶対に耳にあててはならない。

 ○ 電波の弱いところは常時「つながりはじめ」になる。
 アンテナマークが3本立っていなかったら使用禁止。

 ○ 最悪なのは車などでの移動中。使用厳重禁止。

 ○ 歯や装飾品の金属は「アンテナ」になるので注意

 ○ 通話(通信)を切っても電磁波は弱くなるだけで、
 いつも発信されている。
 体にくっつけて持ち歩かない。

 ○ どうしてもくっつけざるをえないときは
 画面のほうを体にくっつける

 ○ 使いたいけど通信する必要がないなら「機内モード」に

 ○ 使わないなら電源をブチる

 ○ とくに電車やバスでは自分のためよりもひとのために切る




 最後の最後に――ケータイ・スマホを使わないのは無理だと述べたが、やはり検討すべきではないか。
 端末を使わない、のではなく、「通話」を使わないようにしたらどうだろう。なるべくメールですますのだ。
 ただ、ケータイメールは(LINEもだが)ながながと書く用件にはそぐわない。せいぜい、はい・いいえで答えられることか、返信する必要がない報告、それも「1メール1用件」がマナーだ。
 メールやLINEだと何度もやりとりしなければならないときだけ、通話にしたらどうだろう。こういう、電話のほうがお互いに時間を短縮できるときだけ、通話機能を使うのである。
 さらに、そのやりとりがこみいった話で、長くなることがはじめからわかっているときは、相手にスカイプを提案する。ケータイでしゃべっていたら意図せず長くなってきたときにも「あ、スカイプにしようよ」と相手に言う。
 しかし気のきく人だと「こちらからかけ直します」と言うかもしれない(料金を気にしているとおもって)。そしたら、「あ、そういうことじゃないんです。わたしケータイの電波に弱いので」とでも言うか。
 ウソではない。人間ならみんな電波に弱い。


 ――以上、ケータイ・スマホ「新マニュアル」は、いかがでしたか〜?
 なお当マニュアルはご家族・友人・知人にどんどん配布(転送)していただいてけっこうでございます。
 これで電磁波特集「ケータイ編」を終えます。

 (2章おわり☆)




 ◆ 編集後記
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 参考文献が書かれたのはほんのちょっとまえなのですが、そのあいだに携帯電話はほぼ姿を消し、み〜んなスマホになっちゃった。
 まえにもお断りしましたが、ここまでの話で出てきた「携帯電話」「ケータイ」はすべて「スマホ」と読んでいただければと。