◆電磁波特集 2章
スマホから離れろ(5)
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脳腫瘍。
アレルギー。
でっかい基地局だけでなく、ちっこいケータイでもそうとうヤバいことがわかってきた。
つぎは――ケータイで命を落とすケース。
(以下は引用)
◇
ケータイで話すと血圧が上がる。
証明したのはドイツのブラウネ博士(フライブルグ大)。
実験は、まず10人の若者に電源を切ったケータイを右耳にあててもらった。次に、本人たちに気づかれないように、別室から遠隔操作で、ケータイのスイッチを入れたり、切ったりしたのです。被験者の若者たちは、ただ耳にあてているので、スイッチのオン、オフはわかりません。
こうして、ケータイを耳にあてた状態でスイッチ・オンの状態の(1)血圧、(2)脈拍などの変化を測定したのです。その結果、あきらかにケータイ・スイッチのオンのとき、(1)血圧、(2)脈拍とも上昇することが分かりました。
とくに(1)血圧上昇は、驚くほど。平常値(下、75mmHg、上、135mmHg)が、こっそりケータイにスイッチを入れると、平均5〜10mmHgもの血圧上昇が観察された。
「血圧上昇の確率は99.99%のきわめて高い確率を示している」(同博士)
(中略)
ケータイでなぜ、血圧が上がるのか? ブラウネ博士は、こう結論づけています。
「携帯電話の電磁波が、動脈を収縮させるためである」
(中略)
この実験結果を受けて博士は、警告します。
「携帯電話の使用は、高血圧の人には(脳梗塞など)有害作用をおよぼす恐れがあります」。
(
船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)
◇
それでも脳梗塞なら、一命をとりとめられるかもしれない。だが、つぎのケースは――
(以下は引用)
◇
「電磁波を照射したら、規則正しく打っていた心臓の9割が突然、止まった」という仰天の実験結果があります。とは、いってもカエルの心臓の話。それでも怖い話です(ロシア国立研究センター、ユーゴ・グレゴリーフ教授の実験)。
これは180匹のカエルから取り出した心臓を使用。さまざまな電磁波の照射実験から判明したショッキングな結論です。
1〜10ヘルツ極低周波を照射すると、90%近い心臓の心拍が異常に減りはじめ、ついに心筋梗塞でピタリ止まった。10〜100ヘルツ照射では、約5割の心臓が停止。なぜ電磁波を浴びるとカエルの心臓は止まったのでしょうか?
「それは、外からの電磁波ノイズで心臓を動かす神経系が乱され心筋がマヒしたのである」(グレゴリーフ教授)
カエルの心臓も、人間の心臓もしくみは同じ。つまり、同じことは人間にもおこりうる、はずです。
「素粒子レベルでも、動物実験でも、人体レベルでも、異常電磁波の有害性は明白である」(ベッカー博士、前出)
ブラウネ博士(前出)は、電磁波が血圧と脈拍を上昇させることを証明した。さらにグレゴリーフ教授は、電磁波が心筋をマヒさせることを立証したのです。なら、両者の相乗作用で、心臓マヒを誘発させることは、十分にありえます。
ケータイをワイシャツの左胸ポケットに入れていたわたしの知人は、電話がかかってきた瞬間、突然の心臓発作に襲われ救急車で病院に担ぎ込まれた。ケータイからの着信電磁波が、心筋をけいれんさせたのでしょう。危うく一命を落とすところでした。
(同)
◇
――ワイシャツのポケットは便利なのでついペンをさしたりスマホを入れたくなるが、おしゃれな人はしないそうである。
あれは飾りでついているだけであって、つねにカラッポにしておくのが正しく、ほんとうにおしゃれなワイシャツになるとポケットそのものがついていない。ついでにいうとスーツの胸ポケットも、ポケットチーフを入れるためのものであって、文房具入れでもなければ名刺入れでもないらしい。
したがって胸ポケットをふくらませておくのはおしゃれでない、くらいならいいのだが、死ぬ危険があるなんて。
ほかにも……
(以下は引用)
◇
なお、電力会社の職員に心臓異常が多発しています。アメリカの5つの電力会社の職員約14万人を対象に行われた調査では、強い電磁波にさらされる職場での勤続年数が長いほど不整脈2.4倍、心筋梗塞1.6倍も死亡率が高いことが判明したのです。
デンマークでは同様に2万人の職員を調査した報告があります。なんと「筋萎縮性硬化症」(ALS)も多発していました。これは筋肉をコントロールする神経がおかされる病気です。それも3〜10ミリガウスで2.3倍。10ミリガウス以上では2.8倍と被ばくの量に比例しています。
(同)
◇
――命あっての物種、電力会社につとめているひとは転職を考えたほうがよさそうだ。
しかし……「強い電磁波にさらされる職場」は、電力会社だけではない。いまやどこでもそうである。
わたしがサラリーマンをしていたころ、つとめていたのは商品先物取引の会社だが、部署は情報システム部で、社内のパソコン整備から顧客へのウェブサービスまでを一手にひきうけ、といえば想像がつくかもしれないが、部署のフロアは無数のパソコンおよびサーバーといわれるパソコンのおばけがひしめき、セキュリティのため窓も扉も常時密閉されていた。いつも頭がボーッとしていたのはなにも当時の慢性疲労だけが原因ではなかろう。あまりに忙しくて辞めるきっかけがなかったが、さいわい(?)クローン病になったので、いまだ! とばかり辞表を提出した。
電磁波で免疫もおかしくなる。もしかしたら、わたしのクローン病の原因のひとつが、職場の電磁波だったかもしれない。
(つづく)
- PR - ◆ 編集後記
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しかもサーバールームは冷蔵庫のように冷やしてあって(熱暴走をふせぐため)、そこに2時間、3時間とこもることもしばしば。いつも、手足も野菜のように冷えてました。
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