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松井 二郎
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スクラロース、アセスルファムKってどうなの? [2015年08月08日(Sat)]

 こんにちは。松井です。
 ひさびさにメールをご紹介しまぁす♪

          ◇

> 松井 様
> ヒエダと申します。
> 4年程前から購読させていただいております。
> 1日2食のウェブサイトで人生が変わった人間です。
> とても感謝しております。
> なので、いつも食事は欠かしていますが、
> 松井さんのメールマガジンは欠かさず読ませていただいております。
>
> さて、今回の人口甘味料の危険性の話、
> 昔どこかで聴いたような気がしたのですが、
> 現代ではありとあらゆるものに含まれているのですね...
> 自分も忘れていました。
> 普段喉の保湿のために服用している喉飴、
> カ◯ロ社の「果実のど飴」ですが、
> その原材料にははっきりと
> 「甘味料(スクラロース、アセスルファムK)」
> とありました。
> 原材料を全て記載すると
>
> 還元水飴、濃縮果汁(ぶどう、レモン、りんご、ライチ)、果実エキス、
> 食用油脂、ハーブエキス、酸味料、香料、ビタミンC、ソルビトール、
> 着色料(紅花黄、野菜色素、クチナシ、カラメル)、
> 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、乳化剤(大豆由来)
>
> これだけ書いてありました。
> よくよく考えて見ると、危険なものがたくさん。
> 植物油脂、酸味料、香料、着色料なども
> 体には絶対に必要ないものばかり...
> 「あああ、無知とは、恐ろしい」
> という松井さんの言葉を身にしみて感じています。
> もう二度と買いません。
> 注意喚起していただき、ありがとうございました。
>
> 松井さん、いつも応援しております。
> 完治に向けて、一緒にがんばっていきましょう!!

          ◇

 応援どうもありがとうございます!

> 1日2食のウェブサイトで人生が変わった人間です。
(中略)
> なので、いつも食事は欠かしていますが、
> 松井さんのメールマガジンは欠かさず読ませていただいております。

 こんなうれしい &オシャレなお言葉をいただくと、病気のしんどさもどっかへ行きます。

> カ◯ロ社の「果実のど飴」ですが、
> その原材料にははっきりと
> 「甘味料(スクラロース、アセスルファムK)」
> とありました。

 そうなんですよ〜。
 記事ではガムとミントタブレットのことしか書きませんでしたが、そう、アメもなんです!
 特に、のどアメ。カロリーを気にしている女性がターゲットであるため、ウケをねらってカロリーオフにするわけです。
 「あ、これノンシュガーだわ♪」
そう喜んでカゴに入れるのでしょうが、前回書きましたとおり、カロリーをとらずに甘いものをとる代償としてうつ病、不眠、イライラ、味覚障害、聴覚障害、きわめつけにノンシュガーのほうが太るんだから悲惨です。

 これらカロリーオフ商品のはんらんには、わたしも実害をこうむっています。それは……ゼリー。

 いろいろ、クローン病でも食べられるものを実験してみた結果、意外にもゼリーが優等生で、ほかのものは食べたそばからおなかゴロゴロになるなか、ゼリーは、冷やしすぎないで食べれば大丈夫で、吸収もまあまあできているかんじ。
 もちろん甘いものはよくないに決まっていますが、いまはそうもいっておれません。生きていないと(笑)
 というわけで「砂糖」「果糖ぶどう糖液糖」はガマンして受けいれよう、と思って、でもいちおう念のため、スーパーで片っぱしから(またも人目を気にせず)、すべての商品を引っくり返して原材料名をしらべたところ……

 「食べられるものがねぇ!」
 なんたることか。9割がたの商品に「甘味料(スクラロース)」とか「甘味料(スクラロース、アセスルファムK)」と書いてある。
 アスパルテームほどの毒ではないが、アスパルテームがブッ飛びすぎているだけのことで、これらもじゅうぶん毒物。
 こちらの「東洋経済」の記事がとても参考になります。

 <東洋経済ONLINE
 「『カロリーゼロ』、太って病気まっしぐら!
     人工甘味料の3大恐怖、知らずに飲むな」>
 http://toyokeizai.net/articles/-/48584

 人工甘味料は、
 1、脳が砂糖とまちがえて過剰にインスリンを出し血糖が脂肪細胞に入るので太る。
 2、砂糖の200倍〜1万倍の甘みが舌を壊すので味に鈍感になり、食欲が増す。
 3、コカイン以上の依存性があるのでそれがドツボにはまる。

 というわけで「甘味料」と書いてあったらアスパルテームだろうがそうでなかろうが、問答無用、ぜんぶ毒。
 それがいまのわたしにとっては貴重な「食糧」であるゼリーに、ことごとく入っている!
 入ってないのは「たらみ くだもの屋さん」「たらみ 甘いひととき」ぐらい(たらみでも「ごろっと果実」はダメ)。
 ゼリーくらいまともに作れないのかよ、と思いますが、これらの毒物を入れるのは表示カロリーを減らすためです。「太らない甘いものを食べたい!」そんなオトメ心にこたえているわけです。
 目をさませ、オトメ。

 もう1通ご紹介しまぁす♪

          ◇

> 松井さん、こんにちは。サガです。
> 一時はかなり症状きつかったんですね。
> 心配しましたが、一段落したようでよかったです。
> にしても、エレンタールがそこまで危険とは。
> クローン病の患者さんは多かれ少なかれ飲んでいますよね。
> なるほど完治からは遠ざかるばかりですね……
>
> 今日のメルマガ、ガムの原材料名をチェックするシーン、
> 私もよくやります。
> あ、これも入ってる、これもダメか〜、食べるものないやん〜。
> 多少の妥協はしつつも、あえて積極的に取る気もないので
> ガムはもうずっと食べてません。
> スーパーでも関係ないところは通らないのでいつも決まった
> コースで終わってます。楽でいい、のかな(苦笑)

          ◇

 わたしもすっかり、心おだやかになりました(苦笑)
 むかしはお菓子の棚やパン売り場を通過するたび「食べたい、でも食べちゃだめ、ああ、でも食べたい、ああ、でも食べちゃだめ」と葛藤(かっとう)しまくってました(おまえがオトメだろ)。甲田療法でしか治せないと思って苦闘していたころのことです。
 あれから勉強も進み、いまはまったく無関心で通過するようになりました。あまりにもヤバすぎる事実を知ると、恐怖心が食欲に勝つようです。中途ハンパに、添加物は危険だ、くらいの知識しかないと、かえって、「でも食べたい」の葛藤(ストレス)にやられてしまう。勉強するなら、とことん、やるべきでした。

> 一時はかなり症状きつかったんですね。
> 心配しましたが、一段落したようでよかったです。

 いやー、ご心配をおかけしましたー。
 ほんと、わたしも、マジどうしようと思いましたよ。
 免疫のリバウンドにしては、ただ症状がひどいだけで、治っている証拠のはずのアトピーは引っこんでしまうし、これはただの悪化じゃないか、でも、だとしたらなぜ? やっぱり、松井が悪い子だから? 松本医学はすばらしくても、松井が欠陥品だから?(笑)だったらもう見込みないじゃん……と、ほんと、アセりました。
 でも、どうやら、欠陥品は栄養剤のほうだったようで、よかったよかった。
 まあ、松井もデキの良いほうではないので、とうぶんはこうしてご心配をおかけしますが、「完治」の二字を配信できる日まで、気長に、これからもおつきあいくだされば、うれしいです。

 それではまたぁ♪




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 パン売り場に恐怖するほどの勉強の成果は、連載が一段落したらお目にかけたいと思っております(だからそれはいつだよ)。





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アミノ酸、おまえもか [2015年08月20日(Thu)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(121)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 このような恐るべき添加物、というより、毒物が入っているだけでも、“エレンタール”はやめるべきでないか。てか、もう、やだ。ぜってぇ飲まねぇ。

 しかし――そうするにはひとつ、心配がある。1年前にも実験的にやめてみたことがあって、消化のよい食事ばかりをとって過ごしたのだが、それでも5日で具合が悪くなり、体重も減ったので中止したのである。
 だが今回はちがう。
 “通常の食事にアミノ酸をプラスする”。
 これで結果は変わるはず!

 対策としては、これでいいはずである。
 しかし――そうするにはひとつ、問題がある。
 「カネがない。」
 諸君、闘病には、金欠病という合併症があるのだ。
 いま、飲まねばならない抗ヘルペス剤まで削っている有様だ。これをさらに削ったところで、あのバカ高い“アミノバクト※”の薬代は捻出(ねんしゅつ)できそうにない。(※アミノバクト……松本医院で処方されるアミノ酸の粉末。医薬品。抗ヘルペス剤同様、クローン病に効くなんて信じてもらえないため、保険がきかない。フガー!)

 「そうだ。薬局で売ってるアミノ酸ってどうよ?」
 わたしにも買える値段でアミノバクトの代わりになる商品があるんじゃないか。ネットで探してみよう!
 “アミノ酸 サプリメント”、と。お、いっぱい出てきたぞ。どれどれ……。
 「げ!」

          ◇

 <味の素 アミノバイタルプロ3600>

 原材料:還元麦芽糖、グルタミン、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン、クエン酸、リジン、プロリン、メチオニン、ヒスチジン、卵殻Ca、ショ糖脂肪酸エステル、VC、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、フェニルアラニン、トリプトファン、ナイアシン、クエン酸鉄Na、VE、パントテン酸Ca、VB6、VB1、VB2、VA、VD、VB12

(Amazonより)

          ◇

 アミノ酸よりも添加物のほうが多いじゃん! アスパルテームまで入ってる。これじゃエレンタールと変わらん……さすが味の素。ま、市販品ならばなおさら、味が良くないと売れないからねえ。やっぱ医薬品じゃないとだめなのか。
 そもそも“アミノバクト”の栄養成分ってどうなってんだ?

          ◇

 <アミノバクト配合顆粒>

 主成分:
L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン 
4.74g

(All About 健康・医療より)

          ◇

 お! これってアミノ酸100%ってことお? でも口に含むと幽(かす)かにハッカっぽい(香料っぽい)臭いがするんだよな。添加物ゼロということではなかろう。それにアミノ酸は遺伝子組み換え原料とおもわれるが、どうせみんなそうだろうし、エレンタールとは比すべくもない。
 でもアミノ酸はたった3種類か。エレンタールは18種類あったが……これってだいじょうぶなの?
 必須アミノ酸って、いくつあるんだっけ。これも検索。

          ◇

 【必須アミノ酸】

 必須アミノ酸(ひっすアミノさん)とは、その動物の体内で十分な量を合成できず、栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のこと。必要アミノ酸、不可欠アミノ酸とも言う。
 ヒトでは、一般に次の9種類が必須アミノ酸に含まれる。

 トリプトファン
 リシン(リジン)
 メチオニン
 フェニルアラニン
 トレオニン
 バリン
 ロイシン
 イソロイシン
 ヒスチジン

(Wikipediaより)

          ◇

 ふーむ。このうちの3つか、アミノバクトは。
 ただ、さらにウィキペディアを読むと、この3つが主な必須アミノ酸であるらしい。もともとクローン病は必要な栄養がとれてないんだから、重要なものだけとれりゃ、ま、いいか。
 さらに調べると、この3つを“分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸”というのだそうだ。
 分岐鎖アミノ酸とは――

          ◇

 必須アミノ酸9種類の中に分岐アミノ酸が3つあります。ロイシン、イソロイシン、バリンです。分岐アミノ酸はその化学構造が枝分かれしています。他のアミノ酸は枝分かれ構造を持っていません。そしてこの構造の違いがエネルギー源として代謝する組織を区別しています。体の中での役割が終わったタンパク質はアミノ酸に加水分解されて主に肝臓でエネルギー代謝されます。ところが分岐アミノ酸だけは肝臓で代謝できないのです。分岐アミノ酸をエネルギーに変換できるのは筋肉と脳です。筋肉や脳がエネルギーを求めていれば、分岐アミノ酸はこれらの組織に特別にエネルギーを供給できます。分岐アミノ酸を食べた場合も同様に筋肉や脳にエネルギーを供給します。このことは競走馬に分岐アミノ酸を食べさせて、たくさんの賞金を稼いだことで証明されました。しかし疑問があります。競馬は極めて激しい筋肉運動です。激しいスポーツをする人、激しく脳を使う人には有効なので「ほんと」ですが、普通に生活している人では分岐アミノ酸の摂りすぎになるので、アミノ酸栄養が偏るという意味で「うそ」だと思います。

 (コープこうべ商品検査センター「健康食品・サプリメントのうそ・ほんとVol.16」 http://www.kobe.coop.or.jp/kensa/katsudou/tsushin_vol38.html より)

          ◇

 最後の「うそ」とか「ほんと」とかいうのは、この分岐鎖アミノ酸が「アスリートに必要なサプリ」として売られているので、それがほんとに効くのかウソなのかを述べているのだ。
 ちなみに、その商品がこれ。

          ◇

 <大塚製薬 アミノバリュー パウダー8000>

 原材料:果糖、砂糖、食塩、酸味料、ロイシン、アルギニン、イソロイシン、バリン、塩化K、甘味料(スクラロース)、貝Ca、香料、炭酸Mg、乳化剤

 栄養成分:BCAA量:8000mg/袋

 内容量:47gx5袋

 商品紹介:大塚製薬がアミノ酸含有商品の実績を基に、BCAAに着目し開発した商品です。(中略)
 アミノ酸には飲料やサプリメントなど様々なタイプがありますが、ランナーにとって大切なアミノ酸とは、ランニング時に筋肉のエネルギー源となって、コンディションをサポートしてくれる持久系アミノ酸「BCAA」です。(中略)
 ランニングのような持久運動において、カラダは糖質や脂肪、血液中の「BCAA」をエネルギー源としますが、それがなくなると筋肉中の「BCAA」をエネルギーとして消費し、結果、筋肉の損傷や筋力の低下を招くことになります。そうならないためには、走る前からしっかりと持久性アミノ酸「BCAA」を摂っておく必要があります。

(Amazonより)

          ◇

 この能書きを、さっきのコープのホームページでは“「ほんと」ですが「うそ」”といっているわけですな。ちなみに「BCAA」が分岐鎖アミノ酸の意。
 原材料名を見ると、うーん、味の素とたいして変わらん。それにしてもどいつもこいつも人工甘味料だ。

  あわれなり
    サプリを飲んで
   ボケになる。

 む? ちょっと待て。1袋にBCAA8000ミリグラム含有って……1袋47グラムのうち、アミノ酸が8グラム?
 なんだよ! これもほとんど糖分じゃん!
 やれやれ。エレンタールといい、この手の商売はどこまで消費者の無知につけこめば気がすむのでしょーな。
 けっきょく1日検索して、ようやくまともな商品を2つ見つけた。

          ◇

 <ダグラスラボラトリーズ アミノグラムフォルテ>

 内容量:300粒

 主成分含有量(3粒あたり)
L-リシン 148mg
L-ヒスチジン 30mg
L-アルギニン 39mg
L-アスパラギン酸 74mg
L-スレオニン 41mg
L-セリン 53mg
L-グルタミン 230mg
L-プロリン 110mg
L-アラニン 34mg
L-シスチン19.4mg
L-バリン 71.5mg
L-メチオニン 32mg
L-イソロイシン 59mg
L-チロシン 16mg
L-ロイシン 102.1mg
L-フェニルアラニン 22mg
L-トリプトファン 13mg
L-グルタミン酸 15.3mg
L-オルニチン 10.7mg

(「ダグラスラボラトリーズ」ホームページより)

          ◇

 19種類のアミノ酸! これなら完全にエレンタールの代わりになる!
 お値段は、アミノバクト1包あたり……(計算中)……123円。おー! ほぼ半額!
 内容も、これ以上のものはなかったし、これで決まりか。

  (Amazonのページ)
  http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0056JTLGY/jironosyosai-22/

 しかし――ひとつ、問題がある。
 「カネがない。」
 123円では、まだ高いのである。諸君、闘病貧乏とは、かくも烈(はげ)しき。
 そこで最終兵器。

          ◇

 <アルプロン トップアスリートシリーズBCAA>

 原材料名:L-ロイシン、L-バリン、L-イソロイシン

 栄養成分表示 ※1食分(5g)あたり
エネルギー 20kcal、タンパク質 5g、脂質 0g、炭水化物 0g、ナトリウム 0mg バリン 1250mg、ロイシン 2500mg、イソロイシン 1250mg

(「アルプロンラボ」ホームページより)

          ◇

 アミノバクトとまるっきり成分が一緒。それでいてアミノバクト1包あたり……(計算中)……47円ッ!
 底値キター! アミノバクトの4分の1ィィィッ!

  (Amazonのページ)
  http://amazon.co.jp/o/ASIN/B00F5NT918/jironosyosai-22/

 しかし――それでもまだ、問題があるのだ。
 「カネがない。」
 諸君、闘病貧乏というのはふつうの貧乏ではない。病気になってからでは遅い、のは何も治療の効きぐあいだけでない。コストパフォーマンスがあまりにも悪いのだ。くれぐれも平素から健康に投資していただきたい。
 で、どーするよ。

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 肉を減らせっていうけど、外出先じゃ豆腐食べらんないよ、というかたに、アミノ酸を飲むのはひとつの選択肢でしょう。
 けっきょく後者の商品を買いましたが、資金に余裕があれば前者の錠剤タイプがいいとおもう。粉末は、ま〜飲みにくいわ。





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賭け [2015年08月29日(Sat)]

 こんにちは。松井二郎です。
 こんなメールをいただきました。


> ネットのニュースを見ていたら松井さんの名前が!
> 嬉しくなって報告しちゃいます〜。
> http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_151801/
>
>  朝食を抜くと健康になる?
>   食事の回数減で寿命が延び、体調不良も解消?
>    Business Journal / 2015年8月18日 6時0分
>
> 「朝食は体に悪い」との説が話題になっている。
>
> 『朝食有害説─「一日二食」で健康に生きる』
> (渡辺正/情報センター出版局)、
> 『生活習慣病に克つ新常識─まずは朝食を抜く!』
> (小山内博/新潮社)、
> 『栄養学常識のウソを突く─長生きしたければ朝食は抜きなさい』
> (著:東茂由、監修:甲田光雄/河出書房新社)、
> 『朝食を抜くと、なぜ健康になるのか』
> (松井二郎/サンマーク出版)、
> 『朝食を抜くと健康になる』
> (石原結實/PHP研究所)
> など、朝食の抜くことで健康になると主張する著書も相次ぎ、
> その正当性も明らかになりつつある。(後略)
>
>
> 世間でもよく知られていると思われる人たちの中にしっかり入ってます。
> おめでとうございます〜。
> とりあえずご報告まで。
> サガでした。

          ◇

 なんとっ! そうそうたる名前の中に、ひとりだけ「だれそれ?」って人が(笑)
 恐縮するなあ。みんな先生と名のつく人の中、私だけただの病人、というよりゾンビだもんなあ。
 それはさておき、この記事すごいですよ。続きを読むと――。

          ◇

 その主な理由としては、朝食を摂ることで身体機能が低下するというものだ。(中略)
 そもそも多くの国で、人間は古来一日2食だった。日本でも江戸時代中期までは2食で、後期から武家が3食にし始め、農家は明治時代から3食になった。
 それがいまや学校では、「朝ごはんを食べた子と食べなかった子では、集中力に差が表れ、毎日朝ごはんを食べている子は、毎日食べていない子に比べて成績が良い」というデータを示し、必ず朝ごはんを食べるように指導する。農林水産省も同様の指導をしている。(中略)
 朝食が重要との説は理にかなっているように思える。だが、それが内臓にとって良いことの証明にはなっていない。さらに、胃に食べ物がない状態のほうが脳はよく働くとの研究結果もあり、朝食を摂ることが成績向上につながるとは言い切れない。
 また、朝は胃腸がまだ十分に覚醒しておらず、そこへ無理に食物を詰め込むことは負担が大きく、十分に消化されない。無理して朝食を摂り続けると、胃酸の出が悪くなり、胃を弱める可能性がある。朝食を摂る場合でも、起きてから数時間空けることが望ましい。
 理想的には、午後6時ごろに夕食を摂り、10時ごろに就寝し、翌朝4〜5時ごろに起床、朝食は摂らずに12時ごろに昼食を摂るというサイクルが最も健康的だ。

(infoseekニュースより引用。記事全文はこちら)
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_151801/

          ◇

 なにがすごいって、この記事、“こんな(変わった)説もあるよ”ではなく、断定してるんです。「〜十分に消化されない。」とか、「〜ことが望ましい。」とか、「〜というサイクルが最も健康的だ。」とか。
 さらには農水省の批判という荒技をキメる堂々たる気迫。
 これを書かれた方もきっと、朝食抜きをやってみてガク然とされたのでしょう。朝食が体にいいなんてウソじゃん! と。
 こんな記事をみるとニショッカー(2食家)の血がさわぎます。
 私の計画としては、クローン病が治りしだい、タイトルどおり1日2食のメルマガに戻るつもりなんですが。
 はやく人間になりた〜い(ゾンビなので)。
 ニュースを教えてくれたサガさん、どうもありがとうございました♪

          ◇

 さて、このニュースサイトをウロウロしてたら、
 「なんだこの記事は!?」
 気になる見出しが目に飛びこんだのです。――

          ◇

 「嘔吐」の次は「吐血」
  …永田町駆け巡る安倍首相の健康不安説
   日刊ゲンダイ / 2015年8月20日 9時26分

 9月末に自民党総裁の任期が切れる安倍首相の無投票再選情報をメディアがしきりに流す一方、永田町では健康不安説が再び駆け巡っている。それも、持病の潰瘍性大腸炎の悪化による「下血」ばかりではなく、「吐血」というから穏やかじゃない。
 安倍首相の「吐血騒動」を報じたのは、19日発売の「週刊文春」。6月30日午後7時を回った東京ステーションホテルの客室で騒ぎが起きたと書いている。稲田朋美政調会長やJR東日本の冨田哲郎社長、大塚陸毅相談役と会食中に「突然気分が悪くなった総理が、トイレに駆け込み、血を吐いたというのです。(中略)慶応大学病院の医師を呼び、総理は診察を受けたと聞きました」という官邸関係者のコメントが載っているのだ。
 文春は同じ関係者の「痰に血が混じっただけ」というコメントも紹介していたが、体調不良は日付が変わった7月1日も続いた。安倍首相はこの日、霞が関で始まった「ゆう活」のPRのため、午後5時から国立西洋美術館(東京・上野)でボルドー展を鑑賞し、近くの定食屋でビールやホッピーを飲みながらハムカツを平らげた。その後、富ケ谷の私邸に帰る道中の信号がすべて青になった。これが「急激な腹痛」のためだったというのである。

(infoseekニュースより引用)

          ◇

 ことの真偽はともかく、わたしが「完治」にこだわるのはこういう事態をおそれてのことなのです。
 薬をつかうか、自らに強烈なストレスを課せば、前者は人工のステロイドホルモン、後者は天然のステロイドホルモンによって症状は出なくなります。
 化学物質とヘルペスウイルスを排除しようとする免疫のはたらき(これが難病)がほぼ停止するからです。ステロイドホルモンが白血球の核に入りこみ遺伝子をオフに書き換えるので、必要なタンパク質を転写できなくなって免疫が機能しなくなるのです。
 しかしオフになった遺伝子はいつかオンに戻り、封じられていた症状がいちどに出ます(免疫のリバウンド)。また、ステロイドは体のすべての細胞に入るので、体じゅうの遺伝子がオフ・オンされ、オフのときは必要なタンパク質がつくられず、オンになると修復に失敗した遺伝子がおかしなタンパク質をつくるようになる。すると元の病気とは別の、新しいわけのわからない病気(こんどこそ真の難病)になる。
 免疫を抑える治療をすれば必ずこうなるのです。
 首相という最高に栄誉ある職務を、たとえ数年でもできればそれでいい、という考え方もあるでしょう。
 私も、フッと、そう思うことがあります。歳をとってから治るより、いま、一瞬でも元気になって、やりたいことをやるべきでないか。でも、いまだって、完全になんにもできないわけでなし、完治させて、一瞬ではなく、死ぬまでやりたいことをしたい。でも……治らなかったら? ――と、ここでいつも悩むんですが、ま、賭けです。
 最悪、死ぬまで治療が終わらなかったとしても、クローン病で血は吐きません。

> 近くの定食屋でビールやホッピーを飲みながらハムカツを
> 平らげた。
> その後、富ケ谷の私邸に帰る道中の信号がすべて青になった。
> これが「急激な腹痛」のためだったというのである。

 そういえば私も、道ばたで気を失いそうな腹痛におそわれていたなあ。この気持ち、わかる。私以外の人と車をぜんぶ止めたかった。それをできる人がいるのが驚きだが、それはどうでもいいが、そういえば今、ここまでの腹痛は、ない。
 賭けは、あながち外れてないんじゃないか。




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 正確には「賭け」じゃないんですよね。確実に治らない治療と不確実だが治る治療の2択なら、後者のほうが勝率がいい、のではなく前者は勝率ゼロなので賭けが成立しません。
 けっきょく私は安全牌をとってるだけってことです。





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