恥ずかしいところが痛いわけ [2014年09月09日(Tue)]
◆ お知らせ [PR]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 認知症の原因はサラダ油だった。 さいきん出たこの本で知りました。 山嶋哲盛著『そのサラダ油が脳と体を壊してる』 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4884933508/jironosyosai-22/ 植物油が動物油よりも悪いのは知ってはいたつもりでしたが、甘かった。通常細胞がまともに作られないばかりか、脳細胞を溶かしていたとは……。植物油をやめれば、認知症はなくなるのではないでしょうか。 サラダ油が体に悪いと指摘した本はたくさんありますが、なぜ悪いか、原因を突きとめてそれを書いたものを私は初めて読みました。 油のいい悪いは油の栄養成分ばかり問題にされますが(飽和脂肪酸がどうとか)、問題はそんなことではなく、サラダ油に含まれる毒性物質にあったのです。 ただし、こんな本が出たからといって、その毒物が政府から規制されることはないし、公表されることもないでしょう。日本じゅうの食卓が大混乱になりますので。知って、自分で身を守るしかありません。 さらにサラダ油と同じ悪さをする電磁波のことも述べられており(スカイツリーから出ているテレビの電波含む)、これを読んだら電磁波大国ニッポンから逃げ出したくなるかもしれません。 しかし、逃げ出さなくてもいいのです。この本には対策もしっかり書かれています。家族と自分を認知症にしたくない人はご一読を。 山嶋哲盛著『そのサラダ油が脳と体を壊してる』 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4884933508/jironosyosai-22/ では前回の続きです。 ◆続・クローン病中ひざくりげ(91)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ この本、 『自分を愛して!』(リズ・ブルボー著、浅岡夢二 訳) まだまだ読み返さなきゃいけないけれど、ひと通りは読み終わった。いったん、本棚にしまおう。 「いや、ちょっと待てよ」 手が止まった。もしかして、“痔瘻(じろう)”も見ておいたほうがいいんじゃないか? いまいちばんつらいのは、痔瘻である。痛いのはもちろん、座るという動作ができない。立っているか、寝ているかしかない。立っている体力はないから、基本、寝たきりになっている。このため行動範囲が極度に狭まっているのだ。いま私の自由を制限しているのは、クローン病よりも痔瘻なのである。 しかし痔瘻はクローン病の結果としてできたものだ。単純に肉体の問題であり、クローン病の原因だけ調べておけばよい。と思っていたのだが、 「自分の不調あるいは病気が、純粋に肉体的なものだと思われる時こそ、特に注意が必要です」 そう書いてあったじゃないか。 痔瘻がいちばんつらい、ということは、こっちのほうがより重要な心の問題を教えているのでは? 棚におさめるのはやめにして、ふたたび本を開いた。 残念ながら【痔瘻】という項目はなかった。そこで、次のものを組み合わせて調べることにした。 【瘻】 【お尻の痛み】 【肛門のトラブル】 【直腸のトラブル】 【膿瘍(のうよう)】 【出血】 では順に読んでいこう。―― ◇ 【瘻】 ・感情的なレベル 瘻は、その人が、さまざまな物事を混同する時に作られます。外的な状況にたやすく影響され、何かをすることが難しいと感じやすいのです。そのために、混乱し、攻撃的になり、さらに、うつになります。どんな領域でその態度が見られるのかを知るためには、瘻がからだのどの部位にできたかを確かめればいいのです。そうしたら、本書で、その部位に関する記述を読んでください。 ・精神的なレベル もしあなたが瘻に悩んでいるとしたら、からだからあなたへのメッセージはこうです。「あなたはまわりにいる人たちからの影響に対して、心をしっかりと閉ざす必要があります。そして、自分自身の決意に基づいて物事を行なうのです。とはいえ、他の人たちがあなたをだめにしようとしているわけではありません。むしろまったく逆で、彼らは良き意図に基づいてあなたを支援しようとしているのです。でも、現時点では、あなたは自分自身の決意に基づいて行動すベきなのです。自分の判断力をもっと使うようにしましょう。自分が感じることや望むことを信じてください。自分の経験は自分で作り出すようにしましょう」 【お尻の痛み】 ・感情的なレベル お尻に痛みを感じている人は、ある状況またはある人をコントロールできないために、ものすごく感情的になっています。問題は、お金、仕事、将来の計画といった物理的なレベルのはずです。そういう人は、いつも自分が中心的な役割を演じないと気がすまないのです。 ・精神的なレベル もしあなたのお尻が痛いとしたら、からだからのメッセージはこうです。「あなたは、こだわりを手放して、すべてをコントロールしようとするのをやめなければなりません。たとえあなたが素晴らしいアイディアを持っているとしても、そうしなければならないのです。他の人たちの決意に介入するのはもうやめましょう。彼らは、自分で物事を決めればいいのであって、常にあなたに相談する必要などないのです。また、あなたは、他の人たちから自分を守らなければ、と考えるのをそろそろやめた方がいいでしょう」 【肛門のトラブル】 ・感情的なレベル 肛門は「終点」であることから、ある考え方の終わり、ある関係の終わり、何らかのプロセスの終わりなどを表わします。もし肛門に痛みが生じたとしたら、それは、あなたが、何かを終わらせようとしていることに対して、強い罪悪感を持っている、ということを表わしています。つまり、あなたは、何かを重視することをやめて、その上に平然と座ろうとしている自分に対して、罪悪感を持っているのです。だからこそ、あなたは、肛門の痛みによって座ることができない、という事態に直面しているわけです。また、肛門にかゆみが生じるのは、あなたが何かを終わらせたいのに、なかなかそれをうまく終わらせることができない、ということを表わします。肛門に膿瘍(のうよう)ができた場合には、「膿瘍」の項を参照してください。ただし、それは「何かを終わらせる」ことに関係している、ということを忘れないようにしましょう。肛門から出血した場合は、「膿瘍」ができた場合とほぽ同じです。ただし、そこに、さらに次の要因が加わっていることを知ってください。つまり、あなたは、怒りやフラストレーションが原因で、生きる意欲を失っている、ということです。 ・精神的なレベル 大切なのは、過去にしがみつくのをもうやめて、何かを終わらせ、次の段階に進むことです。ただし、苦しみながらそうするのではなく、愛、喜び、調和とともにそうしましょう。また、あなたが何かを決意する時に、他人に依存する必要はまったくない、ということも知る必要があるでしょう。あなたに自信をなくさせようとするエゴの声に対して、次のように言ってください。「私はもう自分のことは自分でできるようになりました。もう自分のことは自分で決められます。なぜなら、どんな結果が出ても、それを引き受ける覚悟ができたからです」 【直腸のトラブル】 直腸は、大腸の終結部、すなわち消化管が終わるところに位置します。直腸がかかりやすい病気としては、「痔核」、「ポリープ」、「出血」、「腫瘍」、「癌」などがあります。必要に応じて、それぞれの項を参照してください。ただし、次のことを頭に入れておきましょう。つまり、直腸の病気になっている人は、すぐ自分に無理をさせ、何かを終結させるために自分にプレッシャーをかける人である、ということです。自分に対する要求が大きすぎるのです。 【膿瘍(のうよう)】 ・感情的なレベル 膿瘍は、ある一定期間、怒りが抑圧されてきたことを示しています。抑圧された怒りは、喪失感、無力感、絶望などに変化しているかもしれません。悲しみや怒りがあるために、生きる喜びが感じられなくなっているのです。炎症が引き起こす痛みは、怒りを持った自分に対して罪悪感を感じた、という事実を示しています。自分を悪い人間だと思ったからこそ、そういう自分を罰するために痛みを作り出したのです。どの領域でこの怒りを感じたのかを知るには、膿瘍ができた場所を見ればいいのです。もし足に膿瘍ができたのであれば、あなたはその怒りを、人生が向かう方向(つまり未来)に関する領域で感じたことになります。あるいは、あなたがこれから行こうとしている場所に関連してその怒りを感じた、という可能性もあります。 ・精神的なレベル もしあなたが部屋を掃除しなければ、その部屋は汚くなります。それとまったく同様に、もしあなたが自分の心を掃除しなければ、あなたの心にはゴミがたまり、病気の発生源となるのです。そろそろあなたの心を掃除すべき時期なのではないでしょうか? あなたは、自分自身に対する不健康な考え、あるいは他者に対する不健康な考えを持っていませんか? あなたは怒りを感じた時、相手を害する思いを持ちませんでしたか? あるいは、怒りをあまりにもたくさん抑圧しすぎて、もうこれ以上ため込むことができなくなっているのではありませんか? たぶんあなたの中には、恐れと結びついた恥の感覚が隠されているはずです。30ページの(7)も参照してください。 【30ページ(7)】 〈〇〇炎〉という病名がつく病気の特徴は、なんですか? 私は多くの人から話を聞き、またドイツ人のゲーハルト・ハーマー博士の研究を参照しました。その結果、ハーマー博士が〈新しい医学〉と名づけた領域に、とても興味深い成果が出ていることを発見したのです。ハーマー博士によれば、〈〇〇炎〉という病名がつく病気は、私たちがなんらかの〈葛藤〉を遠ざけた結果、あるいは解決した結果として現われる、ということなのです。つまり、私たちがこうむった〈葛藤〉が遠ざけられた時、または解決された時に、からだは脳の指令を受けて、治癒の過程に人るのですが、その時に、〈〇〇炎〉という名前の病気が現われるということなのです。 たとえば、ある男性が、上司との葛藤に耐えられず、ついに休暇をとってバカンスに出かけたとしましょう。ところがこの人がバカンス先に到着してしばらくすると、鼻炎に見舞われる、といった具合なのです。(私たちが強い葛藤を体験し、それに対して、それを解決できないという無力感を持った時――しかも、誰にも相談できない時――、その葛藤は激しいショック状態をもたらします。そして、その人を完全に打ちのめしてしまうのです。ただ、私たちが日常生活で出合う葛藤は、それほど激しい影響を及ぼしません。ある程度予想できるものだからです。) もちろん、炎症をともなう病気になった時、医師による治療を受けるのは当然でしょう。ただし、その場合でも、原因となった葛藤をきちんと解決しておくことが大切です。それには、相手を、愛の気持ちをもって許す、ということが必要なのです。 さらに、ハーマー博士によれば、よく知られた1000に達する病気のうち、半分が〈熱い病気〉であり、あとの半分が〈冷たい病気〉である、ということになります。 たとえば、炎症をともなう病気は〈熱い病気〉に属しますが、こうした病気は、〈葛藤〉が遠ざけられ、解決された時に、からだが元の状態に戻ろうとして起こしている、ということになるのです。また、私たちは、葛藤が継続しているあいだは、〈冷たい病気〉にかかるということです。そして、葛藤が解決されると、その〈冷たい病気〉が〈熱い病気〉に変化するのです。ですから、病気というのは二極性を備えている、ということになるでしょう。 動物においても、人間においても、痛みというのは非常に大切な意味を持っています。痛みがあるからこそ、私たちはからだ全体と患部を休ませることになり、その結果として最も適した状態で治癒が進むのです。葛藤のただ中で〈冷たい病気〉にかかった時にも、痛みを感じることがあります。たとえば、狭心症や胃潰瘍などの場合がそれです。〈熱い病気〉の場合、痛みは、感染、炎症、浮腫、癒合が原因で生じます。(中略) 私が、ハーマー博士の業績につけ加えることがあるとすれば以下のことです。すなわち、私たちは、単に〈葛藤〉から遠ざかろうとするだけでなく、その葛藤を根本的に解決しておくべきだ、ということです。そうしないと、いずれまた同じ葛藤に見舞われることになるからです。 ここで、先ほどの例について、もう一度考えてみましょう。上司との葛藤に耐えられず、バカンスに出発して、旅先で鼻炎になった男性の例です。このやり方では、問題が先送りされたに過ぎません。解決は一時的なものに過ぎず、根本的には解決されていないのです。この問題を根本的に解決するためには、この男性は、この本の巻末にある〈許しのステップ〉をしっかり踏んで、心のレベルでの解決を図る必要があります。そうしないと、そのうちまた鼻炎にかかることになるでしょう。つまり、単に〈葛藤から遠ざかる〉のではなく、〈葛藤を解決する〉ことが大切なのです。 【出血】 ・感情的なレベル メタフィジックな見方によれば、血液は、人生への愛、すなわち、生きる喜びを表わします。したがって、ある人が血を失うということは、その人が、自分の心のあり方によって、生きる喜びをブロックしている、ということを示しています。出血が、突然、そして激しい形で起こった場合、その人は、ずいぶん長いあいだ自分を押し殺してきた、と言えるでしょう。自分の苦悩や倦怠感を表現せずに生きてきたのです。そして、ついに限界に達して、もうこれ以上自分を抑えることができなくなり、破綻したのです。どの領域で生きる喜びをなくしてきたかを知るには、からだのどの部位において出血したかを見ればいいのです。以上の説明は、からだの外部に出血した場合のことです。からだの内部に出血した場合は、また別の見方をする必要があります。その場合、その人は、これまで、誰にも知られないように一人きりで苦しんできた、ということが言えます。孤立状態の中でずっと苦しんできたのです。というのも、打ち明ける人が一人もいない、自分は誰にも助けてもらえない、と思い込んできたからです。 ・精神的なレベル からだからあなたへのメッセージはこうです。「あなたは、もういいかげんに、自分の物の見方を正さなければなりません。問題となっている領域で、自分の生き方を変える必要があるのです。あなたは人生をあまりにも深刻に受け止めすぎています。エネルギーを奪われる領域ばかりにエネルギーを注ぎ込むのではなく、あなたに喜びをもたらしてくれる領域にエネルギーを注いでください。楽しい活動を、好きなようにどんどん行なっていいのです。あなたが物の見方、考え方を変えさえすれば、それが可能となるのですよ」 (リズ・ブルボー『自分を愛して!』) ◇ うわあぁ。またしても。いつも家内に言われていることのオンパレードぉぉぉ。 それも、内心、自分でもうすうす気づいていたことである。でも、こんなことが必ずしも病気と関係あるもんか、と反発する心が、いままであった。 しかし、こう明快に示されると、お手上げだ。認めざるをえない。 さ、これらの課題とも、取り組むとしますか。……課題だらけだが(笑) (つづく) ◆ 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ どんどんボロが出るなぁ。 このさい、出し切りますか。 ◆このブログはメールマガジンの記事をアップしたものです。 最新の記事は、メールでお送りしています。 無料購読するには今すぐここをクリック |