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松井 二郎
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二人の著名人の対照的な運命 [2020年11月02日(Mon)]




 こんにちは! 松井二郎です。
 じろー探偵でかなりふざけたので、
しばらく通常モードでお送りします。

 あのシリーズは、
じつは生活習慣病
シリーズだったんです。
そのインチキをあばくお話でした。

 このメルマガの読者さんは
1日2食健康法を知ってらっしゃるので、
糖尿や高血圧は関係ない、
あるいは
これから関係なくなる方ばかりでしょう。

 ではほとんどの人に関係あるものは?

 日本人のじつに2人に1人がかかる、
アレがありますね。

アレについて、いちどちゃんと知っておくと、
これからの人生がずいぶん安心になるのでは
ないでしょうか。

 アレで思い出すのは――


      ◇


 過ぎた平成の世を代表する歌舞伎役者がいました。

 その舞台は見たことがなくても、
その明るい笑顔と気さくな人柄を
テレビを通して拝見し、
このひと好きだなと思っていたのは
わたしだけではないでしょう。

 役者の名は中村勘三郎

 ご承知のとおり彼は〈がん〉を公表して
「いってきます」
と笑ってテレビから消えたあと、
アッというまに他界してしまいました。
そのとき日本じゅうを覆った衝撃を
いまでも鮮明におぼえています。


 その同じ年に、
やはり〈がん〉にかかりながら、
対照的な予後を送った著名人がいました。

ふだんテレビの表舞台には出てこないけれども
だれでもそのひとの言葉を
きいたことがある人物。

 作詞家、なかにし礼

 彼も死を覚悟したことを後日談として
語っていますが、
いまも健在です。
それどころか
生還してテレビに出演した姿は
これががん患者だったのかと目を疑うほど
お元気でした。


 中村勘三郎さんとなかにし礼さん、

まるで対照的なお二人の運命をわけたものは
何だったのでしょうか。


  次回からの新シリーズに
  つづく




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ジョシュー「じろー!」


 じろー「げっ、ジョシューくん、国に帰ったんじゃなかったの」


 ジョシュー「いまはズーンで話せるんだ」


 じろー「ズームですね」


 ジョシュー「じゃあなー!」


 じろー「なにしにっ」




 こんなやりとりは、電子書籍でどうぞ。


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なかにし礼はなぜ助かった〈前編〉 [2020年11月06日(Fri)]




 「そうなると、あとは余命の問題になりますね」
 「余命って……半年くらいですか」

 なかにし礼さんは医師とこんな話を
していました。
ここからどうやって生還したのか。

 こんにちは。松井二郎です。

 このやりとりが放送されたのは
人気番組「金曜日のスマたちへ」(2013年3月1日)。
 放送された、なかにしさんの体験談を
要約すると――


      ◇


 なかにしさんは、
〈食道がん〉、それも第2ステージ
といわれる、
かなり進行した状態であることを
宣告されます。

手術をすすめられるものの、
なかにしさんは心臓に障害を持っていて、
とても食道がんの過酷な手術に
耐えられるとは思えない。

しかし、全国どこの病院を回っても、
医者の言うことは同じ。

 もし手術をしなければどうなるのかと
たずねたところ、

「そうなると、あとは余命の問題になりますね」
「余命って……半年くらいですか」
「うーん……」

 黙りこむ医者をみて、
長くて8ヵ月かな、
と思ったそうです。

 そこで、なかにしさんは、
これは自分の頭で考えないといけない、
とネットや本を
徹底的に調べ始めます。

 そして見つけたのが
"陽子線(ようしせん)治療"
でした
(粒子線治療ともいう)。

 水素の原子核である "陽子" を
光の速さに近い速度まで加速して
患部にぶつけるというもので、
放射線治療の進化バージョンみたいなものです。

 ただし、
陽子を加速するためには
サッカーコートの約半分という
巨大な設備が必要で
その建設費が80億円、

まだ技術者も少なく、
これを実施している病院は
全国に7つだけという、
いまのところ実験段階といえる方法です。
治療費も300万円と高額。

番組ではふれていませんでしたが、
威力がすごいぶん、
照射位置がズレてしまったときの副作用も
従来の放射線治療より深刻なものになります。

 しかし、なかにしさんはこれで生還しました。
番組でしゃべるなかにしさんは、
ピンピンしていて、
どうみても健康な人でした。


       ◇


 なぜ、なかにしさんは、医者にまかせず、
自分で調べたのでしょう?

幼少時代、ある体験をしたからだといいます。

 つづく。




 ◆ まだコロナが不安なら
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ↓ ↓ ↓


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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 医者が「余命」と言ったら疑う。




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なかにし礼はなぜ助かった〈後編〉 [2020年11月10日(Tue)]




 なかにし礼さんは
食道がんになり、
医師から手術を
すすめられるのですが、
まずそれを疑った。

 なかにしさんは自分で調べ、
"陽子線治療"
という方法があるのを発見。
これを受けたところ
食道がんは消えたのです。
その体験をテレビで語る
なかにしさんは
どうみても健康な人でした。


 こんにちは。松井二郎です。

 なぜ
なかにしさんは、医者にまかせず、
自分で調べたのでしょう?

 幼少時代、こんな体験をしたからだといいます。


       ◇


 旧・満州で生まれた
なかにしさんは、
終戦間際の1945年、
ソ連の攻撃から逃れるため
母と列車で
満州の牡丹江(ぼたんこう)から
ハルビンに向かっていました。

 そのとき突然、ソ連軍の空襲に遭遇。
乗客はみんな外へ逃げ出し、森へ走る。

 しかし母は
「おまえは小さいから、
イスの下に隠れていなさい。
そうすれば大丈夫だから」

 幼い息子が森まで逃げるのは困難と考え
息子を列車に残し、
母だけが外へ出たのでした。


 空襲が終わって母が戻ると、
列車はめちゃめちゃになり、
なかにしさんは生きていましたが
まわりの乗客はほとんど
死んでいました。

 「許しておくれ。わたしがまちがっていたわ。
これからは、おまえは
お母さんの言うことでも信じてはいけない。
自分で、逃げるのよ。自分で、生きるのよ」


 このとき、なかにしさんは
「母のいいわけめいた
この言葉を聞いた瞬間、
『そうか』
と思って、私は突如目覚めた」
といいます。
「このとき以来、
私は物事をすべて自分で考え、
自分で決断してきた」。


 それが、いまのぼくは、
ただ医者の話を聞いて
ぼんやり呆然としている
だけではないか。
ぼく自身、頭を何も使っていない。
これはいけない。
少しはおまえも頭を使え。
自分の体なんだから、自分で考えろ。
もっと全知全能を傾けて戦うんだ!


 なかにしさんは自分で徹底的に調べはじめ、
そしてたどりついたのが陽子線治療だった
のです。


       ◇


 食道がんといえば、
思い出さずにおれないのが、
同じとき同じ食道がんを発表し
突然世を去った、
中村勘三郎さんです。

お二人の結末は、あまりにも対照的です。


 勘三郎さんは、いい人でした。
きっと医者を心から信じ、
心から任せたのでしょう。

のちの追悼番組で
入院直前の勘三郎さんの映像が
紹介されましたが、
気のおけない仲間とゴルフをしたあと
ニコニコ笑って
「お医者さんにお任せ」みたいな
言葉を仲間に言っていました。

その結果は残酷でした。


 対して、なかにしさんは、すね者だ(失礼)。
批判精神は医者の言葉にも向けられた。
信じなかった。
信じない、のでもなかった。考えた。


 そして運命が分かれたのでした。

 (つづく)





 ◆ まだコロナが不安なら
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 ◆ 編集後記
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 信じない。疑わない。確かめる。




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信じることは善? 悪? 運命の分かれ道 [2020年11月14日(Sat)]




 医者を信じて手術をし、アッというまに
亡くなってしまった中村勘三郎さん。
対して、
自分を信じ、治療法を選び、がんが消えた
なかにし礼さん。

 「信じる」ことは、
いいことなの?
悪いことなの?

 信じる、という言葉は純粋できれいな響きですが、
ろくでもない男性を信じてついていった女性は
苦しまなければならないし、
「あなたのパスワードが漏洩しました。
こちらからお手続きを」
「給付金を振り込みますのでこちらに暗証番号を」
というメールを信じると犯罪に巻き込まれます。

 信じることそれ自体は、善でも、悪でもなく、
よく確かめ、
信じるべきものを信じたときに良い結果が得られます。


      ◇


 私はクローン病です。

 日本にいる10万人のクローン病患者が、
強い薬でおさえるしかないと信じ、
いつか薬がきかなくなることへの恐怖におびえ、
はたして薬がきかなくなり、
薬でおさえた反動の激烈な症状でさらに苦しんでいます。
発症から10年以内に70%の患者が
腸の一部または全部を摘出する手術をしています。

 いっぽう私は、
病気をおさえる薬を断りつづけ、
「このままだと腸を摘出することになりますよ」
と説得されても断りつづけ、
発症から20年ちかくたちますが
いまだに腸をすべて温存できており、
それどころか発症当時は
猛烈な腹痛と1日30回の下痢だったのが、
いま腹痛はなく、トイレは5、6回です。

 常識をうのみにしない医師を信じた結果です。


      ◇


 がんだって、そう。

 がんになると、世間では
〈手術〉〈抗がん剤〉〈放射線治療〉を
当たりまえのようにしています。
いわゆる〈3大療法〉といわれるもので、
がんの治療といったらこの3つをするのが
ふつうです。
3大療法でがんに向かうのは、正しいケースも
ありますが、
正しくないケースもあります。

 医者でさえ判断がつかずにやっている。
私たちシロウトが、わかるわけない。
ということで
せめて自分よりは知っているであろう
医者に任せる。

 それでよいのか。
それは、「信じるべきものを信じる」ことに、
なるのでしょうか?

 信ずべきものに出会えるかどうかは、
難しいことです。
はっきり言って、運まかせな面もあります。
身もフタもないですが……。

 そんな中、私たちは、まず、
甲田光雄先生に出会うことができました。
そしてさらに、
松本仁幸先生に出会うことができました。
私は、これは宝クジの当たりを2度続けて
引いたようなものだと思っています。

 私は甲田理論、松本理論を信じます。
 これは、私の態度です。
みなさんにまで強制しようとは思いません。
ただ、共有すれば
みなさんにとっては、知識が増えます。
知識が増えれば増えるほど、信ずべきものに
たどりつける確率が高まるでしょう。

 松本先生いわく、
がんは「病気ではない」ので、
対処するにしても
完治をめざす方法とは異なってきますが、
正しい対処のしかたを信じれば、
勘三郎さんのような悲しい結末は逃れることが
できる。
そして、がんになる確率は、
単純計算では日本人なら2分の1。
「正しい対処のしかた」は、
ぜひ今のうちに知っておくべき。

 その松本先生から、読みなさい、と
言われたのが
近藤誠医師と中村仁一医師の本です。
両者ともたくさんの著作がありますが
今回選んだのはこの2冊。


『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(中村仁一著)
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344982487/jironosyosai-22/

『がん治療総決算』(近藤誠著)
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4167620073/jironosyosai-22/


 この2冊を、これから
いっしょに読んでいきましょう!

 まずは、こちら。
『大往生したけりゃ医療とかかわるな』。
すごいタイトルですね。
内容もすごいですよ。
きょうはここだけ引用しておきます。


      ◇


 「がんでさえも、何の手出しもしなければ全く痛まず、
穏やかに死んでいきます。
以前から『死ぬのはがんに限る』と思っていましたが、
年寄りのがんの自然死、60〜70例を経験した今は、
確信に変わりました」


      ◇


 本の表紙のオビには
「死ぬのは『がん』に限る。ただし、治療はせずに」
とまで書いてあります。

 さあ、どんな意味?


 (つづく)





 ◆ まだコロナが不安なら
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 ◆ 編集後記
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 私は、信じていただくに足る人間になるよう、努めていますが、ないものねだりですから、
みなさん、信じなくていいので、ご自身の判断の一助としてお役に立ててもらえるとうれしいです。




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がんという名の寿命 [2020年11月18日(Wed)]




 こんにちは! 松井です。
ではきょうから、
がん特集、
本格的に始めます。

 がんを考えるにあたって
最初の議題はこれ。
まず、そもそも

「がんになったら治そうと躍起になるべきかどうか?」


       ◇


 私たちはテレビのドラマやドキュメンタリーを
見ているので、
がんになったら
それはそれは
激しい苦しい闘病生活をしなければならない
と思い込まされています。

しかし、
あれは
本当に正しい「がんとの向き合いかた」なのでしょうか?


 がんになったら、治すべきか、否か。
病気であれば、
治す方向でいくに決まっているのですが、
なにぶん、がんは、
松本仁幸先生がおっしゃるに、
病気ではない。
そのひとの寿命が、がんというかたちで来たのです。
老衰です。

 だったら、医者に
「治してくれ!」
と言うのはおかしなことになります。

"私を死なない人間にしてくれ!"

と頼んでいるのと同じだから。


 がんは、寿命である。
まずこのことを知っておく必要があります。


       ◇


 とはいっても、です。

20代や30代でがんになったら、
とても
「寿命がきたか」
とは思えません。

若いときのがんはどうなのでしょう?


 これも、もしかしたら、寿命なのかもしれない。

ムチャな生き方をして
一瞬で人生を駆け抜けてしまったか、
悲しみや絶望が強すぎて
ストレスで免疫力が老いていたか、
あるいは
食べ物や美容品の化学物質および電磁波で
短命になってしまったか、
どれなのかは、わかりませんが。


 でも、
もしかしたら、寿命ではない、かもしれない。

治療をすると治るがんがあるからです。


 なので、
自覚としてまだ若く、
がんという寿命を
迎える年齢ではないな、
そして誤診でもなく、どうやら本物の
がんのようだ、
となったら、

私だったら治す方向でいきます。
なかにし礼さんのように、全知全能を傾けて
治療するでしょう
(トシとってたらもう放置だが)。


       ◇


 しかし、そういった若いときの
病気としてのがんは、
例外的ながん。

「日本人の2人に1人がかかる」といわれている
がんは、
70代や80代で発症する、
寿命としてのがんなのです。


 こちらは、寿命なので、
戦おうとすればするほど
苦しまなければいけない。

寿命がきたのに、
医者に
「生かしてくれ」
と言うわけですから、
医者はムリなことをせざるをえません。
薬漬け、
放射線漬けにして、
生きるしかばねにするしかないのです。


 そんなことは、私だったら、したくない。
やればムリせず寿命をのばせるとわかっている
ことだけをやります。
あと、痛みが出たら痛みをなくす治療だけを。

痛みをなくす治療は、免疫力を下げますが、
もう、死にゆくことがわかっていたら、それは
問題にしなくていいでしょう。


       ◇


 前回からご紹介している
『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(中村仁一著)
という本は、

この
「70代や80代で発症する、寿命としてのがん」
を考えるための本。

これを、みなさんといっしょに、読んでいきたい
のです。


 (つづく)




 ◆ まだコロナが不安なら
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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 がんは寿命なら、発症するという言葉もおかしいことになる。





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死ぬのはがんに限る!? [2020年11月22日(Sun)]




 こんにちは。松井です。

若いときに発症する病気としての
がんは、
例外的ながんであって、
まず、ならない人がほとんど。

私たち全員が考えておかねばならない、
「日本人の2人に1人がかかる」といわれている
がんは、
70代や80代であらわれる、
寿命としてのがんです。


 このまえからご紹介している
『大往生したけりゃ医療とかかわるな』(中村仁一著)
という本は、

この、
「70代や80代で発症する、寿命としてのがん」
を考えるための本です。


 中村仁一さんは、お医者さん。
それも、老人ホーム専属の、
こういったら語弊(ごへい)があるかもしれませんが、
死にゆくひとを看取(みと)ることが重要な任務
である医師です。

その中村医師が、
がんで亡くなっていく数十人のかたを看取って
たどりついた結論が、
この本の表紙のオビに書いてある

「死ぬのは『がん』に限る。ただし、治療はせずに」

というものであったのです。


 この本、まずは目次をパラパラッと
みてみよう。

すごいですよ。
この目次だけでそうとう学べます。


       ◇


  第1章
  医療が "穏やかな死" を邪魔している

  ・「あなたは確実にこうなる」と断言する医者は
   とんでもないハッタリ屋
  ・本人に治せないものを、他人である医者に治せる
   はずがない
  ・介護の“拷問”を受けないと、死なせてもらえない

  第2章
  「できるだけの手を尽くす」は「できる限り苦しめる」

  ・極限状態では痛みを感じない
  ・長期の人工栄養は悲惨な姿に変身させる
  ・鼻チューブ栄養の違和感は半端じゃない
  ・食べないから死ぬのではない、「死に時」が来た
   から食べないのだ

  第3章
  がんは完全放置すれば痛まない

  ・死ぬのはがんに限る
  ・「早期発見の不幸」「手遅れの幸せ」
  ・「がん」で死ぬんじゃないよ、「がんの治療」で
   死ぬんだよ
  ・手遅れのがんでも苦痛なしに死ねる
  ・最期を医者にすがるのは考えもの

  第4章
  自分の死について考えると、生き方が変わる

  ・「死」を考えることは生き方のチェック

  第5章
  「健康」には振り回されず、「死」には妙にあらがわず、
  医療は限定利用を心がける

  ・医者にとって年寄りは大事な「飯の種」
  ・検査の数値は微妙なことで変わる
  ・基準値はあてになるのか
  ・病気が判明しても、手立てがない場合もある


       ◇


 ぜんぶ載せるとメルマガの長さが
えらいことになるので抜粋しました。
このへんにしておきます。

きょうは、
このなかの
「死ぬのはがんに限る」
から、ちょっとだけ引用しましょう。


(以下は引用)


      ◇


 「私は、20年以上も前から『死ぬのはがんがいい』
『がんに限る』
とあちこちで口走ったり、本に書いたりしてきました。
(中略)

なぜ、死ぬのはがんがいいかについては、2つの理由が
あります。
一つは、周囲に死にゆく姿を見せるのが、生まれた人間
の最後の務めと考えているからです。
しかも、じわじわ弱るのが趣味ですから、がんは最適
なのです。
(中略)

2つ目は、
『救急車は呼ばない、乗らない、入院しない』を
モットーにしていますので、
比較的最後まで意識清明で意思表示可能ながんは、
願ってもないものだからです。

がん死は、
死刑囚である私たちに、
近未来の確実な執行日を約束してくれます。

そのため、きちんと身辺整理ができ、
お世話になった人たちにちゃんとお礼やお別れが
いえる、得がたい死に方だと思います。
(中略)

すべてのがんが強烈に痛むわけではありません。
(中略)
がんで痛みが出るのは、放射線を浴びせたり、
"猛毒" の抗がん剤で中途半端に痛めつけたりする
せいではないか。
(中略)
今はそれが、確信に変わっています」



(以上、中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344982487/jironosyosai-22/
より引用)


       ◇


 では次回から本格的に読んでいきますよ。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 引用文中の「死刑囚である私たち」とはパスカルの『パンセ』を踏まえてのものでしょう。

執行日を言われてから取り組むのでは遅いことを、きょうから取り組まないといけないな。





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枯れかけた植物に肥料をやる? [2020年11月27日(Fri)]




 こんにちは! 松井です。
こちら、
きょうから本格的に読んでいきますよ。

 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』

 本をひらいて、まず最初に考えさせ
られた箇所が――

(以下は引用)


       ◇


 「『自然死』は、いわゆる "餓死" ですが、その
実体は次のようなものです。

『飢餓』……脳内にモルヒネ様物質が分泌される
『脱水』……意識レベルが下がる
『酸欠状態』……脳内にモルヒネ様物質が分泌される
『炭酸ガス貯溜』……麻酔作用あり

 死に際は、何らの医療措置も行わなければ、
夢うつつの気持ちのいい、
穏やかな状態になるということです。
これが、自然のしくみです。
(中略)
私たちの先祖は、みんなこうして無事に
死んでいったのです。


 ところが、ここ30〜40年、
死にかけるとすぐに病院へ行くようになるなど、
様相が一変しました。
病院は、できるだけのことをして延命を図るのが
使命です。

しかし『死』を、止めたり、治したりすることは
できません。
しかるに、治せない『死』に対して、
治すためのパターン化した医療措置を行います。


 例えば、食べられなくなれば鼻から管を入れたり、
胃瘻(いろう)
(お腹に穴を開けて、そこからチューブを通じて水分、栄養を補給する手技)
によって栄養を与えたり、
脱水なら点滴注射で水分補給を、
貧血があれば輸血を、
小便が出なければ利尿剤を、
血圧が下がれば昇圧剤を
というようなことです。


 これらは、せっかく自然死が用意してくれている、
ぼんやりとして不安も恐ろしさも寂しさも感じない
幸せムードの中で死んでいける過程を、
ぶち壊しているのです」

(中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344982487/jironosyosai-22/


       ◇


 本当に意識がぼんやりしてくれば
不安も恐ろしさもなくなるのか、
は別の問題で、
そこはあとで論じますが、
少なくとも「肉体はつらくなくなる」と
いうことでしょう。

 引用を続けます。


      ◇


 「私たちは枯れかけている植物に肥料をやるでしょうか。
万一、肥料を与えたとしても吸収しませんから、
植物に害はありません。
ところが、人間の場合は違います。
体内に "肥料" を別ルートから無理やり突っ込むわけです。
いかに、死にゆく人間に苦痛と負担を強いているか、
想像に難くないでしょう」

(同)


      ◇


 寿命としてのがんに対して治療するのは
治療ではなく、
死からの逃避であるらしい。

 これ、「コロナ」「コロナ」と騒ぐのに
よく似ている。
 コロナが怖いんじゃないでしょ。
死が怖いんでしょ。

 死に対して平生から対応する気がなく、
無策だから、
とんちんかんな対応でごまかすのだ。




  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
死に際は何らの医療措置も行わなければ、
肉体的には苦痛はない。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 がむしゃらに行動していれば気分はまぎれる。行動は対応とは限らない。





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介護が拷問に変わるとき [2020年11月30日(Mon)]




 こんにちは! 松井です。
 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
を読み始めています。
 特集の最初にこの本の目次を見ましたが、
その中に
「介護の“拷問”を受けないと、死なせてもらえない」
というのがありました。
 きょうはその章からの引用。


       ◇


 「死に際の苦しみには
医療による "虐待" ばかりではありません。
介護による "拷問" もあるのです。

それも、
いい看取りを行っていると自負のある介護施設で
起こりがちなのです。
それは、医療者が
できることはすべてやるのが使命と考えていることと、
根は一つであるような気がします。
(中略)


 例えば死が迫ってくると、当然、食欲は落ちてきます。
すると、家族はカロリーの高いものを食べさせようと
努力します。

しかし、少量でカロリーは高いものの、口あたりは
どうなのでしょうか。
また、少量で高カロリーのものといえば、脂肪の含有量
が多く、油っこいのではないでしょうか。

健康人でも、食欲がない時に油っぽいものは、なかなか
口にできないように思われます。
それを、無理やり死にかけの病人の口の中に押し込むのは、
どうなのでしょう。
勝気な人なら吐き出すでしょう。
しかし、気が弱い人は、介護職員にピタリと横に
はりつかれて、次から次へと口の中に放り込まれる
わけですから、仕方なしに飲みこむでしょう。
けれども、その結果は、火を見るより明らかです。
当然、吐くことになります。

少しでもカロリーの高いものを食べてもらおうという
優しい心遣いが裏目に出て、ひどい苦しみを与える
ことになるのです。
(中略)


 そこで、無理をしない方がいいのではないかと意見を
述べると、介護職員は目を剥(む)きます。
どうも、栄養のバランスやカロリーなどを気にしなければ
ならない時期はとっくに過ぎていることを理解するのが
むずかしいようです。
(中略)


 死に際には、飲み込む力も弱ってきます。
しかし、心優しい介護職員は一口でも一匙(ひとさじ)
でもと使命感に燃えて涙ぐましい努力をします。
その結果、のど元にものが溜まってゴロゴロと音がして
苦しみます。
そうすると、鼻から管を入れて、それを吸い取る
『吸引』という荒技を施さなくてはいけません。
これは、死にゆく人間を二重に苦しめることになって
いるのですが、介護職員にはあまりその感覚はない
ようです。
(中略)


 今や、誰にも邪魔されず、『飢餓』『脱水状態』という、
穏やかで安らかな "自然死" コースを辿(たど)れるのは、
『孤独死』か『野垂死(のたれじに)』しかないというのが
現実です」

(中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
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       ◇


 松井もふだんから老人のような少食です。
さいきんきっちり計ってませんが、
たぶん1日1200キロカロリーくらい。

 これだと成人男性の基準値に300足りず、
日に日にやせていき
消滅してしまう計算ですが、
10年以上こんな調子です。
で、まだ消滅してない(笑)

それどころか
直近の血液検査では
ついに栄養状態が健康なひとと同じになりました。

 この量が難病の体が求めている適量なのです。


 栄養バランスやカロリー計算は
健康なひとにとっての基準、
しかも目安にすぎません。

死に際に当てはまるかどうかは考えれば……。


  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  死にゆく人に無理に食べさせるのは
  介護という拷問。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 極限状態を何年もやると体のことがわかります。しないにこしたことないけど(笑)





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お産とウ●コ [2020年12月06日(Sun)]



 こんにちは! 松井です。
重たい話が続いているので、
きょうは息抜き。^^


       ◇

 「できるだけ医療の関与の少ない "老衰死"(「自然死」)
は、穏やかで安らかであると述べてきました。
では、生まれる時は、どうなのでしょうか。分娩台での
出産を考えてみます」

      ◇


 本筋からは脱線しているように
思うんですけど、まあいいでしょ。
個人的に引用しておきたかったのー。

 昔、お産をする部屋には天井から
ロープが下がっていました。
このロープのことを
力綱(ちからづな)といいまして、


      ◇

 「お産は、力綱を握っての、坐位分娩だった
ということです。
これは、極めて "自然の理" に適(かな)っていることです。
坐位のお産は、妊婦にとっても楽だということです。
坐位だと、赤ん坊の重さと子宮の収縮力によって、
腹圧がかけられる(いきむことができる)のです。

一方、分娩台のお産を考えてみてください。
あの状況ではいきむことは有効に働きません。
赤ん坊の体重も関係ありません。
子宮の収縮力だけが頼りなのです。
だから、6時間も7時間も、うならなければ
ならないのだと思います」

      ◇


 大河ドラマで
宮沢りえさん扮するお茶々が
天井から下がる綱にしがみつき
上半身は起きた姿勢でウンウン
うなっているのを見たとき、
「なんだこりゃ! 昔はこんなんだったの〜」
と仰天したけど、
あれが正しいやり方だったのかぁ。


      ◇

 「次に、排便行為を考えてみます。原理的には、お産と
変わらないように思えるからです(ウンコするのとお産
と一緒にするなと怒られそうですが)。
実は、寝たままでウンコをするというのは、大変な難行、
苦行なのです。
寝た状態だと直腸が肛門より低い位置にあります。
ですからウンコを肛門から外へ出す時には、堤防を
乗り越える状況になり、非常に大変なのです。

ウンコする時は、坐位が "理" に適っているのです。
したがって、今、特別養護老人ホームでは、寝たままの
おむつではなく、できるだけポータブルトイレでの坐位
排便を試みているわけです。

坐位だと、ウンコの重量と腸の蠕動(ぜんどう)運動が
有効に働きますが、やはり一番大きいのは、いきめる
ということです。
これが寝たままだと、頼りになるのは腸の蠕動運動だけ
ですから、どうしても便秘がちになるのは止むを得ません。
下剤の多用ということにもなるでしょう。

以上のことを考慮すると、3年間も寝たきりでウンコを
している年寄りは、なかなかの猛者(もさ)です。
その技術と根性は、尊敬に値します。重要無形文化財、
人間国宝級だと思います」

(中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
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       ◇


 さらにいうと
洋式よりも
和式のほうが圧倒的にしやすい。

 西式健康法の創始者・西勝造先生によると、
排便は踵(かかと)をつけて
野蛮人の姿勢で行うのが正しい
とのこと。

これは日本人の腸がそういうかたちになっているのです。
ひざをあの高さまで上げて
はじめて直腸がトイレに向かってまっすぐになる。


 これを知っててほんと助かった。

 松井は長いこと、
1日に30回
トイレで大の用事をたしていました。
このときは大というより水のような、
あ、失礼。

しかもその30回、
肛門とは別に直腸からおしりにあいた傷穴に
その水、
あ、失礼、
大が入っていって(どっちにしろ失礼)、

そうなると激痛にもんどり打つので、

そのリスクを低減させるため
どうすれば最もラクに用を足せるか? と
研究を重ね、
ついに名人の域に達したのである(笑)


 西先生のおっしゃるとおり、
洋式便座に腰かけていきむと、
どうも、
肛門に力が入らない。
むりに力をかけると痛い。

そこで西先生の言葉を思いだし、
踵(かかと)に体重を乗せてみると、
「あ、わりとしやすい」
和式ならばさらにしやすいことも知りました。

 でもウチのトイレは和式ではない。
しかも
平均的な洋式よりもビミョーに座高が
高い。
床に踵をつけても体重が乗らない。
困った。


 そこでだッ!
便座に
おしりでなく
足のひらで乗って用を足す
曲芸、
ではなく、
アイデアを思いついたッ!

 えいっと片足ずつ便座に上げて、
「おっとっと」
落ちないように気をつけつつ……

 「おおっ! こ、これはッ!」

 しやすい!
するっといける
(するっともクソも水だが 笑)


 便秘のひとはお試しあれ〜。

やり方をお披露目したいのですが、
軽犯罪になるのでやめておきます。



  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お産もウンチも坐位が正しい。


 (つづく)




 ◆ まだコロナが不安なら
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 この芸でテレビには出られそうにありません。





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がん検診で得る5つの不利益 [2020年12月13日(Sun)]




 こんにちは! 松井です。
 特集を続けますよ。

 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
という本を読み進めているところですが、
きょう引用したいのはここ。

 「がん検診は必要か」?


       ◇


 「『がん検診』は、『早期発見』『早期治療』によって
救命するという利益はあります。
しかし、一方、不利益があるのもたしかです。
どんな不利益かといいますと、次のようなことが
考えられます。

(1)検診によって100%がんがみつかるわけでは
ないこと。
どんなに優れた検査でも精度が100%ということは
ない。病気になる個々人には差があり、
したがって、がんであるにもかかわらず、見逃しは
ある確率で存在すること

(2)過剰診断により、過剰な検査や治療を招くことが
ある。その結果、医療費の過剰な負担をもたらす可能性
があること

(3)心理的な影響。精密検査が必要ということで、
不安を感じる場合があること

(4)検査には偶発症がある。例えば、内視鏡検査には
出血や穴が開くなどの可能性があり、極めて稀には
死亡することもあること

(5)放射線被曝の問題がある。検診の被曝については、
機器の開発、改良により、その影響は最小限に抑えられる
ようになったというものの、
「がんの誘発や遺伝子的影響が全くない」とは断定できない
こと

などがあります。
(中略)

放っておいても問題のないタイプのがんを見つけて
しまうと、治療する無駄と副作用という不利益も
蒙ることになります」


(中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
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       ◇


 がんを早期発見できてよかったね、
ではなくて、

「放っておいても問題のないタイプのがん」を
わざわざ検診で見つけだして治療すれば、
治ってあたりまえ、
それを、
治ってよかったね、と言っているとしたら、

自作自演、
ばかばかしいドラマに
つき合わされたことになります。

 (5) 番などは、
がん検診を受けなければがんに
ならなかったのに、
わざわざがん検診を受けにいって
浴びた放射線でがんになる人もいる、
ということ。


 私は、不利益のほうが多いと思う。
どこかに就職していて
ムリヤリ受けさせられる
というケースでもない限り、
一生、がん検診を受けないと決めています。

 てか、
自分で何ともないと感じているのなら、
そりゃ、何ともないのです。

これはクローン病とつき合っていて体で知らされたことです。


  ◆まとめ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  がん検診をしても、見逃しがある。
  かえって、放射線を浴びてがんになることが
  あったり、
  放っておけば消えていたがんまで見つけて
  治療されてしまったりする。


 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 しかもバカバカしいドラマにお金を払わせられるというバカバカしさ。





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