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松井 二郎
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ケータイ電波塔で白血病になる [2016年05月18日(Wed)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(145)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 電波塔の害は不眠や耳鳴りくらいではすまなかった。前回から、恐ろしい病気を紹介している。
 前回は「ダウン症」だったが……ここからは命にかかわる病気だ。――

(以下は引用)

          ◇

 放送タワーからの電波は、子どもの白血病を9倍に増やします。
 英国、サットン・コールドフィールドに建つ、放送タワー。その周辺住民の健康調査は衝撃的です。タワーから2キロメートル以内と10キロメートル以遠の住民を比較した。とりわけタワー周辺500メートル以内の人口密集地を精査。すると小児白血病が9倍も発症していた!
 さらに15歳以上の白血病でもタワー2キロメートル以内では「急性リンパ性白血病」3.57倍、「全白血病」1.83倍も発病していた。成人は、小児にくらべて比較的、電磁波被害をうけにくいと考えられてきました。それでも、これほど高率で白血病犠牲者が出ているのです(サットン・コールドフィールド報告)。

 その他、衝撃的な研究があります。オーストラリアのホッキング博士の報告です。
 シドニー郊外の放送タワー周辺に住む14才未満の子どもたちの小児白血病の発生状況を克明に調べたのです(ホッキング報告)。
 博士は、まず子どもたちの住む地域を、A、B、2つに分類しました。
 A地域:放送タワー周辺(2キロメートル以内)と、B地域:放送タワー遠方(2キロメートル以遠)。
 問題の放送タワーは、テレビ4局とFMラジオ1局の計5つの放送局が電波発信に共同使用していました。外観はいくつもおわん型アンテナを外部に取りつけた鉄塔が3基並んで建っています。どこにでもある普通の放送アンテナです。
 ここから、ほぼ24時間、ラジオやFM放送、テレビ放送の電波(高周波、マイクロ波など)が周囲に放射されていました。
 周辺住民は、まさか、その電波が子どもたちに深刻な悪影響をあたえていたなど、夢にも思っていませんでした。このホッキング報告が発表されるまでは……。

 まず――。ホッキング博士は、はるか遠くのB地域の、小児ガンの発症率、死亡率を各々1.0と仮定しました。これらは疫学調査の対照群(コントロール群)となります。こうして、タワーに2キロメートル以内と近いA地域と比較してみた。
 すると、おどろくべき事実が判明しました。
 さまざまな小児ガンの罹患(りかん)率、死亡率ともに、放送タワー近くに住む子どもたちのほうが、はるか遠くB地域に住む子どもたちより、突出していたのです。
 とりわけリンパ性白血病の死亡率はA地域(2キロメートル以内)は2.74倍にもたっしています。骨髄性白血病の死亡率1.77倍、他の白血病1.45倍、全白血病の死亡率は2.32倍です。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)

          ◇

 ――ダウン症の子も多いが、テレビをみていると白血病の子も多すぎる。これも気になっていたのだ。
 白血病は血液のがんである。ならば原因はがんと同じ。細胞の老化だ。それが子供のうちにおきるということは遺伝子に異常がおきているのだ。
 遺伝子異常は、生き物であるかぎり一定の確率でどうしてもおきる。小児白血病はむかしからあった。だが、ダウン症と同様、このごろテレビであまりにも多く白血病とたたかう子供たちを目にする。

 日本の白血病発生率は年々増加傾向にあり、「1933年の白血病による死亡者数は、男子1032名、女子865名であったが、2010年の死亡者数は男女それぞれ4860名、3218名となっている」という

(「東京都健康安全研究センター」ホームページ http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2012/ より)。

 ホームページのグラフを見てもらうとわかるが、戦争が終わった直後から、きゅうに右肩上がり、というより跳ね上がっている。
 電波が使われだした時期と一致する。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 んなこといったって、電波がなかったらテレビも見れないよ? と、書いていて、われながら思った。う〜ん、恩恵をうけているのに批判するのも心苦しい。
 いやいや、でもいまのテレビやケータイの方式は勝手に押し付けられたものであって、わたしが選んだんじゃない。ほかにやりようがあったはず。
 たとえば――電線だ。あるいは水道管方式。
 地中にケーブルを埋めて、はじめからすべてケーブルテレビにすればよかった。
 ケータイも、光回線を埋めて、各家庭やオフィスでそれぞれWi−Fi、いや、ブルートゥースを設置して、家のなか、オフィスのなかだけで微弱電波を使えばすむことだ。
 外出先は? 外出してるときまでつながらんでよろしい。
 うん、やっぱり、批判してもいいな。





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ケータイ電波塔でがんになる [2016年05月28日(Sat)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(146)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「ホッキング報告」によれば、電波塔で白血病が増えるという。シドニー郊外にあるテレビとラジオの放送電波塔から、2キロメートル以内をA地域、それよりも遠くをB地域として、B地域における14才未満の白血病での死亡率を1.0とすると、A地域での死亡率は2.32であった。
 前回はその箇所を引用したが、引用文にはまだ続きがある。
 では、その続きを。――

          ◇

 ここで注目すべきは、タワー周囲の電波の強さです。
 自然界の電波(高周波)強度は、0.0001マイクロワット毎平方センチメートル(μW/cm^2)です。放送タワーから12キロ以上も遠方B地域でも「その100倍以上の被ばくをしている。だから、発病率が1.0という保証はない」(荻野博士)。
 仰天は、タワーから2キロメートル以内A地域は、自然界の最大7万倍ものケタ外れの電波を四六時中浴びているのです。(中略)

 放送タワーも携帯中継タワーも、電波を発信している点で同じです。つまり、ケータイ中継基地は、小型の“放送タワー”なのです。その電波強度は中継タワーから100〜200メートルが最大になります。300メートルで半減。意外なのはタワーから100メートル以内では、逆に5分の1から10分の1と弱くなるのです(ザルツブルグ市測定報告)。
 「最近では、アンテナ下向きの角度を水平にしているので300〜500メートルの位置で強度が最大になると予想されます」(荻野博士)
 アンテナから離れているからと安心できません。逆に危険は高まるのです。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)

          ◇

 な
 なああぁにいいぃーっ!
 ウチの玄関あけたら見える、あの電波塔、もし、その「100〜200メートルが最大にな」るタイプだとしたら……ウチ(145メートル)は……ちょうど最強圏じゃあないかっ!
 これはもう絶対に逃げださねばなるまい……。

 ところで、こんなメールをいただいている。

          ◇

> ウチは田舎ですが、30メートル離れた畑の中にいつの間にか
> 携帯アンテナ等が建っております。
> 高さは30メートルないくらいですが、電波は先端の高いところを
> 行き来しているとイメージするとあまり影響ない気もしますが
> どうなのでしょう?
(Mさま)

          ◇

 その答えが上記というわけであろう。
 灯台もと暗し。この読者さんがお考えのとおり、電波塔のふもとでは電波は頭上を通過するかたちで飛ぶため「5分の1から10分の1と弱くなる」のだ。

 最後に。
 いちばん恐いケータイ電波塔の害が――。

          ◇

 中継タワー付近では、ガンが4倍以上増えます。
 「……基地局から350メートル以内では、発ガン率が全市平均より約4倍高かった」(04年、イスラエル、ネタニア市調査結果)(『あぶない!あなたのそばの携帯基地局』黒薮哲哉著、花伝社)
 この調査で、さらに女性の発ガン率は10.5倍にたっしていました。
 住宅地にできた携帯基地局は4〜10倍もガンを発症させる。

(同)


          ◇

 ――白血病もそうであったが、がんもまた戦後になっていきなり増え始めている。
 前回もリンクを掲載したこのグラフからもわかるように、

http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2012/
(「東京都健康安全研究センター」ホームページ)

がんの死亡率は、統計がとられはじめた1899年からずっと横ばいだったのが、戦争でいちど統計が打ち切られ(グラフの切れているところ)、戦後(1947年)、ふたたび統計がとられるようになると、とつぜん右肩上がりになっている。
 戦後に変わったものはあまりにも多いが、「電波が使われはじめた」ことはとりわけ大きな変化であろう。
 だからといってがんと電波との関連は、このデータからは知るよしもないが、こういうデータがあるということだ。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 引用文中の「アンテナ下向きの角度」の意味が知りたいかたは、めちゃくちゃ難しいですが、こちらに説明が出てます。

 http://www.den-gyo.com/labo/kouza/kouza07.html

「ビームチルトとは」のところ。わたしはほとんど理解できません……。





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なぜ電波塔は脳へダメージをあたえるのか? [2016年06月08日(Wed)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(147)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 致命的な病気もあったが、ここまで調べて、どうも電波塔は脳へのダメージが特に大きいと感じた。
 なぜなのか?
 原因のひとつは、「脳関門」が破壊されるからだという。――

          ◇

 脳は血液脳関門(BBB)という“関所”で保護されてます。脳に有害な物質はここで排除され脳には到達しません。ところが、電磁波はこの“関所”を破壊するのです。ラットの実験では、携帯マイクロ波の基準値の1万分の1の強さで脳関門の破壊が始まっています。それは、脳へ有害物質が流入するので脳機能低下を引き起こします(97年、スウェーデン、B・パーソン博士ら)。神経細胞へのダメージは痴ほう症、精神障害、アルツハイマーなどを引き起こします。「若い人たちが、毎日、携帯電話を使い続けることは、数10年後の中高年にさしかかったとき、思わぬ影響が現れるかもしれない」と研究者たちは懸念しています。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)

          ◇

 ――ケータイを使わない人も、ケータイの電波塔で痴呆症になるだろう……。
 脳にヤバい物質が入るのをせきとめている堤防が、電磁波で破壊されるとは。
 いや、でも、おかしいぞ。
 いや、おかしくはないんだが、脳へのダメージだけでは説明しきれていないものがいくつもあるぞ。吐き気、視覚障害、倦怠(けんたい)感、耳鳴り、聴力低下、めまい、関節と手足の痛み、神経と筋肉の痛み、寝汗……。
 ん? これって……ヘルペスじゃん。
 まさか!
 電波で免疫力が落ちるのか!?

 薬やストレスと同じ害が、電磁波にあるとすれば。電磁波で免疫力が落ち、ふとしたときに回復すると、免疫があちこちの神経でヘルペスウイルスと戦いはじめ、その場所におうじてさっきのようなさまざまな神経症状がでるはず。
 でもなぜ、電波塔で免疫力が落ちるのだろう。
 ――遺伝子が破壊されている?
 ありえることだ。秒間1億回もの空気の振動、これがすなわちケータイ基地局の電波だが、こんな振動に細胞は耐えられないのだ。それで細胞が傷つく。つまり遺伝子が傷つく。免疫細胞の遺伝子が傷つけば……薬やストレスと同じ害になる!
 ならば……ほんとうに電波塔で免疫力が落ちるとしたら、こんなところに住んだままいくら免疫力を上げる治療をしたところで、……焼け石に水!?

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 なぜ電磁波の話をしだしたかというと、
ここにつながるためなのでした。





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わたしのクローン病が治らないのも? [2016年06月18日(Sat)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(148)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 電波塔は免疫力を下げる?
 なら……いつまでたってもクローン病が治らないのも、これなのではないか?
 いまわたしは、ほとんど1日じゅう家にいる。ろくに家から出ない生活を、もう4年している。引きこもり、ではなく、いや、もともと引きこもりの性分はあるのであるが、根っからのオタクなのは、認めるのであるが、4年もこうしているのはクローン病という病気のためである。
 そして、そのクローン病が、治らない。毎日、漢方薬を飲み、毎日、お灸をする。これでほかのひとは治っているのだが、わたしは治らない。「こりゃそうとう重症なんだな」そう思っていた。それも、あろう。
 でも。ここに住んでいるからではないのか? いくら免疫力を上げようとしても、下げる力のほうが強いために、漢方薬もお灸も、焼け石に水になっているのでは?

 このごろ体重も増えていないのだ。43.5キロまでは増えたが、それから増えない。ときどき減る。「どうかな〜増えたかな〜」と期待して体重計に乗ると、42キロ台に戻っていたりする。これじゃリンパ球も、材料不足で増えてこない。免疫力が、上がらない。
 重症、であることに加え、治ってこない原因のひとつが、大きなひとつが、もしかしたらケータイ基地局なのではないか?
 と、疑いつつ、本を読んでいたら――。

(以下は引用)

          ◇

 「電磁波をマウスに15分間、照射するとリンパ球が急減し、好中球は急増する特異現象を発見した」(79年、リブディ博士)
 リンパ球も好中球も白血球の仲間です。白血球は免疫細胞と呼ばれます。体内を移動して侵入したバクテリアなど異物を貪食[どんしょく](食べる)したり、免疫機能により、生体防御をおこなっているのです。
 ところが同じ免疫細胞(白血球)でありながら電磁波を浴びるとリンパ球は急減、好中球は急増……と、まったく逆の反応を起こす。免疫系が大混乱におちいったとしか、思えません。
 リンパ球は、体内に侵入した異物を攻撃する「抗体」を作り出します。さらに、免疫調整機能があります。その、リンパ球が電磁波で激減した! それは、免疫力が急激に弱まったことを意味します。
 いっぽうで好中球は、感染性の細菌を攻撃して食べます。強い殺菌能力が特徴です。わずか15分の電磁波照射でマウスのリンパ球激減、好中球激増……いったい、何が起こったのでしょう?
 リブディ博士は「3時間おきに同じ照射を3回連続させて観察を続行している。すると胸腺(きょうせん)の重量と脾臓などの細胞数がいちじるしく減少した」(同博士)
 その後、照射を中止すると、しだいにリンパ球は増加を始め、好中球も減少してもとに戻りはじめた。こうして72時間後に、ほぼ両者は、もとの濃度にもどり免疫系は回復した。
 博士の結論です。「電磁波は、マウスの免疫系に強い影響を与える」
 同様の報告は、ほかにもあります。
 「強いマイクロ波を100匹のマウスに、毎日9.5分間、59週間にわたって照射した。それだけで、リンパ球と白血球が増加した。そして、マウス35匹が白血病になった」(62年、ラウスニッツ博士)
 マイクロ波照射で、35%ものネズミが白血病を発症! おそるべき結末です。このとき照射しない「対照群」は10匹、白血病になっています。よって、マイクロ波被ばくで差し引き25%の白血病が増えたことになります。
 マイクロ波は、実験動物の4分の1に白血病を発症させるのです。

船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』

          ◇

 ……。
 一刻の猶予もない。
 引っ越さねば!

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 まだ推定無罪ですが。
 疑わしきは、引っ越す。





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引っ越せば治る? シミュレーション [2016年06月28日(Tue)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(149)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 免疫力を上げなければクローン病は治らない。なのに、電磁波は免疫力を下げるだと!?
 ならば一刻の猶予もない。引っ越さねば!

 いや、でも……引っ越して、なにも変わらなかったら?

 このアパート、電波塔以外は立地もいいし、あ、それは立地がいいとはいわないが、あと問題といえば、隣の兄チャンが夜行性で、朝までテレビをみて拍手して、おそらくサッカーの中継で、ひいきのチームがあるらしく、ギャーとかワーとか、いけいけいけ、あーッ! とか、おいおい、いま何時だよ、と時計をみると深夜3時、4時、5時で、ただでさえ下痢で寝つけないのにいよいよ眠れないくらいのことで、あ、これも免疫力を下げるんだが、ここ、家賃が安い。闘病貧乏にはありがたい。出て健康になるわけでないなら、出たくない。
 そこで……わたしのような例は、ないだろうか?
 ケータイ基地局のせいで体を壊し、引っ越したら治った、という実例はあるのだろうか?
 それを調べてみたところ――

(以下は引用)

          ◇

 自分たちが住むマンションの屋上に基地局が建ったことで、重篤(じゅうとく)な健康被害を受けた医師と看護師の夫妻が、同じマンションに住む住民の健康被害を調査した。
 健康被害を受けたのは、沖縄・那覇市に住む新城哲治・明美さん一家、6人。一家が、被害を受けたマンションに入居したのは2000年。そのとき、屋上には800MHz(メガヘルツ)の基地局があった。
 その後、2004年12月に、最上階の10階に引っ越した。すると、明美さんは2005年6月から「箸も持てないほどの手の痺(しび)れ」「全身の発汗」に見舞われ、同年9月には体重が10kg減り、「右上腕反射性交感神経性ジストロフィー」と診断され、8ヵ月間入院することになった。
 2008年3月、マンションの屋上に2GHz(ギガヘルツ)の基地局が追加された。
 すると、長女には「動脈からの鼻血」、次女には「極度の眠気」、三女には「生まれて初めての鼻血」、長男には「意識が遠のく」「1分間に200回の頻脈」「不整脈」、哲治さんには「頭痛」「不眠」などの症状が現れた。

 明美さんが、「もしかして基地局のせいでは」と気づき、2008年10月26日、一家はウィークリーマンションに「泣きながら」緊急避難した。すると、1週間後には、家族全員の症状が改善した。
 医師(夫)と看護師(妻)である夫妻は、同じマンションに住む47世帯に聞き取り調査を行った。すると、他の住民たちも、「頭痛・不眠・めまい・眼痛・鼻血・嘔吐」などに悩まされていた。「精神錯乱」に陥った人も多数いた。
 2人が中心となって動き、2009年2月に「2GHzの基地局の停波」、6月に「800MHzの停波」、8月に「全ての基地局の撤去」が行われた。すると、住民全体で「170あった症状が23に」減り、家電などの異常もなくなった。
 マンションの住民とそのペットなどに現れた主な症状・異常は、次のとおりだ。

○頭痛・不眠・めまい・飛蚊症・極度の視力低下・眼痛・鼻血・耳鳴り・嘔吐・強度の倦怠感・意識消失・関節痛・精神錯乱・顔面神経麻痺・メニエル病・甲状腺腫瘍・バセドウ病・橋本病・味覚障害・狭心症・前立腺肥大・腫瘍(舌癌の再発)など
○犬、小鳥、金魚の死
○絶滅危惧種のメダカの繁殖――稚魚の背骨が曲がり、40匹中36匹が死亡
○家電設備(照明・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)の異常
○毎週、電球が切れ、テレビもほとんど映らない状態

古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

          ◇

 ――引っ越したら……

なんだかいろいろ治っているうー!

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 家電が直ったってのはすごい。家電、ウソつかない。





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引っ越せば治る? シミュレーションその2 [2016年07月08日(Fri)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(150)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 思ったとおり、いや、思った以上だぞ、これは。やっぱり引っ越せば治るんじゃないか!
 いや……これはしかし、ひとつの事例だ。サンプルとして少なすぎる。これで「電波塔から逃げれば治る」と断ずるのは早計だ。ほかに事例はないか?
 いっぱいあった♪ ――

          ◇

 「あんな危険なものを勝手に建てて、人の生活を破壊して、これは人格権の侵害だ」
 「これをほっといたら、自分が崩壊する」
 そんな強い思いを語るのは、兵庫県川西市の「電磁波公害をなくす会」(2008年に解散)代表・山路須美子さん(2008年当時65歳)。彼女の家から約50メートルのところ、同市清和台西1の阪急バス営業所敷地内に高さ20メートルのNTTドコモ基地局が建ったのは2005年。同年12月に運用が開始された。すると、電磁波が放射された直後から、近隣の住民たちはさまざまな症状に悩まされ始めた。耳鳴り、頭鳴[ずめい](頭の中でキーン、シーンという音が聞こえること)、不眠、めまい、吐き気、こむらがえりなどなど。

 基地局から約170メートル離れたところにあるNさん宅では、2005年12月24日から、当時、12歳の男の子が、夜、眠れなくなった。眠ろうとするが眠れず、泣いて「出かけたい」と、車に乗り込むようになった。冬休みに入り、日中も家に居るときなどは、「居る」こと自体が「苦痛」のようで、すぐに「出かけたがった」。食事も落ちついて食べることができず、飲み込むように、「がぶ飲み」状態。そして、食べ終わると、すぐに「出かけよう」と、両親を促した。
 そのため、両親は、一日中、車を運転して、外で時間を過ごすこともあった。しかし、外出から戻って、家に近づくと、再び、家に帰るのを嫌がった。両親は原因がわからず、「この家あかんの!?」と、医者を求めてさまよった。
 その後、息子の症状が、「基地局から放射される電磁波に被曝したためだ」とわかったNさんは、電磁波を防御するシールドクロスを買い、窓や壁に張り巡らせた。すると、息子ははじめて笑顔を見せ、落ちついて本を読みはじめた。

 2006年当時66歳のKさん(女性)は、4月10日、激しい嘔吐に襲われ、救急車で病院に運ばれた。いつもは70〜90の血糖値が340台にまで上昇し、血圧も急上昇した。調べても原因は不明だった。しかし、その後の40日間、Kさんは、「人(孫)の話が聞けない」「計算ができない」など、「頭がおかしい」状態が続いた。

 山路さんもこれまで経験したことのない「異変」に見舞われた。からだ全体に「擦り傷」ができ、いたるところで内出血をした。彼女の夫も、2007年6月、ひどいめまいに襲われ、玄関先でうずくまった。そして、「歩くと吐く」を何度もくりかえした。翌日、病院へ行き検査をしたが、原因は不明だった。

 山路さんら住民たちは、2007年1月、「電磁波公害をなくす会」を結成し、同年5月、住民10人が、NTTドコモ関西と、地権者である阪急バスに対して、基地局の稼動停止・契約解除・健康被害の損害賠償を求めて、大阪簡裁に公害調停を申し立てた。(中略)
 2007年12月、3回目の調停で、ドコモは、「2008年4月中旬稼動停止」「2008年6月14日までの完全撤去」を申し出、調停は取り下げられた。しかし、ドコモは「電磁波と健康被害の因果関係はない」という主張を押し通した。
 2008年4月3日、基地局は稼動を停止し、同21日、塔は完全に撤去された。住民側の勝利だった。近畿2府4県では初めての「稼動中の基地局」の撤去となった。

 電磁波のとまった4月3日、その朝、眉間にしわを寄せてからだの不快感を表していたNさんの息子が、正午前、突然、「ワッハッハ」と笑い出し、弟と「くすぐりあい」を始めた。その時間は、ちょうど、電磁波がとまった午前11時ごろだった。電磁波に敏感な子どものからだが、自然に反応したのだろう。
 住民は約2年半ぶりに、電磁波被曝から解放された。その間、不眠に悩まされていた住民たちは、やっと「安眠」を取り戻した。
 Kさんは電磁波がとまってから「からだが軽くなった感じがする」と、言った。そして、基地局が電磁波を放射し続けている間、「ガーガー、ビーピー」とノイズがはいり、まともに聞けなかったラジオがちゃんと聞けるようになったと、喜んだ。

 そして、基地局から50メートルのところに住んでいたBさん(2008年当時65歳)。彼女は長年、持病があり、常に体調が優れなかった。そのため、電磁波が放射されだしても、健常者のように、急激な体調悪化は特に自覚できなかった。ところが、電磁波がとまってから、「からだが軽くなって、楽になった」と、感じられるようになった。

古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

          ◇

 ――わたしも「Bさん」と同じじゃないの!?
 だったら、ここを逃げ出せば「からだが軽くなって、楽にな」るのでは……。
 さらに、つぎのエピソードがすごい。――

          ◇

 特記すべきは、彼女の飼い犬だ。その犬は2006年ごろから毛が抜け始め、獣医に診てもらっても原因がわからず、皮膚病に効くという薬を塗っても効果はなかった。「丸はげ」状態で、「なんと哀れな犬か」と、近隣の人たちにみられていた。その犬が、電磁波がとまってから、少しずつ白い産毛が生え始め、2010年1月現在、茶色のフサフサの毛をもつ犬に蘇ったのだ。

(同)

          ◇

 ――これで決まった。「電波塔から逃げれば治る」のは、もはやレアケースとはいえない。レアケースとしても、試す価値はある。
 逃げて、クローン病がどうなるか、実験してみてもいいんじゃないか?

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 「電磁波のせいだ」と思っていた人は「電磁波が止まりました」と聞くだけで良くなるが、犬には効かん。





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引っ越せば治る? シミュレーションその3 [2016年07月18日(Mon)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(151)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 たまたま、電磁波が止まったのと病気が治ったのと同時だった人が、たまたま、同じマンションに複数名いた、だけ、かもしれない。たまたま、そのとき犬に毛が生えてきた、のかもしれない。電磁波が犯人ときめつける証拠は、ない。
 だが、電磁波が止まったからみんな治った、のかもしれない。その状況証拠は、ある。
 わたしも引っ越しをしてみてよさそうだが……あと1つだけ事例をみておこう。――

          ◇

 2009年8月、現場で、問題となっている3階建てアパートの屋上に建つ3本の基地局アンテナを見た。アパートの横に別に設置された電源施設の大きさが、放射している電磁波の強さを象徴しているようだった。
 「大貫5丁目KDDI携帯基地局を撤去する会」(「大貫中区健康と財産を守る会」を発展解消させ2008年10月31日に設立)代表の岡田澄太さん宅は、この基地局から45メートルの距離にある。岡田さんは、1998年から3階建ての自宅兼事務所の1階で、税理士事務所を開業してきた。しかし、2006年10月30日(推定)から電磁波が放射されだしたため、妻のYさんともども、「耳鳴り」「不眠」などに悩まされ、家に居られなくなった。そのため、2007年1月1日から、10キロメートル離れた実家に避難した。同年2月からは、事務所も別の場所に移した。

 田畑も残る大貫町の住宅地にKDDIが基地局を建設し始めたのは、2006年9月18日。住民らは、アパートのオーナーとKDDIに対して、工事の停止を求めたが聞き入れられず、同年10月30日、電磁波は放射されだした。その直後から、周辺住民は「キーンという耳鳴り」「頭痛」など、さまざまな症状に悩まされ始めた。
 2007年2月27日、住民たちの強い働きかけで、KDDIによる電磁波測定が行われた。それによると、岡田さん宅3階で、2GHz帯域で4.428μW/cm^2という値が計測された。
 これは、携帯電話を使用中の電磁波強度に等しい。つまり、住民たちは、一瞬も途切れることなく365日、携帯電話をかけているときの、頭への照射量とほぼ同じ強さの電磁波にさらされていることになる。

 また、その計測の際、一時的に、KDDIの基地局から出される電磁波が止められた。すると、岡田さん宅3階で、(1)2GHz帯域では0.00014μW/cm^2、(2)全帯域(75MHz〜3GHz)では、0.02049μW/cm^2だった。この値を、世界でもっとも安全な(厳しい)規制値を採用しているオーストリアのザルツブルク州の規制値(室内で0.0001μW/cm^2以下)に比べると、(1)で1.4倍、(2)で204.9倍になる。KDDIが電磁波を止めているときですら、すでに、ザルツブルク州の規制値と比較にならないほど高い値が出ていた。
 電磁波が一時的に止められたとき、Yさんは、「からだがすっと楽になり、肩が軽くなった」という。その場に居合わせたほかの住民たちも、みな一様に「からだが軽くなった」と感じたという。

 2007年5月、住民による1回目の健康調査が行われた。すると、42世帯・63人が「体調不良」であることがわかった。
 また、同年11月29〜12月1日の3日間、住民らの強い要望から、延岡市も「健康相談」を行った。相談に訪れたのは延べ60人。そのうち45人が、基地局の設置後に、「耳鳴り」「肩凝り」「不眠」「鼻血」などの症状が出たと訴えた。自覚症状でもっとも多かったのが、「耳鳴り」の31人だった。
 2008年7月には、住民による2回目の健康調査が行われた。すると、回答のあった149世帯のうち79人が、「体調不良」があると答えた。約1年たって、「体調不良」者の数が16人増えたことになる。

 2008年4月18日には、岡田さん夫妻を含む住民3人が、北里研究所病院を受診した。そして、3人の訴える「耳鳴り」などの症状が、「本人の思い込みのようなものではなく、身体的な不調である電磁波による愁訴の可能性が高い」との所見書を得ている。

古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

          ◇

 ――ウチの電磁波の値も調べてみたいが……計測器は3万円もする。調べなくても、状況証拠で、もはやじゅうぶん。
 決めた。
 すぐに引っ越すッ!

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 まもなく電磁波特集<前半>を終わります。
 執筆にあたって文献をあさりましたが、家電やケータイについて書いた本はいっぱいあるのにケータイ電波塔にふれているものがなかなか見つからず……唯一といっていいほど詳しく書かれていたのがこの本でした。

  古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』
  http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062726785/jironosyosai-22/





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電波塔からどれだけ離れれば安全なのか? [2016年07月28日(Thu)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(152)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 では、引っ越すのは決定として――電波塔からどれだけ離れたらいいのだろう?
 あせってはならぬ。せっかく住まいを移しても、移した先がまた電磁波の最強エリアでした、では笑えない。
 逆に、どれだけ電波塔に害があろうが「ここまで離れれば安全」という距離があるなら、解決だ。
 ……あればの話だが。
 淡い期待を寄せつつ調べてみると――

(以下は引用)

          ◇

 携帯電話や基地局などで健康被害を受けたとする訴えは世界中で続出している。
 これまで携帯電話基地局の周辺住民の健康調査はいくつか発表されているが、とくに注目されるのはフランス国立応用科学院のロジェ・サンティニ博士らが2001年11月に行った調査だ。
 これは基地局の近くに住んでいる人、そうでない人を含む530人を対象に(男性270人、女性260人)、基地局から自宅までの距離が個々の健康状態にどう影響するかを調べたものだ。参加者を基地局からの距離で「300メートル以上」から「10メートル未満」の6つのグループに分け、疲労感、イライラ感、頭痛、吐き気、食欲不振など16項目の健康影響について回答してもらった。(中略)

 この調査結果をみると、基地局から「300メートル以上」離れた所に住む人たちの健康影響を受ける割合は、ほとんどの項目で最も低くなっていることがわかる。そしてその距離が「200メートル以上300メートル未満」や「10メートル以上50メートル未満」「10メートル未満」など段階的に近くなるにつれて、割合はだいたい高くなっている。たとえば、疲労感を感じる人の割合は、「300メートル以上」で「頻繁に」が40.7パーセント、「非常に頻繁に」が27.7パーセントだが、「50メートル以上100メートル未満」では60.6パーセントと56.6パーセント、「10メートル未満」では76パーセントと72パーセントに増えている。頭痛に関しても、「300メートル以上」で「頻繁に」が15.6パーセント、「非常に頻繁に」が1.8パーセントだが、「50メートル以上100メートル未満」では40.6パーセントと36.7パーセント、「10メートル未満」では51パーセントと47.8パーセントに激増している。

 調査は結論として、「携帯電話基地局から300メートル以内に住む人々の多くが症状を訴えている。電磁波曝露から健康を守るということで言えば、基地局は人の住む場所から300メートル以上離して設置するのが望ましい」と提言している。
 フランスではこの調査が発表された頃から、携帯電話基地局をめぐる周辺住民の健康被害の苦情やトラブルが増え始めた。そして、「住宅地、学校、病院などから300メートル以内に基地局を設置してはならない」などの条項を含む法案が議会に提出された。

矢部武『携帯電磁波の人体影響』

          ◇

 ――ふむふむ、300メートル逃げればいいのね。
 ん? でも……ちょっと待て。「頻繁に疲労感を感じる人」は、100メートル未満で60パーセント、300メートル以上で40パーセント。
 これってどうなの?
 300メートル以上で10パーセントとか5パーセントとかいうなら、「じゃあ300メートルもより遠くへ逃げればいいよね」と納得するが、至近距離で60パーセントだったのがこれだけ離れても40パーセント「にしかなっていない」というべきではないか。これで、安全なところまで逃げたといえるか?
 それに、まえに引用したところに、電波塔のタイプによっては300から500メートルが最強圏、とか書いてなかったか。
 やばいやばい。300メートルは、たぶん、まだ、やばいぞ。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 あせってはならぬ。せっかく住まいを移しても、移した先がまた電磁波の最強エリアでした、では笑えない。
 メルマガ的には笑えるが。





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電波塔からどれだけ離れれば安全なのか? その2 [2016年08月08日(Mon)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(152)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ほんとうに電波塔から300メートル離れればいいのか?
 フランスのこの指標は、いちおうの値を示さないといけないから、まあこんなところかな、ほんとはもっと離れないとやばいんだけど、そんなこと言いだしたらキリないし、ねえ、まあ、こんなところですよねえ、と、いちおう決定した仮の値なのでは?
 勘ぐる理由はいくつもある。
 まえに引用したところだが――。
 「オーストリアでの事件です。96年、夏ごろから、ある地域住民たちから、苦情がつぎつぎに噴き出した。はじめは数件だったのが、しだいに増えつづけ、狭い地域なのに12人もの住民が『変な耳鳴り』を訴えるようになった。
 すぐに“犯人”のめぼしはつきました。付近にデジタルのケータイ中継タワーが建設されてから、住民に異変が生じたのです。『耳鳴り』を訴えるひとたちの家は、その鉄塔からわずか30メートルから700メートルの位置に建っていたのです」

 もう1つ。「2キロメートル以内では『急性リンパ性白血病』3・57倍、『全白血病』1・83倍も発病していた」
 300メートルどころか、700メートル、2キロメートル離れてもやばいじゃん!
 でも、そうなると……逃げ場はないぞ。わたしが住んでいるのは、ドがつくほどの田舎だが、それでも、どこへ行ってもケータイが使えなかったことはない。
 電波は1つの基地局から数100メートル届く(地形によっては数キロ)。ならば、電波がとぎれないようにするには、数100メートル以内に電波塔をポンポンと建てていくしかない。ドコモ・au・ソフトバンクは競い合っているから、それぞれが絶対に電波がとぎれないよう血まなこで建てまくっている。3社が「それぞれ」数100メートルおきに建てているのだ。
 日本列島、逃げ場なし。
 完全に安全な場所はあきらめて、「まあ安全」な場所を調べるとするか……。
 いくつかの国の調査結果がある。

      ◇

 <基地局周辺の疫学調査の結果>

2003年 フランス(サンティーニ)
 基地局から300m以内で、吐き気、食欲不振、視覚障害、いらいら、うつ、性欲減退、記憶障害、不快感、疲労感を訴える人が有意に多い。また、女性は男性よりも症状を多く訴え、吐き気は5・9倍、食欲不振は3・6倍、頭痛は3・1倍、うつは2・7倍。

2004年 イスラエル(ウルフ)
 ネタンヤ市の基地局から350m以内に3〜7年住む622人を調査。発ガン率は全市平均の3・5倍で、女性の発ガン率は10・5倍。

2006年 エジプト(アブデル−ラッソウル他)
 基地局のあるビルとその向いのビルで働く85人と、約2km離れた被曝していない80人を比較。被曝した人たちはめまいが4・4倍、うつが2・8倍、睡眠障害が2・7倍、頭痛が2・7倍多かった。

2011年 エジプト(エスカンダー他)
 携帯電話使用者82人と、基地局から1500m以内に住む34人を6年間調査。被曝した人たちは副腎皮質刺激ホルモンなどが有意に減少。500m以内に住む女性(14〜22歳)は生殖に関わるプロラクチンが減少し、被曝期間が増えると減少率が高くなった。


植田武智、加藤やすこ『本当に怖い電磁波の話』

      ◇

 やはり2キロが理想のようだ。そして絶対に避けなければならないのもやはり300メートル以内。なるべくなら500メートルといったところか。
 あい、わかった。以上を踏まえ、「できるだけ離れる」しかあるまい……。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 人が住んでいない山奥なら電波塔はないが、生活手段もない。





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もし電磁波の安全地帯がなかったら? [2016年08月18日(Thu)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(153)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「ここ、あの電波塔だけじゃなかったよ。3本だよ! 3本に囲まれてる」
 家内が、帰宅するなりまくし立てた。
 「まじで?」
 「うん、さいきん車で走ってると電波塔ばっかり目についてさ、2本みつけた」
 後日、わたしは助手席のシートを倒し、いつものように病人らしく横になった。
 ちょっと走って、
 「ほら、あれ」
 家内が田んぼのかなたを指さした。
 ほんとだ。アパートの目の前ほどではないが、おそらく1キロ以内といったところか。
 「それと、あれ」
 あれも1キロか……。
 なんてこったい。
 こりゃ、先が思いやられる。いまのアパートはもう逃げ出すからいいとして、このぶんだと、こんなド田舎も電波塔のネットワークが網の目のように張りめぐらされているのだろう。
 引っ越し先、見つかるんかい。
 引っ越し先として候補地となりえるのは、周囲を見渡していちばん近くに目に入る電波塔をグーグルマップでしらべ、最低でも300メートル、なるべくなら500メートルの距離が確保できているところ。あわよくば、それよりも離れているところ(理想は2キロ)。
 んな場所、あるんかい。
 ところで、ここはド田舎だからケータイ基地局といえばこうした鉄塔なのだが、都会はちがう。ちょっとでも高い建物があって、その屋上に先のトガった棒がニョキッと空を向いていたら、それが基地局だ。田舎では高い建物がないので専用の鉄塔を建てざるをえないが、ビルやらマンションやらが乱立している都会は設置場所にこと欠かない。そこでコストを抑えるため、はじめから鉄塔くらいの高さがある建造物を利用するのだ。この記事を読まれて「そんならわたしも見つけてやろうか」とおもった方は、注意して街を歩いてみてほしい。
 で。どうするよ。
 近くのすべての電波塔から300メートル、いや500メートル離れている、そんな場所が見つからなかったら? それよりもまずいのは、そんな場所を見つけて引っ越したのに、なにひとつ健康が回復しなかったら……?
 「最悪、電磁波シールドか」
 たしか、そんなものがあるってどこかに書いてあったよな。あ、これだ。

      ◇

 基地局から約170メートル離れたところにあるNさん宅では、2005年12月24日から、当時、12歳の男の子が、夜、眠れなくなった。眠ろうとするが眠れず、泣いて「出かけたい」と、車に乗り込むようになった。(中略)
 その後、息子の症状が、「基地局から放射される電磁波に被曝したためだ」とわかったNさんは、電磁波を防御するシールドクロスを買い、窓や壁に張り巡らせた。すると、息子ははじめて笑顔を見せ、落ちついて本を読みはじめた。


古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

      ◇

 こういう最終手段も、いちおうはあるということか。
 この“シールドクロス”って、何だ?
 転ばぬ先の杖である。調べておこう。

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ケータイが出回りだしたころにくらべ、格段につながりやすくなった、というより、つながらないことがなくなった。みんなよろこんだ。
 だがかえって人間はつながらなくなった。この状態があたりまえになると、よろこんでいる人もいなくなった。
 電磁波の害だけが残った。





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