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松井 二郎
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ほんとうにクローン病「だけ」のせい? [2016年02月08日(Mon)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(136)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 いつも気になることがある。
 わが家の――といってもウサギ小屋というべきアパートだが――玄関をあけて一歩、外にふみだすと、まず目に飛びこんでくるのだ。

 携帯電話の電波塔が。


 


 これが玄関を一歩でたところの写真だ。
 目の前の景色いっぱいに、巨大な灰色の柱が天にそびえ、空に突きでたアンテナは円筒(えんとう)のかたちで胴体よりも太っている。ここからの距離は100メートルほどであろうか。

 はじめは気にならなかった。そもそもこれが何なのかさえわからなかった。
 携帯電話の電波塔だとわかったのは、散歩していたときである。まだ松本医院での治療をはじめたばかり、免疫のリバウンドが強く出ていなかったころのこと。朝、5分間ほど、近所を流れる川まで散歩するのを日課にしていた。その散歩コースの途中にこれがあるのだ。
 家を出るとすぐ、この灰色の鉄塔が近づいてくる。歩いている道路わきに、フェンスに囲まれた無人の一帯があって、その敷地の真ん中からニョキッとこいつが突っ立っている。見上げると、すごい圧迫感だ。
 なんの鉄塔だろうな? これ。
 知りたくて、敷地内をきょろきょろとのぞいてみた。鉄塔からすこし離れたところに、タテ・ヨコ・高さ2メートルほどの金属の箱が設置されているのをみつけた。その箱に書いてある。

 「NTT DoCoMo」

 ああ、これ、携帯電話の基地局だ。
 べつにイヤだとは思わなかった。へえ、そうなんだ、くらいのものである。気にせず、そのまま横を通り過ぎ、川縁(かわべり)をうろうろして、また横を通って家に帰っていた。
 それが、なぜ気になりだしかというと――。

          ◇

 わたしはこのごろ、すっかり、ボケた。
 原稿が書けないのである。書こうとすると、どうも、頭の中に靄(もや)がかかっているかんじで、何が書きたいのか、つかめず、つかんでも、ぼやぼやしていて、くっきりとした輪郭(りんかく)が見えないのだ。
 それでもねばって、パソコンのモニターに向かう、あるいはコピー用紙の裏にシャーペンを突きつけていると(手書きのときはいつもこれ)、少しずつ、輪郭が浮かびあがってきて、書けるようになってきて、けれども、どうも、輪郭がはっきりしない。描きたい対象物が、いつまでもぼやぼやとしている。なんとか、書き上げる。全力はつくした。内容も、みなさんにお見せできるものになっていると思う。でも、あまりにも時間がかかる。原稿を書くために読んだ本も、覚えられない。

 まえは、こうではなかった。クローン病になってからも、書きたいことはいつも明瞭、頭のなかも明瞭、パソコンをひらいて手が止まるということはなかった。詰まっても、手書きでアイデア出しをするとどんどん出た。もの覚えもよかった。本をいちど読めば、メモをとらなくてもあとで参照したいところをすぐ開くことができた。あるいは覚えることができた。

 それがおかしくなってきたのは、この家の中で「ほぼ寝たきり」になってからである。痔瘻(じろう)といって、肛門のまわりに穴があいてから、つねに化膿しているので痛くて椅子にすわれず、しかたなく食事から仕事まで生活のすべてを布団の上でするようになって、4年がたった。寝たきりというのは、こんなにもよくないことなのか。そう思っていた。
 しかし、このごろ、疑問をもちはじめたのだ。

 ――ほんとうに、それだけのせいか? クローン病だけのせいなのか?
 どうも、それだけではないような……。

 「まさかあの電波塔じゃないよなあ」

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 きょうから新シリーズをお届けしています。
 って見りゃわかるか。





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電磁波で記憶力が衰える [2016年02月18日(Thu)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(137)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ほんとうにクローン病、だけ、のせいで、わたしは頭が悪くなったのか?
 「まさかあの電波塔じゃないよなあ」
 アパートの玄関をあけると目に飛びこんでくるNTTドコモの電波塔。どうも気になる。
 ケータイの電磁波が体に悪いことはかねがね言われてきた。ならば、そのケータイ数千台数万台に電波を送る、親玉というべき電波塔が、悪くないはずがないのでは?

 と思って文献にあたりはじめたら、案の定であった。――(以下は引用)

          ◇

 電磁波を浴びると「物覚え」や「記憶力」が低下する。それを証明する動物実験もあります。「34匹のラットに迷路でエサまでの経路を覚えさせた。しかし、電磁波を浴びたグループはなかなか覚えられない。エサまでの到達時間も長かった」(米、ヘンリー・ライ博士)。つまり電磁波を浴びたラットは記憶力が衰え、方向感覚が低下するのです。ライ博士は「電磁波被ばくで、記憶をつかさどる物質アセチルコリンが減少する」と指摘しています。

船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』

          ◇

 じゃあ、わたしの頭がボケだしたのはやはり……。
 もちろん、クローン病のせいでもある。単純にトシをとったということもあろう。だが、あのケータイの親玉も、原因の何割かを占めているのでは?

 このことがわかってから、アパートの玄関をあけるたび、眼前に広がる電波塔の風景が気になっている。晴れた日も曇った日も雨も日も、電波塔は知らぬ顔をしていつもそこに立っている。あのてっぺんの尖(とが)ったアンテナから、目に見えないけれど、すごいものが出ているのだ。それがわたしの体をこの瞬間も貫いているのである。

 散歩するのも、ちょっと、イヤになった。
 いつもの散歩コースを歩く。だんだん電波塔が大きくなってくる。もっと歩く。金網のむこうで、電波塔が周囲のどの建物よりも高く、天を摩(ま)すように巨体を伸ばしている。

 「NTT DoCoMo」

 そう書かれた、おそらく鉄の箱であろうが、これは電源だ。これまたでかい。ACアダプターだったら何万個ぶんあるだろうか。これだけ大がかりな電源を必要とする電波塔は、いかほど強力な電磁波をまき散らしているのか?
 こんなところを歩いているわたしの体は、いま、いったい何がおきているのか?
 ただでさえ痔瘻(じろう)でおしりが痛く、歩ける日は少ない。それでも体のためにと歩いていたのだが、こんなところをウロウロしていたら、よけい体に悪いんじゃないか。

 わたしはケータイ基地局の害をしらべはじめたのである。すると……とんでもないことがわかってきた。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 もともとアタマ悪いんじゃないかとはツッコまないでください。





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記憶力だけでない、電磁波の害 [2016年02月27日(Sat)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(138)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 おしりが痛くても、体のためにと、ガマンして散歩していたのだが、こんな電波塔のまわりをウロウロしていたら、よけい体に悪いんじゃないか?
 いよいよ出不精になり、いよいよ頭が悪くなった。
 玄関のドアをあけては、電波塔が気になり、家のなかに入れば電波塔は見えなくなるが、その見えない電波塔が気になり、夜、寝ているときも、刻々と体を貫いているであろう電磁波が気になる。
 ついにわたしはケータイ基地局の害をしらべはじめたのである。
 すると、とんでもないことがわかってきた。――(以下は引用)

          ◇

 「アレッ、今、何をしようとしていたんだっけ」と、瞬間的に記憶喪失に陥る。
 「なんだか、最近、肩が凝る」
 「眠りが浅くて、すぐ目が覚める。子どもの寝起きも悪い」
 「なんとなく、頭がもやっとしていて、すっきりしない」
 「なぜか、手がかすかに震える」
 そんな症状を感じたことはないだろうか。

 また、庭の植物や室内の観葉植物に、「変わったこと」はないだろうか。例えば、葉先が本来なら3つに分かれるものが、5つに分かれていたり、あるいは、まったく分かれていなかったり、花びらが本来なら4つのはずが、5つあったり6つあったり。
 飼っているペット、とくに犬に「異変」はないだろうか。下痢気味だったり、毛が抜けたり、散歩の帰り、家に近づくのを嫌がったり。
 近くで、「なんだか、うつの人が多いね」という会話はないだろうか。

 そんな、日常の「ちょっとした異変」に気づいている人は、次のことを確かめてほしい。
 家や職場の周りに携帯電話基地局(以下、基地局)がないかどうか。近くのマンションの上に、ウインナーのようなポールがにょきっと建っていないか。少し離れた小高い山の上に、最近、鉄塔(基地局)が建ったということはないだろうか。(中略)
 これらのことに、心当たりがあるならば、ぜひ、本書を読んで、対策をとってほしい。それら「異変」の原因が、電磁波(マイクロ波)である可能性が高いからだ。

古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』

          ◇

 「何をしようとしていたんだっけ」
「肩が凝る」
「眠りが浅くて、すぐ目が覚める」
「寝起きも悪い」
「頭がもやっと」
「手が震える」。
 すべてビンゴ……。
 おいおいおい! 頭が悪くなるだけじゃないの? これらもすべて、クローン病だからだと思っていた。ちがった! これらも、クローン病「だけ」では、なかったのだ。

 このぶんだと、もしかして……まだ、あるんじゃないか?
 クローン病の薬も副作用は1つの薬で数10から数100ある。ケータイ基地局の「副作用」も、ほかに、まだまだ、あるのでは?

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 体に悪いことは気にしないほうが体にいいという考え方もありますが、程度によります。





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こんなにあった、ケータイ基地局の「副作用」 [2016年03月08日(Tue)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(139)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 クローン病の薬も、ひとつの薬で副作用は数10から数100ある。ケータイ基地局の「副作用」も、もしかしたら、無数にあるんじゃないのか?
 と思ってさらに文献にあたったら、案の定であった。――

(以下は引用)


          ◇

 都会では、マンションの屋上に取り付けられた「ソーセージのような」基地局が目立ち、地方に行けば、独立した基地局の鉄塔が、「聳(そび)え立つように」小高い山の上や平地の真ん中に建っている。NTTやKDDIなど、各携帯電話会社の自社ビルの屋上には、基地局(アンテナ)が、不気味なほど「てんこ盛り」状態で、ひしめきあっている。(中略)高速道路や幹線道路を車で走れば、次々と基地局の鉄塔が目に飛び込んでくる。すでに、「基地局が目に入らない風景」はなくなってしまったといってもいいほどだ。(中略)

 2003年、フランスの国立応用科学院は、基地局の近くに住む530人(女260人・男270人)の「健康被害」について行ったアンケート調査の結果を発表した。調査は、「高周波被曝疾患」として特徴づけられる16の「非特異的な健康症状」(NSHS)についてなされた。すると、次のような「注目される結果」が得られた。

(1)報告された症状は、基地局に近づくにつれて増加する。そして、基地局のごく近い位置(10メートル未満)でだけ、「吐き気」「食欲不振」「視覚障害」「運動困難」のような症状があった。

(2)基地局から離れたところでも、「疲労」「頭痛」「睡眠障害」といった症状は感じられる。特に、100メートル以内では、「興奮性」「うつ傾向」「性欲の減退」、200メートル以内では、「頭痛」「睡眠障害」「不快感」が多かった。

(3)200〜300メートルの間でも、「非特異的な健康症状」を訴える人々はいる。対照群(300メートル以上離れているか、あるいは、被曝を受けていない人たち)に比べて、特に倦怠(けんたい)感の訴えは、「統計的に有意」となっている。(後略)

(古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』)


          ◇

 ――出てきた症状をぜんぶ並べてみましょうか。「吐き気」「食欲不振」「視覚障害」「運動困難」「疲労」「頭痛」「睡眠障害」「興奮性」「うつ傾向」「性欲の減退」「頭痛」「睡眠障害」「不快感」「倦怠(けんたい)感」……。
 どれだけあるんだよ! 電磁波の「副作用」っ!
 あの書き方からするとこれでも全部じゃない、というよりごく一部のようだが……最後に、気になるものが。

 【倦怠(けんたい)

 これも電磁波だったのォ!?

 すでにさんざん述べたが、クローン病の治療、というより免疫力を上げる治療をはじめてから、なにがしんどいって、「怠(だる)い」のがしんどい。
 免疫力を上げると、常在ウイルスであるヘルペスウイルスを白血球がみつけだして攻撃するようになる。常在ウイルスなので放っておけばいいのだが、白血球の仕事は「異物をみつけしだい攻撃」なので、害があるかないかは関係ない。
 問題はヘルペスウイルスが神経に住んでいることだ。これを攻撃すると、とばっちりをうけた神経に炎症がおき、その神経の場所におうじてさまざまな症状がでる。

 たとえば夜、横になってテレビをみてくつろいでいると、いきなり足の先に「ピキーン!」とナゾの痛みが走って驚くことはないだろうか? あれがそう。
 仕事から帰って、ホッとしたときに、昼間は活動がにぶっていた免疫力がもりかえすので、無害のヘルペスを白血球がわざわざ見つけだして攻撃し、そのとき神経がチクッとやられるから、針でも刺されたような痛みが走るのである。
 これが極度に重度になると、つねに体じゅうが痛いという、膠原病(こうげんびょう)のなかでもいちばん重い線維筋痛症(せんいきんつうしょう)という難病になる。

 では神経に炎症がおきて感じるのは痛みだけかというと、ほかにもある。それが「怠(だる)さ」だ。
 炎症がおきている神経には異常な信号が伝わるようになるので、肉体は疲れていないのに疲れているという信号が脳に伝わり、脳に伝わればその情報がすべてなので、指先ひとつ動かないほどの激烈な疲労感にみまわれる。慢性疲労は少食でたいてい治ってしまうが、少食で治らないときは、ヘルペスウイルスと免疫との戦いが原因である。
 免疫力を上げる治療をはじめるとこの戦いが開始されるので、治療をはじめたのに慢性疲労という新たな病気まで抱えこんだように錯覚する。
 私だったら、1日に30回ほど便意におそわれ、すぐトイレにかけこまないと粗相(そそう)しそうなのに、あまりに怠くて布団から立ち上がることもできない。しかたなくトイレまで這っていくことがある。

 この状態が、1日くらいならいいが、365日だ。いまの治療の何がつらいって、この【倦怠(けんたい)】がつらいのだが……。
 これもヘルペス「だけ」じゃなかったのぉ!?

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 もちろん線維筋痛症も免疫力を上げ続ければ治ります。
 問題は痛みです。
 ふつうの医療では神経ブロック注射といって、免疫を停止させる薬をつかって痛みをなくす対症療法をします。しないと生きておれないくらい痛いのです。しかしこれと免疫力を上げる治療を併用すると、上げる力と下げる力の綱引きになってさらに地獄の泥沼になる。そこで、痛みをやわらげる漢方薬をつかって、免疫力を下げず、むしろ上げながら同時に痛みにも対処することが必要。それでも痛いので、あとは、いつ治るとも知れない治療を耐え切れるかが勝負です。





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IH、ケータイ、電話の子機はどうなの? [2016年03月18日(Fri)]

 ※このメルマガは2016年3月11日に配信されたものです。


 こんにちは。松井二郎です。
 SMAPさんの報道はすっかり落ち着いたようですね。一時は過去の映像ばかりになった「スマスマ」も、また新しく収録されているようで安心しました。
 そのスマスマで、SMAPさんはいつも最後に呼びかけています。

 「震災の復興のためにはまだみなさまからの応援が必要です」


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   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 3・11のあの日から、きょうで5年になりました。
 現地に駆けつけるボランティアさんは年々減り続けているそうです。平成23年5月には18万2400人おられたのが、昨年12月は3900人でした
岩手・宮城・福島の3県のみを合計、災害ボランティアセンターでの受付者数)。

 きっと、誰も、忘れているわけではないけれど、あまりテレビでも報道されなくなったし、何とかなっているんだろう、と、ぼんやりイメージしているのかもしれません。かくいうわたしが、そうでした。
 では現実はどうなのか?
 とおもって、ちょっと検索してみたんですが、こんなホームページをみつけました。

  バンキシャ!HP「ナゼ復興は進まない?」
  http://www.ntv.co.jp/bankisha/voice/index.html

 同3県でのアンケート「あなたの周辺で復興は進んでいますか?」に対して、4割のかたが「進んでいない」と回答しています。
 SMAPさんが、いつもスマスマの最後で案内しているのが【東日本大震災 復興支援財団】です。
 こちらのホームページから、クレジットカードでいますぐ寄付が可能です。

  東日本大震災 復興支援財団
  http://minnade-ganbaro.jp/shien/donation/



   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 さて。
 きょうはメールをご紹介しますね!

          ◇

> 松井さんへ
>
> いつもメルマガをありがとうございます。
> 大変参考にさせていただいています。
>
> 電磁波の副作用、恐ろしいですね。
> 私の自宅の近くにも、大きな基地局があり、心配ですが、
> それよりも自宅で使っているIH調理器や、
> ケータイ、電話の子機の方が影響が大きいでしょうか?
>
> たとえば職場の電話(子機タイプ)を長時間使うと、
> 頭痛・耳鳴り・目の奥の疲れがひどいです。
> 何とかしたくて、電磁波防止のグッズを探していますが、
> 種類が多すぎてどれにしたら良いかわかりません。
> 電磁波防止グッズ、必要か否か、必要ならどんなものが
> おススメか、などお教えいただければ幸いです。
>
> 寒かったり、急に暖かくなったり、花粉やPMが飛んだり、
> 体調を崩しやすい季節ですが、どうぞお身体大切に。
(Hさま)

          ◇

 ありがとうございます。
 ケータイ基地局の話が一段落したらお返事しようと思っていたのですが、ことが緊急のようですので、予定を変更してお返事を先に書きます。
 まず、危険度の順にならべると、

  ケータイ基地局 > IH調理器 > ケータイ > 子機つき電話

 となります。それも圧倒的にケータイ基地局が断トツで、基地局に比べたら、そのあとはゾウとアリくらいのものです。それでも「比べたら」の話であって、ぜんぶ人体に害があります。
 ケータイ基地局については次回以降も話が続くので、きょうは IH調理器以下について、ササッとお答えします。

 まず、その IH調理器ですが、これは電子レンジのフタをあけっぱなしでチンしているようなもので、いや、「ようなもの」じゃなくって、まさしくそういう調理器具であり、調理器具と呼べるようなシロモノではありません。
 いま使っている方は、すぐに代替品に取りかえるべきです。
 ベストはガスです。
 でも、家の事情で電気を使わないといけない方もおありでしょう。そうであれば、値段は張りますが「ラジエントヒーター」というものがあります。

  (メーカーホームページ)
  http://mfg-kk.com/

 これは昔ながらのニクロム線のコンロを強化したような調理器。単純に電気抵抗で熱を発生させるだけなので安全です。
 すがたかたちはIH調理器とそっくりで、ふつうにIH調理器を新品に交換するのと同じ手順で交換することができます。自分でやる自信がなければ電気屋さんにやってもらいましょう。

 つぎにケータイです。これは脳腫瘍の原因になるといわれています。ケータイから出る電磁波の7割は頭に吸収されるからです。
 対策は【とにかく頭から離すこと】
 考えうる方法としては、

 ・イヤホンマイクをつける。
 ・スピーカーモードで話す。

 の どちらか。
 イヤホンマイクはホームセンターのカー用品コーナーで売っています。ハンズフリーにするための商品ですが、べつに車を運転していなくても、ケータイは手から離して話すべきなのです。
 もっと手軽なのはケータイの「スピーカーモード」という機能です。機種によってはないものもありますが、通話中にスピーカーのアイコンが出る機種だったら、そのアイコンにさわると「スピーカーモード」になります。こうすると相手の声が大声で聞こえ、こちらの声は小声でも相手に届く。ケータイを放っぽりだして話せます。まわりに人がいない(会話を聞かれても困らない)ときは、ぜひ利用してください。

 つぎに電話の子機ですが、これも脳腫瘍の原因になるというデータがあります。
 使っていない人に比べて、1年以上使った人の脳腫瘍の発生率は1.4倍、10年以上で2.5倍になります。これはケータイとほぼ同じ数字です。
 さらに、子機じたいの害もありますが、それよりも「子機つき電話」そのものがよろしくありません。
 親機と子機の関係は、ちょうどケータイ基地局とケータイ電話の関係だからです。つまり家のなかに小さなケータイ基地局がある状態。もちろん規模がちがうのでさっきも申し上げたようにゾウとアリくらい違いますが、しくみは同じなので、気分が悪ければ無線式はやめて有線式にとりかえることです。……めっちゃ不便ですけど。
 ここをどうバランスをとるかですね。便利をとるか、健康をとるか。いいところで調整をつけるしかありません。
 ただこれを職場で使わないといけないとなるとどうしようもないので……可能なかぎり通話時間を短くする(できれば3分以内)。そのために事前にメールですむことはすませておく。でもクレーム対応とか、電話そのものが仕事だとそれもできないので、右の耳と左の耳と、とっかえひっかえ話すしかないです。

 最後に電磁波防止グッズですが、すみません、わたしが自分で効果を確かめることができたものは、いまのところありません。なので、責任をもってご紹介できるものがないです。
 それでもよければ、ひとつ、ケータイ用の防御グッズだけは知っています。

  テクノAO
  http://amazon.co.jp/o/ASIN/B000JDJI6A/jironosyosai-22/

 これはケータイから出る自然界にない周波数の電磁波を、自然界にある周波数に変えることで、その害を軽減するものだそうです。開発者の増川いづみ博士はマサチューセッツ工科大で修士、ミシガン州立大で博士号をとっている人なので、そこいらのマユツバ商品とは違うのでしょう。増川博士によると「他の防御グッズは、ほとんどダメですね。アメリカ政府や軍、メーカーのトップクラスは、すべてこれをつかっています」とのことです。

 ――今回は、ざっくりとお話ししましたが、これではぜんぜん話し足りないので、またの機会に、まとまった特集を組むことをお約束いたします。
 ではまた!




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 どうぞよろしくお願いします。

東日本大震災 復興支援財団
http://minnade-ganbaro.jp/shien/donation/

クレジットカードで、いますぐ寄付が可能です。





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電波塔の悪影響が最も出る距離は? [2016年03月28日(Mon)]

 こんにちは。松井二郎です。
 いやぁ、びっくりしました。
 前回、おひとりのメールにお答えしたら、質問のメールがいっぱい! 届きまして。
 こんなとき、「あぁ、みなさん、メルマガ読んでくださってるんだぁ」としみじみ思います。こんな、死にぞこないが書くメルマガを(笑)

 ありがとう〜

 さてしかし、同時に、ちょっと困っちゃった。
 いまケータイ電波塔のことを書いていますが、これ、「クローン病中ひざくりげ」の一環というか、これからの展開に必要だから書いているのでして、わたしの予定では、電磁波の話は可能なかぎり はしょって、まずは「クローン病中ひざくりげ」を先に進めるつもりでいたのです。早く、いま現在の松井まで、話を追いつかせたいものですから。そのあとで、ゆっくりじっくり、電磁波の特集を組むつもりでした。(いただいている質問がすべて解決する内容です)
 でもこの反響の大きさを考えると……う〜ん、ひとりじゃ決めらんなぁい!
 なので、お力を貸してください。
 今後のメルマガの展開をどっちにしたらいいか、アンケートをとりますっ! あなたの考えを教えてください!
 クリックひとつで投票完了しますのでよろしくお願いします。


 ※このアンケートはすでに終了しています。ご協力ありがとうございました!

 ◆「クローン病中ひざくりげ」を進めてほしい

 ◆電磁波特集を先にしてほしい


 クリックされた結果で次回からの内容が変わります。ありがとうございます!
 では連載のつづきをどうぞ。




  ◆続・クローン病中ひざくりげ(140)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ケータイ基地局の「副作用」、どれだけあるんだよ!
 てか、怠(だる)いのはヘルペスじゃなかったのぉ!?
 もともとわたしは、24時間つきまとうすさまじい怠(だる)さを治したくて、甲田医学に出会ったのである。
 少食で、いったんは治った。しかしクローン病を治すために免疫力を上げはじめると、以前ほどではないにせよ、再び、あの甲冑(かっちゅう)でも着たような、体にまとわりつくすさまじい怠さが戻ってきた。
 免疫がヘルペスウイルスを攻撃しはじめたからだ、と思っていた。もちろんそれもある。
 でも……これも基地局の「副作用」かいっ!

 さらに引用を続けると――。

          ◇

 そして、これらの結果を踏まえた上で、次のような結論を出している。
・被曝する人々は、「性別や年齢などによって、感受性が異なる」。
・基地局からの距離が100メートル以内の場合には、「基地局を正面から見通せる場所で、もっとも悪影響がでやすい」。
・予防原則の視点に立つと、「基地局は人々の住んでいる場所から300メートル以上離して建てるのが望ましい」。

(古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』)

          ◇

 「基地局を正面から見通せる場所で、もっとも悪影響がでやすい」……。
 うち、おもいきり正面から見通せますけど! なんの障害物もありません。はい。じつによく見えるであります。
 しかも「基地局からの距離が100メートル以内の場合」?
 これはマジやばいんじゃないのか。どうだろう……歩いてみたかんじでは、うちからおよそ100メートルといったところだが……。

 よし。「グーグルマップ」で調べよう!

 小ネタであるが、グーグルマップ、2点間の距離をかんたんに調べることができる。右クリックして「距離を測定」を選び、2点を順番にクリックすると、間にものさしが現れて直線距離が表示される。
 ではさっそく測ってみましょう。うちの場所を表示させて、右クリ、「距離を測定」、うちの場所をクリック、あの電波塔、あったあった、電波塔をクリック、と。距離が表示されました。

 145メートル。

 「正面から見通せる」「100メートル以内」。条件ぴったりホールインワンではないものの、カップそばまでは寄せていますね。
 ……。
 マジやべぇじゃねぇか!!

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 電磁波のこと以外にもご質問をいただいてますが、直接の回答はできないのと、すべてのメールをメルマガに反映できるわけではないことを、なにとぞご理解ください。でもメールはぜんぶ読ませてもらってますよ!どうもありがとう!!





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どれくらいでヤバい? 電磁波の「強さ」 [2016年04月08日(Fri)]

 こんにちは。松井二郎です。
 お待たせしました。アンケートの結果を発表します!

 ……その前に、とにかくお礼を言わせてください。
 すっっっ
ごくたくさんの方がクリックしてくれて、さらに一言メッセージもいっっっっっっ
ぱい届きました。
 みなさん……ほんとうに
ほんとうに

どうもありがとう!!! (ToT)

 では、結果です! ジャジャン!!


  ◆「クローン病中ひざくりげ」を進めてほしい
  190票

  ◆電磁波特集を先にしてほしい
  189票


 か
完全にまっぷたつ <(*o*;)>

こんなことってあるのね〜!

これは……どうすればよいのでしょう???

うーん……
うーん……

うーん……


よし!
こうします!

まず【電磁波特集の前半 <ケータイ基地局編>】を書きッ、
つぎに【クローン病中ひざくりげ】を進めッ、
そのあと【電磁波特集の後半 <ケータイと家電編>】を書くッ!!

これしか方法が思いつきません。これでいいですか?


 それでは、当初の予定ではケータイ基地局の話もササッと はしょって、あとで詳しく特集を組むつもりでしたが、まずはケータイ基地局の害を、ばっちり、みっちり、こってり、ぜんぶ書きます! ……こってり書くほどあることが問題ですが。
 では
 いきまーす!




  ◆続・クローン病中ひざくりげ(141)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 電波塔からわが家の「距離」は最悪だとわかった。
 つぎは「強さ」だ。

 たとえ電波塔がどれだけ近くにあってもたいした電波が出ていないなら、頭がモヤモヤするのもすさまじく怠いのも物忘れをするのも肩がこるのも眠りが浅いのも手が震えるのも、思い過ごしということもあろう(ないと思うが)。
 そこでこんどは、電波塔がまき散らす電磁波の「強さ」がどれくらいだと体に悪いのか、を調べた。
 すると……さらに驚くべき事実はここからなのだった。――(以下は引用)

          ◇

 2005年7月22日、ある「報告書」が、当時のシュレーダー・ドイツ連邦首相に送られた。送ったのは、バルトマン・セルザム医師を代表とするドイツの医師グループ。内容は、「調査によって、パルス※ 化されたマイクロ波※ による健康への悪影響が明らかになった」というものだ。

(※引用者註:
 パルス……極めて短い時間だけ流れる電流や電波。また、そのくりかえし。
 マイクロ波……ここでは「電磁波」と同義。)

彼らは、報告書の冒頭で、次のように記している。
 「この報告書は、原因を求める医師がいなかったために、何年もの間、パルス状のマイクロ波によって人々が病気になっていたことを示している。それが原因で、家庭において、仕事場において、マイクロ波に被曝している人々は苦しんできた。そして、今も、苦しんでいる。彼らは、治療を受けていない。決定的な、効果的な治療は、被曝を終わらせることだ」
 そして、「たいていの医師は、『証明できない多くの病気とマイクロ波との間の関係に気づかなかった』ということに責任がある」とも記している。
 彼らは、オーバーフランケンで、自分たちの家で、長期間にわたって、「放射線」※ に被曝している356人の医学的苦情を評価し、「パルス状のマイクロ波は、特有な症状が複合しているような、以前にはまったく知られていないような新しい病気を引き起こす」としている。

(※引用者註:「放射線」……これも「電磁波」と同義。危険度が放射線と同じであるという意味の皮肉。)

それらの症状は、次のようなものだ。
 睡眠障害・疲労・集中力欠如・物忘れ・言葉のでない状態・うつ傾向・耳鳴り・聴力の急喪失・聴力低下・めまい・鼻血・視覚障害・頻繁な感染症・静脈洞炎・関節と手足の痛み・神経と筋肉の痛み・しびれ・心臓のリズム障害・血圧上昇・ホルモン障害・寝汗・吐き気、など。

(古庄弘枝『見えない汚染「電磁波」から身を守る』)

          ◇

 ――いったん、引用を切るが……どれだけあるんだ!
 最後が「など」で終わっているから、もっとあるのだろう。

 わたしよりもこれは、家内が危ない。ここに挙がっている22の害のうち、11が当てはまっている。
 家内も、このアパートに住むようになってからひどいのだ。家内はメニエール病といって、耳の神経で免疫とヘルペスが戦うために耳鳴り・難聴・激烈なめまい(立っていられないほどぐるぐる回る)という症状があるが、ここ数年で悪化した。このアパートに住んでからである。
 そしてわたしと同様、物忘れがひどくなった。ふたりで、おかしい、おかしい、とは言っていたのだ。
 わたしはクローン病のせいで、家内はその介護のストレスで……とおもっていたが、もちろんそれもあるのだろうが、……これも電波塔かい!

 で? これらの症状は電磁波の「強さ」がどれくらいだと出るのだ?
 引用を続ける。こむずかしい専門用語(電力密度とかマイクロワットとか)は気にせず、まずはお読みいただきたい。――

          ◇

 彼らは、症状と電磁波密度との関係も調べた。すると、以下のようなことが明らかとなった。

・電力密度がわずか「0.001μW(マイクロワット)/cm^2(平方センチ)」でさえ、30%の人は病気になっている。
・電力密度が「0.001μW/cm^2」以上であれば、約95%の人が悪影響を受けている。

 これらの分析結果から、医師たちは、「電力密度で『0.001μW/cm^2』以上の電磁波にさらされるような場所にある基地局は止められなければならない」と、課題を提起している。

(同)


          ◇

 単位がわからないからチンプンカンプンだ。
 0.001。どうも、えらく弱い電磁波でもヤバいという印象ではあるが……。

 では、電波塔がまき散らしている電磁波は、実際にはどれくらい「強い」のか?
(こんども何ギガヘルツとか専門用語が出てきますが、電磁波特集<後半>で触れるのでまだわからなくていいです)――

          ◇

 各国の「電磁波・電力密度の最大被曝限度値」をみると、多くの国が、「ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)のガイドライン」を「規制の根拠」として、自国の規制値を決めている。
 そのICNIRPのガイドラインは、「900MHz(メガヘルツ)で450μW/cm^2」「1.8GHz(ギガヘルツ)で900μW/cm^2」となっている。「電力密度『0.001μW/cm^2』でも、30%の人が病気になっている」というドイツの医師グループの報告などを見てきたが、これらと比較したとき、ICNIRPの規制値が、いかに「殺人的な数値」か、ということがわかる。
 ところが、日本は(米・カナダも)、そのICNIRPの規制値を超えて、「900MHz(メガヘルツ)で600μW/cm^2」「1.8GHz(ギガヘルツ)で1000μW/cm^2」という、世界一高い「最大被曝限度値」を定めている。つまり、「自国民に、世界中でいちばん高い被曝を強要している国」が日本ということになる。

(同)

          ◇

 1000って、0.001の……100万倍じゃないかっ!

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 あまりにもたくさんのメッセージ、うれしすぎるので、ちょっとだけご紹介しますね。すべて載せられる数ではないので、一部ですが。どうぞ〜

 ----(ここから)-----


松井さん!初めまして!
クローン病中ひざくりげ読ませて頂いています。
松井さんの前向きな姿勢に感服し、見習わなければと思っています。
病気が完治されますことをお祈りしてます。
(YAMAZARU さま)


いつもメルマガを楽しみにしています。内容は壮絶なんですがユーモアがあるので感動とともに笑えます。私は健康体なので逆に少しでも不調になると大騒ぎします。だから松井さんの病気と共に生きる忍耐力はすばらしいと思います。これからも自然治癒力を生かして回復できるよう願っています。頑張ってください。
(Kさま)


いつもメルマガ読まさせていただいております。有益な情報を毎回ご提供下さり、誠に有り難う御座います。
(Hさま)


有料メルマガとともに楽しみに拝読しております。
がんばってください。
(Tさま)


鍼灸の勉強してます。
松井さんのおかげで、クローン病、覚えました。
(Sさま)


メルマガ、毎回楽しみに読んでいます。
二ショッカー歴8年!
きっかけは花粉症。
完治はしていないですが以前より軽くなっています。
まあ、対処方法が巧みになっただけかも^^;
今は「花粉症も含めて私なのだ!」
と考えています。
おかげで心が快調です。
松井さんも色々あるでしょうけれど
起きる事に良いも悪いもなくすべて経験!
メルマガ、ガンバ^^
(MAY さま)


いつも楽しくメルマガ拝見しております。過日、高槻の松本医院まで行きました。経済的なもので長くは続けられなかったですが、様々な事がわかりました。ありがとうごさいます。これからも書き続けてください。楽しみにしてます。
(たかます さま)


クローン病の松井さんが、どう、クローン病に立ち向かうのか、完治はまだか?に注目しています。
なぜなら私もクローン病で治療については悩んでいるからです。
電磁波の事も、知りたいですが、クローン病の事が終わってからでお願いします〜〜。
(Mさま)


もう10年以上前から拝読しています。
有料メルマガもとってました。
松井さん、いつも渾身のメルマガありがとうございます。
私の座右の銘は
『生きちょるだけでまるもうけ』
ですよん。
さんまさんの名言ですが、娘のいまるちゃんがこの言葉から名づけられたってご存知ですよね?
(しお さま)


このメルマガに出会ったおかげで2ショッカーに変身し、10代の頃より今の方が断然体調が良い生活を送ることができております。
どうか、御自身と心身共に向き合って全快して欲しいと願っております。
(Kさま)


体調はいかがでしょうか。毎回楽しみに(回復されていく過程を楽しみに)読んでいます。電磁波も関心ありますが、まずは続きに関心があり、こちらに投票しました。ROMがほとんどですが、こういう機会に「応援してるぜ!」とお伝えしたく投票したというのが一番の意図ですので、本当はどちらからでもOKですよ!!
(みけにゃんこ さま)


こんにちは!日刊のほうも合わせて読ませていただいています。ほんとにありがたい情報です。陶板浴とか建材とか。月500円でこんなにいいのでしょうかと思います。もっと皆さん読んだらいいのに。もったいないです。
(Kさま)


松井さんが想像をぜっするたいへんさを敢えてひきうけ命がけで追及されていることのひとつひとつにいつも嘆息しつつ、読ませていただいています。完治を信じ、心よりいのっております。
電磁波のことは必要と思った方は調べる方法があるでしょうから、松井さんご自身の病との闘い〜勝利記録をじっくり続けていただきたいと思います。
(Eさま)


松井さん、メルマガを読ませていただいています。
中々改善しない病状に一緒に一喜一憂しております。
私も膠原病で松本医院で治療しておりました。
2年ほど続けましたが、かなり病勢が落ち着いた事と
なにせ治療費の高さで今は行っておりません。
松本医院での処方に近い漢方とサプリで現状維持といった所です。
お互い頑張りましょう。
(Kさま)


松井様の強靱な精神力に驚いています。自分と比較し、これほどまでにがんばれる人がいるということに対して・・・・
(Iさま)


いつも興味深く拝読させて頂いてます。
アグリさんのお米も購入しました。
アーモンドにカシューナッツも。
メルマガからはユーモアと前向きな印象のみを受けますが、
松井さんには、必ず完治されて欲しい!
本当に心からそう思います。
それは、今後、未来永劫無病とは言えない私達の希望でもあるからです。
応援しています。
そして、これからも楽しみに拝読させて頂きます。
(ccremon さま)


潰瘍性大腸炎のものです。いつも読ませていただいており、とても参考になり、勇気付けられ、感謝しています。これからもよろしくおねがいいたします☆ご健康をお祈りしております☆
(のり さま)


いつも拝読しています。私はリウマチですが、参考にさせてもらっています。
電磁波については、各自でも調べられると思います。影響が大きいですよね。
私は本筋である松井さんの経過を読みたいです。
大変だと思いますが、楽しみにしている読者が沢山いますので
体調と相談しながら頑張ってください。
元気になるのが一番の報告ですから。
(Tさま)


闘病生活を応援しています。最近も西式甲田療法はされているのでしょうか?私は松井さんのメルマガを読んで西式甲田療法(木枕使ってます。生玄米粉も食べています)を始めました。
(ごめす1番 さま)


メルマガいつも楽しみにしています。
便利さゆえに目をそらしている問題を取り上げていただき勉強になります。
企業や政府の圧力に負けず?どんどん追及していってください。
応援しています!
(Mさま)


いつも読ませていたたいております。年下の友人が痔ろうだと騒いでいます。穴が開いていて手術をしなければ治らないと落ち込んでいます。こんな大変な人も居ると二郎さんのメルマガを紹介させていただきました。いま、わたしが興味のある「電磁波」をクリックしましたが、「膝栗毛」も捨てがたいです。交互にというのはどうでしょうか?
(Sさま)


松井さん、初めまして。
ずーっとメルマガ読ませていただいています。電子書籍も。
いつも大変なのに、読み手には楽しい文章でありがたいです。
私は潰瘍性大腸炎で、松井さんのメルマガを励みにしております。
せめて、現況が良くなっているのか、どういった状況なのかだけでも知りたい!といつも思っています。実際、現在は少しは良いのでしょうか?だといいのですが!
あまり長く書くと松井さんの執筆の邪魔になるのでこの辺で。
私もまだまだこれからですが、松井さんが1日でも早く、普通の生活ができるように、回復されますよう、心からお祈りしております!
(Iさま)


いつも楽しみに読ませてもらってます。松井さんの文章は味があって大好きです。これからも楽しみにしてます。病気の克服も近づいてきましたね、応援しています。こちらの話もお聞きしたいですが、今日は基地局のお話をリクエストしました。うちの近くにも携帯電話の塔が立ってます。気になりますよね。放射能の影響も、こちら埼玉県ですが、本当はかなり気にしています。これはタブーのようですが…。ずいぶん前ですが結婚なさったと聞いて喜んでいます、奥様と仲良く楽しくお過ごしください。
(Rさま)


ちゃんと読んでますよ〜。
もう何年になりますかねぇ?
10年近くになりますか?
もうちょっとよくなってると思ったんですけどねぇ。
良くなること祈ってますよ。
良くなってくれないともうメルマガ解除できないですから(笑)

でも今はちょっと電磁波のこと知りたいです。
認知症と電磁波に関係性があるとかも聞いたりしたんで。

応援してますから。
お体お大事に。
これからもメルマガよろしくお願いしますね
(Tさま)


いつも興味深く読ませて頂いています。
松井さんの探究心と努力、そしてひたむきな姿勢に励まされています。
未来を信じてこれからも私たち読者に勇気を与えて下さいね。
そして影ながら応援しています。
電磁波か膝栗毛かですが、電磁波も気にはなりますが膝栗毛のほうがもっと気になるので、よろしくお願いします。
(Mさま)


いつもメール心待ちにしています。
松井さんの完治を心より祈っています。
(Yさま)


だいぶ前から読ませていただいてます。
大変な状態の中にもかかわらず・・思わずフッと笑ってしまうのは
松井さんのお人柄と思います。
何がなんでも・・藁でも何でもしがみついて復活してくださいね。
(Tさま)


いつもためになる内容のメルマガを熟読させていただいています。本当にありがとうございます。お身体の具合が少しでも良くなるよう祈っています。
(感謝してます さま)


何とか回復されるところまで経過を見守っていきたいと願っています。
ゆるゆると頑張ってください!(笑)
(Sさま)


想像を絶する闘病生活、なんとも言葉を失うばかりですが
松井さまが一日も早く良くなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
(Tさま)


私は去年、痔瘻の手術しました。痔瘻だけでも大変なので、お気持ちお察しいたします。
(いったん さま)


いつも楽しく又たくさんの学びを頂き感謝しています。松井さんの病は必ず治ると信じておりますのでこれからもメルマガで色々教えてください!電磁波の話はとても興味深々です!あと添加物の話も。これから少食の世の中になっていくと信じてる一人であり、いつも応援しています!
(慈恩 さま)


クローン病を患っている息子も、4年前から松本先生のところでお世話になっております。松井さんのおかげで、分からないことや、忙しい先生には質問しにくいことなどを学ばせていただいております。お互い完治に向けて頑張りましょう。これからも応援しています。
(Yさま)


いつも何年も、本当に楽しみに読んでます。
普通では知りえなかった情報を頂いてます。
松井様のご健康を心からお祈りしております。
(Kさま)


ずっと応援しています。メルマガも毎回必ず読んでいます。今現在の松井さんが知りたいです。
(Tさま)


去年から朝食を抜くのを取り組んでおります。その分 間食しちゃったりもありますが…。
拝読しては、どれだけキーボードに向かうことすら大変だろうと、思いをはせております。
闘病の姿で、色んなことを訴えて、人の役に立ち、励みになっていると思います。
必ず良くなる道中と思っています。ゆっくり、時々、の発信を、楽しみにしております。
(Nさま)


このメルマガと、勝間和代さんのフリーのメルマガはとても楽しみに読ませてもらってます。
(Kさま)


大変な出来事をおもしろくそして理解しやすくしてくれる松井さんにはただただ脱帽です。毎回読みながら感心しております。早く日常生活が送れるようにお祈りしておりますね。
(たけ さま)


 ----(ここまで)----


 みなさん……
 ありがとう、しかありません。





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眠れないアパートとケータイ電波塔 [2016年04月18日(Mon)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(142)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 単位はよくわからんけど、強さ0.001で睡眠障害・疲労・集中力欠如・物忘れ・(中略)・吐き気などなどになるのに、日本の電波塔から飛んでいる電磁波の強さは……1000!
 ひゃくまん倍だとぉぉぉ!?
 これはヤバい。ヤバすぎる強さだぞッ!

 その電波塔から、わたしのアパートは150メートルの距離……。
 一刻も早く、ここから避難しなければいけないのではないか?

 いや、待て。しかし、逃げたところで、日本じゅう、電磁波、張りめぐらされているだろ。
 だって、どこにいたってケータイはつながる。日本列島スキマなく電磁波が飛んでるんじゃないのか。

 いや、それでも……ここはやはり特別に電磁波が強いのではないか。電波塔はあちこちに立っている。が、まったく均等の距離で設置されているのでもないはず。うちのアパートのような最悪なところ(ホットスポット)もあれば、比較的、穴場というか、うまく基地と基地のあいだが離れたスポットも、ポツンとあるだろう。
 そういう、「逆ホットスポット」を探して……引っ越す?

 どのみち、引っ越しは、しなければいけないと思っていたのだ。一人暮らしのあいだだけのつもりで借りた狭い部屋だし、となりの部屋の会話がまるぎこえだし、それなのに昼夜逆転生活している兄ちゃんがとなりにいて、深夜1時に帰宅するとテレビを大音量でつけ、「いけー!」「よっしゃあああー!!」と朝まで叫んでは拍手して、どうやらスポーツ観戦が趣味らしく(まるぎこえなので番組もわかる)、こっちはよほど眠くならないと眠れない。不動産屋に3回も苦情をいったがなにも変化がない。

 いよいよこれは引っ越すときがきたか。

 じゃあ、いまから物件を探す、というより「逆ホットスポット」を探し始めるとして……もうちょっとケータイ基地局の害を勉強しておこう。まだまだ、こんなものではないにちがいない。
 と思ってさらに文献にあたったら、案の定であった。まず――

          ◇

 あなたは、最近、ぐっすり眠れていますか?
 「不眠症」に悩む日本人が急増しています。その、原因は近くに建ったケータイ中継タワーからのマイクロ波によるストレスの可能性が大です。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)


          ◇

 ……ただでさえ眠れないのに、電波塔のせいでも眠れてなかったんかい!
 引用を続けると――

          ◇

 世界中で、ケータイ中継タワー等からの電磁波で不眠症が多発しています。(中略)
 放送タワーや携帯中継タワーは付近住民に「不眠症」をひきおこす。(中略)
 スイスでの調査報告です。ある地方(シュワルツェンブルグ)のA、B、R、C4地区での「睡眠障害」発生率を比較したものです。
 この地域には、短波放送タワーがあり、24時間、電波を放射しつづけていいます。(中略)92年にくらべて96年の方が、「睡眠障害」が2〜4倍に急増しています。

 なぜでしょう? 4年間で電波出力が増えたからです。なお、B、R、C地区の住民は、平均0.1μW/cm^2という超微弱な電波を受けていたにすぎません(99年、アベリン博士ら)。(中略)
 この研究でスイスの研究者たちは「睡眠障害と電磁波の間には、因果関係がある」と断定しました。その原因は「電磁波の脳への鋭敏な反応性による」という。

 具体的には――(1)睡眠の質、(2)慢性疲労、(3)ガンと関連した器官変化、(4)神経ホルモン(メラトニン)減少……などをあげています。
 メラトニンは脳中枢の、あずき大の松果体(しょうかたい)から分泌されています。松果体は“磁気器官”で、太陽などからの電磁波を感知して、昼夜のリズムをきざんでいます。その生命リズムが、放送タワーや携帯中継タワーの電波で、乱されるのです。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)


          ◇

 やっぱ引っ越さなきゃだぁ〜!

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ていうかアパートのカベ薄すぎ……。





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ケータイ電波塔で耳鳴りになる [2016年04月28日(Thu)]

 松井二郎です。
 熊本地震の義援金にどうかご協力ください。

 こちらは
クレジットカードとTポイントが利用可能です。

・Yahoo!ネット募金
http://docs.donation.yahoo.co.jp/report/kumamoto.html


 ローソンのLoppiでも募金できます。

・Loppi募金 操作法
http://www.lawson.co.jp/service/loppi/detail/bokin_qr.html


 その他の方法は
日本赤十字社ホームページをご確認ください。

・日本赤十字社「平成28年熊本地震災害義援金」
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/


 なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 では連載の続きです。




  ◆続・クローン病中ひざくりげ(143)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 いまケータイ電波塔の害を調べているところであるが、布団のホコリのように、叩けば叩くほど出てくる。
 今回ご紹介するのは――

(以下は引用)

          ◇

 「イライラする変な音が聞こえる……」
 オーストリアでの事件です。96年、夏ごろから、ある地域住民たちから、苦情がつぎつぎに噴き出した。はじめは数件だったのが、しだいに増えつづけ、狭い地域なのに12人もの住民が「変な耳鳴り」を訴えるようになった。
 すぐに“犯人”のめぼしはつきました。付近にデジタルのケータイ中継タワーが建設されてから、住民に異変が生じたのです。「耳鳴り」を訴えるひとたちの家は、その鉄塔からわずか30メートルから700メートルの位置に建っていたのです。

 ウィーン大(環境健康研究所)のM・クンデ博士は、これら住民の自覚症状に着目しました。被害者たちを診断すると、それぞれが、さまざまなストレス症状に悩んでいた。
 「耳の変調」「頭痛」「皮ふのつっぱり感」「不眠」……などなど。
 とくに「耳の変調」は多様でした。「外耳のズキズキ不快な痛み」「耳鳴り」や「気分が悪くなる」。それも「高音」と「低音」の2種類があるという。さらに、住民は、それらを具体的にたとえる。高音は「歯医者さんが歯を削る金属音」「蜂の大群がブンブン飛ぶ羽音」「1匹の蚊がうるさく、まとわりつく感じ」。
 じつにリアルな表現です。
 低音は「ディーゼルエンジンの音」「遠くから聞こえる旧式の飛行機エンジン音」「ポンプの音」……。これら「音」が24時問、耳の中で鳴りっぱなし。それが、つねにつきまとう。(中略)

 被害者たちは「真夜中の1時から3時のあいだに、いつも目がさめてしまう」と訴える。
 医者たちは、かれらを徹底的に診断しました。しかし心因性疾患や内臓疾患もいっさい認められなかった。こうして、徹底調査の結果、被害者たちは、全員、ケータイ中継タワーからの、ある特定の周波数に反応していることが判明しました。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)


          ◇

 ――耳鳴り、わたしもひどい。「キーン」という高音が24時間きこえている。
 免疫力を上げる治療をはじめてからこうなったので、白血球とヘルペスウイルスが耳の神経で戦っているせいである。が、

これも、それだけじゃなかったんかいっ!

 それに……電波塔から700メートルの距離でも害があるだとぉ!?
 いや、驚くにはあたらないか。人体に害がある強さの100万倍の電波が飛んでるんだもんなぁ……。

 (つづく)




 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ちなみにわたしがきこえるのは聴力検査の音です。





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ケータイ電波塔でダウン症になる [2016年05月08日(Sun)]

  ◆続・クローン病中ひざくりげ(144)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 布団のホコリのごとく叩けば叩くほど出てくる電波塔の害、そろそろ叩き終えたいところであるが、じつは、ここまでは序の口。恐ろしいのはここからなのだ。
 では、いま読んでいる本から引用……する前に。
 この「引用」について、大切なお話を。

 このごろ、つい引用が長くなっている。それだけ電磁波の害が多く、引用したい箇所も多いからなのだが、著作権法で「引用」というのは、本人の著作物(コンテンツ)のなかで3分の1までと決められている。だから、参考文献を100文字引用したら私は200文字は書かないといけない、のであるが、長文の引用をしたときにそれをやるとメルマガの分量がすごいことになってしまう。
 そこで、「クローン病中ひざくりげ」のコンテンツ全体でこのバランスがとれるようにするので、1回のメルマガが ほぼ引用で終わることがあっても、なにとぞご了承ください。

 では、引用する。
 あの病気もこれが犯人だった。――

          ◇

 ダウン症状は細胞の染色体異常でおきる病気です。
 「先天性の染色体異常症の一種。英国の内科医J・L・ダウン(1828〜1894)が発見した。(原因は)ヒトの21番目の染色体の過剰によっておきる発達性障害で、先天的な心疾患をともなうことが多い」(『広辞苑』要約)
 医学界は「原因不明」ととぼけています。しかし、じつは電磁波被ばくで激増しているのです。

 「軍部のレーダー操作員の父親から生まれた子どもは、いちじるしく高いダウン症発現率をしめす」(65年、米、A・T・シークラー博士)
 レーダーのしくみは、アンテナから強力な電波(マイクロ波)を放射して、その反射波から対象物を捕捉するものです。だからレーダー装置は、つねに強力な有害マイクロ波を放射しつづけており、オペレーターも被ばくしてしまうのです。レーダー操作室は
 「×時間以上、在室禁止」
 と「警告」されています。軍部も、とっくの昔にマイクロ波の人体有害性を知っていたのです。

 マイクロ波を放射するのはレーダー・アンテナだけではありません。
 放送用アンテナも、同様に強い電波(マイクロ波等)を発信しています。その有害電波が住民を直撃するのです。
 悲劇の街があります。アメリカ、ニュージャージーに人口2万5000人ほどの小さな町ベーノンがあります。この街には電波中継塔が林立して、異様な風景を醸し出しています。
 電波中継基地の数が、90年代当時でも、全米5位というから密集ぶりがわかります。
 「この町のダウン症の発症率は、おどろくべき高率である。それは、全米平均の約10倍にたっしている」(ベッカー博士)
 現地の市民グループは「町民が電波中継塔から過度のマイクロ波を被ばくしたため」と告発しています。しかし、放送局も米国政府も、いっさい、この悲劇を黙殺しつづけています。それは日本でも同じ。電磁波の有害性を告発することは、現代社会では最大級タブーなのです。せまい日本列島に、携帯電話の中継塔が雨後のタケノコのように林立しています。悲劇はこれからもくりかえされるでしょう。

(船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』)

          ◇

 ――このごろダウン症の子があまりにも多い。テレビのドキュメンタリー番組をみていて、そう感じていた。
 生まれてきた命は、なんらへだてはない。「悲劇」という言葉が適切なのかどうか、わたしにはわからない。ただ、番組をみていると、本人も、親御さんも、涙ぐましい努力で生きている。そんな家族が、このごろあまりにもひんぱんに紹介されている気がしてならなかった。
 生まれつき遺伝子の異常でなったことなら、それはその子の個性である。だが、遺伝子の異常がケータイ基地局によって起きているとしたら!
 起きなくていい「悲劇」が、どれだけ起きているのか……。

 (つづく)




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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 病気の原因を知ってから、闘病のドキュメンタリーをみると感動よりも憤怒がおきてしまいます。





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