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松井 二郎
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コレステロールの正しい基準値はこれだ! [2020年08月28日(Fri)]




 やあ諸君、ごきげんよう。松井じろーだ。
わたしの探偵事務所へようこそ。


 ジョシュー「じろー! 
ほんとに
アホチン剤が必要な人って
数値がどんだけの人なんだ?」

 じろー「スタチン剤ですね」

 これすてローラ「あたしの数値はね、
ウフフっ♪
ヒミツー。
だけど、あんまし高くないよー」

 じろー「いまの基準値だと
220をこえたら
コレステロールが高い、
いわゆる高コ血症ってことになってます。
薬も、これをこえたら
出されてしまう。
でも、
近藤医師が提案する基準はこれとは
ぜんぜんちがうのだ。
最後にそこを読んでみますよ」


(以下は引用)


        ◇


 日本人は、高コ血症であっても
冠疾患による死亡は
少ないのです。
それなのに
スタチン剤を服用し、
がん死や
総死亡が増える危険を
冒すべきでしょうか。


 以上を要するに、
日本のガイドラインの診断・治療の基準値は
撤廃するか、
もっと引き上げる必要があります。

後者の場合、
総死亡の一部を占めるにすぎない
冠疾患ではなく、
総死亡の率を目安にすべきです。


 一案として、
血中コ値が
260mg/dl 以上の
どこかのレベル
(たとえば280mg/dl)
を、
高コ血症と診断するための
基準値とする。


 しかし薬物療法に関しては別に考え、
280mg/dl 以上の
どこかのレベル
(たとえば300mg/dl)

薬物療法開始のための基準値とする、
というものがあります。


 20歳以上の日本人女性のなかで、
血中コ値が
220mg/dl を超える者の割合は
24.6%ですが、

260mg/dl を超える人は
2.7%です。

 男性ではそれぞれ
20.6%、
1.6%
ですから、

そのように診断・治療の基準値を変えるだけで、
スタチン剤の処方率が
現行の
100分の1程度になり、
国民医療費もずいぶん節約できます。


 見方をかえれば、
現在処方されている
10人のうち
9人以上は、
まったく意味のない薬のために危険にさらされ、
かつ医療費を払わされているわけです。


 (近藤誠『成人病の真実』
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        ◇




 ジョシュー「これでスッキリしたな! 
読者のみんなー! 
ここまで読んでくれてどうもありが」

 じろー「まーだーでーすー。話は
クライマックスですが
まだエンディングじゃないんですー」

 これすてローラ「でもあたし、
薬ぜんぜん飲まなくていいって
わかっちゃった。
もう終わりでいいよー」

 じろー「いーやーでーすー。あと1回だけ
続くのー」




 はい、つづく☆





 ◆ まだコロナが不安なら
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ◆ 編集後記
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ジョシュー「じろー、あたしはほんとは
続けてほしいんだ」

 じろー「アメとムチっ!」





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