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歴史上のあの人物もモンゴル乳酸菌のおかげ!? [2018年11月18日(Sun)]

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  ◆NS乳酸菌とは
  4章 NS乳酸菌のすごさ(1)
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    モンゴルとNS乳酸菌




 さあ、ようやくNS乳酸菌の話になりますよ。お待たせしましたっ!
 前回までの話は、わたしも書きながら「乳酸菌って思ってた以上にすげぇな」とビビりまくっていたのであるが、ここからは、もっとすごいぞ。NS乳酸菌を安倍総理が飲んでいるのもうなずけよう。

 NS乳酸菌を開発したのは、モンゴル出身の金鋒(ジン・フェン)博士である。開発者というより、発見者というべきか。
 金博士は、どうやってNS乳酸菌を見つけたのだろうか?

(以下は引用)


          ◇


 SARSをきっかけにして始まった私の乳酸菌研究は、まず世界中の論文を読むことから始まり、次いで乳酸菌の原種を採取して、単菌ごとの機能や効果効能を調べることでした。
 それぞれの国には「バクテリア・バンク」があります。いろいろな細菌もストックされていて、研究者はだれでも取り寄せることができます。しかし、乳酸菌そのものは身近にあるものです。漬物や発酵乳からたくさん採取することができます。

 私は中国の内モンゴル自治区のフホホト(内モンゴル自治区の首府)で生まれました。民族としては蒙古族です。
 私はふと、子どものころに食べた、モンゴルの伝統食である「原生ネギの漬物」を思い出しました。モンゴル高原には背丈が15センチほどの原生ネギが群生しています。草原の人びとは「シャーツォン」(沙ネギ)と呼びます。生でももちろん食べられますが、食物が乏しく厳しい冬季を過ごすためには、漬物などの保存食は、生きのびるために必須です。
 その漬物から採取した乳酸菌は、桿菌(かんきん)で、しかも大型のものでした。続いて、これまたモンゴルの伝統飲料というか、夏の期間だけ飲める「酸馬乳」(発酵馬乳)からも乳酸菌を採取しました。日本では一般に「馬乳酒」といいますが、酒というイメージにはほど遠い飲み物です。感覚的には甘くないヨーグルト飲料みたいなものです。

 酸馬乳は、馬が乳を出す夏期(7〜10月)だけ飲める遊牧民のご馳走です。子馬が飲む馬乳を母馬から少し分けてもらい(搾乳し)、スターター(発酵菌が残っている酸馬乳)に加えると1日で発酵し、アルコール度2.5〜3.0%の飲み物ができます。むかしのモンゴル人の男性は、夏、1日にこれを数リットルも飲んだそうです。いまや世界最強の力士といえば横綱の白鵬でしょう。彼はモンゴルにいたときは日に5リットル以上、酸馬乳を飲んでいたと聞きましたし、現在も夏期に帰国すれば毎日飲んでいるといいます。

 酸馬乳はとても不思議なものです。牛乳と違い、発酵してもタンパクの沈殿あるいは凝固が見られません。牛乳よりさらっとしていて、半透明な感じです。牛やヤギの乳に比べてこんな薄い飲み物でも、子馬がちょっと飲んだら、親馬を追いかけてよく走ります。私はその酸馬乳からも乳酸菌を採取しました。そのほか、ヤギやヒツジなどの発酵乳やチーズからも、いろいろな種類の乳酸菌を採取していったのです。

 「灯台もと暗し」といいますか、これらモンゴルの大草原から採収した菌の遺伝子を特定し、種類を調べ、その効果を実験してみると、すごいことがわかってきたのです。私の故郷にはとんでもない宝物があったのです。
 私はこれらの有用な働きをする乳酸菌群を、その学術名とは別に、「NS乳酸菌」と総称するようにしました。NSは「New」と「Sun」の頭文字をとったものです。日本語にすれば「新しい太陽」「新日」です。この乳酸菌が人びとの健康にとって新しい太陽のような存在になってほしい。私はそういう願いをこめて名づけました。また、語呂遊びかもしれませんが、「New Sun」は「にゅうさん」と読めます。


金鋒[ジン・フェン]著『「NS乳酸菌」が病気を防ぐ』



          ◇


 NS乳酸菌って……ダジャレだったんかいっ!(笑)

 安倍総理が潰瘍性(かいようせい)大腸炎でも元気なのは、NS乳酸菌を飲んでいるから。NS乳酸菌は、モンゴルの乳酸菌。白鵬も、モンゴルの乳酸菌を飲んでいる。
 モンゴル岩塩は、わたし、まえから愛用してるけど……すごいよ! モンゴル!


      ◇


 では次のコーナー。
 なのですが。
 「クローン病中ひざくりげ」をしばらくお休みにして、NS乳酸菌特集の2本立てでお送りします。
 われながら「展開おせぇな!」とツッコミながら書いてるので^^;
 忘れたころに届くメルマガですし、何の話をしてたんだかわかんなくなっちゃうからね。(私が)

 では、続き!




  ◆NS乳酸菌とは
  4章 NS乳酸菌のすごさ(2)
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    歴史上のあの人物もモンゴル乳酸菌のおかげ!?




 NS乳酸菌は、モンゴルの乳酸菌だ。そのモンゴルの乳酸菌で育ったのが白鵬で、「酸馬乳」という乳酸菌たっぷりの発酵乳を1日に5リットルも飲んでいたとのこと。
 白鵬が強いのは、もちろん日ごろの稽古のたまものだろうが、それを下支えしているのが、白鵬の腸のなかにいる乳酸菌だとしたら……。モンゴルのひとが強いのは、モンゴルの乳酸菌が強いということか。
 もしかして、モンゴルの力士って、みんな白鵬みたいに乳酸菌をガブガブ飲んで大きくなったのでは? だったら日本の相撲界がモンゴルに席巻されているのもうなずける……。

 さて、日本とモンゴルといえば、こんな人物がいたが――

(以下は引用)


          ◇


 突然世界の歴史に現れ、モンゴル大帝国を築いたチンギス・ハン。世界史上の英雄の1人ですが、彼は1人で世界を征服できたわけではありません。軍隊が強かったからです。
 軍隊が強かったのは乳酸菌があったからです。(中略)

 チンギス・ハンは巨大なモンゴル帝国を築きましたが、遠い外国へ兵を派遣するとき、ホームシック対策をする必要があるのに、彼の軍隊はその必要がなかったのです。
 なぜかというと、遊牧民の彼らは、ふだんいっしょに生活しているヒツジ、馬などの家畜をいっしょにつれて遠征したからです。肉や乳製品もふだんどおり食べていました。だからホームシックにならない。ストレスもあまり感じない。アレルギーにもならない。戦場にいながら、ふだんどおりの生活ができていたのです。

 もう1つつけ加えたい私の感想は、蒙古人によるアジアから欧州までの版図拡大は、武力による征服だけでなく、思想と道徳的なものもあったということです。元(げん)の時代に、蒙古人以外で、武力でほかの国を征服し、統治したり植民地にすることは長く続けられませんでした。よい共生菌を身体につけると、精神の安定、冷静、理性的な考えができたからだと、私たちの研究から推論できます。元は滅びましたが、その後、インド、中東、東欧までの統治はずっと長く続けることができました。(中略)

 チンギス・ハンの軍隊は、ふだんの生活をそのまま遠征先にもちこめたことと、乳酸菌の豊富な食品が日常的な食べ物だったことで、二重の恩恵を得ていた。だから強かったのです。


(同)



          ◇


 ――乳酸菌がえらく壮大な話になったものだ。
 ちなみに歴史上で最も多く子孫を残したのもチンギス・ハンだそうである。2004年にオクスフォード大学の研究チームが発表した説によると、チンギス・ハンの子孫は1600万人いるらしい。うん、よほど元気になるんですね、乳酸菌で。
 ただし、これはチンギス・ハンが多くの妻をめとったという話ではない。『モンゴル帝国史』によると、チンギス・ハンはこんなことを言っている。
「男たる者の最大の快楽は、敵を撃滅し、これをまっしぐらに駆逐し、その所有する財物を奪い、その親しい人々が嘆き悲しむのを眺め、その馬に跨(またが)り、その敵の妻と娘を犯すことにある」

 ……どこが「道徳的」なのだ?
 まあ、こんな野蛮人でもなきゃ、地球の陸地の25%を征服することなどできないが。
 もっとも、これはチンギス・ハン個人の価値観であって、彼の部下や政治にあたった人物は道徳的だったのかもしれない。そうでなければ、やはり世界の25%を統治することはできないだろう。

(つづく)








 ◆ 編集後記
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 日本人力士もモンゴルで合宿でもしたらどーだろ。





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